ホワイトアウト

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おもしろみが全くない。

南極で刑事のケイトベッキンセールが殺人犯を割り出すサスペンス。それだけの内容。
ケイトベッキンセールのプロモーションＤＶＤかい？

ＤＶＤ返却期限を３日過ぎようとも最後まできちんと観たのだが
こういう時に限って無駄な努力になるんだよねぇ・・＾＾

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ディスクスタート同時に浮かび上がる”Dark Castle　Entertainment”のロゴに思わずジャンルを確かめそうになりましたが（笑）

隔絶された極寒の地・南極で初めて起きた殺人事件の捜査に乗り出す女性捜査官の物語なんですが、正直微妙な内容でした。
先ず、過去に犯人護送中何らかの忌わしい事件に巻き込まれたトラウマを抱える主人公が、本作での捜査中に同様の”裏切り”に遭うのかによって犯人をミスリードさせるのは良いとは思うんですが、それをしちゃうと本作の登場人物のキャラ立ちが成っていないため、犯人は二者択一にしかならず、犯人は誰？の妙味が薄くなりましたね。

動機もオープニングの飛行機墜落によって大体分かっちゃいますから、”Whodunit （犯人は誰）””Whydunit（動機）”の２要素は消滅、残すは・・あらへんがなっ！（＿△＿ ）ゞ ヒクッヒクッ
終始観客を煽り続ける最後の飛行機が出発するまでの緊迫感・・・って出発しても死なないですから（爆）
半年間南極で暮らすだけなんでしょ？
この辺りの緊迫感の煽りも中途半端だし、建物の外側で何度も見せる追いつ追われつもしつこ過ぎですよね。

ラスト、真犯人登場（勿論驚きませんｗ）後のもう二転三転期待しても至極あっさりと退場されるんで、じゃ２段落ちに期待も・・・無言。
とまぁ、残念ながら面白くは無いです（笑）
例の如く”Dark Castle　”が世に送り出すホラー作品同様微妙な出来でした。
が、画ヅラから涼しくはなりましたよん♪内容も（ボソッ）

観ていて普通に思ったことです。

寒さとホワイトアウトが凄いというのは、解りますが・・・犯人が判り易いのはどうかな・・？

可も無く不可も無くといった作品ですかね。

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ホワイトアウトとは。。
「積雪のある冬山などで、雪雲がガス状に立ちこめ、視界全体が真っ白になって
空間と地面との見分けがつかなくなる現象」だそうだ。
同名タイトルの織田祐二主演の作品があったが、あれは面白かった。
もちろん、全く関係などないｗ

アクションなのかサスペンスなのかはたまたその中間なのかってジャンル。
深く唸るような脚本ではなくあっさりとしてる。
南極という特異な場所であることを考えれば丁度いいのかもしれない。

最初の機内での銃撃シーンが非常にわかりずらく
誰が誰をどうしたのかが全くもってわからないのだが、わからなくていいのだという
こともわかって一安心だ。
大したストーリーじゃないんだけど（しつこい？ｗ）、意外と緊張感もあり。
これも南極という極限の場所がなせるわざ。
犯人云々もそうだけど、手袋ないのまずいだろーとか、凍死しちゃうだろみたいな
緊迫感がセットになってくるわけだ。
指切断は痛すぎますから。。

キャラ設定やつながりが弱く、主人公のトラウマなどいらないし突っ込みどころも
いわゆる満載ってやつだ。犯人もわかりやすいし、動機も不明確とくれば
そもそも突っ込んではいけないってことだ。成立しなくなる。
観ている間は深く考えずに一気にみれてしまうのだから映画としてはいいんじゃ
ないだろうか。登場人物が少ないことと、外部との連絡が少ないことがコンパクト
にまとめられた要因か。
こういう設定にするとその設定を前に出さざるえないだろうからこうなるよね。

ケイト・ベッキンセイルは微妙。。。。かな

サスペンスアクションだそうですが・・・（汗

サスペンスにしては
それぞれの人物描写や状況描写がイマイチな感じで
謎解きの経緯は堪能できず、犯人もわかりやすい。

アクションってほどのシーンもさほど無く・・・。

南極基地が舞台ってことで
極寒・氷山・豪雪なんかのディザスターを
織り交ぜてハラハラするのかと思いきや
そうでもない・・・・

なんか、どれも中途半端な印象でした。

でも、ケイトベッキンゼールはキレイだし、
彼女のファンには楽しめるかも。