ウルトラ I LOVE YOU!

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ウルトラ I LOVE YOU! / サンドラ・ブロック

全体の平均評価点:(5点満点)

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「ウルトラ I LOVE YOU!」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「あなたは私の婿になる」のサンドラ・ブロックが愛する男性にどこまでも猪突猛進のエキセントリック・ヒロインを怪演したドタバタ・ラブ・コメディ。共演は「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のブラッドリー・クーパー。クロスワードパズル作家のヒロイン、メアリーは、ブラインドデートでニュースチャンネルのTVカメラマン、スティーブと出会い一目ぼれ。突然スイッチが入った彼女は、相手の気持ちなどお構いなしに猛烈アタック。スティーブをドン引きさせているとも気づかず、全米を飛び回る彼の仕事現場にストーカー顔負けの神出鬼没ぶりで現われるメアリーだったが…。

「ウルトラ I LOVE YOU!」 の作品情報

作品情報

製作年: 2009年
製作国: アメリカ
原題: ALL ABOUT STEVE

「ウルトラ I LOVE YOU!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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スパイダーマン 3

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エディ・マーフィの劇的1週間

ユーザーレビュー:53件

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1〜 5件 / 全53件

「人はそんな心の空白も埋めたいものなの」

投稿日:2010/10/08 レビュアー:bokensdorf

感動したー! ★★★★★星五つ!!

邦題がヒド過ぎるのでエキセントリックな主人公の立ち居振る舞いを笑うコメディなのかと思って初めはそれは笑えんな寒いな〜と思ったが、3本足の赤ちゃんが出てきた所からトーンが変わって、彼女が穴に落ちた所から急激にこの映画の意味が分かった。この映画は真面目なメッセージを持っている。

この主人公は「普通ではない」と人に言われる。それが許容されずに彼女はあちこちで傷つけられているがそれは本人の明るさに隠れて他人にはなかなか見えない。そこに初めて気がつく人間がスティーブ。穴の前での彼のインタビューは良かった。
She knows everything, everything but whom not to trust and how not to get hurt and how to survive us.
字幕はハズしてるが本当はこう言っている。
「彼女は何でも分かってる」
「でも誰でも信じてしまうし傷つかないようにする方法は知らない」
「僕らのような人間に傷つけられる事から逃れる方法も」
この三行目が特に重要で、字幕は「世渡りも下手だ」だが、ここはスティーブが彼女に対する仕打ちが間違っていた事を複数形weを使って『自分たち皆が』彼女を苦しめているんだ、と懺悔するシーンなのである。

で、まだ続く。
And she doesn't pretend to be somebody that she's not.
字幕は「見栄っ張りでもない」だが本当の意味はちょっと長いが
「ありのままの自分でいることを貫き、人に好かれる為に自分を装ったりしない」
である。スティーブは彼女を人として尊敬したのである。涙出る。

更にもっと良いセリフが続く。穴の中のメアリーが言う。
I wear them because they make my toes feel like ten friends on a camping trip.
字幕は「つま先がルンルン気分になるからよ」
って、ヒドい字幕にラジー賞を贈りたいがこう言っているのである。
「私があのブーツが好きなのは、あれを履くとつま先に一緒にキャンプに行く友達が10人いるような気持ちになるからよ」
10人というのは指の数のこと。一緒にキャンプに出かける友達がそんなにいたら楽しいだろう。メアリーにはそういう友達はひとりもいないという寂しさが伝わってくる。しかも、あの変な赤いブーツは趣味が悪いから何を履いていいのか分からずにあんなものを履いていたのではなく「好きだから履いていた」のが初めてここで分かる。好きな事をしているだけなのに人は(私を含めて)趣味が悪いだのイタイだのウザイ干渉をしてくる。スティーブと一緒に私は反省しなければならない。ごめんなさいメアリー。ウザイのは私たちでした。

最後の結論がまた素晴らしい。字幕は端折ってしまって意味が出ていないけどメアリーはこう言っている。
「『人は空白があったら埋めたいという衝動がある』とシュルツさんは言った」
「でも彼はクロスワードパズルの事だけを言ったのではないと思う」
その次の字幕「個性を歓迎しない社会を生きてできる心の空白も同じ」は長くなるがこうである。
「自分自身でいようとすると他人に合わせろという社会が私たちの心に穴をあける」「人はそんな心の空白も埋めたいの」

涙出る。

テレビ局は偽善を象徴している。林檎彫刻家がヒューズに「お前なんか」「メアリーには」と言う字幕が出るが、英語では違う。
You did this.
Mary did this.
Youというのはヒューズではなく我々の事である。字幕に出ないがTVレポーター達はこんなことを言っている。
「税申告にごまかしが…」
「赤いブーツが…」
「彼女は自分をスーパーヒーローだとでも思っているのでしょうか?」
偽善者たち。視聴者の都合に合わせて価値観がころころ変わる人たち。

この映画の意味が理解されないとしたらこの字幕の責任が大きい。

人と変わっていても自分自身でいることがどんなに美しい事なのかをこの映画は讃えている。3本足の赤ちゃんの話も穴に落ちたのが聴覚障害児なのもそういうメッセージの為なのだろう。人と違うと足を引っ張られたりイジメにあったりという経験は誰にもあると思う。そういう私たちに勇気をくれる映画。文句無しに五つ星です。

※だめ押しで字幕批判
穴から3人で出てくる前にメアリーがヒューズの髪を整えてあげると彼が言う字幕「これで十人並だ」は間違っている。
原文はThank you. I'm camera-ready.
『有り難う。これでカメラ映りは大丈夫だ』である。
メアリーはこの偽善者がこれからテレビに映る事が分かっているから髪を整えてあげようと気を回したのである。心の美しい人だ。

字幕作成者の待遇をあげてやって欲しい。これじゃ学生のバイトだ。

※メアリーがバスタブで聞いているアリアはサンドラの実母の歌唱なんだ〜!(エンドロールより)

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“普通”の境界線

投稿日:2010/11/28 レビュアー:JUCE

 主人公のメアリーはまわりから「普通になりなさい」と常に言われているわけですが、何を持って“普通”というのかは実はとても難しいと思う。この作品でははその「普通の人」と「普通じゃない人」の対比を描くところがポイントとなるわけですが、その境界線とでもいうべき存在が原題のタイトルにもなっているスティーブでしょうか。ただ少し疑問なのは本当にこの境界線が適当であるのか?という点です。なにしろスティーブ様とその仲間は報道畑の人たちでちょっと普通の人達とは違う価値観などを持っています。特にレポータのハートマンもそのライバルもちょっと普通じゃない。
むしろこの映画に出てくる人たちはメアリーの両親も含めて主な登場人物は一般の感覚で“普通”の境界線を引くと普通じゃない側に属する人が多いくらい。だからこの映画で「普通になりなさい」と言われても、この映画で語られる「普通」ってなんだって思ってしまいます。
 そして「普通じゃない」ことが個性として捉えられ、「変わる必要は無いんだよ」ということを映画が言いたいのであればハートマンやスティーブ達もそれぞれの個性で生きれば良いのであって、彼らがメアリーに感化され変わっていくことは是とされるというのはちょっと腑に落ちない。まあ私自身が映像業界にいて、まわりにちょっと変わった人が多いので、暗に映画の中で貶めた扱いをされると反発してしまう部分があるのは否定できないですが。

 ネタは良いものがあるのに、ちょっとツメが甘いかなという印象の映画です。もちろんラジー賞をもらうほどひどく無いとおもうのですが、『All about Eve』を文字って『All about Steve』としたわりにはそれが何も生かせていないのはマイナスポイント。その点、普通じゃ無い無い人達をハートフルに描くアルモドバル監督の『All about my mother』の方が断然秀逸です。

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イタイタしいけど愛すべきキャラ♪

投稿日:2010/08/14 レビュアー:MM3

ブラインドデートで知り合った男スティーブ(ブラッドリー)に
一目惚れしたメアリー(サンドラ)が、
その男を追っかけて仕事先まであちこち出没!

一言で言ってしまえばストーカーなのかもしれないけど、
メアリーは超ポジティブで
クロスワード作者であるためか、物知りで、
ちょっと変わっているけど、
かわいらしいので憎めないというか、愛すべきキャラ。

男を追っかけて行った先で起こす
ぷちトラブルやドタバタに、
サンドラのお得意(?)なブッ飛んだ演技があいまって、
笑えます。

スティーブはメアリーの勘違いをかなり迷惑がってた様子だけど、
悪い子じゃないのはわかってる。
他の人(キャスター)がメアリーを変人呼ばわりしたときに、
そりゃ言い過ぎじゃないか?とばかりに
彼女のいいところをカメラを通じて語る場面がよかったです。
ありきたりかもしれないけど。


パープルローズさんのレビューを読むまで
サンドラがラジー賞(女優賞)をこの作品で獲ってたとは
恥ずかしながら知りませんでした(汗
レビューでも言及されているように、
そういう先入観抜きで観て楽しんでほしいです♪

もちろん、私も楽しめました♪


しかし・・・どのヘンがラジーたる所以だったんでしょう?



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巷の評価に惑わされないで観てほしい作品 ネタバレ

投稿日:2010/08/03 レビュアー:パープルローズ

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クロスワードパズルの作者メアリーは、かなりの変わり者。
両親がお膳立てしたブラインドデートで会ったスティーブに、ひと目会った途端虜になってしまい、「all about steve」のクロスワードまで作ってしまう始末。

お気に入りの真っ赤なブーツを手放せない。
単なる社交辞令に過ぎない言葉を真に受けて、スティーブを追いかける。
難しい言葉を好んで使い、スペリングにこだわる。
自分の頭の中にある、さまざまな知識をしゃべり続ける。

友人が教えてくれたのですが、ある本に「成人のアスペルガー症候群の例」として、この映画のメアリーが挙げられていたそうです。
サンドラ・ブロック演じるメアリーの数々のこだわりには、なるほどなと納得しました。


ラジー賞の授賞式に出席したサンドラが、この映画のDVDを配りながら、
「みなさん、本当に観てくれましたか?観れば私の言いたいことがわかるはずです。」

と言っていましたが、私にはそれがちゃんと伝わりました。巷で言われてるほど酷い映画ではないと思いますし、それどころか観るべき作品ではないでしょうか。

メアリーのようなちょっと変わった人も、3本足で生まれた赤ちゃんも、ろうの子供たちも、そして「普通」といわれる多くの人たちも、みんなそれぞれの個性が尊重される社会であるべきなんです。

だけど、しゃべり続けるメアリーがうるさいからと、乗り合いバスの乗客から置き去りにされてしまったり、いい年になっても親と同居せざるを得なかったり(アパートの消毒がどうこうという理由をつけていますが、実際はそうするしかないんでしょう。)という現実があるんです。

けれども、そんな変わり者を理解してくれる人はきっといる。
最後まで諦めないメアリーの姿と、サンドラ・ブロックの体当たりの演技に、私は感動さえ覚えました。

最後にメアリーがスティーブからあっさり手をひいてしまうのも、私は納得できました。これは恋愛ではないんですよね。

ブラッドレイ・クーパーの同僚役アンガスを演じているのは、「ハングオーバー」で全裸でトランクに閉じ込められてた彼ですね。このふたりが一緒にいるだけで、笑っちゃいました。

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サンドラって凄い!!(*≧∇≦)  ♪ラジーなんかじゃないよ!♪

投稿日:2010/09/08 レビュアー:飛べない魔女

えっと、彼女今46歳ですよね。
だからこのときは45歳ぐらい?
メアリーは一体何歳の設定なんだろ?
スティーブとのバランスを考えると30代前半ぐらい?
いやー、みごとに弾けてましたね、サンドラ。
見事に最低主演女優賞に輝いた演技です。
何がラジーなのかよく判らないけど、年齢を超越して張り切って演技していたサンドラは良かったですよ。

お話しだってそんなにラジーじゃないですよ。
確かに、メアリーみたいに変わっている女性は周りにウザイと思われがちでしょうが、お話しはそれほどウザくはなく、どんな状況においてもポジティブでめげないメアリーに、むしろ元気をもらった感じです。
最初はなんじゃぁ〜?こいつは〜?って嫌悪感を抱かせるメアリーも最後の方では、こんな女性も悪くないかもね・・なんて気にさせますから。
安易なハッピーエンドにしなかったところも良かったのではないでしょうか。

何故か、ここのところ、ブラッドレイ・クーパーづいていて、またまた彼が出てました。
でもって、今度のブラッドレイは、爽やかで健康的で、実に実に美味しゅうございました(*^.^*)エヘッ

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ウルトラ I LOVE YOU!

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「人はそんな心の空白も埋めたいものなの」

投稿日

2010/10/08

レビュアー

bokensdorf

感動したー! ★★★★★星五つ!!

邦題がヒド過ぎるのでエキセントリックな主人公の立ち居振る舞いを笑うコメディなのかと思って初めはそれは笑えんな寒いな〜と思ったが、3本足の赤ちゃんが出てきた所からトーンが変わって、彼女が穴に落ちた所から急激にこの映画の意味が分かった。この映画は真面目なメッセージを持っている。

この主人公は「普通ではない」と人に言われる。それが許容されずに彼女はあちこちで傷つけられているがそれは本人の明るさに隠れて他人にはなかなか見えない。そこに初めて気がつく人間がスティーブ。穴の前での彼のインタビューは良かった。
She knows everything, everything but whom not to trust and how not to get hurt and how to survive us.
字幕はハズしてるが本当はこう言っている。
「彼女は何でも分かってる」
「でも誰でも信じてしまうし傷つかないようにする方法は知らない」
「僕らのような人間に傷つけられる事から逃れる方法も」
この三行目が特に重要で、字幕は「世渡りも下手だ」だが、ここはスティーブが彼女に対する仕打ちが間違っていた事を複数形weを使って『自分たち皆が』彼女を苦しめているんだ、と懺悔するシーンなのである。

で、まだ続く。
And she doesn't pretend to be somebody that she's not.
字幕は「見栄っ張りでもない」だが本当の意味はちょっと長いが
「ありのままの自分でいることを貫き、人に好かれる為に自分を装ったりしない」
である。スティーブは彼女を人として尊敬したのである。涙出る。

更にもっと良いセリフが続く。穴の中のメアリーが言う。
I wear them because they make my toes feel like ten friends on a camping trip.
字幕は「つま先がルンルン気分になるからよ」
って、ヒドい字幕にラジー賞を贈りたいがこう言っているのである。
「私があのブーツが好きなのは、あれを履くとつま先に一緒にキャンプに行く友達が10人いるような気持ちになるからよ」
10人というのは指の数のこと。一緒にキャンプに出かける友達がそんなにいたら楽しいだろう。メアリーにはそういう友達はひとりもいないという寂しさが伝わってくる。しかも、あの変な赤いブーツは趣味が悪いから何を履いていいのか分からずにあんなものを履いていたのではなく「好きだから履いていた」のが初めてここで分かる。好きな事をしているだけなのに人は(私を含めて)趣味が悪いだのイタイだのウザイ干渉をしてくる。スティーブと一緒に私は反省しなければならない。ごめんなさいメアリー。ウザイのは私たちでした。

最後の結論がまた素晴らしい。字幕は端折ってしまって意味が出ていないけどメアリーはこう言っている。
「『人は空白があったら埋めたいという衝動がある』とシュルツさんは言った」
「でも彼はクロスワードパズルの事だけを言ったのではないと思う」
その次の字幕「個性を歓迎しない社会を生きてできる心の空白も同じ」は長くなるがこうである。
「自分自身でいようとすると他人に合わせろという社会が私たちの心に穴をあける」「人はそんな心の空白も埋めたいの」

涙出る。

テレビ局は偽善を象徴している。林檎彫刻家がヒューズに「お前なんか」「メアリーには」と言う字幕が出るが、英語では違う。
You did this.
Mary did this.
Youというのはヒューズではなく我々の事である。字幕に出ないがTVレポーター達はこんなことを言っている。
「税申告にごまかしが…」
「赤いブーツが…」
「彼女は自分をスーパーヒーローだとでも思っているのでしょうか?」
偽善者たち。視聴者の都合に合わせて価値観がころころ変わる人たち。

この映画の意味が理解されないとしたらこの字幕の責任が大きい。

人と変わっていても自分自身でいることがどんなに美しい事なのかをこの映画は讃えている。3本足の赤ちゃんの話も穴に落ちたのが聴覚障害児なのもそういうメッセージの為なのだろう。人と違うと足を引っ張られたりイジメにあったりという経験は誰にもあると思う。そういう私たちに勇気をくれる映画。文句無しに五つ星です。

※だめ押しで字幕批判
穴から3人で出てくる前にメアリーがヒューズの髪を整えてあげると彼が言う字幕「これで十人並だ」は間違っている。
原文はThank you. I'm camera-ready.
『有り難う。これでカメラ映りは大丈夫だ』である。
メアリーはこの偽善者がこれからテレビに映る事が分かっているから髪を整えてあげようと気を回したのである。心の美しい人だ。

字幕作成者の待遇をあげてやって欲しい。これじゃ学生のバイトだ。

※メアリーがバスタブで聞いているアリアはサンドラの実母の歌唱なんだ〜!(エンドロールより)

“普通”の境界線

投稿日

2010/11/28

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JUCE

 主人公のメアリーはまわりから「普通になりなさい」と常に言われているわけですが、何を持って“普通”というのかは実はとても難しいと思う。この作品でははその「普通の人」と「普通じゃない人」の対比を描くところがポイントとなるわけですが、その境界線とでもいうべき存在が原題のタイトルにもなっているスティーブでしょうか。ただ少し疑問なのは本当にこの境界線が適当であるのか?という点です。なにしろスティーブ様とその仲間は報道畑の人たちでちょっと普通の人達とは違う価値観などを持っています。特にレポータのハートマンもそのライバルもちょっと普通じゃない。
むしろこの映画に出てくる人たちはメアリーの両親も含めて主な登場人物は一般の感覚で“普通”の境界線を引くと普通じゃない側に属する人が多いくらい。だからこの映画で「普通になりなさい」と言われても、この映画で語られる「普通」ってなんだって思ってしまいます。
 そして「普通じゃない」ことが個性として捉えられ、「変わる必要は無いんだよ」ということを映画が言いたいのであればハートマンやスティーブ達もそれぞれの個性で生きれば良いのであって、彼らがメアリーに感化され変わっていくことは是とされるというのはちょっと腑に落ちない。まあ私自身が映像業界にいて、まわりにちょっと変わった人が多いので、暗に映画の中で貶めた扱いをされると反発してしまう部分があるのは否定できないですが。

 ネタは良いものがあるのに、ちょっとツメが甘いかなという印象の映画です。もちろんラジー賞をもらうほどひどく無いとおもうのですが、『All about Eve』を文字って『All about Steve』としたわりにはそれが何も生かせていないのはマイナスポイント。その点、普通じゃ無い無い人達をハートフルに描くアルモドバル監督の『All about my mother』の方が断然秀逸です。

イタイタしいけど愛すべきキャラ♪

投稿日

2010/08/14

レビュアー

MM3

ブラインドデートで知り合った男スティーブ(ブラッドリー)に
一目惚れしたメアリー(サンドラ)が、
その男を追っかけて仕事先まであちこち出没!

一言で言ってしまえばストーカーなのかもしれないけど、
メアリーは超ポジティブで
クロスワード作者であるためか、物知りで、
ちょっと変わっているけど、
かわいらしいので憎めないというか、愛すべきキャラ。

男を追っかけて行った先で起こす
ぷちトラブルやドタバタに、
サンドラのお得意(?)なブッ飛んだ演技があいまって、
笑えます。

スティーブはメアリーの勘違いをかなり迷惑がってた様子だけど、
悪い子じゃないのはわかってる。
他の人(キャスター)がメアリーを変人呼ばわりしたときに、
そりゃ言い過ぎじゃないか?とばかりに
彼女のいいところをカメラを通じて語る場面がよかったです。
ありきたりかもしれないけど。


パープルローズさんのレビューを読むまで
サンドラがラジー賞(女優賞)をこの作品で獲ってたとは
恥ずかしながら知りませんでした(汗
レビューでも言及されているように、
そういう先入観抜きで観て楽しんでほしいです♪

もちろん、私も楽しめました♪


しかし・・・どのヘンがラジーたる所以だったんでしょう?



巷の評価に惑わされないで観てほしい作品

投稿日

2010/08/03

レビュアー

パープルローズ

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クロスワードパズルの作者メアリーは、かなりの変わり者。
両親がお膳立てしたブラインドデートで会ったスティーブに、ひと目会った途端虜になってしまい、「all about steve」のクロスワードまで作ってしまう始末。

お気に入りの真っ赤なブーツを手放せない。
単なる社交辞令に過ぎない言葉を真に受けて、スティーブを追いかける。
難しい言葉を好んで使い、スペリングにこだわる。
自分の頭の中にある、さまざまな知識をしゃべり続ける。

友人が教えてくれたのですが、ある本に「成人のアスペルガー症候群の例」として、この映画のメアリーが挙げられていたそうです。
サンドラ・ブロック演じるメアリーの数々のこだわりには、なるほどなと納得しました。


ラジー賞の授賞式に出席したサンドラが、この映画のDVDを配りながら、
「みなさん、本当に観てくれましたか?観れば私の言いたいことがわかるはずです。」

と言っていましたが、私にはそれがちゃんと伝わりました。巷で言われてるほど酷い映画ではないと思いますし、それどころか観るべき作品ではないでしょうか。

メアリーのようなちょっと変わった人も、3本足で生まれた赤ちゃんも、ろうの子供たちも、そして「普通」といわれる多くの人たちも、みんなそれぞれの個性が尊重される社会であるべきなんです。

だけど、しゃべり続けるメアリーがうるさいからと、乗り合いバスの乗客から置き去りにされてしまったり、いい年になっても親と同居せざるを得なかったり(アパートの消毒がどうこうという理由をつけていますが、実際はそうするしかないんでしょう。)という現実があるんです。

けれども、そんな変わり者を理解してくれる人はきっといる。
最後まで諦めないメアリーの姿と、サンドラ・ブロックの体当たりの演技に、私は感動さえ覚えました。

最後にメアリーがスティーブからあっさり手をひいてしまうのも、私は納得できました。これは恋愛ではないんですよね。

ブラッドレイ・クーパーの同僚役アンガスを演じているのは、「ハングオーバー」で全裸でトランクに閉じ込められてた彼ですね。このふたりが一緒にいるだけで、笑っちゃいました。

サンドラって凄い!!(*≧∇≦)  ♪ラジーなんかじゃないよ!♪

投稿日

2010/09/08

レビュアー

飛べない魔女

えっと、彼女今46歳ですよね。
だからこのときは45歳ぐらい?
メアリーは一体何歳の設定なんだろ?
スティーブとのバランスを考えると30代前半ぐらい?
いやー、みごとに弾けてましたね、サンドラ。
見事に最低主演女優賞に輝いた演技です。
何がラジーなのかよく判らないけど、年齢を超越して張り切って演技していたサンドラは良かったですよ。

お話しだってそんなにラジーじゃないですよ。
確かに、メアリーみたいに変わっている女性は周りにウザイと思われがちでしょうが、お話しはそれほどウザくはなく、どんな状況においてもポジティブでめげないメアリーに、むしろ元気をもらった感じです。
最初はなんじゃぁ〜?こいつは〜?って嫌悪感を抱かせるメアリーも最後の方では、こんな女性も悪くないかもね・・なんて気にさせますから。
安易なハッピーエンドにしなかったところも良かったのではないでしょうか。

何故か、ここのところ、ブラッドレイ・クーパーづいていて、またまた彼が出てました。
でもって、今度のブラッドレイは、爽やかで健康的で、実に実に美味しゅうございました(*^.^*)エヘッ

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