ソル薬局の息子たち

　目下、私が一番大好きな「ホームドラマ」で、本国では視聴率が５０％目前まで迫ったという昨年の大ヒット作品。その数字も納得の面白さです！　
　おもな登場人物は、
・長男：家族思いで口下手な薬剤師、ソル薬局の顔。→「ソン・ヒョンジュ」
・二男：ハンサムで女ったらしのオシャベリ開業医。→「イ・ピルモ」（この人のコメディは最高！）
・三男：生真面目で動物愛護に燃える放送記者。→「ハン・サンジン」
・四男：はみ出し者で心優しき浪人生。→「チ・チャンウク」
・父親：二男が血を濃く受け継いでいそうなタイプ。→「ペク・イルソプ」
・祖父：町内のご意見番の口うるさいおじいちゃん。→「ピョン・ヒボン」
・母親：こんな男どもを束ねて面倒を見ている、後天的にしっかり者になってしまった嫁。→「ユン・ミラ」（「がんばれクムスン」では美容室の社長でした。）

　この大家族に関わってくるのが、アメリカ帰りのおデコちゃん女弁護士「パク・ソニョン」。垢ぬけない看護師「ユソン」。近所に住む脇役女優「ユ・ハナ」ですが、弁護士の義兄ブルータスや、女優の実家（「魔女の館」と我が家では呼んでいます）のキャラクターが非常に面白い上に、「ユソン」演ずる看護師が物語の後半で俄然大活躍。
　誰一人平均的な人間が出てこない、「個性たっぷりの不器用な人々が織りなす、温か〜い人間ドラマ」が面白おかしく描かれ、若い人でも楽しめる、イチオシのホームドラマだと思いますよ。
　オススメ！！

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現在，韓国でも核家族化は進み，三世代同居なんて家庭は都会では少なくなっています。並行して都心のマンションはすでに飽和状態で，ソウルから車で１時間程度は当たり前のように郊外へとマンション網は広がっています。
そのような状況の中で，韓国の人たちの間でも一昔前の良き時代を懐かしむ声があり，本作のようなアットホームなドラマが受け入れられる環境になってきたということでしょう。
本作の舞台となるのは，３９歳の長男（ソン・ヒョンジュssi：薬剤師）を頭に，次男（イ・ピルモssi：小児科医），三男（ハン・サンジンssi：テレビ局記者），四男（チ・チャンウクssi：浪人生）まですべて未婚という，ごく普通？　の家族と，そんな彼らを取り巻く女性たちのお話しなのですが，最初のうちは，ソン家唯一の女性であるオンマ（ウン・ミラssi）が，息子たちをギャーギャー追いかけまわすシーンばかりが強調され，この“ギャーギャー”が煩わしく感じますが，それも次第に気にならなくなるほど，ドラマ自体は結構楽しい作りになっています。初めチョロチョロ中パッパと次第に面白くなってきますので，一寸見で止めないで長い目で見てやって下さい。
交通事故あり，出生の秘密有り，難病ありと韓ドラらしさも満載で，誰と誰がいつの時点でラブラブになるのやら，大いに笑ってチョッピリ泣ける，ほんでもってハッピーエンドとくれば，ファミリードラマとしては二重丸ですよね。

おまけ：こんなシーンがありました。
三男がウンジ（ウ・ハナssi）のお母さんに「ウンジさんを愛しています。ウンジさんを僕にください。」といった時の返事が「下さいって，あの子は物じゃないわ。そんなに欲しいなら夫をあげる。夫はいなくていいけど，娘がいなかったら生きられないわ。」いいねぇ。笑っちゃいました。カミさんにこう言われないように頑張らなくっちゃ。

最後が、その年の高視聴率を記録したらしい（？）が、納得できる。
最初は何これという感じで少々引く。
登場人物の息子たちがあまり格好よくない。
ウジウジはっきりしない薬剤師の長男、ハンサでもなくおじさん臭い。
次男は軽薄な医者、三男は異常な動物愛護者。
四男浪人生は女性っぽく、編み物が趣味。
お母さんは息子たちをぎゃあぎゃあと怒り、叩いてばかりいる。

この騒々しさにうんざりするが、次第に話が良い具合にまとまっていき、最終回にはほのぼのとした気分になる。
家族とはなにか、親の結婚観と息子の恋愛観
家族が寄り添ってくらす苦労といろいろ考えさせられる。
日韓の親子関係・家族観の違いも分かって面白い。
ユーモラスな場面もたくさんあり、実力派俳優たちの個性が光っている。
そして後半に行くほど、息子たちがいい人に思えてくる。

韓流スターは出ていないが、内容の面白さで勝負できる作品である。

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　本当は５０話の予定だったこのドラマ！！視聴率が良かったため４話追加して５４話にしただけあり、最後は次男テプンとボクシルとの恋愛がかなり長引いた感じはしましたが無理やり伸ばしたとまで感じなく、反対に長男ジンプンとスジンの恋愛よりも興味が沸き面白くなりました。
　家族が多い分、気苦労が多く男４人も産んだ母親は、それだけ体力も気力も必要なんだと思いますね！！
　４０近くになっても恋愛もしていない奥手のジンプン。彼が出会ったのは勝気な女性スジン！！ジンプンと歳の差が離れていても違和感なく彼を引っ張っていけるような女性でしたね。
　一番スジンがジンプンたちの母親に似ているのかな？？

　次男のテプンは、顔も学歴、職業と申し分ないイケメンですが…女癖が悪く結婚する気がさらさらない無責任男でしたが一番このドラマの中で成長したのかも！！
　最初こそは見ていて、こんな男は嫌だなーーと思っていたけどね。。段々そんな無責任ぶりも軽い所もなんか憎めないんですよね。。ボクシルだってあんなに散々振り回されて、女性ではなく犬のような扱いも受けていたけど彼を忘れられず、そして心から愛していたんだなと感じます。
　人生で一番辛い時にテプンやテプンの家族の中で過ごした事で助けられたボクシル！！あの軽さや無責任さは、多分ボクシルに気を許していたからこそ出来た事だと最後に見ていて分かります。
　このドラマで演じた事によってベストカップル賞を貰ったユソンとイ・ピルモ！！
確かに２人の掛け合いは良かったです♪♪

　三男ソンプンは、いち早く結婚を決めたのでまあ恋愛よりも面白かったのはウンジの両親とのやりとりでしょう！！特にソンプンの姑の個性的な服装とキャラで毎回笑わせてもらいました！！
　
そして、イケメン好きな視聴者に先物買いでお勧めしたいのは４男ミプンを演じたチ・チャンウク君でしょう！他の３人の兄よりも出番が少なく、個性的な兄たちに負けず初々しさを演じた彼に今後注目です！

家族になる事って想像以上に大変だと思うけど、４兄弟が独り立ちして良い伴侶と出会い、家族を作っていくほのぼのとしていて子を思う親の気持ちがとても手に取るように分かりジワジワと感動しますね。
　韓国のホームドラマは、決して悲しい結末にならない所も良いです！！

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　最近、ホームドラマに飢えていた私！題名からして結構ほのぼのしているのかしら？？？と期待してみました♪
　韓国では昔は、男の子を産まないと嫁として認めてもらえなかったらしいのですが…今じゃ男の子よりも女の子を産んだ方が良いと韓国も変わってきたんだなとこの前先生から聞きビックリしました。
　何でも男の人は、結婚する時に家を用意しなくてはいけない為両親は、息子の為に頑張らなければいけないんですものね。。
　そして、もっとビックリしたのは一人っ子ではなく兄弟の場合は、長男が結婚していないと次男は結婚できないとの事。。
　全部が全部そうだとは限らないらしいですが、私の知り合いの方は、長く付き合っている彼が居て結婚したいけど、彼が次男で長男がまだ結婚していないために結婚できないんだと言っていました。。
　どうしても結婚したいなら、出来ちゃった婚…韓国で言う『速度違反』をすればいいのかなと思うもののそれはちょっと…なんでしょうね。。

　このドラマの主役は、ソル薬局の４人兄弟！！そろいも揃って何ともクセがあり、トホホな面々が繰り広げる恋愛模様と温かい家族の愛を描いたホームドラマ！！

　２００９年放送して最終回は４８．６％を記録し、ＫＢＳ演技大賞では最優秀演技賞など４部門を受賞したドラマです！！

　長男ジンプン役のソン・ヒョンジュが３９歳で独身の薬剤師をやっているのですがどう見ても３９歳じゃないでしょ！！老けすぎだよ（苦笑）母役と夫婦と言ってもある意味納得しそうなんですけど。。。見た目からして突っ込みどころ満載です。
　そして、次男テプン役に『君は僕の運命』で素敵な長男役を演じたイ・ピルモが小児科医師で女性にモテモテの３７歳の調子がいい役を演じています。
　三男ソンプン役にハン・サンジン。この方私は初です。。テレビ報道記者で動物をこよなく愛するちょっと抜けている役。
　四男ミプン役にチ・チャンウク。この子も初ですね。日本で言う所のオトメン君で趣味は編み物というほど手先が器用で雰囲気や動作もちょっと女の子っぽい感じ？？趣味のせいで大学受験に失敗し１９歳で浪人生役です。

　そして、この４人兄弟に関わってくるソル薬局の前に越してきたアメリカ帰りの女弁護士イ・スジン役にパク・ソニョン！
　彼女は『１８・２９』でしか見たことなかったのですが今回は、気の強い理性的で冷徹な役を演じています。
　これから長男ジンプンと次男テプンと深く関わってきそうです。

　このドラマの終了した後で彼女はプライベートで７年間付き合っていた外交官の男性と結婚したのもおめでたいニュースですね。

　まだ４話しか見ていませんがもう先が気になるドラマです！！