ハロウィン

ハロウィンの画像・ジャケット写真

ハロウィン / マルコム・マクダウェル

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「ハロウィン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ジョン・カーペンター監督による78年の同名ホラーを「デビルズ・リジェクト」のロブ・ゾンビ監督がリメイク。ハロウィンの夜に一家を惨殺する少年マイケル・マイヤーズの生い立ちと、大人となり精神病院を抜け出した彼が繰り広げる惨劇の模様を描く。イリノイ州の田舎町ハドンフィールドに暮らす孤独な少年マイケル・マイヤーズは、10月31日のハロウィンの夜、かわいがっていた幼い妹ひとりを残し、一家惨殺の凶行に及ぶ。その後、彼は厳重警備の精神病院に収容され、ルーミス医師の治療を受け始める。17年後、巨漢の青年へと成長したマイケルは精神病院を脱走、愛する妹を追ってハドンフィールドへと向かうのだったが…。

「ハロウィン」 の作品情報

作品情報

製作年: 2007年
製作国: アメリカ
原題: HALLOWEEN

「ハロウィン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全51件

殿堂入り! ネタバレ

投稿日:2011/11/02 レビュアー:ホヨマックス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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快楽物質ドーパミン大量放出!何なんだこの「重量感抜群」の殺人鬼は!?

物語は殺人鬼のガラスの少年時代10歳から始まる。。
既に「理性や良心が無く生と死の感覚さえ無いので善悪をも理解していない」が成立し
動物虐待殺生から家族殺戮に発展し逮捕されて精神病院で・・までをたっぷり見せてくれる。
それから15年後、重量級刑務所並みの精神病棟を脱出し罪無き人間を次々と・・こっからが本番。。
でも、少年時代だけで映画1本観れちゃったような気がする。

ところで、何でこんなに評価が悪いっっつうか微妙なんだぁ〜?
「カーペンター」より「ロブ・ゾンビ」の方が遥かにオモロいよ!!!

だって、オリジナルは、良いのは良いけど結局「雰囲気だけ」じゃん?
静かなる殺人鬼が風と共に去る所が超自然的な存在ではあったけど。。

このリメイク版の殺人鬼はプロレスラーのように図体がデカくて力持ち。もはや超人だ。
完璧な殺人鬼じゃねか! えぇぇ〜〜?そ〜っれがイケないのかぁ?^^

本作のエンドロールで最初に名が挙がったのが
「時計じかけのオレンジ」の「マルコム・マクダウェル」だが、主人公だったのぉ?
「マーダーライドショー」の「鬼畜オヤジ」も墓場でチョイ出演^^
「ダニー・トレホ」が若くて細く見えたのは私だけかしらん?^^
その他にも見た事ある有名俳優が出ていた。

さぁ、オリジナルとリメイク、あなたはどっちが好きぃ?^^

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ふっつ〜これなら『ハロウィン』で無くてもええような気が・・・ ネタバレ

投稿日:2010/01/14 レビュアー:KASPAR

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ジョン・カーペンター監督の名作ホラーを『マーダー・ライト・ショー』のロブ・ゾンビがリメイクしたっつーことで『ハロウィン(2007)』を観ました♪

うーーーん・・・・ふっつー・・・しかもオリジナル版の『ハロウィン』にあった独特な部分を消してもーてるし・・・其処だけは変えるべきでは無かったやろ〜(´・ω・`)

これも結局続編でええような映画やね・・・ロブ・ゾンビってほんまにオリジナル版のファンなんやろか!?

□■□■□■□■□

オリジナル版の怖さっつーのは、ごくごくフツーの家庭でなんのトラウマもないマイケルが殺人鬼(モンスター)になるとこであって、最後に顔が見えたときにそれがごくごくふつーな好青年の顔なんが怖かったんちゃうの?

せやから、精神科医が最後は"彼は悪魔(ブギーマン)だ"っつー結論にたっするんちゃうの?

それが、『ハロウィン』が『ハロウィン』であるところであって、『13日の金曜日』でも『悪魔のいけにえ』でも『オーメン』でも『エルム街の悪夢』でもないとこやないの〜・・・

それを虐待から生まれたって・・・なんかどこにでもあるホラーになってもーてるとおもうんやけど・・・

殺人シーンとかストーリーとか登場人物とか、なにをどー変えてもエエけど、1作目をリメイクするんやったら、ハロウィンがハロウィンである理由だけは変えたらあかんのちゃうん?

個人的に新しいアプローチをすることは悪くない(っつーかリメイクする以上必要)と思うんやけど、変えてエエとこと悪いとこがあるよな〜

結局、みんなでワイワイ騒ぎながらみるよーなふっつーなホラーにするんやったら、何回もゆーけど続編でええやーん!!!

□■□■□■□■□

残念・・・あまりにも残念な出来・・・ロブ・ゾンビやから、どーせやったらもっと遊んで違う作品にしてたほうがまだ良かった・・・ストーリーだけなぞって中身は陳腐なホラーにしてしまうとは・・・ヽ(`Д´)ノ

まったくオススメはしません・・・(最近ハズレ率高いなぁ〜・・・)観るときは、よくあるB級ホラー映画を観る感覚でどーぞ!

個人的満足度 49点! フツーのホラー映画感覚なら 68点!

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悪い種と、悪い環境…人は生まれながらにして悪人か… ネタバレ

投稿日:2009/03/08 レビュアー:mitamita観た〜!!

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30年ほど前のおかんにとっては衝撃作品のリメイク。
マイケル少年がなぜあれほどにも残忍な殺人鬼になったのかが語られる。もちろん確信的に「だから、なったのよ」ではなく、観る手側の感性に答えを任せている。

2が出てすぐに飛びついたが「13日の金曜日」同様、勝るものなしでその後は観ることはなかった。
本作では「何故?」の部分が描かれたとあり飛びついた。

マイケル少年。
暮らしぶりはだらしない義父とストリッパーまがいの仕事をする母親、弟に口うるさい奔放な姉、そして純粋無垢な愛すべき赤ちゃんの妹との5人暮らし。
義父は何が面白くて一緒に暮らしてるのかわからないような存在。
マイケルに対しても愛情の欠片もない態度、姉には成長した体に興味津々と、いかにもの典型的なダメおやじ。何でこんな男と一緒にいるのかが理解できない。
母親もこの旦那がためなのか決して子供たちに誇れる職業ではないだろう。マイケルがそのことで学校でいじめられる現実を見てもそうだろう。
姉はこの年齢の少女が誰しもそうであるように、弟よりボーイフレンドに夢中。
ただこの義父と姉だけがマイケルの得体のしれない薄気味悪さをどこかで感じていたんだろう。
母親は盲目の愛ゆえか何も見えていなかった…

マイケルが10歳の時に手をかけた相手、学校のいじめっ子、義父、姉。自分に対して常に蔑み、攻撃的な相手だ。
何の前触れもなく、何の感情も見えず、ただ淡々と手を血で染める。お面を被り、マスクを被り、そのためなのか表情は見てとれない。なぜお面なのか?母親に外すように言われて「醜い顔を出すのがいやだ」という場面があるがコンプレックスとは思えない。やはり惨忍な自分の内面に気づきその表情を隠すためだったのか…

惨殺を終えて、赤ん坊の妹を優しく抱きながら母親を待つマイケル。あまりにも対照的で胸が痛かった。その妹と二人の写真も…

精神科医により鑑定されるマイケル。この精神科医は本当にマイケルを救いたかったのか、それともただあまりにも異常な少年を観察したいだけだったのか。成長したマイケルが脱走したあと、一生懸命マイケルを探し、自分の手で幕を下ろそうするあたり責任を感じていたんだろう。劇中、「あの怪物はあんたが創り出したんだ!」と言われる場面があった。そうかもしれない…
この精神科医がマイケルに関する本を出版するにあたり、講演をする場面がある。「彼の持って生まれたものと、劣悪な環境があいまって生まれた悪魔。」と…
人はほんとうにそんな「種」を持って生まれるのだろうか…
その「種」に環境が水をやり、肥料を与えることで開花させてしまうのか。ならばその種はどこから来るのか?
「悪い種子」という映画があった。マイケル同様惨忍な心をもった少女の話だ。こちらはその種は母親自身が娘へ受け継がせたものと考える。そしてこの母親が娘の芽生えた芽を摘み取ろうとする。

本当に我が子が見えるんだろうか?毎年惨忍な事件が後を絶たない。ことが起きるたびにいろいろ検証される。
「優しい子でした」「頭のいい子でした」など信じられないという証言。
「何を考えてるかわからないような子」「なんかやらかすやつだと思ってました」とか確信犯的な言い方。
そこまで想像できることなんてできるのか?精神の世界なので非力なおかんには到底分らない。

事件を起こしてから17年後マイケルが脱走する。なぜこの時なのかは分からない。
ただひたすら妹を求めて、行く手を塞ぐものを惨殺しながら。
マイケルは妹に何を求めていたんだろう。大切に持っていた子供の頃の二人の写真を妹に見せる場面。兄の存在すら知らなかった妹にわかるはずもなく…たしか2あたりで自分の血を絶やすためにとかあったように思ったが、どうだろう。なら、マイケルが自分の中に流れる血がそうさせる、そうなってはいけない、というある種の懺悔なのか。
まあ、ながながとありもしないお話に思いを馳せたが、これがありもしないとは言えないような現実社会。
願わくばこんな「種」を摘み取れるような社会、大人でありたい。

余談だがマイケルの少年時代を演じた少年。
これがなかなか凄かった。
彼のこのあとの成長に影響がないか心配になるおかんです。

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少年が殺人鬼に成長する課程

投稿日:2009/03/09 レビュアー:

ハロウィンの旧作は「面白かった」という記憶はあるが細部は覚えてない。
シリーズ化されてからは飽きてしまって観てない。

劣悪な家庭環境に育ったマイケル少年がいかにして殺人鬼となったのか、を描く前半は面白かった。ここはホラーファンでなくても興味がある人が多いんじゃないだろうか。
家庭でも同級生のイジメにも無抵抗の、無表情で無口な少年が、人知れず意味もなく小動物を殺す・・・ゾッとする。
しかし、身近にも実際にありそうなのが恐ろしい。
この段階で彼を止めることはできなかったのか?
病院でのカウンセリング、母親や医師の態度は彼の成長に何らかの影響をもたらしたのか?
彼は殺人を楽しんでいるのか?
恐ろしいことをしているという自覚はあるのか?

後半の殺人鬼としての活躍ぶり(?)は、正直、飽きた。
どれだけハデに殺そうと、なんの恐怖感もスリルも感じられず、ねむい。
臨場感というものがないのだ。

不幸な家庭に生まれ育った一人の少年が、そうならない道もあったはずなのに、仮面を付けて殺人鬼に成長してしまう、少年の心の闇の変化をもっと見たかった。
少年役が不気味ですごく役にはまっているので余計にそう思う。

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久しぶりのホラー。マイコー・・・悲しい殺人鬼。 ネタバレ

投稿日:2009/03/25 レビュアー:pokorou

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久しぶりにホラーを観たからか、くるものがあった。
若干、音ビビリもあったけど。

マイコー(マイケル)少年の幼い頃の家庭環境。
どう考えても最悪。母からは愛されていたけれど、母の仕事で友達に嫌がらせを受ける。父は義理の父であり、何故か怪我をしていて、動けない。いや、動かない、働かない。姉はボーイフレンドとイチャイチャするのが忙しくて(w)かまってくれない。まだ赤ちゃんの妹だけは無害な存在。
義理の父、姉、姉のボーイフレンドを殺害。妹を抱き外へ出るマイコー。
その後母は耐えられなくなり自殺。
マイコーは塀の中。何もしゃべらない。

そして17年後のハロウィンに数人を殺し、脱獄。
妹の元へ向かうが、ここでも又手当たり次第に殺しまくる。
妹を目の前にし、初めて仮面を脱ぎ、刃物を落とし、膝を付くマイコー。
が、妹は兄が居ることなど知る訳も無く、目の前に居るのは恐ろしい殺人鬼。兄を刺し、逃げる妹。一度は助かったと思ったが、又襲いかかるマイコー。そして、終結は妹の手によって・・・

環境が悪かったのか・・・
マイコーは、一切悪くないとは言い切れないけど、愛情の無い家庭で育ち、信じていた人に去られ、唯一の肉親にさえ、刃物で刺され、哀しい人生であったとも考えられる・・・

怖いと言うより、物悲しさが先に立つ。

でも、ちょっとマイコーやり過ぎ・・・

人殺しはいけない事だとちゃんと教えてあげないと・・・
叱るんじゃ無く、ちゃんと教えてあげていれば・・・愛情持って育ててあげてれば・・・あの兄妹はずっと仲良しだっただろう。



                    pokorou

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1〜 5件 / 全51件

ハロウィン

ユーザーレビュー

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2011/11/02

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ホヨマックス

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快楽物質ドーパミン大量放出!何なんだこの「重量感抜群」の殺人鬼は!?

物語は殺人鬼のガラスの少年時代10歳から始まる。。
既に「理性や良心が無く生と死の感覚さえ無いので善悪をも理解していない」が成立し
動物虐待殺生から家族殺戮に発展し逮捕されて精神病院で・・までをたっぷり見せてくれる。
それから15年後、重量級刑務所並みの精神病棟を脱出し罪無き人間を次々と・・こっからが本番。。
でも、少年時代だけで映画1本観れちゃったような気がする。

ところで、何でこんなに評価が悪いっっつうか微妙なんだぁ〜?
「カーペンター」より「ロブ・ゾンビ」の方が遥かにオモロいよ!!!

だって、オリジナルは、良いのは良いけど結局「雰囲気だけ」じゃん?
静かなる殺人鬼が風と共に去る所が超自然的な存在ではあったけど。。

このリメイク版の殺人鬼はプロレスラーのように図体がデカくて力持ち。もはや超人だ。
完璧な殺人鬼じゃねか! えぇぇ〜〜?そ〜っれがイケないのかぁ?^^

本作のエンドロールで最初に名が挙がったのが
「時計じかけのオレンジ」の「マルコム・マクダウェル」だが、主人公だったのぉ?
「マーダーライドショー」の「鬼畜オヤジ」も墓場でチョイ出演^^
「ダニー・トレホ」が若くて細く見えたのは私だけかしらん?^^
その他にも見た事ある有名俳優が出ていた。

さぁ、オリジナルとリメイク、あなたはどっちが好きぃ?^^

ふっつ〜これなら『ハロウィン』で無くてもええような気が・・・

投稿日

2010/01/14

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KASPAR

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ジョン・カーペンター監督の名作ホラーを『マーダー・ライト・ショー』のロブ・ゾンビがリメイクしたっつーことで『ハロウィン(2007)』を観ました♪

うーーーん・・・・ふっつー・・・しかもオリジナル版の『ハロウィン』にあった独特な部分を消してもーてるし・・・其処だけは変えるべきでは無かったやろ〜(´・ω・`)

これも結局続編でええような映画やね・・・ロブ・ゾンビってほんまにオリジナル版のファンなんやろか!?

□■□■□■□■□

オリジナル版の怖さっつーのは、ごくごくフツーの家庭でなんのトラウマもないマイケルが殺人鬼(モンスター)になるとこであって、最後に顔が見えたときにそれがごくごくふつーな好青年の顔なんが怖かったんちゃうの?

せやから、精神科医が最後は"彼は悪魔(ブギーマン)だ"っつー結論にたっするんちゃうの?

それが、『ハロウィン』が『ハロウィン』であるところであって、『13日の金曜日』でも『悪魔のいけにえ』でも『オーメン』でも『エルム街の悪夢』でもないとこやないの〜・・・

それを虐待から生まれたって・・・なんかどこにでもあるホラーになってもーてるとおもうんやけど・・・

殺人シーンとかストーリーとか登場人物とか、なにをどー変えてもエエけど、1作目をリメイクするんやったら、ハロウィンがハロウィンである理由だけは変えたらあかんのちゃうん?

個人的に新しいアプローチをすることは悪くない(っつーかリメイクする以上必要)と思うんやけど、変えてエエとこと悪いとこがあるよな〜

結局、みんなでワイワイ騒ぎながらみるよーなふっつーなホラーにするんやったら、何回もゆーけど続編でええやーん!!!

□■□■□■□■□

残念・・・あまりにも残念な出来・・・ロブ・ゾンビやから、どーせやったらもっと遊んで違う作品にしてたほうがまだ良かった・・・ストーリーだけなぞって中身は陳腐なホラーにしてしまうとは・・・ヽ(`Д´)ノ

まったくオススメはしません・・・(最近ハズレ率高いなぁ〜・・・)観るときは、よくあるB級ホラー映画を観る感覚でどーぞ!

個人的満足度 49点! フツーのホラー映画感覚なら 68点!

悪い種と、悪い環境…人は生まれながらにして悪人か…

投稿日

2009/03/08

レビュアー

mitamita観た〜!!

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30年ほど前のおかんにとっては衝撃作品のリメイク。
マイケル少年がなぜあれほどにも残忍な殺人鬼になったのかが語られる。もちろん確信的に「だから、なったのよ」ではなく、観る手側の感性に答えを任せている。

2が出てすぐに飛びついたが「13日の金曜日」同様、勝るものなしでその後は観ることはなかった。
本作では「何故?」の部分が描かれたとあり飛びついた。

マイケル少年。
暮らしぶりはだらしない義父とストリッパーまがいの仕事をする母親、弟に口うるさい奔放な姉、そして純粋無垢な愛すべき赤ちゃんの妹との5人暮らし。
義父は何が面白くて一緒に暮らしてるのかわからないような存在。
マイケルに対しても愛情の欠片もない態度、姉には成長した体に興味津々と、いかにもの典型的なダメおやじ。何でこんな男と一緒にいるのかが理解できない。
母親もこの旦那がためなのか決して子供たちに誇れる職業ではないだろう。マイケルがそのことで学校でいじめられる現実を見てもそうだろう。
姉はこの年齢の少女が誰しもそうであるように、弟よりボーイフレンドに夢中。
ただこの義父と姉だけがマイケルの得体のしれない薄気味悪さをどこかで感じていたんだろう。
母親は盲目の愛ゆえか何も見えていなかった…

マイケルが10歳の時に手をかけた相手、学校のいじめっ子、義父、姉。自分に対して常に蔑み、攻撃的な相手だ。
何の前触れもなく、何の感情も見えず、ただ淡々と手を血で染める。お面を被り、マスクを被り、そのためなのか表情は見てとれない。なぜお面なのか?母親に外すように言われて「醜い顔を出すのがいやだ」という場面があるがコンプレックスとは思えない。やはり惨忍な自分の内面に気づきその表情を隠すためだったのか…

惨殺を終えて、赤ん坊の妹を優しく抱きながら母親を待つマイケル。あまりにも対照的で胸が痛かった。その妹と二人の写真も…

精神科医により鑑定されるマイケル。この精神科医は本当にマイケルを救いたかったのか、それともただあまりにも異常な少年を観察したいだけだったのか。成長したマイケルが脱走したあと、一生懸命マイケルを探し、自分の手で幕を下ろそうするあたり責任を感じていたんだろう。劇中、「あの怪物はあんたが創り出したんだ!」と言われる場面があった。そうかもしれない…
この精神科医がマイケルに関する本を出版するにあたり、講演をする場面がある。「彼の持って生まれたものと、劣悪な環境があいまって生まれた悪魔。」と…
人はほんとうにそんな「種」を持って生まれるのだろうか…
その「種」に環境が水をやり、肥料を与えることで開花させてしまうのか。ならばその種はどこから来るのか?
「悪い種子」という映画があった。マイケル同様惨忍な心をもった少女の話だ。こちらはその種は母親自身が娘へ受け継がせたものと考える。そしてこの母親が娘の芽生えた芽を摘み取ろうとする。

本当に我が子が見えるんだろうか?毎年惨忍な事件が後を絶たない。ことが起きるたびにいろいろ検証される。
「優しい子でした」「頭のいい子でした」など信じられないという証言。
「何を考えてるかわからないような子」「なんかやらかすやつだと思ってました」とか確信犯的な言い方。
そこまで想像できることなんてできるのか?精神の世界なので非力なおかんには到底分らない。

事件を起こしてから17年後マイケルが脱走する。なぜこの時なのかは分からない。
ただひたすら妹を求めて、行く手を塞ぐものを惨殺しながら。
マイケルは妹に何を求めていたんだろう。大切に持っていた子供の頃の二人の写真を妹に見せる場面。兄の存在すら知らなかった妹にわかるはずもなく…たしか2あたりで自分の血を絶やすためにとかあったように思ったが、どうだろう。なら、マイケルが自分の中に流れる血がそうさせる、そうなってはいけない、というある種の懺悔なのか。
まあ、ながながとありもしないお話に思いを馳せたが、これがありもしないとは言えないような現実社会。
願わくばこんな「種」を摘み取れるような社会、大人でありたい。

余談だがマイケルの少年時代を演じた少年。
これがなかなか凄かった。
彼のこのあとの成長に影響がないか心配になるおかんです。

少年が殺人鬼に成長する課程

投稿日

2009/03/09

レビュアー

ハロウィンの旧作は「面白かった」という記憶はあるが細部は覚えてない。
シリーズ化されてからは飽きてしまって観てない。

劣悪な家庭環境に育ったマイケル少年がいかにして殺人鬼となったのか、を描く前半は面白かった。ここはホラーファンでなくても興味がある人が多いんじゃないだろうか。
家庭でも同級生のイジメにも無抵抗の、無表情で無口な少年が、人知れず意味もなく小動物を殺す・・・ゾッとする。
しかし、身近にも実際にありそうなのが恐ろしい。
この段階で彼を止めることはできなかったのか?
病院でのカウンセリング、母親や医師の態度は彼の成長に何らかの影響をもたらしたのか?
彼は殺人を楽しんでいるのか?
恐ろしいことをしているという自覚はあるのか?

後半の殺人鬼としての活躍ぶり(?)は、正直、飽きた。
どれだけハデに殺そうと、なんの恐怖感もスリルも感じられず、ねむい。
臨場感というものがないのだ。

不幸な家庭に生まれ育った一人の少年が、そうならない道もあったはずなのに、仮面を付けて殺人鬼に成長してしまう、少年の心の闇の変化をもっと見たかった。
少年役が不気味ですごく役にはまっているので余計にそう思う。

久しぶりのホラー。マイコー・・・悲しい殺人鬼。

投稿日

2009/03/25

レビュアー

pokorou

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久しぶりにホラーを観たからか、くるものがあった。
若干、音ビビリもあったけど。

マイコー(マイケル)少年の幼い頃の家庭環境。
どう考えても最悪。母からは愛されていたけれど、母の仕事で友達に嫌がらせを受ける。父は義理の父であり、何故か怪我をしていて、動けない。いや、動かない、働かない。姉はボーイフレンドとイチャイチャするのが忙しくて(w)かまってくれない。まだ赤ちゃんの妹だけは無害な存在。
義理の父、姉、姉のボーイフレンドを殺害。妹を抱き外へ出るマイコー。
その後母は耐えられなくなり自殺。
マイコーは塀の中。何もしゃべらない。

そして17年後のハロウィンに数人を殺し、脱獄。
妹の元へ向かうが、ここでも又手当たり次第に殺しまくる。
妹を目の前にし、初めて仮面を脱ぎ、刃物を落とし、膝を付くマイコー。
が、妹は兄が居ることなど知る訳も無く、目の前に居るのは恐ろしい殺人鬼。兄を刺し、逃げる妹。一度は助かったと思ったが、又襲いかかるマイコー。そして、終結は妹の手によって・・・

環境が悪かったのか・・・
マイコーは、一切悪くないとは言い切れないけど、愛情の無い家庭で育ち、信じていた人に去られ、唯一の肉親にさえ、刃物で刺され、哀しい人生であったとも考えられる・・・

怖いと言うより、物悲しさが先に立つ。

でも、ちょっとマイコーやり過ぎ・・・

人殺しはいけない事だとちゃんと教えてあげないと・・・
叱るんじゃ無く、ちゃんと教えてあげていれば・・・愛情持って育ててあげてれば・・・あの兄妹はずっと仲良しだっただろう。



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