千秋太后［チョンチュテフ］

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全７８話，昨年の9月に最終回が放送されていますから，比較的早いリリースと言えますね。
主人公の千秋太后には，「王と妃」や「海神」などで女傑役には定評のあるチェ・シラssiがキャスティングされています。
時代背景は李氏朝鮮王朝前の高麗時代，始祖である太祖王建から数えて五代目，景宗（チェ・チョロssi）王（975年〜981年）から八代王顕宗（キム・ジフンssi）時代（1009年〜1031年）頃のお話です。そして，この景宗の妃となったのが王建の孫娘にあたるファンボ・スこと千秋太后です。
景宗は，ファンボ・スの兄であるワン・チ（キム・ミョンスssi）が王位を狙っているという噂に対し，スとソル（シネssi）の姉妹を王妃として差し出させます。スは王子を産みますが，間もなく景宗が死去し，兄のワン・チが六代王成宗として即位します。
宮殿を出たスは，新羅王族の末裔である金致陽（キム・ソックンssi）と知り合い，ソルは，王族のワン・ウク（キム・ホジンssi）と恋に落ち息子を産みます。
そのような中，高麗は契丹に侵攻され，スと金致陽は契丹に連行されます。帰国したスは，弱腰な政策を取る成宗と意見が合わず反乱を企てますが，これは失敗に終わります。
やがて成宗の死後，息子である穆宗（モクチョン＝イ・インssi）が七代王に即位すると，スは千秋太后として摂政の座に就き，高麗帝国の復興を目指します。
ドラマは，歴史上では悪人・悪女とされた面々を見事な脚本構成でドラマ化し，史実に忠実というよりも，契丹の脅威に対抗して高麗の強大化を目指した女傑という解釈で，多分にドラマティックな演出を図っています。
本作は，韓国では思ったほど数字が伸びなかったみたいですが，断片的な史実を組み合わせて創作するよりも，あっさりとフュージョン時代劇にして，波乱万丈な千秋太后の一代記とした方が興行的には良かったかもしれませんね。

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三国統一を成し遂げた太祖王建の孫娘である千秋太后の波乱にとんだ生涯を描いたドラマ。

主人公の千秋太后は「海神」でジャミ夫人役のチェ・シラが演じています。
契丹に攻めこまれた高麗。降伏か旧高句麗の土地をと要求する契丹。争いを好まない高麗第６代国王成宗は土地の割譲を考えるが、国王の妹である崇徳宮主（後の千秋太后）は真っ向反対。
程なく崇徳宮主が滞在していた城が契丹に攻めこまれ、契丹を打ち負かしたものの契丹の残党を追っていた崇徳宮主は逆に敵に追い詰められて崖下の川に落ちていく‥というスタート。
その後１４年前の回想シーンとなり、そこ迄至る千秋太后の生き様が綴られていきます。

太祖の第４妃である祖母の元、黄州に住み仲良く育った兄妹３人。
兄ワン・チ（後の第６第国王・成宗）　妹ファンボ・ス（後の千秋太后）とファンボ・ソル
太祖の死後、宮中は新羅系、黄州派、儒学派‥と派閥争い、政争が続いていた。
そんな中、ス（後の千秋太后）とソルは兄の命と家門を守るため第５代国王である景宗の元に第３妃と第４妃として嫁ぐこととなる。

この第５代国王役のチェ・チョロが凄いです。私の大好きな「テジョヨン」での素敵なコルサビウ役とは大違い。バカ殿みたいです。
でもそれには理由があり子供の頃派閥争いに絡み母親が殺されたと思っているところもあり、政治に嫌気がさしてしまったんでしょう。政には無関心。
何しろ昼間っから酔っ払ってヨレヨレ。で、目隠し鬼さんになって宮女を追っかけて遊んでいます（汗）
そんな景宗ですが利かん気のスと衝突しつつも芽生え始めた感情、そして息子を授かった事により変わってきますが、、、

２話から８話迄子役の子が演じていますがなかなかいいです。でも顔の雰囲気とかチェ・シラとは違いすぎている気も‥

仲の良かった兄妹ですが兄は玉座のせいで祖母、妹、故郷を失うこととなり
スは息子を授かるものの兄と引き裂かれ、ソルは１２年間想い続けた男性とようやく結ばれ幸せになれたものの長く続かず‥
と、皆大変辛い人生を歩む事となります。

ドラマの中で「高麗王族の女は母系の姓を名乗る。近親婚が多く夫婦同姓を避けるため」と言っていましたが〜本当に近親婚の多さに驚きました！
千秋太后が結婚した相手はいとこですが、兄の第１妃も同じくいとこ。
妹のソルが結婚したのは太祖の息子というから叔父と姪の関係ですよネ？
そして景宗の両親は異母兄妹というのは更にびっくりでした！

全７８話のドラマ。私は３０話迄視聴したところですがなかなか面白いです。
只、人間関係が複雑で把握するのが少し大変だったかな？
千秋太后の元に商団として入り込んだキム・チヤン（キム・ソックン）の生い立ちもようやく分かり、これから千秋太后との恋愛モードに入りそうですのでそちらも楽しみです。

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その最初からちょっと驚きです。ソバージュヘアーを振り乱し、馬にまたがり、剣を弓を自在にあやつるチェ・シラ（年いくつだ！当時４０才でした）の多少は吹替えはあるんでしょうが、運動神経いいです。これなら、御大男優さん達を従え、７８話、戦い抜くことができるんじゃと変な感心してしまいました。

歴史的な背景は、チビタ＆モモさんのレビューに判り易く書いてあるのでどうぞ。
私は参考になればと今回リリースのストーリー紹介だけ。
第１話はチェ・シラ扮する千秋太后（チョンチュ・テフ）ことファンボ・スの勇ましさの顔見せで、第２話から少女時代になります。

高麗の創立国王、太祖王建（テジョ・ワンゴン）の直系の孫である男勝りのファンボ・ス（キム・ソウン）は兄妹とともに黄州の田舎で伸びやかな少女時代を送っていた。

ある日、契丹に国を追われ、流浪の民族となり高麗に流れて来た渤海人収容所の暴動に巻き込まれる。ちょうどその地に、まつりごとのために訪れていた第５代国王（チェ・チョロ）の逆鱗に振れ、処刑されそうになるが、あくまでも毅然としたスに国王は何もできなくなる。

この時に、スの生涯の家臣となるのが渤海人のカン（チェ・ジェソン）です。「犬とオオカミの時間」でイ・ジュンギの仇役で光っていた俳優です。本作でも存在感、迫力とも十分で、この長編を支えるには不可欠な人物になりそうです。

この５代国王、家族・親戚すじ、ことごとく勢力争いの犠牲となり殺されていて、最近では権力争いに嫌気がさして、国事には身が入らず、酒・女の放蕩三昧のバカ殿ぶり。
それをいいことに新羅派が政治を牛耳っていて、スの黄州派が狙われていた。
太祖王建の王妃でもあった祖母はたった１人残された血すじの男子兄ワン・チを守るために、スと妹ソルを未だ子供のできないバカ殿（失礼、国王でした）の第３、４王妃として何と同時に差し出す決心をします。

バカ殿は反抗的な第３王妃スを気にいってるんでしょうが、意地か黄州嫌いか？で初夜以降２度とスに会おうとはしなかった。しかしその後、スに子供が授かると、政治にも身を入れるようになり、年の差カップルの２人の間にも夫婦の愛情が流れるが・・実は国王は重い肺がんに犯されていた・・
ここいらあたりが序盤の見せ場なんだから、せっかくチェ・チョロと今乗っている若手のキム・ソウンを起用してるんだから、もっとロマンチックに長〜〜〜く見せてほしかった、個人的にはね！

「僕の妻はスーパーウーマン」「パートナー」と最近出たドラマがことごとく面白くて（この２本はお勧め）、チェ・チョロ自身も主役より目立っていて、カッコイイところを見せていましたが、これは・・鼻につくオーバーな演技・・・バカ殿だからこのぐらいやってもらってＯＫ！今回のリリースは彼のおかけで十分楽しませて頂きました。

黄州も家族も裏切り、新羅派についた兄ワン・チが第６代国王の座につくと、ファンボ・スは政権を脅かす危険な人物と、生まれた子供とも引き離されます。失意の中でふるさと黄州に帰り、武道に精進すると、ますます気性が激しく、女だてらに陣の先頭に立ち、攻入る契丹国を相手に戦場をかけめぐることになります。これは、武力を好まない、民のためには平和が一番という温厚な国王と一線を画します。

次回リリースは兄である国王、新羅派との衝突なんかもあるんでしょう。
しかし、お兄ちゃんの平和主義的なところ、もっともだと思うけど、どうなんだろう？
そして、得体の知れないオールマイティーなキム・チヤン（キム・ソックン）の登場です。
個人的には大ファンなので待ってました〜！なんですが、ひところより、お顔がまんまる〜い。
ショック！！それに変なヘアースタイルだし・・
これじゃ、見た目は同じような感じだけど、う〜んと存在感があるチェ・ジェソンの方に行っちゃいそう〜〜ああ、もっと、痩せてくれ〜〜

今後どんな展開になるのか？大河ドラマとしては十分面白いものになっていて、期待しちゃいます。
チビタ＆モモさんのレビューでチェ・チョロのバカ殿ぶりが凄い！この一言で、最初だけのつもりで視聴し始めました・・・が、どうも偉大なる７８話！行っちゃいそうです。

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「善徳女王」と並行して観賞していますが、こちらはソロソロ、韓ドラ特有の不快感の残るドキドキって感じが出てきました。
悪女を、情の厚い使命感の強い女傑に置き換えて脚本にしているみたいだが、観ている方は「キタンの太后を真似ている品格や貞節のないタダのアホママ」になり下がって見え、面白さは無くなってきている。
でもまあ暇だから、ズルズルと最後まで観るとは思うのですが。

チェ・シラさんは個人的にはどうしても好きになれません。
そんなに綺麗な女優とは思えないし、演技が怖いです。

少女時代の子が透明感のある子だったのでギャップが大きすぎます。