ザ・センチネル　陰謀の星条旗

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本作は友人がKiefer Sutherlandの大ファンなので、無理矢理連れられて見た作品。大抵こういった場合は嫌な予感が的中するものだが、ズバリだった(笑)。本作のポイントとしては主演も兼ねるMichael Douglasが身銭を切って製作した点かな。なので最初はKiefer Sutherlandが「あの」ドラマを大ヒットさせたので、FOXがお礼に作ったと思ったが早計だったかも。本作は「アクション」あり「ポリティカル・スリラー」あり「ロマンス」ありと、まるで海鮮丼の様な脚本だが面白ければ異論はないが、結果としてどれも中途半端なのは否めない。まず話の大前提として「141年間、シークレット・サービスから裏切り者は現れなかった」と言う本作のお題にリアリティが感じられない。だって主人公が(もちろん、Michael Douglasの方)が前代未聞のエロ親爺なのは逝かんともし難い。まるで以前に自身がセックス中毒だった事を自慰ネタにしてる脚本に「なんじゃ、こりゃ」と思わない方が不思議。そもそもシークレットサービスの物語なのに警護対象の大統領夫人！と不倫するか普通？。まあお相手がKim Basingerなので気持ちは良く分かるが(笑)、しかも役作りを超えて目がランランとしてるのは明らか(笑)。それだけなら良いが(良くないけど)Kiefer Sutherlandの恋人まで○○○しちゃうのは禁じ手でしょう・・・もう、空いたお口が塞がりません。それでいてガン・アクションは意外と本格的で、本作がシークレット・サービスの映画だと思い出させてくれるから忙しい。まあ話の展開も昔の映画の出涸らしっぽい感は拭いきれてないのも難点と言え、例えばDouglasがアカデミーで教えたと言うルーキー女性捜査官の成長物語という展開も有ったかと思うし、思い切っ大統領夫人と駆け落ちしたDouglasをKieferが追うとか色々話の膨らませ方は有りそうな原案なのだが凡骨に終ってるのは、見てる側は正直キツイなと思う。こうなって来るとKiefer Sutherlandを起用した意図も見えず、予算もそこそこなら内容もそこそこな微妙な作品だった。前出の友人はかなり欲求不満だったが(そりゃ、この内容なら当然か)、主観をMichael Douglasへ切り替えて見ると別の楽しみ方も有る気がする。いずれにしても「24」の先入観はリセットして観る事を「強く」お薦めします。お気楽娯楽映画として見れば過不足なく楽しめる、かなぁ・・・・。

しかし、このエロ親爺を「ある意味」颯爽とこの歳で(62才)演じられるMichael Douglasは、あの「氷の微笑」から未だに抜け出せないのかなぁ・・・。相方のSharon Stoneは自身が製作した「氷の微笑-2」で原点回帰しちったしね(笑)。

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楽しめる作品ではありますが、みなさんおっしゃるように「２４」を期待してみると、作りの緻密さ、緊迫感は数段落ちる内容なので、別物と考えた方がいいですね。
　警護対象のファースト・レディーと不倫というのは、その職業に一生を捧げてきた人間のプロ意識としてどうなの？とつっこみたくなります。荒唐無稽な設定ですが、ま、所詮作り物の世界だからと無理矢理納得しても、ピートが追われている時に、ファースト・レディーとコンタクトがとれてしまうのも、警備体制として問題あるんじゃないのかな？
　マイケル・ダグラスがコンピューター使って、ＳＳ内部のデータにアクセスしたりするのも、似合わないよね。
　細かいつっこみどころはmasamuneさんが、いつものように理路整然とまとめておられるので、（とてもマメな方だと、いつも感心しています）これ以上は言いますまい。
　
　もともと、「２４」の５．５（ブリッジストーリー）が入っていると言うことでレンタルしたんで、過大な期待をしていなかったので、良しとしましょう。
　ちなみに「２４」のシーズン６では、ジャックは、ある目的のために強引に帰国させられます。で、あの彼が、え？そんな立場に？という設定に驚き、ジャックの父親や弟が・・・。で、あいつがまた出てきて・・・。
　て、こんなこと書くと楽しみにしてる人に怒られちゃうよね。

家に帰ると、なにやら分厚い包みが届いていて、from discasというので、
「あ！、またなんか当たったのかな？（笑）」
と、いそいそと包みをあけると、なんと、自分がいままで書いてきたレビュが製本されたものだった！！恥ずかしいやら、嬉しいやら（アイコンがついてるレビュアが対象らしいです）

ボクの場合、無意味に長い文書いていたりするので（笑）４００pほどの冊子×３冊が届きました（笑）
レビュを書き始めた初期の頃は、タイトルをすべて「完見度」としていたので、冊子の目次がすべて、ほとんど「完見度、最後まで」になっていて、何のレビュなのかさっぱりわからん（笑）しかも、冊子には作品のパッケージ写真はなく、すべて文章なので、レビュ対象が何の作品なのかよくわからんレビュがいっぱい（笑）しかし逆に、作品不在でも、文章単体で成り立っている面白いものが多い（錯覚、錯覚笑）

本の最終ページに、著者aiaiなんて恥ずかしいよ（笑）こないだ、ダイハード４を見て、すごく面白かったので、一人キャンペンモードということで、ハンドル名をaiai4.0にしたばかりなのに。そういうわけなので、いずれ戻しますから、座長。

最近ほんと忙しくてなかなかレビュが書けないのだけど、本もらったことだし、がんばりますよ（現金なボク笑）

普段あんまし自分のこと書いてないので（？笑）出版記念のインタビューとして書きますが、ボクはフツウの仕事人です。ただ、休日や、after仕事は、専門学校に通っています（もう１年ぐらいになります）、それ以外は、息子や娘やワイフとのバトル（笑）
仕事や学校や、家庭のバトル（笑）の合間に、レビュかけるような時間はまったくないので、どうしても深夜になってしまう。なので、よほど面白くないと、寝ちゃうんですよ、本作「ザセンチネル」や「ゲド戦記」などは爆睡ですわ（笑）

コミュニケーションサイトにもお誘いいただいているようで、ありがとうございます。いろんなところで楽しめればいいですね。ボクも機会があればぜひ参加したいと思います。これからもよろしくお願いします。

というわけで、ザセンチネルですが、
ジャック「どうだ？」
aiai「なんでこんなとこで油うってんですか？」
ジャック「それをいうなよ、俺も２４だけじゃこの先不安だし、なんてったって共演相手はミステリの帝王ダグラスだからな」
aiai「ダイハード４．０のブルースウィリスが雑誌のインタビュでいってましたよ、この作品をだす際に超えなきゃならないと思っていたハードルは、自信のダイハード１、２、３作品と」
ジャック「そ、それと？」
aiai「２４だって」
ジャック「ええ！！ほんとかよ！」
aiai「ほんとですよ、あなた、あのダイハード野郎に目標にされてるんですよ」
ジャック「そ、そうか、、、そ、そうか、、、そ、そうっかぁあああああ」
aiai「そうですよ！次作の２４期待してますよ！」
ジャック「題名は２４４．０なんてどうかな？」
aiai「２４と４．０が続いて、２４４にしか見えませんよ、国道じゃないんだから」

近日レンタル開始の告知を見ていて、
なんか真新しいモノはないかしら…なんて考えてこの作品をクリックしたら…

自分が映画館まで観に行ったものであることを5秒ぐらいしてから思い出しました（泣）。

健忘症である自分を嘆くとともに、
「いやいや、もっと脳裏に焼き付けてくれる映画じゃなきゃ…」と思ったのは言うまでもありません（他力本願すぎ？）。

ただ、映画館でこの作品の予告を観たときはワクワクしたものです。
マイケル・ダグラス御大はもちろんですが、
やっぱり『24』から飛び出してきたようなキーファー・サザーランドの役柄が…。
スクリーンでどうなるのやら…というところはいなめなかったなぁ…。

でも、他の方もレビューに書かれているように、
あまりにも“お粗末”なのであります。

「その設定はあかんやろ！」
というモノが2つ、3つ…。
まずは、マイケル・ダグラス演じるシークレット・サービスのやっちゃいけない色ボケスキャンダル。しょーもなさすぎ！
それと、マイケル・ダグラスとキーファー・サザーランド、かつては同僚であり親友でもあったという2人がいがみ合っているの確執の内容…。しょーもなさすぎ！
あと、そんなこんなの“しょーもなさすぎポイント”があまりにも高すぎて、メインの大統領暗殺に関する内容、ふっとびすぎ！　覚えてません！　これもある種の設定テーマ不足と判断します（独断と偏見ですが）！

とにかく、もうちょい重みを持たせないといけないところを、
しょーもない設定にしてしまっているから、
事件や陰謀もなにもかもしょーもなくなってしまっている気が…。
やっぱりね、メインに関することじゃなくても「そりゃあかんやろ！」的設定にしてしまうと、
観客は興ざめしちゃうと思うのです。

ちょっとたとえはぶっ飛びますが、自分が選ぶ服でも一緒で、
シンプルでもいいんだけれど、ちょっとしたボタンのあしらいとか、縫い目のあしらいとか、
ディテールに“さりげなく”も強くこだわりを感じる服って心にグっときます。それは映画でもしかり。
この映画の場合、「うわ、この服いけるんじゃない…？」って手にとってフロントを確認してふむふむと納得しかけ、
背面を見たとき、バックプリントにアン●ンマンがあった（子ども服じゃなくて、あくまでも大人の服としての設定ですが…）！
みたいな、ギョっとする感覚になりました。

予告の作り方…というか、製作のときから、
これは『24』のファンに向けて作る映画で、
キーファーが大統領を守る立場で駆けずり回ればそれで…という意図だけだったのかな？
脚本、しっかりやってくださいよ〜。

何、考えてるんだろ？シークレット・サービスのくせに！
ギャリソン（マイケル・ダグラス）が自分の妻と寝たと言って、彼を目の仇にしていたブレッキンリッジ（キーファ・サザーランド）だったが、ギャリソンとファースト・レディの不倫にはひと言、「ご立派！」だって！
その他は、皆さんとほとんど同じ感想。
「２４」が頭から離れない。

特典に「２４、シーズン5.5」が入っているので、そちらの方が楽しめる。