スイートリトルライズ

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スイートリトルライズ / 中谷美紀

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「スイートリトルライズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

江國香織の同名小説を中谷美紀と大森南朋の共演で映画化した、夫婦のすれ違いをめぐる大人のラブストーリー。監督は「ストロベリーショートケイクス」の矢崎仁司。テディベア作家の瑠璃子とIT企業に勤める聡は、結婚して3年の夫婦。子どもはいないものの、恋人同士のような2人の間には穏やかな時間が流れ、幸せな結婚生活が続いているかに思われた。しかし、互いの心は少しずつすれ違いを重ね、いつしか深い溝ができていた。決して不幸ではないと自覚しながらも、満たされない心を持て余していた瑠璃子。そんな時、非売品のベアを譲ってほしいと懇願する青年・春夫が現われ、彼の実直さに心揺れる瑠璃子だったが…。

「スイートリトルライズ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2010年
製作国: 日本

「スイートリトルライズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 狗飼恭子
原作: 江國香織江國香織
撮影: 石井勲
音楽: 妹尾武

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1〜 5件 / 全22件

空疎な関係

投稿日:2010/10/09 レビュアー:パープルローズ

きっと甘ったるい話なんだろうなと覚悟して観ましたが、新種のホラーか?と思うほど怖いです。

なにが怖いって主役の瑠璃子役の中谷美紀。
瑠璃子はテディベアの作家なので、家の中には作りかけのベアがころがっている。
「もし聡が浮気をしたら、私聡を刺すわ。」
というせりふのあとで映しだされるのは、バラバラのベアのパーツ。おお、こわっ。
瑠璃子は長い針で、ベアに目玉をグサグサ刺してるし。
「なぜそんな怖そうな顔をするの?」
って、あんたの顔が怖いのよ(泣)。

一方、夫聡役の大森南朋。
大学時代の後輩に、
「これからずっと水曜日は一緒にお昼を食べましょう。」
などなどと、猛烈なモーションをかけられて、たじたじになるところがかわいいけど、でもなんで相手が池脇千鶴なの??

平たくいえば、倦怠期の夫婦がそれぞれに浮気を始めるも、結局は元の鞘に収まるという特におもしろくもない話を、それをおしゃれな設定と美辞麗句で飾っているという感じ。
言葉がとても空疎に聞えてしまいました。

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★★★★ ビョーキな夫婦の観察日誌

投稿日:2011/02/09 レビュアー:ガラリーナ

(ラストシーンについて触れています)

この夫婦はかなりおかしい。病んでいると言ってもいい。一体、いつからおかしいのか。それを示さないことがこの映画のいいところである。どこでどう、ふたりはすれ違い始めたのか。そもそも、人格的に問題があるのか。何もわからないから、いろいろ想像できるのが面白い。だって結婚3年でこの枯れ具合は尋常じゃないもの。

退屈な女だ。家で人形を作り、手の込んだ料理をし、リビングで一緒に過ごすことを拒む夫に何の文句も言わない。こんな退屈な女がいるだろうか。しかし、彼女をこんな退屈な女にしてしまったのは男の責任でもある。呆けた表情でテディベアの目となる小さなボタンを刺す中谷美紀がコワイ。美人だけど抜け殻のようになった女を見事に演じていると思う。

そして見かけは至ってフツーのサラリーマンの南朋くん。最近なぜかビールのCMでも缶コーヒーのCMでもこのスタイルなのだが、悲しいことにあんまり魅力的じゃない。しかし、映画になると俄然違う。後輩に迫られて、三白眼の黒目のところが困ったように右往左往するのがカワイイ。とはいえ、この男のイタさも瑠璃子同様。好きな南朋くんじゃなければ、この男かなりキモいと言える。

さて、原作ではこの不倫は文字通りスイートな寄り道のように描かれているのだろうか。とても気になる。この作品を見て感じるのは、結局、壊す勇気のない、夫婦関係を維持させるための動機付けとして、別の人との恋があるだけ(だから、それはスイートでも何でもない)。夫婦関係を再構築するために、ちょっと別の人とセックスしてみましたってことなワケ。で、私はそれを真っ向否定はしない。そうしないと、互いを確認できない人も存在するからね。しかしそんな馬鹿馬鹿しい作業を経ないと、前に進めないこのふたりは大人になりきれない子どもだ。

瑠璃子は若い男に「愛してるわ」と言うが、これはもうぎょっとして仕方ないのである。それこそ、魂抜かれるようなセックスがあるわけでもなく、何が良くてこの男に惹かれたのか一切の描写はない。一事が万事、ふわふわとしていて、妻は潜在的な心中願望、夫はコミュニケーション不全。ラストは希望でも何でもないよね。一緒に歩くしか選択肢がない、つまり他の選択肢を取ることができない男と女。螺旋階段を登ると言うのは、突破口はどこにもなくて同じところをぐるぐる回るだけというこの夫婦のどうしようもなさを示しているように感じるのだけど。矢崎監督の視点は終始冷徹。だから、とても怖い作品だと思うよ、これ。

それにしても池脇千鶴ちゃん、どうしてそんなにまるまるしちゃったの!むくみまくり。「デブ」ってセリフがあるから、役作りなのかしら?だとしたら凄い。

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南朋に抱かれたい ネタバレ

投稿日:2010/10/08 レビュアー:みみあて

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「ちょっと言ってみただけですよぉ」
って言われたあとの南朋の二度見がさいこう
この言葉 ずるいね
何でも言えちゃうじゃん

最初 ぎくしゃくして見えた夫婦も後半にはしっくり見えてくるからふしぎ
あぁ やっぱ居心地いいんだ・・・ってホッとした

おうちのインテリアの「いかにも雑誌に載ってそうな感じ」がイチイチしゃくに触った(笑)
「いかにも」感がでしゃばりすぎではないでしょうか?
だいたい早朝6時っから「はぁー きゅきゅきゅ」だなんて窓拭くかよ!
干物女のひがみじゃないからね〜

ちょっと気になったのは るり子の不倫相手の彼
あいつはぷー太郎?
働いてないよね 学校行ってないよね 暇だよね

ってゆうか 千鶴ちゃんマジうらやましい
あたしも南朋に抱かれたい


これはぁ・・・・・
なんとなく・・・・・
旦那とは観れないな

なんとなく


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穏やかな中に

投稿日:2011/02/19 レビュアー:こうさま

評価73点(100点満点)
結婚して3年になる聡はIT関連会社勤務で家では自室に鍵をかけゲームに興じるのが常、妻瑠璃子は人気テディベア作家として活躍、一見穏やかでお互いを干渉しない夫婦なんだが、その穏やかさの中にいつの間にかただならぬ気配があったという流れ。この夫婦いわゆるセックスレスの関係でありながら心はちゃんとつながっていると信じているらしい。一つの夫婦関係としては特に珍しいものではないというのが最近の感覚なのかもしれない。瑠璃子はひょんなことから知り合った春夫と恋に落ちる。その過程は詳しく描かれてはいないけれど春夫は言う「僕も貪欲だけど瑠璃子さんも貪欲なんだ」つまり類が友を呼ぶということなのか。「もう帰らなくっちゃ」情事の後で瑠璃子はいつもそう言って別れる。一方聡は大学時代の後輩しほに誘われるように関係を深めてゆく。お互いに大きな秘密をもちながら嘘を重ねて表面上は穏やかな夫婦関係を維持してゆく二人。本作ではこんなストーリーにはありがちなドロドロした罵りあいもなければ愁嘆場も登場しない、しばらく遠くに行っていたお互いの心が静かに元の場所に戻ってきて夫婦としての年輪を重ねたということだろう。中谷美紀と大森南朋が透明感のある演技を見せているが、この二人の好演が本作を駄作に見せなかった要因なんだろう。

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もっと深く

投稿日:2011/07/10 レビュアー:ヌシ子

私も、「子どもがいない夫婦」を10年以上やっています。
そのくらい長く夫婦でいると、この映画のようにセックスレスになったり、夫は子どものように部屋にこもってパソコンをやったり、自由に生活するとは思います。
そんな生活に欲求不満になって、若い恋人を作りたいと思ったりすることもある。でも、この映画のように、何の心の葛藤も無く、きれいに浮気できるものでしょうか? スムースに物事が進みすぎ、ラストもきれいに終わりすぎな気がします。
子どものいない夫婦が、心のつながりを保っていくのは難しいものです。もっと深く、それを映画で追求してほしかったな・・・。

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スイートリトルライズ

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空疎な関係

投稿日

2010/10/09

レビュアー

パープルローズ

きっと甘ったるい話なんだろうなと覚悟して観ましたが、新種のホラーか?と思うほど怖いです。

なにが怖いって主役の瑠璃子役の中谷美紀。
瑠璃子はテディベアの作家なので、家の中には作りかけのベアがころがっている。
「もし聡が浮気をしたら、私聡を刺すわ。」
というせりふのあとで映しだされるのは、バラバラのベアのパーツ。おお、こわっ。
瑠璃子は長い針で、ベアに目玉をグサグサ刺してるし。
「なぜそんな怖そうな顔をするの?」
って、あんたの顔が怖いのよ(泣)。

一方、夫聡役の大森南朋。
大学時代の後輩に、
「これからずっと水曜日は一緒にお昼を食べましょう。」
などなどと、猛烈なモーションをかけられて、たじたじになるところがかわいいけど、でもなんで相手が池脇千鶴なの??

平たくいえば、倦怠期の夫婦がそれぞれに浮気を始めるも、結局は元の鞘に収まるという特におもしろくもない話を、それをおしゃれな設定と美辞麗句で飾っているという感じ。
言葉がとても空疎に聞えてしまいました。

★★★★ ビョーキな夫婦の観察日誌

投稿日

2011/02/09

レビュアー

ガラリーナ

(ラストシーンについて触れています)

この夫婦はかなりおかしい。病んでいると言ってもいい。一体、いつからおかしいのか。それを示さないことがこの映画のいいところである。どこでどう、ふたりはすれ違い始めたのか。そもそも、人格的に問題があるのか。何もわからないから、いろいろ想像できるのが面白い。だって結婚3年でこの枯れ具合は尋常じゃないもの。

退屈な女だ。家で人形を作り、手の込んだ料理をし、リビングで一緒に過ごすことを拒む夫に何の文句も言わない。こんな退屈な女がいるだろうか。しかし、彼女をこんな退屈な女にしてしまったのは男の責任でもある。呆けた表情でテディベアの目となる小さなボタンを刺す中谷美紀がコワイ。美人だけど抜け殻のようになった女を見事に演じていると思う。

そして見かけは至ってフツーのサラリーマンの南朋くん。最近なぜかビールのCMでも缶コーヒーのCMでもこのスタイルなのだが、悲しいことにあんまり魅力的じゃない。しかし、映画になると俄然違う。後輩に迫られて、三白眼の黒目のところが困ったように右往左往するのがカワイイ。とはいえ、この男のイタさも瑠璃子同様。好きな南朋くんじゃなければ、この男かなりキモいと言える。

さて、原作ではこの不倫は文字通りスイートな寄り道のように描かれているのだろうか。とても気になる。この作品を見て感じるのは、結局、壊す勇気のない、夫婦関係を維持させるための動機付けとして、別の人との恋があるだけ(だから、それはスイートでも何でもない)。夫婦関係を再構築するために、ちょっと別の人とセックスしてみましたってことなワケ。で、私はそれを真っ向否定はしない。そうしないと、互いを確認できない人も存在するからね。しかしそんな馬鹿馬鹿しい作業を経ないと、前に進めないこのふたりは大人になりきれない子どもだ。

瑠璃子は若い男に「愛してるわ」と言うが、これはもうぎょっとして仕方ないのである。それこそ、魂抜かれるようなセックスがあるわけでもなく、何が良くてこの男に惹かれたのか一切の描写はない。一事が万事、ふわふわとしていて、妻は潜在的な心中願望、夫はコミュニケーション不全。ラストは希望でも何でもないよね。一緒に歩くしか選択肢がない、つまり他の選択肢を取ることができない男と女。螺旋階段を登ると言うのは、突破口はどこにもなくて同じところをぐるぐる回るだけというこの夫婦のどうしようもなさを示しているように感じるのだけど。矢崎監督の視点は終始冷徹。だから、とても怖い作品だと思うよ、これ。

それにしても池脇千鶴ちゃん、どうしてそんなにまるまるしちゃったの!むくみまくり。「デブ」ってセリフがあるから、役作りなのかしら?だとしたら凄い。

南朋に抱かれたい

投稿日

2010/10/08

レビュアー

みみあて

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「ちょっと言ってみただけですよぉ」
って言われたあとの南朋の二度見がさいこう
この言葉 ずるいね
何でも言えちゃうじゃん

最初 ぎくしゃくして見えた夫婦も後半にはしっくり見えてくるからふしぎ
あぁ やっぱ居心地いいんだ・・・ってホッとした

おうちのインテリアの「いかにも雑誌に載ってそうな感じ」がイチイチしゃくに触った(笑)
「いかにも」感がでしゃばりすぎではないでしょうか?
だいたい早朝6時っから「はぁー きゅきゅきゅ」だなんて窓拭くかよ!
干物女のひがみじゃないからね〜

ちょっと気になったのは るり子の不倫相手の彼
あいつはぷー太郎?
働いてないよね 学校行ってないよね 暇だよね

ってゆうか 千鶴ちゃんマジうらやましい
あたしも南朋に抱かれたい


これはぁ・・・・・
なんとなく・・・・・
旦那とは観れないな

なんとなく


穏やかな中に

投稿日

2011/02/19

レビュアー

こうさま

評価73点(100点満点)
結婚して3年になる聡はIT関連会社勤務で家では自室に鍵をかけゲームに興じるのが常、妻瑠璃子は人気テディベア作家として活躍、一見穏やかでお互いを干渉しない夫婦なんだが、その穏やかさの中にいつの間にかただならぬ気配があったという流れ。この夫婦いわゆるセックスレスの関係でありながら心はちゃんとつながっていると信じているらしい。一つの夫婦関係としては特に珍しいものではないというのが最近の感覚なのかもしれない。瑠璃子はひょんなことから知り合った春夫と恋に落ちる。その過程は詳しく描かれてはいないけれど春夫は言う「僕も貪欲だけど瑠璃子さんも貪欲なんだ」つまり類が友を呼ぶということなのか。「もう帰らなくっちゃ」情事の後で瑠璃子はいつもそう言って別れる。一方聡は大学時代の後輩しほに誘われるように関係を深めてゆく。お互いに大きな秘密をもちながら嘘を重ねて表面上は穏やかな夫婦関係を維持してゆく二人。本作ではこんなストーリーにはありがちなドロドロした罵りあいもなければ愁嘆場も登場しない、しばらく遠くに行っていたお互いの心が静かに元の場所に戻ってきて夫婦としての年輪を重ねたということだろう。中谷美紀と大森南朋が透明感のある演技を見せているが、この二人の好演が本作を駄作に見せなかった要因なんだろう。

もっと深く

投稿日

2011/07/10

レビュアー

ヌシ子

私も、「子どもがいない夫婦」を10年以上やっています。
そのくらい長く夫婦でいると、この映画のようにセックスレスになったり、夫は子どものように部屋にこもってパソコンをやったり、自由に生活するとは思います。
そんな生活に欲求不満になって、若い恋人を作りたいと思ったりすることもある。でも、この映画のように、何の心の葛藤も無く、きれいに浮気できるものでしょうか? スムースに物事が進みすぎ、ラストもきれいに終わりすぎな気がします。
子どものいない夫婦が、心のつながりを保っていくのは難しいものです。もっと深く、それを映画で追求してほしかったな・・・。

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