孫文−100年先を見た男−

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孫文−100年先を見た男− / ウィンストン・チャオ
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(5点満点)

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  • DVD
ジャンル:

「孫文−100年先を見た男−」 の解説・あらすじ・ストーリー

辛亥革命で知られる政治家・孫文を主人公に描く歴史ロマンス。革命前夜の1910年を舞台に、現マレーシアのペナンで逃亡生活を送りながら革命の資金集めに奔走する姿と、困難に立ち向かう孫文を影で支える一人の女性との切ない恋模様を綴る。

「孫文−100年先を見た男−」 の作品情報

製作年: 2006年
製作国: 中国
原題: ROAD TO DAWN

「孫文−100年先を見た男−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

孫文-100年先を見た男-の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
127分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/中
2:ドルビーデジタル/ステレオ/中
レイティング: 記番: レンタル開始日:
BCDR2652 2010年06月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
17枚 0人 0人

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やはり女は、革命的な男に惚れるのか。

投稿日:2010/07/11 レビュアー:ぴよさん


 なんてったって、坂本龍馬も裸足で逃げだす(?)孫文だ。その彼の、日本亡命時代や辛亥革命只中の姿を描くで無く…英領ペナンでひたすら運動資金を集めていた頃の姿を描いたという、なかなか珍しい作品だ。

 画面の前面に出るわけではないが、男達の傍らに居る女達の印象の方が強い。陳粹芬(チェン・ツイフェン) 全てを投げうち孫文を支えながら、「それだけ人生を捧げたなら、相応の地位に就くべきだ」と言われるや、「自分の様に教養の無い女が傍に居ては、彼を貶めることになる」と言って、身を引いてしまう。 
 そんな彼女を演じる呉越(ウー・ユエ)の美しさは(ショートカットに薄メイクで)飾らない美しさ、どこか静御前の凛々しさを思わせる。…もっとも彼女は、革命よりただ平穏な生活を望む一人の女性なのだが。

 一つ残念なことには(欄外の話だが)我々は、孫文という人の有名な女性遍歴を知ってしまっている。何たって「一番は革命だが、二番が女性♪」がモットーの男だ。最初の妻ルー夫人や、日本妻の大月薫(彼女を見染めたのは、彼女が14歳の時!)そして何よりメインの妻、あの宗家の三姉妹の次女との話も知ってしまっている。離婚はしてないと言うから、四人の妻を持っていたわけだ。
 
 このチェン・ツイフェンという女性は、彼の活動が最も行き詰っていた時を支えた女性だという。時代も状況も違うことは承知しながらも、なんでそんなに尽くしてくれた女性を置いて、また次の結婚しちゃうんだよと呆れてしまうのだ。まあ、これは私見だけど。


 孫文は今聞いても驚くほどに先進的な思考を以て、中国、アジア、そして世界の理想を説いた。彼の弁舌の熱さ、巧みさには、民衆・知識人を問わず、心を惹かれたという。日本でも渋沢栄一や梅屋庄吉などと交流し、理解と援助を引き出した。彼の熱い理想こそが、清朝政府を倒す革命の原動力となり、近代中国の礎となったのだ。しかしその彼を礎となって支えた女性も、確かに存在していた。

 物語は、アヘンの専売権を握る富豪、徐家の一人娘丹蓉の物語が絡んで、賞金首である孫文の命がけの資金集めが描かれる…のだが、あまりに行儀良く撮られてしまっているせいで、緊迫した雰囲気がイマイチ伝わってこない。肝心の孫文の演説も、(ウィンストン・チャオは、実際の孫文に非常に近い役作りをしていると言うが)どこか上滑りな感がある。革命に否定的だった華僑の有力者達を、一気に変心させるに価する名演説を、最後にバシッと決めて欲しかったものだ。


 献身の人を演じたウー・ユエを愛でる映画、としたい。





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