メグ・ライアンの男と女の取扱説明書

そもそも邦題タイトルに、スターの名前をつけてある作品にろくなものがない
というのは、映画選びのセオリーのひとつです。
そして、これは９割方はずれることがありません。
この映画も、例外ではありませんでした。

確かにわたしは、メグ・ライアンのファンですので、この映画を
観ようと思いました。助演のジャスティン・ロングも好きだし。
もともとは、メグを堪能できればそれでよいと思っていたのです。
しかし、よくよく調べてみると、脚本が
「ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた」の
エイドリアン・シェリーだったし、その作品は私好みだったので、
スターの名前がついている、セオリーからするとはずれの作品だけど、
ちょっぴり内容も期待してしまったのです。

しかし、セオリーが外れるってことは、あんまりないんですね。
メグの力を持ってしても。
まずそもそもこの脚本、映画向きなのかな・・・と疑問。
出演者が少ないとかそういうことではなくて、人の感情を揺さぶるシーンが一個もない。
コメディというよりも、あんまり笑えない中年夫婦の成れの果てみたいな感じでした。
ふけたけど、相変わらずかわいいメグ・ライアンが唯一の救いでしたね。
あと、ジャスティン・ロングは、キャリアとは別の意味で、
いい役もらったなあという感じです。
メグ・ライアンも、無理にラブコメから脱却せずに、その年齢なりのラブコメを演じて
いってもいいと思います。かわいいから。
極めれば、ダイアン・キートンやメリル・ストリープのように、
年を重ねたなりの良さが出てくると思うんです。ファンとしては。

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ショップの「5本1200円」サービスが終了しました。今後新作は1本700円（2泊3日でも550円）ですから、安値サービスに慣れてしまった私には大変高額に感じられます。とは言え1週間に5本と言うのは正直ちょっと辛いものがあり（特に新作2本を2泊3日で返すのはキツい）、終了してちょっとホッとしているのも事実です(笑）。この映画も、あと1本がなかなか決まらなくて無理矢理選んだんですが、存外に面白かったですね。
「面白い」と申し上げたのは、「コメディ」として笑えたということじゃ全然無くて、よくこんな映画製作の企画が採用されたなぁ、って驚いたからです。興行成績悪かったんじゃないかな？、と余計な心配しちゃいました。
メグ・ライアンは確かに嘗てラブコメの女王でしたが、一旦自らの意思で卒業した言わば「裏切者」で、ラブコメファン層からは「フン、一度この世界にソッポ向いたくせに」と反発を買っている(笑）。その上「キレイで性格イイけどちょっとおバカ」というラブコメヒロインの定番キャラを今更演じるには「シリアスな汚れ役」を経験し過ぎて来たせいか、老けて笑顔に輝きが無い。しかし最大の問題はメグが演じるこのヒロインの「それほどキレイでもないのに性格は粘着質で往生際が悪く、頭だけは良くてズル賢い」という、ラブコメファン層に最も嫌われるキャラです（何で私がラブコメファンの気持を代弁出来るのか自分でも不思議ですが）。このキャラが許されるための唯一の条件は「男」のほうが余程「魅力があって手離すには勿体無い」ことが納得出来る場合ですが、ティモシー・ハットン演ずるこの亭主はもう全然トホホなヤツで、いくら縛り上げられてアタマに来たとは言え、自分の浮気を妻のせいにしたり、妻の欠点を論って愛人を誉め讃えたり、こんな最低男に執着するメグが情けないどころか異常にすら感じられて、彼女の女優としての落ち目ぶりとイメージ重なってしまったのが何とも悲しい。嘗てファンであった私としては最後まで見続けるのが辛かったんですが、ラストの「プチ・サプライズ」がせめてもの救いでしたかね。やっと少しコメディっぽくてちょっとは笑えましたから。

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メグ・ライアンのラブ☆コメは大好きなのに、今回ばかりは残念でした。イマイチ面白くなかったです。
夫から「愛人が出来たから離婚して欲しい」と言われたら、妻は慰謝料でも頂いてハイ・サヨナラが普通だと思いますが・・・。
この物語の妻ルイーズ(メグ・ライアン)は、必死で夫イアンを引きとめようとします。ガムテープでイアンをグルグル巻きにし監禁、懐かしい結婚式やハネムーンのラブラブな頃のビデオを見せたり、セクシードレスに身を包みギターを弾きながら下手な(？)歌を披露する。何をしても”壊れたガラスは元に戻らない”筈なのに・・・。
ラストは、女は怖いですねぇ〜と言うちょっとしたどんでん返しで幕が閉じられます。
ちょっと退屈な作品でした。。。

出だしは面白いのですが、場面がそこから動かなくなり、展開が遅く、セリフがながく、不自然で強引な転結となり、オチが見え見えです。
だめだこりゃ・・。

これはもぅレンタルして失敗(-.-)
延々と続く夫婦喧嘩にウンザリでした。
（夫婦喧嘩というか別れ話の縺れなんですけどね）
メグ・ライアンのサイコっぷりも凄いしｗ
そもそも別れ話を切り出そうとする夫の演出が絶対変！
あれじゃ妻も余計にブチ切れるゎ。。
あまりにも醜い罵り合いにいい加減見るの止めようとしましたが、
途中で流れが変わってきたので何とか見続けました。
感想を一言で言うと、、
もぅ勝手にやってろ！って感じですかね^^;
まぁ、忙しさにかまけてパートナーに対する心遣いを
忘れてはいけませんってコトと
不倫してもロクなことないですよってコトはよ〜く分かりましたぁ。。
それからヴェロニカ・マーズのクリステン・ベルが
愛人役で出演しています。
アタシって結局何だったのょ！って感じの
トホホっぷりが可愛かったですｗ