100歳の少年と12通の手紙

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100歳の少年と12通の手紙 / ミシェル・ラロック

全体の平均評価点:(5点満点)

18

全体の平均評価点:

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「100歳の少年と12通の手紙」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「地上5センチの恋心」のエリック・=エマニュエル・シュミット監督が、自身のベストセラー小説を映画化した感動ドラマ。白血病のために死を目前にした少年が、残されたわずかな日々を懸命に生き、自らの人生を全うする姿を切なくも心温まるタッチで綴る。白血病を患い小児病棟に入院する10歳の少年、オスカー。自分の余命がわずかと知り心を閉ざしてしまう。困り果てた病院長は、大人たちの中で唯一遠慮なく接してオスカーと心を通わせていた口の悪いデリバリーピザの女主人ローズに助けを求める。そこでローズは、落ち込むオスカーに1日を10年と考えて日々を過ごし、その10年間の人生を毎日神様宛の手紙に書いてみてはどうかと提案する。

「100歳の少年と12通の手紙」 の作品情報

作品情報

製作年: 2009年
製作国: フランス
原題: OSCAR ET LA DAME ROSE/OSCAR AND THE LADY

「100歳の少年と12通の手紙」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:18件

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1〜 5件 / 全18件

生死と向き合わせる方法が目からウロコ。 ネタバレ

投稿日:2011/05/08 レビュアー:MM3

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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劇場公開時にきになりつつも
「多分よくある難病ものかな」っていう先入観から観なかった映画。
でも、気にはなったので観てみると・・・・

ん???
確かに難病を患い、余命短いオスカー少年の物語ですけど・・・
なんだろ?
非現実的っていうか、オスカーも
両親も、ピザ屋のローズも
なんか、ピンとこない設定っていうか。
なんとも表現が難しいですが・・・
どっちかつーと「おとぎ話的」な感じ?

そういう意味では見事に予想を裏切る映画だったんですが、
どうも、一歩引いて観てしまう自分がいました。

残り12日、1日を10年間として生きてみると?
っていうローズのアイデアで
このオスカー少年が10歳でありながら
人生を体験するのです。

女の子に告白し、結婚し、離婚し・・・
というようなことを。

で、時がたつにつれ、
やはり想像上の人生と同様、自分の体も弱っていく
という。

アイデアとしてはとてもいい気がします。
残された短い人生をいかに過ごすかという点では
オスカー少年はとても充実してたことでしょう。
想像上の「老いからの衰弱」が
現実の「難病での衰弱」と一致するので、
すんなり死と向き合う覚悟が出来たのでしょう。

その点では「目からウロコ」な感じです♪

ひじょーに極端な話ではありますが、
「今を一生懸命生きる」を
おとぎ話的にアレンジして問いかけた映画だったのかな?と感じました。

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その時を迎える準備が出来たオスカー少年は幸運だと思う

投稿日:2011/04/13 レビュアー:飛べない魔女

何をやってももう病気に抗うことが出来ないのであれば、
みんなに愛されて
みんなに守られて
みんなに支えられて
オスカー少年は、その時を迎えられることが出来たわけだから、たぶん幸運なんだと思う。
ある日突然、得体のしれない自然の猛威に巻き込まれて、あれよあれよという間に命を失っていった
沢山の子供たちの命のことを思わざるを得なかった。
自分の命とは何か、自分の人生とは何か、そんなことを振り返る余裕もなく、あっという間にいなくなってしまった子供たちの命はどうなんだ・・
そういう映画じゃないのに・・
あくまでもファンタジックに死を迎える準備をした少年の物語なのに・・
ずっとそのことが頭から離れずにいた。

少年の早すぎる死ということをテーマにしているのにも関わらず、決してお涙ちょうだい風に作らなかったことは正解だったと思う。
そしてオスカー少年から愛と勇気をもらった大人たち、それが少年の命の引き継ぎなのかもしれない。

ひとつ気になったこと。
親ならば、少年の命が数日であることを医者から告げられたのならば、何を置いても、子供の側にいようとするのではないか?
子供の顔を見るのが辛いとか、そんな理由で病院に来ないのはおかしいと思う。
1分1秒でも長く子供の側にいようとするのが親じゃないのかしら?
私だったら病院に寝泊まりして、少しでも同じ空気を我が子と一緒に吸っていたいと思うもの。

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だから私は、初めて息子に、言葉に出して想いを伝えた♪

投稿日:2011/04/09 レビュアー:KASPAR

いかにも!な感じに見えたので、劇場で横目でチラ見しながらも、
観るのをやめた『100歳の少年と12通の手紙』を観ました♪

ふむふむ(・〜・)オモイキリファンタジーだすな!!!

ハナからリアリティを放棄した絵本的展開は、
あまりにも潔くて、逆に気持ちよかったですヽ( ´ ▽ `)ノ親子に向けた絵本的ファンタジー

まぁ、満足できたか?っつーと、個人的には微妙な部分も多かったですが、
キリスト教圏の絵本映画として、これはこれでOKな映画かな〜((φ(・д・。)

◇◆◇

基本的には、子供に"今を大事にしましょうね!"を教える映画で、
まぁ、当たり前やけど、それは非常に良いことなんで、全く文句は無いんですが・・・

監督(=原作者)の"子供に見て欲しい!"っつー気持ちが、かなり前に出てるせいなのか、
表現を子供っぽくし過ぎてるのと、"死"を軽くし過ぎてるので、のめり込むまではいかんかったっすね〜(・〜・)

子供が出てくるシーンに関しては、そんな感じでイマイチやったんすけど・・・
子供が全く出てこないローズが息子を引っ叩くシーンは、かなりグッときました(T_T)

まぁかなりサブのエピソードで、
ローズが変わったことを強調するためにあるだけのシーンなんで、
ぜんぜん描きこみは足りてないんすけど、
ある意味偶発的な、映画の一瞬の瞬発力がこのシーンにはあったっすね♪

ワンシーンだけで、この家族の背景がスーッとすんなりクリアに見えたっすね((φ(・д・。)
ちょいこのシーンは感心(°∀°)b

◇◆◇

ちょっと不満はあるんすけど、まぁ良かったです♪
個人的には、死の軽さと宗教との距離感が気になるので、オススメはし難いっすけど、
良いことを言ってるのは間違い無いので、まぁ見ても損は無いかなと思います((φ(・д・。)

個人的満足度 68点! オススメ度 70点!

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違和感ぬぐえず。 ネタバレ

投稿日:2011/04/14 レビュアー:パープルローズ

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余命わずかの少年と中年女性の心の交流。
「いい映画だった」と素直に思いたかったんだけどな。どうしても違和感がぬぐえず。

どんなにいたずらを仕掛けても、誰も叱ってくれない。
こっそり病院にやってきた両親は、自分に会わずに帰ってしまう。
そんな大人たちの態度から、自分の病気は相当悪いのだと察したオスカーが、偶然会ったピザ配達の女性マダム・ローズの口の悪さに惹かれ、「マダム・ローズとしか話したくない。」と言い出すとっかかりの部分はとてもよかったんだけどな。

なによりもこのマダム・ローズが正体不明。
ピザの宅配も真面目にやってるようには見えないんだけど、注文がもらえるのかと期待してやってくると、頼まれたのは死にかけの子供の相手。
「私には無理!!」
と強硬に拒否しつつ、オスカーに会ったとたんに、
「1日を10年と考えてみよう。」だの「神様に手紙を書いてみよう。」だの、様々な提案をしてくるのだが、それほど子供の扱いに慣れてるあなたは一体何者??

スノードームの中で繰り広げられるレスリングの試合などのファンタジックなシーンにも馴染めなかったのだが、オスカー主体の物語だから彼の空想なのだから許すとして、途中から主体がオスカーからマダム・ローズに変っているのに、結局この人の正体が最後まではっきりしない(元レスラーの恋人がいること、子供がいて夫と離婚係争中らしいことなどは明らかになるけど)ことも気にいらず。

飛べない魔女さんご指摘の、オスカーの両親の態度にも納得がいかず。

安らかな最期を迎えるべきオスカーが、1日に10年ずつ年をとっていくことによって、年寄りみたいなことを言い出すのも、なんだか聞いててつらかった。

奇麗事すぎて感動できなかった「やさしい嘘と贈り物」をなぜか思い出してしまったんだけど、なんかあれと似た臭いがすると思ったら、原作者と監督が同じという共通点が。自分のつくった「いい話」に酔ってるような感じがしました。

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サヨナラダケガ人生ダ ネタバレ

投稿日:2011/10/01 レビュアー:ykk1976

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コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

(于武陵の詩「勸酒」井伏鱒二訳)

超が思いっきりつくほど、有名な井伏鱒二名訳のこの詩が大好きです。
人生の心の詩として、いつも思っています。
この映画を観ながら、この詩を思い出していました。

オスカー少年(アミール)は、10歳の少年。
手の施しようがない自分の病気のことを教えてくれない両親と医者たち大人に不満に感じています。
ある日、ピザを配達しているローズ(ミシェル・ラロック)の
自分に対して率直に、悪い言葉や心に思ったことを話すローズに心開いていきます。

もう、このオスカー少年がかわいいです。
唯一心を開いたローズの言うことを聞いて1日を10年とみなして日々過ごしていく、
こしゃまくれた様子がとてもいいです。
この少年のかわいらしさで、ほぼこの映画は成功しています。

エリック=エマニュエル・シュミット監督の持ち味、ファンタジーもふんだんに使われています。
その世界観を受け入れられる人には、満点の映画です。
(わたしも彼の世界観が好きなので、多少の不満はありますが、まあ及第点です)
死と病気と向かい合わざるを得ないこの映画を、見る側を楽しめるエンターテインメントと
なっています。(ところどころファンタジーを詰め込みすぎでは・・・と思うところもありますが)

アミール少年は短い人生で何を思ったのでしょうか。
それをはっきり答えを出さずに、見る側にゆだねたラストも好きです。
「サヨナラ」ダケガ人生ダ・・・ではあるけれど、それを思うまでの過程がとっても大事と
思わせてくれました。

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100歳の少年と12通の手紙

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生死と向き合わせる方法が目からウロコ。

投稿日

2011/05/08

レビュアー

MM3

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劇場公開時にきになりつつも
「多分よくある難病ものかな」っていう先入観から観なかった映画。
でも、気にはなったので観てみると・・・・

ん???
確かに難病を患い、余命短いオスカー少年の物語ですけど・・・
なんだろ?
非現実的っていうか、オスカーも
両親も、ピザ屋のローズも
なんか、ピンとこない設定っていうか。
なんとも表現が難しいですが・・・
どっちかつーと「おとぎ話的」な感じ?

そういう意味では見事に予想を裏切る映画だったんですが、
どうも、一歩引いて観てしまう自分がいました。

残り12日、1日を10年間として生きてみると?
っていうローズのアイデアで
このオスカー少年が10歳でありながら
人生を体験するのです。

女の子に告白し、結婚し、離婚し・・・
というようなことを。

で、時がたつにつれ、
やはり想像上の人生と同様、自分の体も弱っていく
という。

アイデアとしてはとてもいい気がします。
残された短い人生をいかに過ごすかという点では
オスカー少年はとても充実してたことでしょう。
想像上の「老いからの衰弱」が
現実の「難病での衰弱」と一致するので、
すんなり死と向き合う覚悟が出来たのでしょう。

その点では「目からウロコ」な感じです♪

ひじょーに極端な話ではありますが、
「今を一生懸命生きる」を
おとぎ話的にアレンジして問いかけた映画だったのかな?と感じました。

その時を迎える準備が出来たオスカー少年は幸運だと思う

投稿日

2011/04/13

レビュアー

飛べない魔女

何をやってももう病気に抗うことが出来ないのであれば、
みんなに愛されて
みんなに守られて
みんなに支えられて
オスカー少年は、その時を迎えられることが出来たわけだから、たぶん幸運なんだと思う。
ある日突然、得体のしれない自然の猛威に巻き込まれて、あれよあれよという間に命を失っていった
沢山の子供たちの命のことを思わざるを得なかった。
自分の命とは何か、自分の人生とは何か、そんなことを振り返る余裕もなく、あっという間にいなくなってしまった子供たちの命はどうなんだ・・
そういう映画じゃないのに・・
あくまでもファンタジックに死を迎える準備をした少年の物語なのに・・
ずっとそのことが頭から離れずにいた。

少年の早すぎる死ということをテーマにしているのにも関わらず、決してお涙ちょうだい風に作らなかったことは正解だったと思う。
そしてオスカー少年から愛と勇気をもらった大人たち、それが少年の命の引き継ぎなのかもしれない。

ひとつ気になったこと。
親ならば、少年の命が数日であることを医者から告げられたのならば、何を置いても、子供の側にいようとするのではないか?
子供の顔を見るのが辛いとか、そんな理由で病院に来ないのはおかしいと思う。
1分1秒でも長く子供の側にいようとするのが親じゃないのかしら?
私だったら病院に寝泊まりして、少しでも同じ空気を我が子と一緒に吸っていたいと思うもの。

だから私は、初めて息子に、言葉に出して想いを伝えた♪

投稿日

2011/04/09

レビュアー

KASPAR

いかにも!な感じに見えたので、劇場で横目でチラ見しながらも、
観るのをやめた『100歳の少年と12通の手紙』を観ました♪

ふむふむ(・〜・)オモイキリファンタジーだすな!!!

ハナからリアリティを放棄した絵本的展開は、
あまりにも潔くて、逆に気持ちよかったですヽ( ´ ▽ `)ノ親子に向けた絵本的ファンタジー

まぁ、満足できたか?っつーと、個人的には微妙な部分も多かったですが、
キリスト教圏の絵本映画として、これはこれでOKな映画かな〜((φ(・д・。)

◇◆◇

基本的には、子供に"今を大事にしましょうね!"を教える映画で、
まぁ、当たり前やけど、それは非常に良いことなんで、全く文句は無いんですが・・・

監督(=原作者)の"子供に見て欲しい!"っつー気持ちが、かなり前に出てるせいなのか、
表現を子供っぽくし過ぎてるのと、"死"を軽くし過ぎてるので、のめり込むまではいかんかったっすね〜(・〜・)

子供が出てくるシーンに関しては、そんな感じでイマイチやったんすけど・・・
子供が全く出てこないローズが息子を引っ叩くシーンは、かなりグッときました(T_T)

まぁかなりサブのエピソードで、
ローズが変わったことを強調するためにあるだけのシーンなんで、
ぜんぜん描きこみは足りてないんすけど、
ある意味偶発的な、映画の一瞬の瞬発力がこのシーンにはあったっすね♪

ワンシーンだけで、この家族の背景がスーッとすんなりクリアに見えたっすね((φ(・д・。)
ちょいこのシーンは感心(°∀°)b

◇◆◇

ちょっと不満はあるんすけど、まぁ良かったです♪
個人的には、死の軽さと宗教との距離感が気になるので、オススメはし難いっすけど、
良いことを言ってるのは間違い無いので、まぁ見ても損は無いかなと思います((φ(・д・。)

個人的満足度 68点! オススメ度 70点!

違和感ぬぐえず。

投稿日

2011/04/14

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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余命わずかの少年と中年女性の心の交流。
「いい映画だった」と素直に思いたかったんだけどな。どうしても違和感がぬぐえず。

どんなにいたずらを仕掛けても、誰も叱ってくれない。
こっそり病院にやってきた両親は、自分に会わずに帰ってしまう。
そんな大人たちの態度から、自分の病気は相当悪いのだと察したオスカーが、偶然会ったピザ配達の女性マダム・ローズの口の悪さに惹かれ、「マダム・ローズとしか話したくない。」と言い出すとっかかりの部分はとてもよかったんだけどな。

なによりもこのマダム・ローズが正体不明。
ピザの宅配も真面目にやってるようには見えないんだけど、注文がもらえるのかと期待してやってくると、頼まれたのは死にかけの子供の相手。
「私には無理!!」
と強硬に拒否しつつ、オスカーに会ったとたんに、
「1日を10年と考えてみよう。」だの「神様に手紙を書いてみよう。」だの、様々な提案をしてくるのだが、それほど子供の扱いに慣れてるあなたは一体何者??

スノードームの中で繰り広げられるレスリングの試合などのファンタジックなシーンにも馴染めなかったのだが、オスカー主体の物語だから彼の空想なのだから許すとして、途中から主体がオスカーからマダム・ローズに変っているのに、結局この人の正体が最後まではっきりしない(元レスラーの恋人がいること、子供がいて夫と離婚係争中らしいことなどは明らかになるけど)ことも気にいらず。

飛べない魔女さんご指摘の、オスカーの両親の態度にも納得がいかず。

安らかな最期を迎えるべきオスカーが、1日に10年ずつ年をとっていくことによって、年寄りみたいなことを言い出すのも、なんだか聞いててつらかった。

奇麗事すぎて感動できなかった「やさしい嘘と贈り物」をなぜか思い出してしまったんだけど、なんかあれと似た臭いがすると思ったら、原作者と監督が同じという共通点が。自分のつくった「いい話」に酔ってるような感じがしました。

サヨナラダケガ人生ダ

投稿日

2011/10/01

レビュアー

ykk1976

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

(于武陵の詩「勸酒」井伏鱒二訳)

超が思いっきりつくほど、有名な井伏鱒二名訳のこの詩が大好きです。
人生の心の詩として、いつも思っています。
この映画を観ながら、この詩を思い出していました。

オスカー少年(アミール)は、10歳の少年。
手の施しようがない自分の病気のことを教えてくれない両親と医者たち大人に不満に感じています。
ある日、ピザを配達しているローズ(ミシェル・ラロック)の
自分に対して率直に、悪い言葉や心に思ったことを話すローズに心開いていきます。

もう、このオスカー少年がかわいいです。
唯一心を開いたローズの言うことを聞いて1日を10年とみなして日々過ごしていく、
こしゃまくれた様子がとてもいいです。
この少年のかわいらしさで、ほぼこの映画は成功しています。

エリック=エマニュエル・シュミット監督の持ち味、ファンタジーもふんだんに使われています。
その世界観を受け入れられる人には、満点の映画です。
(わたしも彼の世界観が好きなので、多少の不満はありますが、まあ及第点です)
死と病気と向かい合わざるを得ないこの映画を、見る側を楽しめるエンターテインメントと
なっています。(ところどころファンタジーを詰め込みすぎでは・・・と思うところもありますが)

アミール少年は短い人生で何を思ったのでしょうか。
それをはっきり答えを出さずに、見る側にゆだねたラストも好きです。
「サヨナラ」ダケガ人生ダ・・・ではあるけれど、それを思うまでの過程がとっても大事と
思わせてくれました。

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