ラッシュアワー

香港の敏腕刑事リー（ジャッキー・チェン）とロス市警のはみ出し刑事カーター（クリス・タッカー）のコンビが繰り出すドタバタ劇です（＾＾ゞ。

相変わらずジャッキーのアクションの冴えは衰えを見せませんね。ただ今回は香港映画ではないので若干ハリウッドテイストになっているような気がします。香港映画のようないやになるほどのアクションの連続はありません。ここら辺は監督が抑えているのでしょう。この作品の監督はジャッキーのファンなのでしょうね、エンディングクレジットにいつものＮＧシーンが出てきます（笑）。ひょっとしたらこのエンディングクレジットがこの作品の中で一番おもしろいのかもしれません（＾＾ゞ。クリス・タッカーは相変わらずの甲高い声でしゃべりまくっています（笑）。彼もこのおしゃべりがなければ顔は小さくハンサムだし、スタイルだって長身でいけてるし格好いいと思うのですがねぇ〜（笑）。

ラッシュアワー最初の作品なのでリー刑事とカーター刑事の出逢いから始まるのでこの作品ではストーリーが進むにつれて息がぴったりと合ってくる様子がとても楽しかったです。この二人普段でも相性がいいのではないでしょうか？そんな感じでした。ただ、残念なのはこれといった女性、女優が出てこないので少し地味な感じがしたのは残念でした。もうちょっと色気があっても良かったかな？（＾＾ゞ。

個人的にジャッキーのアクションに関してはどんなに凄いアクションでももう驚きは感じられません。つまり飽きてしまっているということです。今回のエンディングのような凄いアクションをしても彼なら出来てもおかしくないと感じてしまうようになっているからです。この作品はハリウッド映画です。香港映画ではありません。ですがアクションの演出なんかはジャッキーがある程度監修しているはずです。ですから香港映画とたいして変わらないように見えるのでしょう。個人的には新しいジャッキーを見てみたかったというのが本音です。

スーやんの歌はうまいとは思えない！

　「ラッシュアワー３」は驚くほどつまらない映画だったのですが、こっちは快調です。見ている間は楽しくて、アクションに驚き、笑えて、見終わったらスパッと忘れてしまうような正しい娯楽作品。ジャッキーもそれほど老けてないし、クリス・タッカーも太ってません。そりゃ香港映画でジャッキーが見せる悲壮感すら漂うアクションに比べると劣りますが、ハリウッドでヒットしてジャッキーがスターになった映画ですから、もうそれで十分という気がします。香港映画よりやっぱり洗練されてます。
　ブレット・ラトナーはテンポよくソツなくまとめていて、ちゃんとジャッキー映画じゃなくハリウッドのバディ・ムービーに仕上げているのが偉いですね。我々は「ジャッキー映画」が見たかったんですけど、我々の知っている「ジャッキー映画」だったら米国でヒットしなかったでしょうし。面白かったです。
　それにしても驚くのは「ラッシュアワー３」のひどさ。監督も主演のコンビも同じで、デューク真田やら工藤夕貴まで出てるのに。工藤夕貴がプロレスやらなかったから、つまんなかったのかも。それは「逆噴射家族」ですって。

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　中国総領事の娘さんがアメリカで誘拐されて、香港の刑事とLAの刑事が捜査する話。

　おしゃべり黒人と誠実おとぼけアジア人のバディものとして楽しく見ることのできる90分でした。テンポもよく、あわなかった2人がしだいに絆が生まれて、事件を解決していく楽しさ。

　けれどもかつてのジャッキー映画にあった熱さ、熱量みたいなものはあまり感じられらず、勧善懲悪ものとして見やすいけれど、1つのジャンル映画としてはあまりにも普通な作品だと思いました。クリス・タッカーのおしゃべりはハイテンションが永遠と続くので落ち着くところがないし、ジャッキーも往年の動きは見られないのも面白さに欠けてしまう原因だと思いました。カタキ役に魅力がないのも残念で、ジャッキーの相手としてはクライマックスでの追いかけっこも面白さを感じることができなかったです。

　とはいえ、シリーズで1番面白いと思える1作目でした。

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テイストはエディーマーフィーと同じクリス・タッカーって俳優。
とジャッキーチェンの主演なんですが・・・。
どうでしょう。２０年前の映画を観ているようで寝ちゃいそうになりました。

話は香港の腕利き刑事リーが米国領事館の娘誘拐事件に呼び出される。それを不服と思うＦＢＩ（この辺が２０年前っぽい）がカーターなる、エディーマーフィー２世ｗを相方につける。

二人で犯人を追っていくとそれは警察本部の人間が犯人だった。って話です。
ありゃ。正直、カメラアングルもなにもあったもんじゃない。
脚本もどうでも良い。シリーズになっていて、全部まとめて借りてしまいましたが、後悔してます。

エンディングに、ＮＧ集が出ますが、ジャッキー曰く
「全てアシスタント無しでやっているので、子供達にマネをして貰いたくないため」
とのことらしいですが、
おちゃらけている場面ばかりなので、真意が伝わらない。
ボーッと見るなら良いですが、映画として観るよりも、バラエティーを観ている感じでしょうか。

ＬＯＳＴに出てくる俳優が、この頃からしっかりと力をつけていたのには、微笑んでしまいました。
１５点見る価値無し。