海角七号/君想う、国境の南

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海角七号/君想う、国境の南 / ファン・イーチェン

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「海角七号/君想う、国境の南」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

本国台湾で空前の大ヒットを記録した郷愁あふれる感動ドラマ。届くことのなかった日本統治時代の古いラブレターが、現代の台湾人男性と日本人女性に芽生えた恋を静かに後押しするさまを詩情豊かに綴る。台北でミュージシャンとしての成功を夢見ていた青年、阿嘉(アガ)は、挫折して故郷・恒春に舞い戻る。郵便配達のバイトを始めた彼は、今は存在しない住所“海角七号”宛ての届け先不明小包を見つける。中には、60年前、敗戦によって台湾から引き揚げざるを得なかった日本人教師が、恋人の台湾人女性に宛ててしたためた7通のラブレターが入っていた。一方、町では日本人歌手・中孝介を招いての町興しライブが企画され、阿嘉も即席の前座バンドのボーカルに駆り出されてしまうのだが…。

「海角七号/君想う、国境の南」 の作品情報

作品情報

製作年: 2008年
製作国: 台湾
原題: 海角七號/CAPE NO. 7

「海角七号/君想う、国境の南」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全27件

今風、だけどリアルだね

投稿日:2010/09/26 レビュアー:namusan

同じく台湾映画の名作、侯孝賢監督「非情城市」の悲壮さを想像していたので、現代調の明るさと、先読みができる単純なストーリー展開には驚きました。しかし、何か元気で、生き生きしたものを感じました。今風、だけどリアルですね。

皆さん、何故この映画が台湾でヒットしたのかと疑問があるようですが、やはりかの国の国民性と歴史性を抜きにしては語れないのではないでしょうか。

彼らは当時、日本国民であったのですが、日本の敗戦後、彼らは日本から見捨てられた状態となり、蒋介石の国民党の統治下でさらに大変な思いをしてきたのです。

それは、友子が戦後とともに手紙の主から捨てられたようなもの。最近の映画で、若き酒井充子監督の「台湾人生」(2008年)には、歴史に翻弄されながらも、力強く歩んできた茂じいさんや李登輝元総統のような“日本語世代”の台湾の人々の姿を捉えた作品です。植民地時代への懐かしさと、その後の国民党政権の酷さから来る日本への恨み。「何故、見捨てたのか?」という思い。

茂じいさんが、月琴で奏でた「野バラ」、もとはドイツの歌ですが、文部省唱歌です。当時、日本人として学校で習ったであろう「野バラ」を、阿嘉は知っており、また中孝介も知っていた。そしてラストシーンに繋がっていく。

戦後の日教組教育の残滓はよっぽど深く残っているのですが、日本人が真の国際理解、国際協力をしていくには、しっかりした自分たちの歴史観、国家観を持つべきですな。阿嘉は、現代の日本そのものにも見えます。

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かったるくて、だめでした。 ネタバレ

投稿日:2010/07/13 レビュアー:パープルローズ

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「沈滞する台湾映画界に風穴を開けた」といわれるほどヒットしたらしいですが、あまりにベタな展開に映画館で爆睡してしまい、再挑戦しました。けど、やっぱり私はこれはダメだ〜。

ミュージシャンとしての成功という夢を諦め、故郷の町で郵便配達の仕事をする青年阿嘉と、語学力を武器に海外で奮闘する日本人女性友子(田中千絵)。
町おこしのために、日本人ミュージシャン中孝介(この人、全く知らなかったんだけど、そんなに人気者なんですか??)を迎えたイベントの前座バンドとして結成された、地元住民から成る寄せ集めバンドの練習を通して、次第に惹かれあう阿嘉と友子の恋愛が、60年前同じ友子という名の女性にあてて書かれた、日本人男性の手紙に絡めて描かれています。

私はてっきり60年前のふたりの悲恋が中心だとばかり思っていたのですが、話の中心は地元バンドのメンバー選びの部分で、そこがやたらと長いです。
前半は阿嘉と友子をはじめ、バンドに関わる人々のいろんな事情が説明されるので、やたらと場面の転換が早いです。それなのに、これほどかったるいというのはこれいかに??

この映画の目玉は、日本では全く無名の田中千絵という女優さんが、語学を武器に頑張って台湾で大成功したことではないかと思うのですが、映画の中で彼女が演じる友子という女性の結末には、「ほんとにそんなんでいいのか?」と思ってしまいました。

せっかく海外で頑張っても、少しも報いられないことに始終イライラしている友子。
バンド結成の手伝いをさせられることにも、ちっとも乗り気でなかったくせに、阿嘉と寝たとたんにしおらしくなってしまって・・・。
おまけにあのタイミングで、阿嘉に郵便の配達を頼むとは、あまりにも勝手ではないでしょうか?

ラストの地元バンドと中孝介とのジョイントライブは、さすがに盛り上がりはしますが、阿嘉に
「行かないでくれ。行くなら俺も一緒に行くから。」
なんていわれて、うなずいてしまう友子に、せっかく頑張ってきたのに、しがない郵便配達と一緒になってそれでどうするんだ??と思ってしまいました。

時々流れる60年前の手紙の美辞麗句もあまり心に響かず。
月琴弾きの茂おじいさんだけはよかったです。

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2つの時代が織り成す素敵なラブストーリー ネタバレ

投稿日:2010/07/04 レビュアー:ステファニー

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 2008年台湾で上映後3週間で興行成績が約1億8000万円を突破した台湾映画史上最大ヒット作。
 日本で行われた『第4回アジア海洋映画祭イン幕張』でもグランプリを獲得した作品です!!

 台北でミュージシャンとして成功する夢破れて台湾最南端に位置する故郷恒春に戻ってきた青年アガ。怪我した老人の郵便配達人の代わりに仕事をするアガは、ある日今はない住所“海角七号”宛ての郵便物を見つける。
 それは60年前に敗戦によって台湾から引き揚げる日本人教師が愛しながらも別れなければなかった台湾人女性友子を想って、船上で綴った7通のラブレターだった。。

 そして町興しイベントで日本から来る歌手中孝介を招く為に前座バンドとしてアガは繰り出されるが…
 そこで知り合う監督役友子(田中千絵)とも衝突していくアガ。。

 映画は、日本語・台湾語・中国語と3ヶ国語が行き交いますが違和感なく見れます。
 特にこの映画で良かったのは、ラブレターを読み上げているシーン。。好きで愛していたけど、別れなければならなかった彼の言葉がジーンと来ます。
 
 有名どころは出ていませんが、台湾では人気アーティストファン・イーチェンが主役で友子役にメイクアップ・アーティストのトニータナカ氏の娘であり今では台湾で人気女優田中千絵。
 そして、実名で出演の中孝介が出ています。

 舞台の台湾最南端の屏東県がとても綺麗で美しい風景がこの映画を盛り上げてくれます。

 1940年代の切ない恋と現代の爽やかな恋が良かったです。

 台湾ドラマは結構リリースされていますが映画は数が少ないのでこれを機に沢山リリースして欲しいです。
 特に私の希望は、ジェイチョウ主演の『言えない秘密』をお願いします。

 
 

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台湾で大ヒットしたらしいです

投稿日:2012/03/15 レビュアー:奇怪伯爵

台湾に魅せられ、徐々に台湾を舞台にした映画を観ています。
残念ながら、歴史についての知識が乏しく、本作のテーマを完全に理解するには及びません。
しかし、それを抜きにしても、なかなかに心地よい出来となっています。

都会で夢に破れ、故郷に戻ってきた若者。
本人は心に傷を負ったものの、知らず知らず故郷に癒されていく。
じんわりと、田舎ならではの結びつきや人の良さが伝わります。
サイドには、年月を経て届けられるラブレターを詩情豊かに表現。
過去と現在をリンクさせ、本作ならではの効果を生み出しています。

逆に、物足りなかったのは主人公とヒロインのくだり。
ロマンスが始まるまでの過程描写に物足りなさを感じたり、ヒロインの魅力に疑問が生じるかも。
演じた田中千絵さんは、本作でかなり有名になったらしいですが…。

適度なコミカル感、魅力ある田舎の風景なども本作の魅力の一つ。
個性豊かな脇役も、それぞれに良い味出しています。
そして、ミュージシャンの本領が発揮されたコンサートシーン。
歴史を知ればもっと厚みを増す可能性がありますが、ライト感覚でも楽しめます。

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海角七号/君想う、国境の南 ネタバレ

投稿日:2015/04/24 レビュアー:片山刑事

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 台湾で歌手の夢を破れた青年とマネージャー業をやる日本人女性が好き好きになっていく話。

 台湾人の青年と日本人の女性が嫌い嫌いから好き好きになっていく軸に70年前の手紙が合間に挿入されていく構成ですが、130分見終わっても正直、その70年前の手紙が主人公たち2人にそんなに関係なくて盛り上がりに欠けてると思いました。
 主人公が郵便局員的な仕事をして、それが面倒で手紙を配らずにその中の1つの手紙を開けたら、70年前の手紙を見つけてという展開で、台湾人の仕事に対するモチベーションの低さに引いてしまいました。手紙、勝手に開けて読んじゃうんだという。そして内容は日本語なのに主人公の青年は理解しているとは思えないと思いました。

 前半はコメディタッチで軽い台湾コメディについていけないとなかなかツライものがありました。ヒロインの日本人はヒステリックにしか見えないし、中盤で主人公同士がキスを始めたのにも驚いて、いつの間にそんな気持ちになっていたのかと。酔っぱらった勢いだったのかな。
 即席の前座バンドメンバーたちのそれぞれの掘り下げも浅いので、盛り上がりに欠けていると思いました。

 乗り切れない中盤まで一転して、クライマックスの音楽で盛り上がって音楽の力って凄いなと感心させられますが、そこに至るまでがどこか安っぽい印象を受けてしまう作品でした。

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1〜 5件 / 全27件

海角七号/君想う、国境の南

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:27件

今風、だけどリアルだね

投稿日

2010/09/26

レビュアー

namusan

同じく台湾映画の名作、侯孝賢監督「非情城市」の悲壮さを想像していたので、現代調の明るさと、先読みができる単純なストーリー展開には驚きました。しかし、何か元気で、生き生きしたものを感じました。今風、だけどリアルですね。

皆さん、何故この映画が台湾でヒットしたのかと疑問があるようですが、やはりかの国の国民性と歴史性を抜きにしては語れないのではないでしょうか。

彼らは当時、日本国民であったのですが、日本の敗戦後、彼らは日本から見捨てられた状態となり、蒋介石の国民党の統治下でさらに大変な思いをしてきたのです。

それは、友子が戦後とともに手紙の主から捨てられたようなもの。最近の映画で、若き酒井充子監督の「台湾人生」(2008年)には、歴史に翻弄されながらも、力強く歩んできた茂じいさんや李登輝元総統のような“日本語世代”の台湾の人々の姿を捉えた作品です。植民地時代への懐かしさと、その後の国民党政権の酷さから来る日本への恨み。「何故、見捨てたのか?」という思い。

茂じいさんが、月琴で奏でた「野バラ」、もとはドイツの歌ですが、文部省唱歌です。当時、日本人として学校で習ったであろう「野バラ」を、阿嘉は知っており、また中孝介も知っていた。そしてラストシーンに繋がっていく。

戦後の日教組教育の残滓はよっぽど深く残っているのですが、日本人が真の国際理解、国際協力をしていくには、しっかりした自分たちの歴史観、国家観を持つべきですな。阿嘉は、現代の日本そのものにも見えます。

かったるくて、だめでした。

投稿日

2010/07/13

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「沈滞する台湾映画界に風穴を開けた」といわれるほどヒットしたらしいですが、あまりにベタな展開に映画館で爆睡してしまい、再挑戦しました。けど、やっぱり私はこれはダメだ〜。

ミュージシャンとしての成功という夢を諦め、故郷の町で郵便配達の仕事をする青年阿嘉と、語学力を武器に海外で奮闘する日本人女性友子(田中千絵)。
町おこしのために、日本人ミュージシャン中孝介(この人、全く知らなかったんだけど、そんなに人気者なんですか??)を迎えたイベントの前座バンドとして結成された、地元住民から成る寄せ集めバンドの練習を通して、次第に惹かれあう阿嘉と友子の恋愛が、60年前同じ友子という名の女性にあてて書かれた、日本人男性の手紙に絡めて描かれています。

私はてっきり60年前のふたりの悲恋が中心だとばかり思っていたのですが、話の中心は地元バンドのメンバー選びの部分で、そこがやたらと長いです。
前半は阿嘉と友子をはじめ、バンドに関わる人々のいろんな事情が説明されるので、やたらと場面の転換が早いです。それなのに、これほどかったるいというのはこれいかに??

この映画の目玉は、日本では全く無名の田中千絵という女優さんが、語学を武器に頑張って台湾で大成功したことではないかと思うのですが、映画の中で彼女が演じる友子という女性の結末には、「ほんとにそんなんでいいのか?」と思ってしまいました。

せっかく海外で頑張っても、少しも報いられないことに始終イライラしている友子。
バンド結成の手伝いをさせられることにも、ちっとも乗り気でなかったくせに、阿嘉と寝たとたんにしおらしくなってしまって・・・。
おまけにあのタイミングで、阿嘉に郵便の配達を頼むとは、あまりにも勝手ではないでしょうか?

ラストの地元バンドと中孝介とのジョイントライブは、さすがに盛り上がりはしますが、阿嘉に
「行かないでくれ。行くなら俺も一緒に行くから。」
なんていわれて、うなずいてしまう友子に、せっかく頑張ってきたのに、しがない郵便配達と一緒になってそれでどうするんだ??と思ってしまいました。

時々流れる60年前の手紙の美辞麗句もあまり心に響かず。
月琴弾きの茂おじいさんだけはよかったです。

2つの時代が織り成す素敵なラブストーリー

投稿日

2010/07/04

レビュアー

ステファニー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 2008年台湾で上映後3週間で興行成績が約1億8000万円を突破した台湾映画史上最大ヒット作。
 日本で行われた『第4回アジア海洋映画祭イン幕張』でもグランプリを獲得した作品です!!

 台北でミュージシャンとして成功する夢破れて台湾最南端に位置する故郷恒春に戻ってきた青年アガ。怪我した老人の郵便配達人の代わりに仕事をするアガは、ある日今はない住所“海角七号”宛ての郵便物を見つける。
 それは60年前に敗戦によって台湾から引き揚げる日本人教師が愛しながらも別れなければなかった台湾人女性友子を想って、船上で綴った7通のラブレターだった。。

 そして町興しイベントで日本から来る歌手中孝介を招く為に前座バンドとしてアガは繰り出されるが…
 そこで知り合う監督役友子(田中千絵)とも衝突していくアガ。。

 映画は、日本語・台湾語・中国語と3ヶ国語が行き交いますが違和感なく見れます。
 特にこの映画で良かったのは、ラブレターを読み上げているシーン。。好きで愛していたけど、別れなければならなかった彼の言葉がジーンと来ます。
 
 有名どころは出ていませんが、台湾では人気アーティストファン・イーチェンが主役で友子役にメイクアップ・アーティストのトニータナカ氏の娘であり今では台湾で人気女優田中千絵。
 そして、実名で出演の中孝介が出ています。

 舞台の台湾最南端の屏東県がとても綺麗で美しい風景がこの映画を盛り上げてくれます。

 1940年代の切ない恋と現代の爽やかな恋が良かったです。

 台湾ドラマは結構リリースされていますが映画は数が少ないのでこれを機に沢山リリースして欲しいです。
 特に私の希望は、ジェイチョウ主演の『言えない秘密』をお願いします。

 
 

台湾で大ヒットしたらしいです

投稿日

2012/03/15

レビュアー

奇怪伯爵

台湾に魅せられ、徐々に台湾を舞台にした映画を観ています。
残念ながら、歴史についての知識が乏しく、本作のテーマを完全に理解するには及びません。
しかし、それを抜きにしても、なかなかに心地よい出来となっています。

都会で夢に破れ、故郷に戻ってきた若者。
本人は心に傷を負ったものの、知らず知らず故郷に癒されていく。
じんわりと、田舎ならではの結びつきや人の良さが伝わります。
サイドには、年月を経て届けられるラブレターを詩情豊かに表現。
過去と現在をリンクさせ、本作ならではの効果を生み出しています。

逆に、物足りなかったのは主人公とヒロインのくだり。
ロマンスが始まるまでの過程描写に物足りなさを感じたり、ヒロインの魅力に疑問が生じるかも。
演じた田中千絵さんは、本作でかなり有名になったらしいですが…。

適度なコミカル感、魅力ある田舎の風景なども本作の魅力の一つ。
個性豊かな脇役も、それぞれに良い味出しています。
そして、ミュージシャンの本領が発揮されたコンサートシーン。
歴史を知ればもっと厚みを増す可能性がありますが、ライト感覚でも楽しめます。

海角七号/君想う、国境の南

投稿日

2015/04/24

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 台湾で歌手の夢を破れた青年とマネージャー業をやる日本人女性が好き好きになっていく話。

 台湾人の青年と日本人の女性が嫌い嫌いから好き好きになっていく軸に70年前の手紙が合間に挿入されていく構成ですが、130分見終わっても正直、その70年前の手紙が主人公たち2人にそんなに関係なくて盛り上がりに欠けてると思いました。
 主人公が郵便局員的な仕事をして、それが面倒で手紙を配らずにその中の1つの手紙を開けたら、70年前の手紙を見つけてという展開で、台湾人の仕事に対するモチベーションの低さに引いてしまいました。手紙、勝手に開けて読んじゃうんだという。そして内容は日本語なのに主人公の青年は理解しているとは思えないと思いました。

 前半はコメディタッチで軽い台湾コメディについていけないとなかなかツライものがありました。ヒロインの日本人はヒステリックにしか見えないし、中盤で主人公同士がキスを始めたのにも驚いて、いつの間にそんな気持ちになっていたのかと。酔っぱらった勢いだったのかな。
 即席の前座バンドメンバーたちのそれぞれの掘り下げも浅いので、盛り上がりに欠けていると思いました。

 乗り切れない中盤まで一転して、クライマックスの音楽で盛り上がって音楽の力って凄いなと感心させられますが、そこに至るまでがどこか安っぽい印象を受けてしまう作品でした。

1〜 5件 / 全27件