ボッカチオ’70

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ボッカチオ’70 / オムニバス洋画

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2枚組

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「ボッカチオ’70」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

イタリア映画界の巨匠たちが手掛けた艶笑オムニバス。フェデリコ・フェリーニ、ルキーノ・ヴィスコンティ、ヴィットリオ・デ・シーカ、マリオ・モニチェッリの4人の監督が、「14世紀の作家・ボッカチオが現代に甦ったら…」という発想で描く4つの物語。

「ボッカチオ’70」 の作品情報

作品情報

製作年: 1962年
製作国: イタリア/フランス
原題: BOCCACCIO ’70

「ボッカチオ’70」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:6件

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1〜 5件 / 全6件

絢爛たる美女たち ネタバレ

投稿日:2010/05/25 レビュアー:よふかし

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『デカメロン』を書いたボッカチオにならって、イタリアの巨匠四人がつくった軽い艶笑譚オムニバス映画。ソフィア・ローレンの夫としても知られるやり手のプロデューサー、カルロ・ポンティの製作で、彼の仕掛けた企画映画とみなしたほうがよいようです。お話しごとに個性ある演出と、主演女優たちの魅力でのんびりと楽しめます。
 お話は軽くても、ボリュームはたっぷり(まさにイタリア美人のように)。一編が平均50分ほどの中篇で、合計200分超という大作で、このdvdディスクも二枚組になっています。長いので僕は一日一、二編。三日かかりました。(たぶん)あんまり長いので、日本を含めて一編をカット。三篇のオムニバスとして公開されたそうです(それでも二時間半もあった)。
 公開時カットされていたのが、第一話目のマリオ・モニチェリ監督「レンツォとルチアーナ」。どうやら社内結婚が禁止されているらしい会社につとめる若い恋人たち。会社にバレないように結婚して、花婿は花嫁(マリサ・ソリナス)の家にマスオさんとして同居する。しかし娘がせっかくの仕事を失うかもしれないと花嫁の家族からはあまり歓迎されないし、花嫁には会社の上司が言い寄ってくる……と分かりやすいラブコメディ。のんびり眺めるには良いですが、これといって特徴もなく思えて、キャストも他作に比べて小粒。全体のバランスのためにはこういうスタンダードは重要ですが、一つの作品としては弱いという印象を持ちました。
『甘い生活』と『81/2』という傑作の間に作られた、二話目のフェリーニ「アントニオ博士の誘惑」はさすがに楽しい。性の乱れを憂えて豊満美女アニタ・エクバーグの巨大な看板を撤去させようとする紳士、彼が騒ぐげば騒ぐほど実は抑えきれない欲望を秘めていることが露わになっていく。圧巻は看板からエクバーグが飛び出しての幻想的かつコミカルなシーン。巨大な美女を怪獣映画のように映し出すミニチュア撮影もよくできているし、随所でつい噴き出してしまいました。軽快なニーノ・ロータの音楽も心地よい。
 三話目のヴィスコンティ「仕事中」はややシリアスでシニカルなセレブ夫婦の愛憎劇。女遊びが納まらない夫(トーマス・ミリアン)に自ら娼婦として扱われることを望むお嬢様育ちの妻の悲哀。彼女を演じるロミー・シュナイダーの魅力が横溢した一編。ヴィスコンティならではの豪華な邸宅内の調度にも見とれます。
 四話目、「くじ引き」はヴィットリオ・デ・シーカとソフィア・ローレンのコンビ。まさに他愛ない艶笑話で、宝くじにあたるとローレン演じる美女と一夜をともに出来るというお話。あまりぱっとしない男が当たりを引く展開は面白いけど、いかにもな美男役がローレンの心を射止めてしまうところがちょっと不満。けれども四作のうち最も明るく性を肯定的に捉えているので、締めとしては悪くないと思います。
 お勧めはフェリーニとヴィスコンティ、トータルでとても楽しんだので、70点。

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思いきりイタリアン(てんこ盛り編)

投稿日:2011/08/18 レビュアー:TETSUYA

イタリアの巨匠4人と当時勢いのあった女優4人によるオムニバス。
オムニバス形式だと作品毎にムラが有り、好みも別れまとまりに欠けてしまうものだが、本作に関しては監督とそれぞれのキャスティングが絶妙な為、実に長丁場だがそれほど気にはならなかった。
マリサ・ソリナスのキュートでチャーミング魅力を小気味よくまとめたマリオ・モニチェッリの「レンツォとルチャーナ」。
アニタ・エクバーグのグラマラスを軽快かつ豪快に描いたフェデリコ・フェリーニの「アントニオ博士の誘惑」。
ロミー・シュナイダーのエレガンスな美しさと孤独を絢爛に映したルキノ・ヴィスコンティの「仕事中」。
そしてソフィア・ローレンのパワフルなエロスをバイタリティ溢れる画面に叩き付けたヴィットリオ・デ・シーカの「くじ引き」
と、どれも個性的で甲乙つけがたいが、私の好みは一番評価の低そうな、日本初公開時にはカットされた「レンツォとルチャーナ」の軽さに一票。
大画面のスクリーンで観てみたい作品です。

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実はフェリーニが苦手なのですが

投稿日:2010/07/14 レビュアー:ランラン翔子


「アントニオ博士の誘惑」がとても印象に残り、良い!

フェリーニの「艶っぽい悪夢のような、白昼夢」色が
短編でも薄まっておらず、見ごたえがある。
「甘い生活、って名画なんだろうけど。。眠いのよ」という
私にとっては、フェリーニのナンバーワン作品。

 他3作品は、巨匠の作品というだけで、面白くはない。

ヴィスコンティの作品も、ロミーシュナイダーがシャネルを
着てるのが見どころというだけで、
マダムの哀愁までは出せておらず
「ルートビヒ」での貫禄が素晴らしいだけに、全体的に
やや物足りなさを感じる。

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' 人曲 ' で ' THE 女優 '

投稿日:2012/08/03 レビュアー:N

人曲と称されたボッカチオ的オムニバス…
人曲なのに、' THE 女優 ' というのも妙だけれど

男と女、それぞれの愛にまつわり織り成されるアレコレの
ちょっと滑稽で不揃いな人間模様
4話、それぞれの物語のニュアンスと
4女優、それぞれの監督にとっての、女優、という存在の個性が愉しめます。

さりげない空気感だけが伝わってきて
後はそれぞれのイマジネーションの中に消えてゆく… というような
日常からシーンを切り取ったコラージュのようで
もともとオムニバス形式は好きだけれど

この時代は役者の個性が際立っている…
一話を除いて ' THE 女優 ' という感じ
物語はコトの次第がわかりやすい

ソフィア・ローレン、その存在無くしてはあり得ない
イタリア女、イタリア男、のたわいない悲喜劇も
彼女の存在が物語の価値をグーンと引き上げて… さすがの女優力

劇中の子猫のようなロミー・シュナイダー
横たわる顏はまるでマネキン
豪奢なシャネルの衣装を惜しげもなく、スリムなボディでスタイリッシュに着こなして… VOGUEなムード

アニタ・エクバーグ、あんなにグラマラスなのに…
この世界に存在してるリアリティがいかにもおぼろげで幻想的なのは、やっぱり不思議
何かの化身だったり、何かに化けてしまいそうに思えるのも納得

マリサ・ソリナスはどこにでもいそうな小市民的マドンナだけれど
量産大衆性がモダンとされる時代を映すテーマにはぴったりで…

男優のキャスティングを抑え気味なのも
女性をデフォルメする意図からでしょうか…

物足りなさをやや残すものの、なんとはなくのお得感もあって
やっぱりオムニバス好きだな〜、と思うのでした。

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話が古すぎるが俳優が綺麗

投稿日:2011/11/08 レビュアー:まぐのりあ

どの女優さんも綺麗でしたが 強烈な花があるのはソフィアローレンだけでした
話は別に対した事が無いのにソフィアだけで映画一本持つ所が凄い。

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ボッカチオ’70

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絢爛たる美女たち

投稿日

2010/05/25

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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『デカメロン』を書いたボッカチオにならって、イタリアの巨匠四人がつくった軽い艶笑譚オムニバス映画。ソフィア・ローレンの夫としても知られるやり手のプロデューサー、カルロ・ポンティの製作で、彼の仕掛けた企画映画とみなしたほうがよいようです。お話しごとに個性ある演出と、主演女優たちの魅力でのんびりと楽しめます。
 お話は軽くても、ボリュームはたっぷり(まさにイタリア美人のように)。一編が平均50分ほどの中篇で、合計200分超という大作で、このdvdディスクも二枚組になっています。長いので僕は一日一、二編。三日かかりました。(たぶん)あんまり長いので、日本を含めて一編をカット。三篇のオムニバスとして公開されたそうです(それでも二時間半もあった)。
 公開時カットされていたのが、第一話目のマリオ・モニチェリ監督「レンツォとルチアーナ」。どうやら社内結婚が禁止されているらしい会社につとめる若い恋人たち。会社にバレないように結婚して、花婿は花嫁(マリサ・ソリナス)の家にマスオさんとして同居する。しかし娘がせっかくの仕事を失うかもしれないと花嫁の家族からはあまり歓迎されないし、花嫁には会社の上司が言い寄ってくる……と分かりやすいラブコメディ。のんびり眺めるには良いですが、これといって特徴もなく思えて、キャストも他作に比べて小粒。全体のバランスのためにはこういうスタンダードは重要ですが、一つの作品としては弱いという印象を持ちました。
『甘い生活』と『81/2』という傑作の間に作られた、二話目のフェリーニ「アントニオ博士の誘惑」はさすがに楽しい。性の乱れを憂えて豊満美女アニタ・エクバーグの巨大な看板を撤去させようとする紳士、彼が騒ぐげば騒ぐほど実は抑えきれない欲望を秘めていることが露わになっていく。圧巻は看板からエクバーグが飛び出しての幻想的かつコミカルなシーン。巨大な美女を怪獣映画のように映し出すミニチュア撮影もよくできているし、随所でつい噴き出してしまいました。軽快なニーノ・ロータの音楽も心地よい。
 三話目のヴィスコンティ「仕事中」はややシリアスでシニカルなセレブ夫婦の愛憎劇。女遊びが納まらない夫(トーマス・ミリアン)に自ら娼婦として扱われることを望むお嬢様育ちの妻の悲哀。彼女を演じるロミー・シュナイダーの魅力が横溢した一編。ヴィスコンティならではの豪華な邸宅内の調度にも見とれます。
 四話目、「くじ引き」はヴィットリオ・デ・シーカとソフィア・ローレンのコンビ。まさに他愛ない艶笑話で、宝くじにあたるとローレン演じる美女と一夜をともに出来るというお話。あまりぱっとしない男が当たりを引く展開は面白いけど、いかにもな美男役がローレンの心を射止めてしまうところがちょっと不満。けれども四作のうち最も明るく性を肯定的に捉えているので、締めとしては悪くないと思います。
 お勧めはフェリーニとヴィスコンティ、トータルでとても楽しんだので、70点。

思いきりイタリアン(てんこ盛り編)

投稿日

2011/08/18

レビュアー

TETSUYA

イタリアの巨匠4人と当時勢いのあった女優4人によるオムニバス。
オムニバス形式だと作品毎にムラが有り、好みも別れまとまりに欠けてしまうものだが、本作に関しては監督とそれぞれのキャスティングが絶妙な為、実に長丁場だがそれほど気にはならなかった。
マリサ・ソリナスのキュートでチャーミング魅力を小気味よくまとめたマリオ・モニチェッリの「レンツォとルチャーナ」。
アニタ・エクバーグのグラマラスを軽快かつ豪快に描いたフェデリコ・フェリーニの「アントニオ博士の誘惑」。
ロミー・シュナイダーのエレガンスな美しさと孤独を絢爛に映したルキノ・ヴィスコンティの「仕事中」。
そしてソフィア・ローレンのパワフルなエロスをバイタリティ溢れる画面に叩き付けたヴィットリオ・デ・シーカの「くじ引き」
と、どれも個性的で甲乙つけがたいが、私の好みは一番評価の低そうな、日本初公開時にはカットされた「レンツォとルチャーナ」の軽さに一票。
大画面のスクリーンで観てみたい作品です。

実はフェリーニが苦手なのですが

投稿日

2010/07/14

レビュアー

ランラン翔子


「アントニオ博士の誘惑」がとても印象に残り、良い!

フェリーニの「艶っぽい悪夢のような、白昼夢」色が
短編でも薄まっておらず、見ごたえがある。
「甘い生活、って名画なんだろうけど。。眠いのよ」という
私にとっては、フェリーニのナンバーワン作品。

 他3作品は、巨匠の作品というだけで、面白くはない。

ヴィスコンティの作品も、ロミーシュナイダーがシャネルを
着てるのが見どころというだけで、
マダムの哀愁までは出せておらず
「ルートビヒ」での貫禄が素晴らしいだけに、全体的に
やや物足りなさを感じる。

' 人曲 ' で ' THE 女優 '

投稿日

2012/08/03

レビュアー

N

人曲と称されたボッカチオ的オムニバス…
人曲なのに、' THE 女優 ' というのも妙だけれど

男と女、それぞれの愛にまつわり織り成されるアレコレの
ちょっと滑稽で不揃いな人間模様
4話、それぞれの物語のニュアンスと
4女優、それぞれの監督にとっての、女優、という存在の個性が愉しめます。

さりげない空気感だけが伝わってきて
後はそれぞれのイマジネーションの中に消えてゆく… というような
日常からシーンを切り取ったコラージュのようで
もともとオムニバス形式は好きだけれど

この時代は役者の個性が際立っている…
一話を除いて ' THE 女優 ' という感じ
物語はコトの次第がわかりやすい

ソフィア・ローレン、その存在無くしてはあり得ない
イタリア女、イタリア男、のたわいない悲喜劇も
彼女の存在が物語の価値をグーンと引き上げて… さすがの女優力

劇中の子猫のようなロミー・シュナイダー
横たわる顏はまるでマネキン
豪奢なシャネルの衣装を惜しげもなく、スリムなボディでスタイリッシュに着こなして… VOGUEなムード

アニタ・エクバーグ、あんなにグラマラスなのに…
この世界に存在してるリアリティがいかにもおぼろげで幻想的なのは、やっぱり不思議
何かの化身だったり、何かに化けてしまいそうに思えるのも納得

マリサ・ソリナスはどこにでもいそうな小市民的マドンナだけれど
量産大衆性がモダンとされる時代を映すテーマにはぴったりで…

男優のキャスティングを抑え気味なのも
女性をデフォルメする意図からでしょうか…

物足りなさをやや残すものの、なんとはなくのお得感もあって
やっぱりオムニバス好きだな〜、と思うのでした。

話が古すぎるが俳優が綺麗

投稿日

2011/11/08

レビュアー

まぐのりあ

どの女優さんも綺麗でしたが 強烈な花があるのはソフィアローレンだけでした
話は別に対した事が無いのにソフィアだけで映画一本持つ所が凄い。

1〜 5件 / 全6件