フレーム・オブ・マインド

何の予備知識も無しに観たんですが、なんとケネディ暗殺事件を絡めたサスペンスドラマでした。
と言ってもドキドキハラハラするサスペンスモードは皆無で、主人公夫婦の仲の良さ等じっくり見せて行くドラマなんですけどね。

買った宝石箱に隠されていたフイルムの残片から、ケネディ暗殺事件の真相に近づく刑事を描いていますが、正直この手のＢ級では手に余る題材のため見事に中途半端な内容で終わってるのが残念です。

真相と言っても当然のことながら新しい陰謀説を唱えてるわけもなく、暗殺に関わった人間達が登場するも正体も背後関係も詳しく描きません。と言うか描けないですよねｗ
ラストで重要な関係者と思しき者の正体を明かすも「で、あなたとケネディさんのご関係は？」と最大の疑問も種明かししません。
残るのは消化不良感のみｗ

結局暗殺事件の一部を設定として借りただけで、正直何を訴えよう（描こう）としたのか最後まで分かりませんでした。
ちなみに『ＪＦＫ』の方が当然ですが面白いですよん。

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ニューヨークからニュージャージー州の片田舎に引っ越して来たセッカ刑事と妻のジェニファー。ジェニファーは妊娠中だが母校の小学校に勤務したいと思っている。引越しの荷物の整理中、気晴らしに2人でドライブに出掛けた。アンティークのお店でテーブルを購入、ジェニファーが気に入った宝石箱もセッカが買ってくれた。しかし、この宝石箱に入っていたフィルムの切れ端でとんでもない事件に巻き込まれていくのです。
ニュージャージー警察に勤務になったセッカだが田舎町なので重大な事件も起きない。車が盗まれたとかペットショップでカナリアが逃げたので探して欲しいとか、カナリアは猫に食べられ一件落着。そんな中セッカはあのフイルムを現像し写っていた男が銃を持っているのに不信感を抱く。それを解明しようとするが次第に国家を揺るがすような事件が関係していてCIAが動いていることを知る。セッカが真相を暴いていくうちに協力者が次々と不審死を遂げる。妻も危機に直面し危ない目に遭っていく。
ハラハラし通しで観てました。フイルムの写真が撮られたのは1963年11月23日ケネディが暗殺された日で、その写真の男が犯人！？オズワルドが犯人で精神異常者と言われたがどうも違うらしい、オズワルドはハメられたのか・・・。それに絡んでいた人たちは一体誰なのか・・・。と言う筋書きで進んで行く。私はFBIでショーケースに入っていたオズワルドのライフル銃を見ましたが、ハッキリ覚えています。それが覆され真犯人は別に居たと言う。じゃぁその銃は・・・。しかし、宝石箱の中に真実が隠されていたとは、大胆な発想でした。
何だかな？と思ったことがあります。それはジャケに写っているリンド博士です。そんなに活躍したとは思えないのに不思議です。驚いたのは、セッカ刑事を演じたのは何と、この映画の監督・脚本・製作を勤めるカール・T・エバンスなのです。なかなかハンサムで才能のある人だと思うのでこれから期待したいです。
映画としてはまぁ面白い作品でアメリカらしい映画だと思いました。。。

３点

サスペンスというよりミステリーかな。。。　

１つずつ解いていく内容ではなく、淡々と話が進んで行く感じで、結構退屈な映画だった。

普通に楽しめる作品でした。