レバノン

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レバノン / ヨアヴ・ドナット

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「レバノン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

2009年ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた戦争アクション。レバノン戦争の最初の1日を戦車の中から捉える。生々しい戦場の光景を安全な戦車内からスコープ越しに見る4人の兵士。しかし戦車も対戦車弾に直撃され、彼らは敵中で孤立してしまう。

「レバノン」 の作品情報

作品情報

製作年:

2009年

製作国:

イスラエル/フランス/イギリス

原題:

LEBANON

受賞記録:

2009年 ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞

「レバノン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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70点(良作) ネタバレ

投稿日:2012/10/17 レビュアー:ホヨマックス

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終始「戦車内」の密室戦争ドラマ。

空爆で壊滅した町に残る残党を始末するため小隊が進軍。
目的地に着いたものの、司令塔ではそこは違う場所だと言う。
とにかく敵の陣営らしいので脱出を図るのだが、戦車の燃料もバッテリーも・・

オンボロ戦車に4人の兵士が乗ってるんだが
指揮官が優柔不断だったり、その指示に従わぬ者がいたりと
戦争未経験者みたいな素人4人の行動がウザかったりもする。
それらが密室で繰り広げられるが、結構オモロかった。
外の様子は戦車内からスコープで覗くだけなので「視野が非常に狭く」
周りがどんな状況なのかは一緒に進軍する憲兵らの無線が頼り。

ほんの数秒で魅せるオチで賛否が分かれそうだが、充分楽しめた。
ま、メジャーでない国の映画にハードルの高いオチを求めては行けない。
それくらいは予想していたので全然ガッカリ感も無かった。

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戦場のひまわり ネタバレ

投稿日:2010/12/15 レビュアー:よふかし

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 ほとんどすべてがレバノンに侵攻するイスラエル軍戦車内の描写で、徹底してカメラは外に出ることがない。実際の撮影ではセットが組まれているかもしれないが、分からなかった。その狭さや、戦車内部の「汚さ」、砲塔が回転する際の戦車内部の空間がゆがむような奇妙な感覚などは、見ものだ。それにしても、どうして「クルトン」なんだろう? 携行食として使われるのだろうか? このクルトンが飛び散った様が、汚くてよい。
 外部の出来事は、砲撃手が観る照準器の映像か、操縦手前のモニター(赤外線?)によって表現される。そうした主観視点の映像から、最近流行していたPOV映画の亜流と思われないでもない。しかし、たとえばデ・パルマの『リダクテッド』などと決定的に違うのは、ぐいんぐいんと動き回る照準スコープを通じて見える戦車外の映像が、「的確に物事を捉え、よく見える」ことだ。POV映画は、「見えない」「見えにくい」ことでリアリティを生もうとしていた。僕らはネットやテレビを通じて、リアルな決定的瞬間というのはそれほど「見やすい」ものではないと感じている。カメラが見やすい位置にあるということは、「用意された映像」=「フェイク」と思ってしまうのだ。
 しかしこの映画のスコープ映像は、よく見える。撃たれた兵士、吹き飛ばされた市民や、テロリスト(ゲリラ)の動き……普通に撮影してあとからスコープの照準の黒い枠を重ねているに過ぎないのは、予算がないからとも言えるけれど、ただ事実を提示することでリアルさを生もうとしているわけではないからだろう。
 本作はイントロダクションにあるように、兵士の経験を再現したものという。つまり、『戦場でワルツを』や『キプールの記憶』のように、戦場での記憶をめぐる映画なのだろう。砲撃手視点のスコープ映像は、事実そのままというより、記憶を分かりやすく再構築したものといえ、それゆえ本作はリアルというよりもどこか寓話のような、夢の断片のような――そう、悪夢の断片のようだ。だから、思いがけないラストシーンの呆然とする美しさが、強く胸に残るものとなった。70点。

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・・・・・

投稿日:2010/12/13 レビュアー:エロエロ大魔神

戦争状態です

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スコープを通した狂気

投稿日:2011/05/24 レビュアー:こうさま

評価74点(100点満点)
舞台は1982年のレバノン戦争でシリアに侵攻する戦車の中からスコープを通して描いた戦争の狂気をドキュメンタリー風に描いた作品で金獅賞も受賞している。でも我々日本人の多くは中東地域のいろんな宗教や長い歴史が絡む終わりのない紛争を理解していないのでこんな作品を見ても単なる戦争アクションとして捉えてしまう。レバノン戦争も長期に渡って続き、イスラエル、シリア、パレスチナ、レバノンが関わっているし、その全容を伝えるには膨大な解説を要することになるだろう。
イスラエルの戦車に乗り込んだ4人の兵士、優柔不断な指揮官、気の弱い砲撃手、臆病な操縦士と反抗的な弾薬補給係、皆戦争のプロではない普通の若者達、そしてイスラエルが空爆で破壊した町へ侵攻してゆくが、彼らが戦車の中からスコープを通して見たものは、やはり戦争の狂気でしかなかった。破壊された街に残る悔しそうな遺体の目、涙をながしている瀕死の家畜の目、恨みのこもつた表情で見つめる生き残った老人の目、家族を一瞬で失った若い母親の感情のない目が印象に残る。
4人の戦車搭乗員のチームワークは最初からバラバラ、これが軍隊なのかと思うほどではあるが、窮地に陥った時に一人が話す「父親が死んだ時の話」でなんとなく一体感の出てきたところは巧い演出。
この戦争の大義がどこにあるのかはわからないが、人間の最も愚かな行為である戦争に正義は絶対にないということは確か、反戦の願いが伝わってくる作品。

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全くの駄作 ネタバレ

投稿日:2011/02/14 レビュアー:yasu

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芸術家が何かを表現したいのだろうけど、その感性が一般人に全く伝わらない作品の代表例だと思う。
1 映像に全くリアリティがない。
(1) 車内が不潔すぎる。(戦車兵が車内で放尿することなど絶対にない。自分たちの生活の場であり、負傷したらそこに横たわる場所なのだからできる限り清潔にしておくのは、万国共通である。)
(2) 車内でたばこを吸うことはない。(車内には、可燃性物質が当たり前にある。そんな環境において、たばこが吸えないのは、子供が考えてもわかる。(あなたなら、くわえたばこで車にガソリンを給油をしますか?))
(3) 照準眼鏡の焦点距離や視野を考えていない。(構造上、至近距離はぼやけて全く確認できないし、こんなに視野が広いことはない。この映像は、標準的なレンズでとった映像に照準眼鏡風の枠をかぶせているだけである。)
(4) 車内広すぎ(戦車というのは、戦闘のために作られている。あんな大きな車体でも、装甲板も厚く、砲身やそれに関連する装置が車内のほとんどを占めており、乗員が座る場所に若干の余裕があるくらいで、乗員外の人間を収容する余裕などない。)
2 映像が理解できない。
  物語に「起承転結」がなく、「起起起起」だけである。何かが起こっても、中途半端で終わってしまって、消化不良ぎみである。「これこそ芸術だ」という人もいるのだろうが、なにも心に伝わってこない。
 特に、最後のシーンは全く唐突で理解できない。

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レバノン

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70点(良作)

投稿日

2012/10/17

レビュアー

ホヨマックス

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終始「戦車内」の密室戦争ドラマ。

空爆で壊滅した町に残る残党を始末するため小隊が進軍。
目的地に着いたものの、司令塔ではそこは違う場所だと言う。
とにかく敵の陣営らしいので脱出を図るのだが、戦車の燃料もバッテリーも・・

オンボロ戦車に4人の兵士が乗ってるんだが
指揮官が優柔不断だったり、その指示に従わぬ者がいたりと
戦争未経験者みたいな素人4人の行動がウザかったりもする。
それらが密室で繰り広げられるが、結構オモロかった。
外の様子は戦車内からスコープで覗くだけなので「視野が非常に狭く」
周りがどんな状況なのかは一緒に進軍する憲兵らの無線が頼り。

ほんの数秒で魅せるオチで賛否が分かれそうだが、充分楽しめた。
ま、メジャーでない国の映画にハードルの高いオチを求めては行けない。
それくらいは予想していたので全然ガッカリ感も無かった。

戦場のひまわり

投稿日

2010/12/15

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 ほとんどすべてがレバノンに侵攻するイスラエル軍戦車内の描写で、徹底してカメラは外に出ることがない。実際の撮影ではセットが組まれているかもしれないが、分からなかった。その狭さや、戦車内部の「汚さ」、砲塔が回転する際の戦車内部の空間がゆがむような奇妙な感覚などは、見ものだ。それにしても、どうして「クルトン」なんだろう? 携行食として使われるのだろうか? このクルトンが飛び散った様が、汚くてよい。
 外部の出来事は、砲撃手が観る照準器の映像か、操縦手前のモニター(赤外線?)によって表現される。そうした主観視点の映像から、最近流行していたPOV映画の亜流と思われないでもない。しかし、たとえばデ・パルマの『リダクテッド』などと決定的に違うのは、ぐいんぐいんと動き回る照準スコープを通じて見える戦車外の映像が、「的確に物事を捉え、よく見える」ことだ。POV映画は、「見えない」「見えにくい」ことでリアリティを生もうとしていた。僕らはネットやテレビを通じて、リアルな決定的瞬間というのはそれほど「見やすい」ものではないと感じている。カメラが見やすい位置にあるということは、「用意された映像」=「フェイク」と思ってしまうのだ。
 しかしこの映画のスコープ映像は、よく見える。撃たれた兵士、吹き飛ばされた市民や、テロリスト(ゲリラ)の動き……普通に撮影してあとからスコープの照準の黒い枠を重ねているに過ぎないのは、予算がないからとも言えるけれど、ただ事実を提示することでリアルさを生もうとしているわけではないからだろう。
 本作はイントロダクションにあるように、兵士の経験を再現したものという。つまり、『戦場でワルツを』や『キプールの記憶』のように、戦場での記憶をめぐる映画なのだろう。砲撃手視点のスコープ映像は、事実そのままというより、記憶を分かりやすく再構築したものといえ、それゆえ本作はリアルというよりもどこか寓話のような、夢の断片のような――そう、悪夢の断片のようだ。だから、思いがけないラストシーンの呆然とする美しさが、強く胸に残るものとなった。70点。

・・・・・

投稿日

2010/12/13

レビュアー

エロエロ大魔神

戦争状態です

スコープを通した狂気

投稿日

2011/05/24

レビュアー

こうさま

評価74点(100点満点)
舞台は1982年のレバノン戦争でシリアに侵攻する戦車の中からスコープを通して描いた戦争の狂気をドキュメンタリー風に描いた作品で金獅賞も受賞している。でも我々日本人の多くは中東地域のいろんな宗教や長い歴史が絡む終わりのない紛争を理解していないのでこんな作品を見ても単なる戦争アクションとして捉えてしまう。レバノン戦争も長期に渡って続き、イスラエル、シリア、パレスチナ、レバノンが関わっているし、その全容を伝えるには膨大な解説を要することになるだろう。
イスラエルの戦車に乗り込んだ4人の兵士、優柔不断な指揮官、気の弱い砲撃手、臆病な操縦士と反抗的な弾薬補給係、皆戦争のプロではない普通の若者達、そしてイスラエルが空爆で破壊した町へ侵攻してゆくが、彼らが戦車の中からスコープを通して見たものは、やはり戦争の狂気でしかなかった。破壊された街に残る悔しそうな遺体の目、涙をながしている瀕死の家畜の目、恨みのこもつた表情で見つめる生き残った老人の目、家族を一瞬で失った若い母親の感情のない目が印象に残る。
4人の戦車搭乗員のチームワークは最初からバラバラ、これが軍隊なのかと思うほどではあるが、窮地に陥った時に一人が話す「父親が死んだ時の話」でなんとなく一体感の出てきたところは巧い演出。
この戦争の大義がどこにあるのかはわからないが、人間の最も愚かな行為である戦争に正義は絶対にないということは確か、反戦の願いが伝わってくる作品。

全くの駄作

投稿日

2011/02/14

レビュアー

yasu

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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芸術家が何かを表現したいのだろうけど、その感性が一般人に全く伝わらない作品の代表例だと思う。
1 映像に全くリアリティがない。
(1) 車内が不潔すぎる。(戦車兵が車内で放尿することなど絶対にない。自分たちの生活の場であり、負傷したらそこに横たわる場所なのだからできる限り清潔にしておくのは、万国共通である。)
(2) 車内でたばこを吸うことはない。(車内には、可燃性物質が当たり前にある。そんな環境において、たばこが吸えないのは、子供が考えてもわかる。(あなたなら、くわえたばこで車にガソリンを給油をしますか?))
(3) 照準眼鏡の焦点距離や視野を考えていない。(構造上、至近距離はぼやけて全く確認できないし、こんなに視野が広いことはない。この映像は、標準的なレンズでとった映像に照準眼鏡風の枠をかぶせているだけである。)
(4) 車内広すぎ(戦車というのは、戦闘のために作られている。あんな大きな車体でも、装甲板も厚く、砲身やそれに関連する装置が車内のほとんどを占めており、乗員が座る場所に若干の余裕があるくらいで、乗員外の人間を収容する余裕などない。)
2 映像が理解できない。
  物語に「起承転結」がなく、「起起起起」だけである。何かが起こっても、中途半端で終わってしまって、消化不良ぎみである。「これこそ芸術だ」という人もいるのだろうが、なにも心に伝わってこない。
 特に、最後のシーンは全く唐突で理解できない。

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