妖精ファイター

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　「抜けた乳歯を枕の下に置いておくと、歯の妖精が１ドルと交換してくれる」…なんてファンタジィな習慣だこと。日本の「上の歯は床下に下の歯は屋根にぶん投げろ」とは大違いだ。だから『トゥース・フェアリー』って原題が、『妖精ファイター』なんて、妙な邦題に変わっちゃう。

　プロホッケー選手のデレク、相手の歯をへし折る荒っぽいタックルが売り物で、「歯の妖精」の異名を持つ。「トゥース！（歯を折れ！）」の歓声に応える仕草は、そのまま往年の“ロック様”の姿だ。　　
　だが彼はあまりに現実主義なため、いつも子供の夢を壊してしまう。ついに彼は妖精界に召喚され、「妖精不信罪」を宣告される。そして本当の歯の妖精トゥース・フェアリーになって奉仕活動をしなければならなくなってしまう。

　不器用な大男が「体が小さくなるペースト」やら「透明スプレー」やら「犬の声になるキャンディー」やらを使って、妖精の任務に四苦八苦する。ほぼ予想がつく通りのドタバタ展開だが…なぜか、思ったより弾けきれていない。「家族で安心して観られるコメディー」という設定だからだろうが、もうちょっと悪ふざけしてもよかった気がする。　定番の「猫に見つかって追いかけられる」シチュエーションを、もっと観たかった。…たしかに猫さんって時々、何か人間に見えないものをじっと見てるよね。

　妖精の総元締め・リリィを演じているのが、なんとジュリー・アンドリュース。登場シーンは『メリー・ポピンズ』のパロディだ。せっかくの妖精役なのに歌うシーンが無くて残念だが、止むをえまい。（声帯の腫瘍除去手術に失敗して、歌声が変わってしまっているという事情がある）

　ロック様いやドゥエイン・ジョンソンも随分、俳優業が板についてきた。とはいえ今回は役を演じたというより、役の方が合わせてくれたと言った方がいい。
　彼は学生時代、NFLを目指す有望な選手だったが夢叶わず、その後WWFでプロレスラーとしての人生を歩んだ。スポーツにおける挫折と栄光を知る人間として、この役は演じるのにさして難しくなかったのではないか。


　まあロック様のチュチュ姿と、貫禄のついたメリー・ポピンズ（ついでに、えらく老けたビリー・クリスタル）を拝めただけでも、観る甲斐はあったかな。

夢や空想の世界なんて信じない、現実主義のホッケー選手が、歯の妖精に。
内容についてはぴよさんがくわしく書いてくださっていますので、割愛。

実のところ、もっと笑える作品だと期待してたのですが、ドゥエイン・ジョンソンの妖精姿も、歯の妖精の任務遂行にまつわるドタバタも、それほど笑えませんでした。

けれども、恋人の息子と次第に心通わせてゆきながら、自分の生き方を見直すというくだりはなかなかよかったです。
ちなみに、この恋人役をしてるのがアシュリー・ジャッド。少し老けましたが、相変わらず華があって、私は好きな女優さんです。

しかし、ビリー・クリスタル！！私にとっては「恋人たちの予感」や「彼と彼女の第２章」などの、忘れられない作品の多い俳優さんなのに、すっかりおじいさんになっていて、ショックでした。彼だとはしばらく気がつかなかったほど。

家族で観るにはいい映画ですが、本編よりも特典映像の「Glee」第１話のほうがおすすめ！！これはおもしろい！！そろそろレンタル解禁ですね。

ロック様は何処にいくの？
体操のお兄さんにでもなりたいの？

最近、こんな子供向けのコメディばかりでてるから、不安。
似合ってるけど、長続きしないよ、これじゃ。

これ下町コメディ映画祭でしてましたネ。会場は、離れてるトコでしてたけど。

定番のほんわかコメディだったけど、まぁ笑えたし、楽しめたデス。
ザ・ロックのタイツ姿の妖精は可愛かったｗ

欧米では「抜けた歯を枕の下に入れて寝ると、歯の妖精が歯の代わりにお小遣いをくれる」
らしい。知らんかった。

家族みんなで映画を観るってことなかなか出来ないし、チョイスにも困りますが、こんな作品
で、たまにはどうでしょう？

ほんわかなれるファンタジーです♪
ロックの容貌とのギャップがミソですね・・・。

あんな妖精いたら楽しいですね・・・。

日本でも子供のころ歯が抜けたら
枕の下に歯を入れると丈夫な歯が出てくる
って言い伝えありましたね・・・。

家族みんなで楽しめる映画でした♪