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「机のなかみ」「純喫茶磯辺」の吉田恵輔監督が、ひょんなことからそれぞれの想いがすれ違い、愛情の形が歪み始める3人の男女の奇妙な三角関係の行方を描いた恋愛ストーリー。出演は「ROOKIES −卒業−」の高岡蒼甫、AKB48の小野恵令奈、「ハッピーフライト」の田畑智子。30歳の百瀬と29歳の佳代は同棲して2年のカップル。百瀬一筋の佳代に対し、2人の関係にマンネリ感を抱き始めていた百瀬。そんなある日、2人のもとに佳代の妹で中学3年生の桃がやって来て、夏休みのあいだ一緒に暮らすことに。無自覚にもかわいい仕草でなれなれしく接してくる桃に、年甲斐もなくのぼせあがってしまう百瀬。いっぽう、そんな妹に本気で嫉妬してしまう佳代だったが…。
「机のなかみ」「純喫茶磯辺」の吉田恵輔監督が、ひょんなことからそれぞれの想いがすれ違い、愛情の形が歪み始める3人の男女の奇妙な三角関係の行方を描いた恋愛ストーリー。出演は「ROOKIES −卒業−」の高岡蒼甫、AKB48の小野恵令奈、「ハッピーフライト」の田畑智子。30歳の百瀬と29歳の佳代は同棲して2年のカップル。百瀬一筋の佳代に対し、2人の関係にマンネリ感を抱き始めていた百瀬。そんなある日、2人のもとに佳代の妹で中学3年生の桃がやって来て、夏休みのあいだ一緒に暮らすことに。無自覚にもかわいい仕草でなれなれしく接してくる桃に、年甲斐もなくのぼせあがってしまう百瀬。いっぽう、そんな妹に本気で嫉妬してしまう佳代だったが…。
製作年: |
2010年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLRF6649 | 2010年11月03日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
20枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
99分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
DLRF6649
レンタル開始日:
2010年11月03日
在庫枚数
20枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLRF6649 | 2010年11月03日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
20枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
99分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
DLRF6649
レンタル開始日:
2010年11月03日
在庫枚数
20枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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「机のなかみ」「純喫茶磯辺」に続く吉田恵輔監督長編3作目です。一回り以上年下の、よりにもよって恋人の妹に熱をあげる男を軸に微妙なさんかく関係が展開します。
今作もまた、痛い人間の描き方が、生々しく滑稽です。
同棲2年目で、倦怠期を迎えている百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の妹もも(小野)がやって来ます。
男の思いを翻弄する少女の言動が恐ろしいほどに描かれ、まだ中学生なのに、無防備というか確信犯というべきか、小野恵令奈のセリフや、一挙一動は、殺傷能力高しです。
無防備な姿で部屋を歩き回り、百瀬の武勇伝を楽しそうに聞いてくれるもも。そんなももを百瀬は次第に意識し始めます。しかし、食いついてくると身をかわす。そんな小悪魔的なももに、百瀬ははずるずると彼女のペースに引き込まれていきます。映画は、ももに心を奪われた主人公に潜む、人間の愚かさと浅はかさをユーモラスに描き、さんかく関係に陥る3人の微妙な空気感をライブ感溢れる映像で描きだし、真実を突かれてできれば目をそらしたい、認めたくないと思うような部分も。百瀬と佳代とももの中にイタイい自分を見てしまったのかもしれませんね。。
自覚なきロリコンは、始末が悪いというか、男は簡単にロリコンに転じます。という辺りを目の辺りに見せられ、そんな痛いシーンを見せられても・・・と苦笑するしかないです。
けれど、どうしようもなく愛おしさをも感じるのは、結局バカなんだよね〜。と言ってやりたいほど能天気なナル男と、そのナル男に「バカ」と呼ばれて喜ぶイタい女(田畑)。情緒不安定で、社会的順応や、周りを見れない佳代を優しくも残酷に切り取り男女の恋愛感の差を浮き彫りにした快作だと思います。
このレビューは気に入りましたか? 22人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
いやあ、凄い。これだけのダメ男を、まるで“素”の様にリアルに演じられるとは。
一分の隙も無いダメ男とは彼のこと。これはもう、そんなダメ岡蒼甫を愛でる為の映画
と言っていい。(あ、ファンの方、誉めてますよ)
デビュー作『机のなかみ』で、非凡なドラマセンスを見せた、吉田恵輔の脚本演出。
さしてエキセントリックなことをやるではないが、まるで山椒の様なピリリ感。
冒頭、電車で両側の客にもたれかかる桃の姿を見せ、この子がどういう子なのかをさりげ
なく予感させる。 また、佳代のストーキングに対する百瀬の被害者っぷりを強烈に見せる
ことで、百瀬の桃へのストーキングを観客から隠している。柔道少年の怒りを見るまで、
観てる側もそのことに思い至らない。いやぁ、うまいな。
ブレイクし始めていたAKBから抜ける契機の一つとなるだけのことはあった、小野恵令奈
の演技。高岡と同じく「演技じゃなくて、素?」とも思えるが、演技だとしたらこれは凄い。
無作為(に見える)な男の振りまわしざま、たどたどしい喋りでふわふわと、常に自分の立場
だけを確保し続ける。いたなぁ、こういう女子。全ては自分中心。自分だけが可愛い。周囲の
人間の気持ちには、関心が無い。男子に人気があって、女子から毛嫌いされるタイプ(笑)
個人的に「怖い度」順をつけるなら…1位.桃(小野) 2位.栗田(矢沢心) 3位.佳代
となるか。桃の無自覚な悪意には、抗しようが無い(いや、近づかなきゃいいだけなんだけど)
悪意が無いウィルスの様なもの、近づいてしまったら最後、命は無い(笑)
あの正義の柔道少年もやがて利用されるだけ利用され、何がなんだか分からないまま加害者
となってゴミのように捨てられる末路…ぶるる。
親友をマルチに引きこむ栗田は、リアルな恐怖だ。あの張り付いた様な笑顔と、「あなたの
ことを心から思っているのよ」と言いながら、友人を巻き込むことに躊躇をしない。(まあ、
“上”から順々に巻き込ませるシステムなんだけど) あの恐ろしさに全ての若者、お年寄り
が遍く気づいてくれればいいのだが。
最も恐怖の存在の様に描かれる佳代だが、ただ女性性が強いだけで、或る意味「いいオンナ」
の裏返しとも言える。確かにあそこまでなってしまったら洒落にならないが、それだけ情が強い
女性ということでもあるし。
なにしろラストの田畑智子は美しい。 あの「複雑な凛々しさ」を観られるだけで、この映画を
観る価値はある。
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とってもリアルで面白い作品でした。
人の嫌なところをうまく描いていて、すっかり忘れていた自分のこっぱずかしい過去のエピソードをいくつも思い出してしまいました。
ただ、ももちゃんが帰るまでは☆4つでとてもいい感じだったけど、そのあとの一転してギスギスした感じはちょっと過剰な気も。
まさかあんな方向に行くとは・・。
この配役に田畑智子はよくぞと思うほどぴったりだ。
女優さんで、一般的にはきれいだろうに、こういう役がぴたりとはまってしまう人がいる。
ももちゃんも中3っていう微妙な年頃の特徴がよく出てました。
無防備な色気。
あの頃、痴漢とかによくあってたな、そういえば・・。
旅で会った優しいお兄さんとかぱーっと好きになって、帰って一瞬で忘れたりしてた。
それを流さないで大人が本気で取ったらたしかに怖い。
百瀬が夢中になっちゃって理性がきかないのもリアルだったし、逆に彼女がうっとうしくて冷たくなる気持ちが手に取るようにわかってしまった。
ああいう時って、お姉ちゃんは何してももうマイナスだよね。
あのラストは私は消化不良。
余韻を残すというより、放棄のように感じた。
しっかり締めて欲しかった。
でも、なんか好きです、この映画。
この監督の「机のなかみ」「純喫茶磯辺」も見てみたい。
このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています
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なかなか痛い話だらけのお話。
登場人物すべてが痛い。
だけど、どこか共感できちゃいそうな微妙な演出にはリアリティがみてとれる。
「わかるわかる、俺(私)もそうだよ」とは言いづらいんだけど、意外と共感できちゃう
部分もあったりするのが本音というか人間の性というか。。。
あくまでも言いづらいのであって、誰もが少しはもっているような展開ばかりだ。
ここで止めておこうっていう境界線を少しだけ、踏み込んだこの作品は、ある意味
優れていて、この監督の他の作品も観てみたくなる。
視聴者に媚びていない演出は好感さえもてるし、なかなかの作品と思える。
この作品結構好きです。
痛いけどねw
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
登場人物がみんなだめな奴ばっかりなんだけど、妙にリアルでおもしろかったです。
同棲中の百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)はちょっと倦怠期。ふたりのアパートに、佳代の15歳の妹・桃(小野恵令奈)が夏休みを利用して遊びにやってくるが、それをきっかけにふたりの関係は泥沼に陥ってゆく。
とにかく百瀬がとことんダメな男。
愛車にさまざまな改造を加えたうえに、自分の肖像までプリントしてしまう、自己顕示欲の強さ。後輩にいつまでも先輩風を吹かせて、嫌がられていることにも気づかない。桃のちょっとした言葉やしぐさに期待し、妄想を膨らませる。挙句の果てに佳代とも別れてしまい、桃に電話をかけまくる始末。
姉のアパートにやってきて、タンクトップに下着なしの格好でうろつく桃は、男にとっては小悪魔的存在。とはいえ、桃には男をたぶらかそうという気持ちは全くなくて、自分はまだ子どもだとよくわかってるんだよね。通りすがりの男にいきなり乳房をつかまれたり、自分では全くそういうつもりはなくても、男の関心をひいてしまう、この年頃って恐ろしいな。
そんなんだから、桃にクラクラとなってしまう百瀬の気持ちもわからないではないが、普通はどっかで歯止めがかかるはず。それなのに、あそこまでやってしまうとはやっぱりバカなんだよね、この男。
一方、始めはしっかりしているかに見えた佳代も、たったひとりの女友達が勧める話が、マルチ商法だと見抜けない。そして、自分を捨てた百瀬の新しいアパートに忍び込んで、掃除をしたり冷蔵庫の中身を補充して、百瀬の変心を覆そうと必死の努力。さらにそんな自分に、「アメリみたい・・・」と言ってすっかり酔う始末。
桃の携帯に何度も何度もメッセージを残す百瀬。
百瀬への執着が高じて、接見禁止命令寸前にまでなってしまう佳代。
そして、桃も中学の先輩に付きまとっていたり。
それぞれ矛先は違うけど、3人ともちょっとずつストーカーのような状態。
全くダメな登場人物ばかりなのに、ひきこまれてしまうのは、きっと観客が自分の中にもある「ダメな部分」に気づかされてしまうからなのかも。
3人が対峙するラストシーン。このあと一体どうなるのかな?いちばん若い桃がいちばん大人の行動をとるような気がします。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:40件
投稿日
2010/10/26
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「机のなかみ」「純喫茶磯辺」に続く吉田恵輔監督長編3作目です。一回り以上年下の、よりにもよって恋人の妹に熱をあげる男を軸に微妙なさんかく関係が展開します。
今作もまた、痛い人間の描き方が、生々しく滑稽です。
同棲2年目で、倦怠期を迎えている百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の妹もも(小野)がやって来ます。
男の思いを翻弄する少女の言動が恐ろしいほどに描かれ、まだ中学生なのに、無防備というか確信犯というべきか、小野恵令奈のセリフや、一挙一動は、殺傷能力高しです。
無防備な姿で部屋を歩き回り、百瀬の武勇伝を楽しそうに聞いてくれるもも。そんなももを百瀬は次第に意識し始めます。しかし、食いついてくると身をかわす。そんな小悪魔的なももに、百瀬ははずるずると彼女のペースに引き込まれていきます。映画は、ももに心を奪われた主人公に潜む、人間の愚かさと浅はかさをユーモラスに描き、さんかく関係に陥る3人の微妙な空気感をライブ感溢れる映像で描きだし、真実を突かれてできれば目をそらしたい、認めたくないと思うような部分も。百瀬と佳代とももの中にイタイい自分を見てしまったのかもしれませんね。。
自覚なきロリコンは、始末が悪いというか、男は簡単にロリコンに転じます。という辺りを目の辺りに見せられ、そんな痛いシーンを見せられても・・・と苦笑するしかないです。
けれど、どうしようもなく愛おしさをも感じるのは、結局バカなんだよね〜。と言ってやりたいほど能天気なナル男と、そのナル男に「バカ」と呼ばれて喜ぶイタい女(田畑)。情緒不安定で、社会的順応や、周りを見れない佳代を優しくも残酷に切り取り男女の恋愛感の差を浮き彫りにした快作だと思います。
投稿日
2010/11/21
レビュアー
ぴよさん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
いやあ、凄い。これだけのダメ男を、まるで“素”の様にリアルに演じられるとは。
一分の隙も無いダメ男とは彼のこと。これはもう、そんなダメ岡蒼甫を愛でる為の映画
と言っていい。(あ、ファンの方、誉めてますよ)
デビュー作『机のなかみ』で、非凡なドラマセンスを見せた、吉田恵輔の脚本演出。
さしてエキセントリックなことをやるではないが、まるで山椒の様なピリリ感。
冒頭、電車で両側の客にもたれかかる桃の姿を見せ、この子がどういう子なのかをさりげ
なく予感させる。 また、佳代のストーキングに対する百瀬の被害者っぷりを強烈に見せる
ことで、百瀬の桃へのストーキングを観客から隠している。柔道少年の怒りを見るまで、
観てる側もそのことに思い至らない。いやぁ、うまいな。
ブレイクし始めていたAKBから抜ける契機の一つとなるだけのことはあった、小野恵令奈
の演技。高岡と同じく「演技じゃなくて、素?」とも思えるが、演技だとしたらこれは凄い。
無作為(に見える)な男の振りまわしざま、たどたどしい喋りでふわふわと、常に自分の立場
だけを確保し続ける。いたなぁ、こういう女子。全ては自分中心。自分だけが可愛い。周囲の
人間の気持ちには、関心が無い。男子に人気があって、女子から毛嫌いされるタイプ(笑)
個人的に「怖い度」順をつけるなら…1位.桃(小野) 2位.栗田(矢沢心) 3位.佳代
となるか。桃の無自覚な悪意には、抗しようが無い(いや、近づかなきゃいいだけなんだけど)
悪意が無いウィルスの様なもの、近づいてしまったら最後、命は無い(笑)
あの正義の柔道少年もやがて利用されるだけ利用され、何がなんだか分からないまま加害者
となってゴミのように捨てられる末路…ぶるる。
親友をマルチに引きこむ栗田は、リアルな恐怖だ。あの張り付いた様な笑顔と、「あなたの
ことを心から思っているのよ」と言いながら、友人を巻き込むことに躊躇をしない。(まあ、
“上”から順々に巻き込ませるシステムなんだけど) あの恐ろしさに全ての若者、お年寄り
が遍く気づいてくれればいいのだが。
最も恐怖の存在の様に描かれる佳代だが、ただ女性性が強いだけで、或る意味「いいオンナ」
の裏返しとも言える。確かにあそこまでなってしまったら洒落にならないが、それだけ情が強い
女性ということでもあるし。
なにしろラストの田畑智子は美しい。 あの「複雑な凛々しさ」を観られるだけで、この映画を
観る価値はある。
投稿日
2011/01/13
レビュアー
さむこ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
とってもリアルで面白い作品でした。
人の嫌なところをうまく描いていて、すっかり忘れていた自分のこっぱずかしい過去のエピソードをいくつも思い出してしまいました。
ただ、ももちゃんが帰るまでは☆4つでとてもいい感じだったけど、そのあとの一転してギスギスした感じはちょっと過剰な気も。
まさかあんな方向に行くとは・・。
この配役に田畑智子はよくぞと思うほどぴったりだ。
女優さんで、一般的にはきれいだろうに、こういう役がぴたりとはまってしまう人がいる。
ももちゃんも中3っていう微妙な年頃の特徴がよく出てました。
無防備な色気。
あの頃、痴漢とかによくあってたな、そういえば・・。
旅で会った優しいお兄さんとかぱーっと好きになって、帰って一瞬で忘れたりしてた。
それを流さないで大人が本気で取ったらたしかに怖い。
百瀬が夢中になっちゃって理性がきかないのもリアルだったし、逆に彼女がうっとうしくて冷たくなる気持ちが手に取るようにわかってしまった。
ああいう時って、お姉ちゃんは何してももうマイナスだよね。
あのラストは私は消化不良。
余韻を残すというより、放棄のように感じた。
しっかり締めて欲しかった。
でも、なんか好きです、この映画。
この監督の「机のなかみ」「純喫茶磯辺」も見てみたい。
投稿日
2011/05/15
レビュアー
MonPetit※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
なかなか痛い話だらけのお話。
登場人物すべてが痛い。
だけど、どこか共感できちゃいそうな微妙な演出にはリアリティがみてとれる。
「わかるわかる、俺(私)もそうだよ」とは言いづらいんだけど、意外と共感できちゃう
部分もあったりするのが本音というか人間の性というか。。。
あくまでも言いづらいのであって、誰もが少しはもっているような展開ばかりだ。
ここで止めておこうっていう境界線を少しだけ、踏み込んだこの作品は、ある意味
優れていて、この監督の他の作品も観てみたくなる。
視聴者に媚びていない演出は好感さえもてるし、なかなかの作品と思える。
この作品結構好きです。
痛いけどねw
投稿日
2010/09/25
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
登場人物がみんなだめな奴ばっかりなんだけど、妙にリアルでおもしろかったです。
同棲中の百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)はちょっと倦怠期。ふたりのアパートに、佳代の15歳の妹・桃(小野恵令奈)が夏休みを利用して遊びにやってくるが、それをきっかけにふたりの関係は泥沼に陥ってゆく。
とにかく百瀬がとことんダメな男。
愛車にさまざまな改造を加えたうえに、自分の肖像までプリントしてしまう、自己顕示欲の強さ。後輩にいつまでも先輩風を吹かせて、嫌がられていることにも気づかない。桃のちょっとした言葉やしぐさに期待し、妄想を膨らませる。挙句の果てに佳代とも別れてしまい、桃に電話をかけまくる始末。
姉のアパートにやってきて、タンクトップに下着なしの格好でうろつく桃は、男にとっては小悪魔的存在。とはいえ、桃には男をたぶらかそうという気持ちは全くなくて、自分はまだ子どもだとよくわかってるんだよね。通りすがりの男にいきなり乳房をつかまれたり、自分では全くそういうつもりはなくても、男の関心をひいてしまう、この年頃って恐ろしいな。
そんなんだから、桃にクラクラとなってしまう百瀬の気持ちもわからないではないが、普通はどっかで歯止めがかかるはず。それなのに、あそこまでやってしまうとはやっぱりバカなんだよね、この男。
一方、始めはしっかりしているかに見えた佳代も、たったひとりの女友達が勧める話が、マルチ商法だと見抜けない。そして、自分を捨てた百瀬の新しいアパートに忍び込んで、掃除をしたり冷蔵庫の中身を補充して、百瀬の変心を覆そうと必死の努力。さらにそんな自分に、「アメリみたい・・・」と言ってすっかり酔う始末。
桃の携帯に何度も何度もメッセージを残す百瀬。
百瀬への執着が高じて、接見禁止命令寸前にまでなってしまう佳代。
そして、桃も中学の先輩に付きまとっていたり。
それぞれ矛先は違うけど、3人ともちょっとずつストーカーのような状態。
全くダメな登場人物ばかりなのに、ひきこまれてしまうのは、きっと観客が自分の中にもある「ダメな部分」に気づかされてしまうからなのかも。
3人が対峙するラストシーン。このあと一体どうなるのかな?いちばん若い桃がいちばん大人の行動をとるような気がします。
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