ＳＵＰＥＲＮＡＴＵＲＡＬ　ＴＨＥ　ＡＮＩＭＡＴＩＯＮ　＜ファースト・シーズン＞

このあいだシーズン５で
なにやら兄弟でクイズ形式で闘ってたのをみました

ジャケットだけみて
レンタルする癖がついつい。。。
今度こそ。。。説明をちゃんと読みます

でも、なかなかカッコイイ絵で
ホラーっぽいのかとドキドキみましたが
いや。。。モンスター？幽霊？が可愛く描かれてて
海外ドラマ版よりある意味観やすいのかも。。。？

退治の仕方がいたってシンプルでわかりやすいけど
さすがに彼らがどうしてこんなことしてるか
そういったことはまだまだ先になりそう

ドラマ版を知らないで観たとしたら
この謎さ加減も楽しそうですが
すこし物足りない方は
ドラマ版が良いかも

あーでも両方観てたいので
続きも観ちゃうか考え中です

特にシーズンファイナルはディーンの声をジェンセンがやってるので最高です。
きちんと実写版の流れに添いながらアニメならではの話もあるので、退屈しません。
スパナチュファンにはお勧めです（＾＾）

ケーブルＴＶで本作品が流れているのを観た。色合いやコントラスト、シャープさは、かなり劣化していた。ブルーレイに較べたらヒドイものだ。けれど、作品の内容を考えると、むしろオンエアの荒れた映像の方が作品の雰囲気に合っているような気がする。クリアで発色のいい映像は、アクション・ホラーに不似合いだ。(笑)

第13話(013) 水に棲むもの
湖畔の街で起きる水難事故。被害者は皆、バケモノに襲われたと言うが、確証はない。しかし、その地方では農産物の不作やミツバチの大量死など不可解な事件が相次いでいた。悪魔が関与していると推測したサムとディーンは調査を開始する。――というお話し。
アニメのオリジナル・ストーリー。独自性を出そうとしてか、展開は短絡的。というか説明的。(笑)　気持ちは分かるが、これまで積み上げて来た物語世界を逸脱してまで“日本”を意識した作品を作る必要があったのか疑問が残る。実際、何も解決しない。尻切れトンボだ。(失笑)　脚本も作画もお粗末だった。――それにしても、○ッ○とは……。(溜息)

第14話(014) 再会
ハンターのダニエル・エルキンスが何者かに殺される。その手口からヴァンパイアの仕業と睨んだサムとディーンは調査に乗り出す。ところが、２人を待っていたのは、父のジョン・ウィンチェスターだった。ジョンは再会を喜ぶでもなく、エルキンスが所持していた“コルト”を探すように命じる。サミュエル・コルトが作った魔物を殺せる唯一の銃だ。それがヴァンパイアの手に渡っている。何としても取り返さなければならない。けれど、あれこれ命令する父にサムはキレる寸前だった。――というお話し。
こちらはドラマ版のエピソードをベースにした一編。ドラマ版の初期のシーズンでは、父と息子の確執がテーマの一部だった。キャラクタの実在感を強める一助にもなっていた。しかし、アニメでは、その重要性は薄れている。もう少し何とかならなかったのかと恨み言の一つも言いたくなる出来映えだった。回をおうごとに作画がヒドくなっているような気がする。(泣)

放送枠は30分。ＣＭを除くと正味23分程度か。イントロダクションやオープニングタイトル、エンドロールも使い回しだから物語部分は20分満たないだろう。その中で起承転結させるのだから、かなり厳しいものがある。
製作日数も予算も限られているだろうから推敲する時間は皆無に等しい。悪く言えば、やっつけ仕事だ。どこまで描き込めるのか、監督にしてもアニメーターにしても日数と予算と時間枠との攻防になる。「もっと動かしたい」「デッサンが狂ってるから描き直したい」とか思っていても、それが許されない状況なのには同情を禁じ得ない。
業界全体で製作環境の改善に取り組まないと人材が育たないゾ。みんな東南アジアに持って行かれてからでは遅いのだ。(苦笑)

ちょっとだけオススメ！

サムの超能力の発現として“予知夢”が描かれる。脳裏に浮かぶフラッシュバックのような映像が、未来の出来事を表しているわけだ。そんな経験をしてみたいものだ。
昔から予知夢とか正夢とか、未来を夢見る現象が民間には伝承している。それが事実なのかどうかは知らない。少なくとも、私の周りには経験者はいないし、私も経験がない。
――というより、私は夢を見ない。厳密には覚えていないだけかも知れない。たまに夢の断片的な映像が、朝起きた時に残っていることがあるからだ。それも年に１回か２回程度。後は、寝たと思ったら直ぐ朝だ。(笑)　時間の経過を感じない時すらある。
だから、悪夢にうなされて夜中に起きたこともない。幸せな体質をしているらしい。フレディに襲われる心配は、まずないな。(笑)

第11話(011) 悪夢ふたたび
男が殺される予知夢を見たサムは、記憶に残る映像を手掛かりに男のもとへ急行する。しかし、一歩及ばず、男は命を落としてしまう。サムとディーンは、今回の件に悪魔が絡んでいると睨み、男の葬儀に訪れる。そこで、男の息子、マックスと知り合う。彼は「うちは何の問題もない」と話すが、何かを隠していることを２人は直感する。――というお話し。
オリジナルが面白かっただけに、本作品はイマイチ。“マックス”というキャラクタの造形が“日本風”であることが気になった。オリジナルのドラマ版で描かれたマックスは、いびつな青年だった。長年、虐待を受けて育った孤独感や絶望、憎悪などが、青年の体格や顔つきを歪ませる。演じた役者さんの名前は忘れてしまったが、まさにそれを体現していた。
それに較べると、アニメの方は、如何にも日本風な引きこもりの根暗青年にしか見えなかった。「僕だけならガマン出来た」なんて台詞は、ボケボケの日本人にしか書けない。米国における児童虐待の現実は、もっと深刻なのだ。（と思う）

第12話(012) 孤独な戦士
サムとディーンが父親のジョン・ウィンチェスターを探して旅を続けている。一方、ジョンは自分の妻を殺した“黄色い目の悪魔”を探していた。そして、ようやく自分と同じように妻を殺された男がいることを突きとめる。男は“黄色い目の悪魔”が生後間もない娘に血を飲ませていたことを告げる。――というお話し。
こちらはアニメ独自の作品。ジョンを主人公とした一編。ウエットなテイストは好きじゃない。最近、本シリーズを観ていて思うことは、本国アメリカでどのような評価を受けているのだろうか、ということである。“ファーストシーズン”と銘をうたれているからには、第２シーズンもあるのだろう。何だか不思議なことである。

或る意味、夢を見られる（覚えている）人が、私は羨ましい。良い夢も悪い夢も、寝ていることの証しのように思えるからだ。寝入った次の瞬間に翌日の朝を迎えると、何だか損をしたような気がして仕方ない。目覚めがスッキリしていないと尚更だ。だから、遅くまでグズグズと起きているのかも知れない。
夢の解釈は、さまざま。足をケガしている時は、犬に足を噛まれる夢を見るとか、身体の状態と夢の中の出来事を関連付ける話しを、よく聞く。――まぁ、飲み屋でネエーチャンを口説く時に使うような話題だ。ところが、世の中には夢判断の本がたくさん出版されている。驚くことに著者が精神医だったり心理学者だったりする。何と胡散臭いことか！　星占いと同じレベルの話題だと思うのだがなぁ……。
夢は第三者に見せることが出来ない。極めて個人の領域だ。どんなに偉い先生が何を語ろうと、口から出任せの当て推量でしかない。もし、予知夢ってのが現実的にあったとしても、それが予知だなんて認識できないだろうなぁ。

ちょっとだけオススメ！

各話の冒頭に、ジェンセン・アクレスとジャレイド・パダレッキのコメントが流れる。２人揃ってコメントをする時もあれば、１人の時もある。これから始まるエピソードがドラマを下敷きにしたものだとか、最近のアニメの技術はスゴイとか社交辞令まで喋る。何だかガッカリである。たぶん、台本があるのだろうが、劇中の演技と違って２人とも心なしか恥ずかしそうだった。(笑)

第09話(009) ベガスの神様
カジノでツキまくって大金を儲けたディーン。しかし、古銭を拾ったことから運命は逆転。さまざまな災難に見舞われ始める、というお話し。原因は“貧乏神”の仕業。オリジナルに“ウサギの尻尾”を巡る１話があったが、それを換骨奪胎した感じの一編だった。善く悪くも日本風の仕上がりで、とても『スーパーナチュラル』には思えなかった。「これって『ブリーチ』だよ」と言われたら「あー、そうなんだぁ」と答えただろう。そんな作品だった。(笑)

第10話(010) 月光
オリジナルをベースにした１話。狼男に咬まれた女性の悲劇が描かれる。オリジナルのドラマは、シリーズ中でも屈指の名作だ。ラストシーンに余韻が残り、出演者の演技も真剣で気合いがはいっていた。けれど、本作品には、それがない。アニメの幼稚さが露骨に現れた作品だった。作画に携わる人たちは、ドラマ版『スーパーナチュラル』を何度も観て、その世界の空気や雰囲気を肌に染み込ませた上で、作業に当たって欲しいと、つくづく思う。愛情や敬意の感じられない出来映えだった。

イントロダクションの映像は、いわゆる“映像特典”である。ファン・サービスってヤツだ。ただ、２人がラフな格好でカメラに向かって喋っているのを見て、一般視聴者には「ムダだよなぁ」と思ってしまった。
本シリーズの視聴者層はかなり狭いだろう、と以前のレビューに書いた。『スーパーナチュラル』の熱心なファンで、然もアニメファンがターゲット。しかし、２人のコメントは一般向けだ。マニア向けではない。そのギャップが妙に居心地が悪い。これは製作サイドの方針が一貫していないせいだろう。
困ったものである。

それでも、購入者に向かって話しかける２人は、健気だ。カメラの色温度の設定が日本向けのせいか、彼らの肌が赤らんで見える。もしかしたら、ドラマよりこちらの方が実際の印象に近いかも知れない。デジタルの勝利だな。(笑)

ちょっとだけオススメ！