刑事ニコ／法の死角

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オープニング、セガールの赤ちゃんの時の写真が映し出される。７才でイタリア移民としてシカゴにやって来た。家族や少年時代の写真も映し出されるがこの頃のセガールとても美少年です。父に連れられて野球を見に行った時、合気道をやっている老人の強さに驚き日本へ行くことを夢見たそうです。そして１７才でその夢が実現・・・etc

この映画はセガールのデビュー作で、因みに３７才の時でした。
主人公ニコ・トスカーナ刑事(スティーヴン・セガール）は、合気道に憧れ日本で修行している時、米大使館でのパーティでCIAにスカウトされる。そして、ベトナム戦争で特殊任務工作員として派遣される。その後、CIAをやめシカゴ警察の刑事となるのです。
ある日、ニコは相棒の女刑事と共に行方不明の娘を探し出す。そこで高級麻薬が見つかり容疑者が逮捕される。しかしすぐ釈放されたのを不審に思い調べるが、FBIが現れ事件に係わるなと止められる。それでも調査を続けるニコに厳しい謹慎処分が・・・。謹慎処分もなんのその悪に立ち向かうニコ。狙われる家族も痛々しい。妻役に初々しいシャローン・ストーン、演技がちょっと大袈裟かな。ラストで浮かび上がった人物の正体は・・・。
セガールはこのデビュー作からアクションにはキレがあります。悪人をまとめて見事に血祭りにします。車にしがみ付いたり電車の屋根に上ったりカーチェイスなどアクションシーンも充実しています。
顔がキリッと引き締まりスラリとした長身、この頃は女性にモテたでしょうね。日本語を喋るシーンもあり親しみを感じてしまいました。セガールファンは必見だと思います。お薦めです。

面白さ：★★★☆☆
対象年齢：高校生以上（暴力シーン多いので注意）
食事中に見られるか：無理でしょう

冒頭、ベトナム戦争の描写や合気道の祖・植芝盛平の写真などが出てきて、スケールのデカさを感じさせるのですが、その後のストーリーはまったく関係なく進むのが拍子抜けです。でも面白い！たぶん、セガールの日本デビュー作だったと思います。この映画を見たころはまだセガールの独特のおっさん顔に慣れていなかったため、あの顔と「ＣＩＡに合気道を教えていた」という怪しいプロフィールにかなりの迫力を感じました。映画としても小品ながらよく出来ていると思います。後年に連発された駄作に比べ、これと「グリマーマン」はお勧め出来ます。

　彼の作品はほとんど観てるつもりですが、このデビュー作は未見でした。
　超かっこいい。めっちゃ強い。若いですし、今からは想像できない（失礼かな）ほどスリムだし、アクションもキレまくりです。ストーリーも良く、最後まで楽しめる作品だと思います。若き日のシャロン・ストーンも、ほんまに綺麗です。

セガールのデヴュー作という事で、結構若いセガールが見れます。
沈黙シリーズもここに原点があるように思えます。