悪人

悪人の画像・ジャケット写真
悪人 / 妻夫木聡
全体の平均評価点:
(5点満点)

198

  • DVD
  • TSUTAYA TV
  • 動画ポイント利用可
ジャンル:

「悪人」 の解説・あらすじ・ストーリー

吉田修一のベストセラー小説を、妻夫木聡と深津絵里主演で映画化。長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母と暮らす土木作業員の清水祐一と、佐賀の紳士服量販店に勤め、妹と二人で暮らすアパートと職場を往復するだけの退屈な毎日を送る馬込光代。孤独な魂を抱え偶然出会ったふたりは刹那的に愛し合うが、祐一にはある秘密があった。モントリオール世界映画祭に出品され、深津絵里が最優秀女優賞を受賞した作品。※PG12

「悪人」 の作品情報

製作年: 2010年
製作国: 日本

「悪人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

悪人の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
139分 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 TDV21062R 2011年03月04日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
92枚 10人 5人

関連作品

ユーザーレビュー:198件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全198件

誰もが悪人になるのかも。

投稿日:2011/02/04 レビュアー:じゃじゃまる

モントリオールで深津絵里ちゃんが賞を取って有名になりました。

『悪人』
彼女だけでなく、妻夫木君もよかったし、柄本明もよかった。
樹木希林もよかった。

人が誰でも持ってる『悪』の部分、というより、弱い部分なのかもしれません。

一番むかついたのは、岡田将生演じる大学生。でもいるんだよな、こーゆーやつ

被害者も、無神経すぎる、人に対しても、人生に対しても。

だからって殺しちゃいけないけれど。

柄本演じる被害者の父親の呟き、、『あんた大切な人、おるね?』あのシーンは泣いた。

どばっと泣いたのは、モロ師岡演じる、バスの運転手の一喝。
『あんたは悪くない』

マスコミの、正義面した『悪』
報道の仕方によって、被害者も『悪人』のようになってしまう。

主人公の呟き。。『あの人は悪人なんですよね』

人は誰でも悪人になるかもしれない、今のような、つながりの薄い社会だと。

音楽がマッチしてる。
スカッとはしない映画ですが、考えさせられる映画です。

このレビューは気に入りましたか? はい 63人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

本当の悪人は誰なのか?ネタバレ

投稿日:2011/02/06 レビュアー:パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

なかなか秀作だと思いました。
2〜3年前に原作を読んだときには、さーっと読めてしまって心に残るというほどでもなかったのですが、映像になると心に響くものがありました。
たぶん、原作者の吉田修一が監督とふたりで脚本を練り上げたというのが、大きいのではないでしょうか。

トロント映画祭で女優賞をとった深津絵里が、
「これはみんなの賞です。」
と言っていたとおり、深津絵里だけが突出していいというわけではなく、役者がみんなよかった。
妻夫木くんも、日韓合作の「ノーボーイズ・ノークライ」のとき以上に、「一皮むけた」印象だったし、樹木希林、柄本明、満島ひかり、宮崎美子などの脇役も、みんなすばらしかった。
さわやか青年役が多かった岡田将生をこの役に持ってきたのはどうかな?と思ってたけど、意外にあってました。「告白」の空気の読めない教師役とあわせて、イメージが変りました。

保険外交員の佳乃(満島)を、人影のない峠道で車から蹴り落として置き去りにした大学生(岡田)。
佳乃を助けようとして、逆に絞め殺してしまった祐一(妻夫木)。
出会い系サイトで出会った男と簡単に関係を持ち、お金を要求していた佳乃。
本当の「悪人」は誰なのか?そもそも「悪」とは一体何なのか?

どんな人間にも「悪」の部分があり、法律で裁かれなければならないような「悪人」になってしまう可能性がある。その一方で、どんな「悪人」にも、その人を大事に思ってくれる人がいる。

そんな中、祐一が人を殺したあとに彼と出会い、共に逃避行する光代(深津絵里)。
彼女の献身ぶりにはちょっと納得のいかないところも。そもそも初めて会った男に、「ホテルに行こう」と誘われてついていってしまうところは理解しがたい。
しかし、「私の人生はずっとこの1本の国道沿い」という光代の、閉塞感に満ちた毎日の中では、誰かに出会いたい、つながりたいと渇望するのも自然なことなのか。そして、彼女の行動がいまいち理解できない私は、それだけ恵まれているってことなのかなと思ったり。

圧巻だったのは、逮捕される直前の祐一が、光代の首を絞めるシーン。
原作ではたった1行のことだったので、深く意味も考えず読み飛ばしていたけれど、祐一は自分が殺した佳乃にしたのと同じ事を光代にすることで、自分は「悪人」だと光代に思わせ、自分と出会う前の暮らしに戻って欲しいと願っていたのですね。涙が出ました。

ラストシーン、光代と一緒に夕日を見つめる祐一の瞳がとても印象的でした。

ただし、演出面で気にいらなかったことも。
イカの目玉の中に回想シーンが写し出されるところが、とても気持ち悪かったのですが、あれはなんの意味があるのでしょうか?

このレビューは気に入りましたか? はい 28人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

佳作かな

投稿日:2011/02/07 レビュアー:シネマ子

邦画最近多いですよね。私はほとんど見ないのですが。映画館行くと邦画の公開ばっかりで驚くときがあります。
本作は海外の映画賞受賞で話題になってたのと、以前、妻夫木君ファンだったんで見る気になりました。
正直、これで賞とっちゃうんかーという気もしました。いや全然悪くないんですけどね。
にしても妻夫木くんはあんまり演技力ないなあ・・。肉体労働者にしては色も白くてヒョロっとしてどうみてもさわやか美青年を隠しきれてない。
似合わない金髪も浮いてる感じ。犯罪を犯す人の「どす黒さ」みたいなものがないのがすごく残念。
出会い系にはまっている負け組男の役なのだが、あの顔があれば、日本ではどう考えても負け組じゃないし、説得力に欠ける。
深津絵里は演技力もあって笑顔も魅力的だったけれど、きれいなんだか老けてるんだか分からない感じ。深津絵里にしか見えなくて困る。
ベッドシーンがすごいと聞いた気がするのだけど、すごく短いシーンだし、ヌードになるでもなし全然普通のような。
サスペンスとしては犯人すぐわかっちゃうんで殺人にいたる心理過程・心の闇などもっと掘り下げて描いてあれば良かった気がする。
夜中に爆音響かせ車乗り回して、仕事は肉体労働で、家庭環境悪くて・・。主人公が単に頭の悪いヤンキーみたいに描かれていて薄っぺらい気がした

このレビューは気に入りましたか? はい 21人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

二種類の人間が交差した悲劇

投稿日:2012/11/24 レビュアー:ミルクチョコ

殺人を犯した男の物語だから、どうも気が滅入らずにはいられません。
犯罪を犯した犯人そのものというより、犯人を取り巻く人間模様や環境、犯行後の犯人家族・被害者家族を描いた作品です。『悪人』と言うタイトルですが、本当の悪人は誰?と言う意味なんでしょうね。
原作よりも群像劇としての完成度が高く、加害者、遺族、被害者を陥れた大学生など、一つの殺人事件を巡って、それぞれの生き様や心情が丁寧に描かれ、見終わった後の切なさはたまりません。
加害者も被害者も表裏一体であり、ちょっとしたボタンの掛け違えで誰でも悪人になりうるのだなと、しみじみ。

光代役が、深津絵里と聞いて、どうかな〜?と思いましたが、結果的に妻夫木君の熱演を生んだのは彼女の奮闘があってこそなんでしょうね。逃亡中の二人が、恐怖を払拭するかのように愛おしく抱き合い、彼女が涙をポロリとこぼすシーンには何とも言えない気分になりました。
ストーリーの隙間から、田舎で苦労ばかりしても何の喜びすらも得られない虚無感と、都会で暮らし、夢を追う事もできない閉塞感。そういった感覚が立ち上って来るどん詰まりな空気が見事でした。
それだけではなくて、現代の日本に生きている事の嫌さを怖いくらいに突きつけてくるのです。
相変わらず、痺れる存在感の柄本明と樹木希林が。ビッチな被害者を演じた満島ひかるが素晴らしい見ごたえのある演技でした。

このレビューは気に入りましたか? はい 16人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

救いが用意された性善説のヒューマンドラマかな?

投稿日:2011/06/11 レビュアー:ロキュータス

ロキュの69日連続レビュー その3
(ネタバレあり)

悪人というより人間が抱える業というか、自分ではどうしようもない負の部分を描こうとしているのでしょう。  誰しもが抱える孤独感、その闇に迷い込む可能性はまた誰にでも。
この映画の光代(深津絵里)のように、凶悪犯に感情移入してしまい逃亡の道行きとなるのは、小説や映画では古典的で、現実にもある話でノンフィクションや新聞記事で見たことあります。

「ムカつく女」満島ひかりにしても哀れですよね。 
自分の一番惨めな瞬間を見られて、八つ当たりしたために悲劇を招いてしまう。
気持ちを吐き出し饒舌な被害者の父親(柄本明)と対照的に寡黙な加害者の祖母(樹木希林)の演技はたしかに圧巻。

妻夫木聡はさわやかでまっすぐな好青年のキャラを崩そうとずっと汚れ役にチャレンジしてますから、配役されたことにサプライズはありません。
努力していてその点は好感が持てますが、それでもイメージは好青年ですねえ。
「ちょっと暗くてキモいけど、セックスの相手にはいい」と見られてしまう田舎青年の鈍さには欠ける。
むしろ岡田将生の役をやったほうがよかったのでは。 松山ケンイチや山田孝之のほうが主人公の屈折は出たでしょうね。

タイトルとは裏腹に、基本は性善説の映画ですね。 『フラガール』もそうだが李相日監督はやさしい。
岡田将生はよかったが、傲慢な彼にしてもどこか小悪党でほんとうの悪人、外道という感じまでではない。
マスコミ陣や松尾スズキにしてもそう。

愛を求め愛そうとしているのに「伝わらない」孤独が痛い『告白』とはその点が違い、少なくとも登場人物たちには誰か受け止めてくれる人がいる。
バス運転手(モロ師岡)とガラスを割る学生(永山絢斗)の存在に救われる。

反面、生きて行くやりきれなさがここで救われるだけに、ヒューマンさが前面に出て、ラストで感じるはずの切なさ、痛みが小さくなってしまったかな。  かなりの秀作ですけれど。

この題材、時代を超えて普遍的ですが、野村芳太郎監督ならどう撮ったでしょうか。
若き日のいしだあゆみや田中裕子なら、萩原健一や豊川悦司ならどう演じたでしょうか。

このレビューは気に入りましたか? はい 16人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全198件

悪人

月額課金で借りる

都度課金で借りる