食べて、祈って、恋をして

えーと、劇場で観たのを激しく後悔した映画。
多分ＤＶＤで観ても、酷評してたかもしれません。

だって、タイトルのまんまですよ。

イタリアで好きなもん食べて、
インドでちょっと祈ってみて
バリで顔デカ男と恋する

・・・ってだけですよ。

ＯＬ旅日記かっ！！！

つうか、こんなの、映画にすんなー！！！
ホームビデオと変わんないじゃないか。

面白くないってー！！！！

同じ場所で、同じ事した人だけは共感できそうですが（汗

私は、
まるで　○泊○日　○○の旅　終日フリー　の広告みたいだな・・・・
と思いました。


それだけです。
（この映画のファンの方には申し訳ないです、すみません）

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「男が観ると、何がおもしろいのか、さっぱりわからない、イラっとくる映画」
と評されてしましたが、女の私が観ても、さっぱりおもしろくなかったです。
エピソートを羅列しただけという感じで、これといった山場もありません。
観光案内映画としてみるならばまだいいかもしれないけど、それにしても長い。イライラします。

夫との泥沼の離婚のあと、年下の恋人とつき合っているエリザベス。
しかし、心は満たされない。
そんな彼女は、１年間の休暇をとり、「自分探し」の旅に出かける。
イタリアからインド、そしてバリ島へ。

常に恋愛問題でゴタゴタしていた自分の人生を反省して、旅にでたはずなのに、結局新しい恋人に出会ってハッピーエンドという展開はあんまりではないか？
どうせあんたはこの後も同じようなことを繰り返すんじゃないの？と思ってしまいます。

ヒンズー教の修行にやってきたインドでは、瞑想中もこの人の頭の中は煩悩だらけ。自分がこうなりたいとか、ああしたいとか、そういう気持ちは捨てないとだめなのさ。
それに、なんであんなに人生を難しく考えて、美辞麗句で飾り立てようとするのか？
恋人に書いた別れのメールも、あれじゃ別れたいのか別れたくないのか、受け取る方は理解できないよ。

だいたい主人公は離婚で財産を全部元夫にとられたということになっていたけど、この１年間の旅行の費用は一体どこからでているのか？
最もむかついたのが、バリ島で知り合ったシングルマザーに、家をたてるための費用をプレゼントするところ。
自分が誕生日にもらうはずのプレゼントのかわりに、友人たちから小切手を集めて、それをあげるって一体あんた何様ですか？
プレゼントしたいなら、自分の稼いだお金をあげるべきだよね。
家のタイル貼りくらい手伝ったらどうなのさ。

私はジュリア・ロバーツは嫌いなんだけど、それを別にしても、今さらこんなとうのたった女優を使って、この映画に共感しそうな世代の納得を得られるのかも疑問。
ウエディングドレス姿は、なんだか気の毒でした。

「人生にチェックアウトはない」という名言を吐いて主人公を諫めたヴィオラ・デイビスの方がよっぽど素敵。

有名どころの男優たちが主人公の恋人として次々でてくるけど、みんないまいちパッとせず。「それでも恋するバルセロナ」でとってもセクシーだったハビエル・バルデムもいまいち。
インドの部分のリチャード・ジェンキンズがいちばんよかった。

「プリティ・ウーマン」に続き、「ジュリア・ロバーツ、こんな生き方はするな映画」と呼ばせていただきます。

俺の場合は　「食べて・太って・失恋して・食べて・太って・失恋して」がエンドレスに続いている

なんですか？この女性。
自らが望んで離婚したのに、何をいつまでもウジウジしているんでしょうか？
何がそんなに悲しいのでしょうか？
何が気にいらなくて旅に出るのでしょうか？
望んでそうしたのなら、晴々とした清々しい気分で、人生をやり直せばいいんとちゃいますか？
自分だけ悲劇のヒロインのつもりですか？
１年間食べて祈って恋をする旅ですか？
それって、セレブだから出来ることですよねぇ？
いや、別にやっかんでるわけじゃぁないですけど、あまりにも自分が傷心しています、誰か慰めて下さい、的なヒロインが好きではありません。
だから共感出来ず、物語もあまり面白いとは思えませんでした。
で、最終的にはちゃっかりいい男（個人的にはタイプではないが・・）を見つけて、はい、おしまい・・ってのはあまりにも短絡的な人生ではないかと・・・いえ、いえ、決してやっかみなんかじゃぁございませんよ(^^ゞ

ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス・ギルバートの自伝的小説の映画化。
離婚を決意したＮＹの在住のリズ（ジュリア・ロバーツ）が世界を旅しながら本当の愛を探す。ほのかに、ＳＡＴＣテイストが香る本作は、ジュリア・ロバーツが熱望したらしいです。王道の自分捜しのムービー。
作家として成功を手にした女性がイタリアで食と語学を学び、インドで瞑想しながら内的探求を深め、バリ島である男性と熱烈な恋に落ちるという、タイトル通りの映画です。王道を行く分、ヒロインの自意識に共感できませんでした。
ジュリア・ロバーツ主演＆初来日って ことがなければ…どうかなって感じの作品ですね。
日本嫌いとも言われていた彼女は、初めての日本でのプロモーションでもリップサービスは盛んで、どうなってしまったのでしょうね？

ビリー・クラダップ演ずる夫と別れ、優しく慰めてくれるジェームズ・フランコには、見切りを付け、ハビエル・バルデムに求愛される。。という具合に相手の男を並べただけで、いい思いをし過ぎじゃないですか？？
イタリアではパスタやドルチェで徹底的に食べることに徹し、　インドのアシュラムでは雑念を追い払ってヨガと瞑想に励み、　インドネシアのバリ島では、再び彼女の人生を大きく変える新たな「恋」が。
美味しい料理や、美しい風景、そしてヨガや瞑想等、ヒロインに共感できなくても、ゆっくりとスクリーンに身を委ねれば、旅している気分にさせてくれます。
けれど、人を愛することの不信感を払拭できる相手に出会って恋に落ちるという、あまりにもつまらないオチに少し辟易としてしまいました。
リズほどに自立した女性ならば、もうちょっと何かなかったのでしょうか？これでは余りにもありきたりな気がしてしまいました。
う〜ん、女が生きるためには恋愛しかないのでしょうか？残念ですね。
　ジェームズ・フランコは相変わらず素敵でした。