ドラゴン桜＜韓国版＞

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　最近ニュースでやっていた韓国の大学受験の模様。。試験の日は国を挙げて受験生をサポートしようと遅刻しそうな受験生を警察は試験会場まで車やバイクで送ってあげたり、その日は飛行機の本数を減らし、試験時間に騒音を出さないようにしてあげる徹底ぶり。。
　そして後輩は試験会場に来て激励のエールを贈る所は唖然としちゃいますが…何故そこまで国を挙げて受験生をサポートするのか？？学歴社会って所もありますが、私が韓国の先生に聞いたのは日本とは違い、韓国ではお受験は何と大学受験のみらしいです。。
　小中学校まで義務教育なのは同じですが高校は一般高校と実業高校の２種類があり、ほぼ全員が一般高校に行くらしいのですが自分の希望で行きたい高校を選ぶ事ができないそうです。（実業系高校は入試で選ぶ事ができるそうです。。）
　人生で初めてのお受験が大学受験となる韓国の学生達にとっては、大学に受かる事により人生がほぼ決まってしまう。そして、それが一流大学ならなお更でしょうね。
　日本とは違い、幼稚園から受験して苦労なくストレートで大学まで行けるなんて事はないのでそう思うと平等な気がします。
　このドラマは、日本でやっていたドラマ『ドラゴン桜』のリメイク版として韓国で放映されたのですが、主演がキム・スロっていうのがちょっと迫力不足でもっとハンサムな俳優が良かった気がします。
　日本版の主演阿部寛の方が結構役的には嵌っていたのかな？？とまだ２話ですが感じます。ただ、副担任役長谷川京子よりも断然ペ・ドゥナの方が上手く演じています！！
　生徒役も日本版とキャストに負けじと若くてフレッシュな演技派子役やアイドルグループの子を起用していて楽しいです。
　元暴走族であり、今は貧乏な弁護士カン・ソクホ（キム・スロ）の元に舞い込んできた仕事は三流高校であるピョンムン高校の法人清算の仕事だった。
　訪れたピョンムン高校のあまりの荒れ果てた生活にカン・ソクホは、学校立て直しをする為に再建プロジェクトとして韓国最高の有名大学天下大学に毎年５名合格させると到底無理そうな提案に理事長や先生…そして生徒まで驚くのですが。。。

　生徒役に子役から人気俳優のユ・スンホ君、コ・アソンちゃん、アイドルグループでティアラのメンバージヨンが出演してドラマを盛り上げています。
　ユ・スンホ君を見たら、大きくなったなぁーーとちょっとビックリ！！演技派だけに祖母と二人暮らしで祖母想いの心優しくて一本気な彼に期待しちゃいます！！
　このドラマのもう一つ注目すべき所は、やっぱりサントラでしょ！！今じゃ日本の席巻しているＫ−ＰＯＰ！！このサントラにはこれから日本でブレイクすると思われる４ｍｉｎｕｔｅやＢＥＡＳＴなど参加しているのでドラマと合わせて聴くと盛り上がるのでは？？
　『騙されたくなければ、勉強しろ！人生負け犬になりたくなければ、天下大学へ行け！』
　勉強嫌いや出来ない学生達の救世主となるのか？？掴みはＯＫな展開に次がきになりますね♪
　
　

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原作は三田紀房さんの同名コミックで，日本では2005年７月からＴＢＳ系で放送（全11話）されました。
韓国版も同名でのＤＶＤリリースとなりましたが，ＫＢＳで放送された時は「勉強の神」という題名でした。
日本版の放送時には，原作が未完結だったため，キャラの設定が原作と異なる面もありましたが，受験テクニックよりも，主人公たちの受験を通して成長していく姿が描かれ，ヒューマンドラマとしてヒットしました。
韓国版は，原作から起こしたというよりも，日本のドラマのリメイク版というイメージです。阿部寛さんが演じた桜木健二役をキム・スロssiが，長谷川京子さんが演じた井野真々子役をペ・ドゥナssiがそれぞれ演じています。
子どもたちの中での特筆は，ファン・ベクヒョン役のユ・スンホ君でしょう。「おばあちゃんの家」のあの子です。韓国ではリトルソ・ジソプとも言われ，イケメンスターとして成長しています。
日本版では「人生に比べりゃ東大なんて楽勝だ！」とキャッチコピーに“東大”という実名が出ていますが，韓国版では“ソウル大”ではなく“天下大学”となっています。社会問題ともなっている韓国の“お受験”がソウル大という実名を出すことで「学歴至上主義」を助長すると考えたのかもしれませんが，そのような批判の声をよそに，放送が始まると常に25％以上の高視聴率を記録しました。
韓国のニュースソースによりますと，「ドラマの影響を受けた10代の青少年の間で勉強のブームが起きている」との報道が続々と登場，勉強法関連の図書や電子辞書などの売れ行きもドラマの放送前に比べ大幅に上昇しているそうです。大人たちの意味のない論争とは裏腹に，ドラマを視聴した学生の多くが勉強に意欲を示しているという結果となっているようです。

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こんなに頑張ってる子供を目にすると親は何も言えないでしょう。
歯を食いしばって辛さに耐えてる姿にずっとウルウルしてしまって、涙もろくてすぐ感情移入してしまう私は６月模試のシーンで涙腺が壊れてしまいました。考えさせられる台詞がたくさんあります。

入試戦争に熱くなる社会現象に振り回されるこの国で、そのスタートラインにも立てない子供達がいます。
いわゆるただの落ちこぼれだけではない、いろんな家庭の事情により、勉強する意欲を持てない、しても無駄だと思っている子たち。。。そして親の思いと子の思いが違うことで子供に多大なプレッシャーやストレスを与える親達。

ソクホにより今まで勉強とは無縁だった５人の生徒が常識の枠を超えた個性的な勉強の達人達に勉強の極意を教え込まれます。勉強は苦痛ではない楽しいものだと、勉強のコツさえ掴めば、一流高校の生徒とひけをとらない学力を得る事ができるのです。
どっからこんな先生達見つけてきたのかと思えるほどユニークな先生方です。
わかる事の楽しさ、解いた後の満足感、誰もが諦めずにやり遂げさえすれば、夢を叶う事ができると思わせてくれます。
落ちこぼれだった彼らはさて、あの天下大に合格することができるのでしょうか？

山あり、谷あり、涙あり、恋あり、友情あり、心の成長とともに頼もしくなっていく彼ら。
そして勉強だけじゃない、いろんな経験もして人間としての成長も見逃せません。
先生によってこんなにも子供って変わるんだ！子供って可能性をこんなに秘めてるんだよね。
もう一度誰のための人生なのか、考える必要がありそうですね。

カン・ソクホは元暴走族弁護士で冷血な所もあり数々の暴言は×××もの、さすが弁護士と思える、巧みな口頭術を見せますが、頑固一徹な独自路線を貫きます。
それにつきあうハン・スジョン先生が気の毒で。。。教師という職を愛し、子供達を愛する優しい先生。しかし、教えるのが下手とソクホに指摘され、職場を逃げ出す弱さもあったけど、ソクホと特進クラスを見ていく事で彼女自信も教師として著しい成長を遂げます。
悲しき恋歌で子役をした二人の子たちがもう一度顔をそろえました。
ペクヒョン役のユ・スンホ君。祖母と二人暮らし、決して楽な生活とはいえません。感情を爆発させる気性の荒さもあるけど祖母に対しては愛くるしい笑顔を向けます。あいつをギャフンと土下座させるため歯を食いしばって特訓に耐えます。
勉強ばかりの物語でなく、生徒達の等身大の恋愛もあり、みんな純粋なので胸が切なくなります。
今の自分を変えるため特進クラスを希望するプリプ（コ・アソン）やペクヒョンと一緒にいるだけで幸せなヒョンジョン（ジヨン）も明るさの中にも辛い過去や寂しさが心の中を埋めています。
Ｔ−ａｒａのジヨンが歌うトルル、ヒョンジョンと重なって切なくなります。

　阿部寛のはまり役だった「ドラゴン桜」。
映画「青い鳥」（私はこの小説、作品が大好きなんです）とは全然違うタイプの先生でしたが、根に温かさが流れているのがよくわかりました。

韓国版では日本版同様、かなり濃い強烈な先生たちもオモシロイです。
主演「キム・スロ」は、「チャンヒョク」主演の優しいドラマ「ありがとうございます」最終回で、ゲスト出演。
初めてのドラマ出演だなあと思っていたのですが、今回とうとうテレビドラマ主演です。
映画では、個性的な役で人気がある俳優ですが、ドラマばかり見ている方は、誰だろうって思うでしょうね。

また映画「グエムル」の主役家族だった俳優３人が出てますよね。（「ペ・ドゥナ」、「コ・アソン」、「ピョン・ヒボン」）
そして、踊る高校生役の「イ・ヒョヌ」は、最近見た時代大作「大王世宗」ではセジョンの子ども時代を大熱演。
大変存在感がありましたが、これからも楽しみな俳優です。

京大のヤフー知恵袋事件で、受験生の追いつめられた心情がクローズアップされている昨今ですが、昔受験生だったアナタにも十分楽しめる作品でしょう。

人はなぜ勉強をするんだろうか。人生で誰しもがこの疑問に直面するのではないでしょうか。その答えがこのお話に詰め込まれてる気がしました。

おちこぼれ５人組みが大学を目指して先生と２人３脚でがんばっていく姿を描いています。

正直、始めて見た時は主役がパっとした人がいなかったため最後まで見れるかが不安でした。笑。

ラブストーリーではないので、逆にそれがよかったのかもしれませんね。

いつの時代も一生懸命にがんばることは人の心を感動させます。見ていて忘れてた心を思い出させてくれました。

何をするにも１人でがんばるのには限界があって、周りの人（特に家族）の支えがあってこそなんですよね。

さて結局、結果はいかに。そして、その結果に対してどんな答えが出るのでしょうか。

大人はもちろん、お子様と一緒に楽しめる安心学園青春ストーリーです☆