ザ・ホワイトハウス　＜シックス・シーズン＞

一度でいいから中に入ってみたい！

ホワイトハウス自体は大好きなので期待が大きすぎたのか、やはりシーズン５から変わってしまった空気にのれない感じです。
ＮＨＫ放送時から見ているので吹き替えで見るのですが、大統領、ＣＪ、アビー、チャーリーまで変わってしまい、慣れるまで時間がかかります。
昔サムの声が吉田栄作から変わったときもそうでした。
シリーズが長いと仕方ないのかもしれませんが、声優を変えるのはやめてほしいものです。
夏木マリさん、小林薫さん、戻ってきてくれないかなあ。
アビーの声なんて「デスパレートな妻たち」のリネットの声にしか聞こえないんですけど・・・。

内容も、大統領がどうも感情的になっている感じで、納得いきません。
先の回を見ると、体調のせいだったのかなと解釈はできますが。

でもやっぱり、ホワイトハウス大好きです。
国に対する、仲間に対する愛を感じます。

レオ役の俳優さんが亡くなったので、このシーズンで終わりなのでしょうか。

新作はいつも全然借りられないのに、今回は早くてびっくりしました。
皆さんシーズン５でうんざりしてしまったのでしょうか。

シーズン１からリアリティーを突き詰めて、現実にありそうなエピソードを次々に繰り出す事で、ERのような患者が搬送されてきた緊迫感を出していました。

その流れで、再選で任期４年の後半３年目のホワイトハウスでどのような事が起きているのか、本当によく取材できている。

今あの人は？　と言う芸能ねたにあるように、ブッシュの側近たちはどうしているのか。実際何人もの人が、在任中に離れていったり、辞任、鞍替えしている。

これは日本では２００％報道されていない。日本のマスメディアは馬鹿しかいないので、よく日本の政治について外国人がどう思っているのか、どう報道されているか載せるが、こと外国の内部紛争については、全く報道しない。報道するのは有名な閣僚が、罷免、辞任した時だけ。どうでもいい芸能人の交際ねたは報道するんだけど（それを求めていると勘違いしている。９０年代までのこと）。

次期大統領で、以下に影響力を示すかが、大統領とその側近の、最後の２年の主な仕事であることが、明確に描かれている。つまり、それをチラつかせて、政策面で最後の仕上げをする事になるわけ。

そんな高度な、高貴（？？）な内容を、茶の間のテレビドラマと言うカテゴリで作りこんでしまったわけだ。どろどろしている。まあ、見たくない部分かもしれない。しかし、あえてそれに挑戦してきた、プロデューサーなどスタッフがいかに使命感を持って番組作りをしているかが伺える。

なので、ぜひ、最後まで一気に見てほしい。それで、感想を述べて欲しい。君も日本の政治に何がたりないのかわかるはず。まだ日本の政党、政治が子供である事が良くわかる。アメリカより６０年は遅れている。

首席補佐官が倒れ、後任は？・・・

ＣＪに白羽の矢がたつとは、ちょっと意外・・・

でも、応援します！　がんばれ！！

今シーズンの最後は、うまい盛り上げ方で、興奮させてもらいました。

それにしてもはじめは、額が後退した垢抜けないおっさんだと思っていたジョシュ（ブラッドリー・ウィットフォード ）がやたらセクシーに見えるから不思議。シーズン６ともなると、キャストもそれぞれ成長して魅力的になりますね。

そのブラッドリー・ウィットフォード主演の Ｔｈｅ　Ｇｏｏｄ　Ｇｕｙｓ というドラマが面白いらしいです。はじけた演技が評判だそうで、共演はコリン・ハンクスだそう。日本でＤＶＤ可してほしいです。