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「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナを主演に迎えて贈る感動のラブ・ファンタジー。業田良家の短編コミックを基に、ひょんなことから心を持ってしまった“空気人形”が様々な出会いを通して味わう感情の移ろいと、対照的に浮き彫りとなる現代人の孤独と空虚感を切なくも繊細に描き出す。川沿いの古びたアパート。ファミレスで働く冴えない中年男、秀雄が優しく語りかけている相手は、空気人形のラブドール。ある朝、その空気人形が心を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、メイド服を着て外へ飛び出す空気人形。そしてレンタルビデオ店に辿り着き、店員の純一とめぐり会うが…。
「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナを主演に迎えて贈る感動のラブ・ファンタジー。業田良家の短編コミックを基に、ひょんなことから心を持ってしまった“空気人形”が様々な出会いを通して味わう感情の移ろいと、対照的に浮き彫りとなる現代人の孤独と空虚感を切なくも繊細に描き出す。川沿いの古びたアパート。ファミレスで働く冴えない中年男、秀雄が優しく語りかけている相手は、空気人形のラブドール。ある朝、その空気人形が心を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、メイド服を着て外へ飛び出す空気人形。そしてレンタルビデオ店に辿り着き、店員の純一とめぐり会うが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
120分 | 日英 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | BCDR2542 | 2010年03月26日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
33枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
120分
字幕:
日英
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
BCDR2542
レンタル開始日:
2010年03月26日
在庫枚数
33枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
120分 | 日英 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | BCDR2542 | 2010年03月26日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
33枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
120分
字幕:
日英
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
BCDR2542
レンタル開始日:
2010年03月26日
在庫枚数
33枚
1位登録者:
1人
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恋人の代用品として製造された空気人形。その非人間なるものが、人間の心を持つという美しくも哀しいラブ・ファンタジーです。
ラブファンタジーというと、もっとふわふわとしたものを想像してしまいますが、内容は結構辛らつで、生々しい描写もあり、ちょっと驚いてしまいましたが、それが変にエロティックじゃなくて、逆に見入ってしまいました。大人の寓話です。
舞台は高層マンションと下町が同居する隅田川沿いの小さな町。
古びたアパートで持ち主の秀雄(板尾)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)は、本来持つはずのない心を持ってしまいます。
心を持った空気人形が、初めて発した言葉が「キレイ」。
洋服を着て外に出かけた彼女は、様々な人に出会い、どこか淋しげなビデオ店の青年(ARATA)に好意を抱きます。そして自分の存在意義について追い求めていくようになります。
心を持った彼女が「私空っぽなの」。
それを聞いた老人が答えます。「奇遇だねぇ。私も空っぽなんだよ」と。
心を持った人形を通して見えてくるものは、現代人の空虚で孤独な世界です。私たちはやはり、どこかによりどころを求めて生きているんでしょうね。
誰もが、唯一無二の存在になりたくて、それが誰かに取って代わられても、それなりに世の中が動いてしまう。そんなことを感じながらも、ある人の「かけがえのない人」になることを求めて。
誰かに必要とされたい。誰かを満たし満たされたい。
この映画の登場人物たちも、また誰かと繋がりたいと考え、けれども繋がる方法が分からず、もはや繋がることを諦めた人たちです。
人形を演じたペ・ドゥナの生まれたての赤ちゃんのように純粋な少女の喜びや、悲しみを全身で体現。飛び上がりたいほど嬉しい時や、心の奥底を抉られるような悲しみと同居したような作品です。
とても痛くて切ないのに、何故か重さを感じさせないのは、彼女があどけなく可愛らしいのと、映像が透き通るように綺麗だったからかもしれません。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ファミレスで働く中年男は、仕事が終わって家に帰ってくると人形に話しかけ、一緒にご飯を食べ、お風呂にはいり、そして人形とセックスする。
ところがその人形がある日動き始め、窓の外の雨の滴に手をかざす。
「き・れ・い」
そうつぶやいた瞬間、人形は心を持ってしまったのだ。
人形がペ・ドゥナ演じる人間にかわる瞬間、もしここが綺麗すぎたり、変にぼかされていたら、この映画はだめだろうと思いながら見てたのですが、びっくりしました。ペ・ドゥナの乳房は大写しになり、全裸の体もしっかり写ります。
是枝監督は「日本の女優は制約が多すぎて、初めから使うつもりはなかった。」と言ってたらしいですが、日本の女優にはここまではできなかったでしょう。
とにかく、ペ・ドゥナがすごくいいので、それだけでも見る価値のある映画だと思います。
外の世界に飛び出した空気人形が、美しいものを見つけた時の輝くばかりの表情。
好きな男に息をふきこまれたときの官能的な表情、などなど。
空気人形は、自分のことを「からっぽの代用品」「安物の性欲処理装置」と言って嘆く。けれども、彼女が出会う人間たちもみんな彼女と同じからっぽの存在。
彼女の持ち主は、職場では「いつ辞めてもらってもかまわない」存在で、生身の女ではなく、自己主張しない人形としか関係を持てないような男。
代用教員だったという孤独な老人。
ニュースの事件の犯人は自分と派出所に自首を繰り返す老女。
過食症の若い女。
鬱屈した浪人生などなど。
空気人形が恋してしまう純一。
ふたりが知り合うのが街の小さなレンタルショップでの、映画について交わされる会話が映画ファンには楽しい。アンゲロプロスはレンタルしてないよね。
純一もどうやら恋人を失った「からっぽの存在」であるらしいことが分かるのだが、それにしても彼はなぜ空気人形にあんなことを望んだのだろう?ひょっとして、ああいう結果になることを初めから期待していたのかな?
結局人はそんなに孤独な存在ではない。
直接誰かとかかわらなくても、私たちの存在そのものが、誰かを助けたり、誰かと誰かを結びつけるきっかけになることもある。
こんな世の中だけど、外の世界には美しいもの、素敵がいっぱいある。
空気人形は死んでしまったけれど、過食症の女が窓の外に手を差し出して、「き・れ・い」とつぶやいた瞬間、彼女には少し未来がひらけたのかな。
人形の人工膣はグロテスクでショックでしたが、いろいろ考えてしまう映画でした。
ある意味、「ラースとその彼女」とは対照的なので、比べるとおもしろいと思います。
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ユーザーレビュー:94件
投稿日
2010/03/13
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
恋人の代用品として製造された空気人形。その非人間なるものが、人間の心を持つという美しくも哀しいラブ・ファンタジーです。
ラブファンタジーというと、もっとふわふわとしたものを想像してしまいますが、内容は結構辛らつで、生々しい描写もあり、ちょっと驚いてしまいましたが、それが変にエロティックじゃなくて、逆に見入ってしまいました。大人の寓話です。
舞台は高層マンションと下町が同居する隅田川沿いの小さな町。
古びたアパートで持ち主の秀雄(板尾)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)は、本来持つはずのない心を持ってしまいます。
心を持った空気人形が、初めて発した言葉が「キレイ」。
洋服を着て外に出かけた彼女は、様々な人に出会い、どこか淋しげなビデオ店の青年(ARATA)に好意を抱きます。そして自分の存在意義について追い求めていくようになります。
心を持った彼女が「私空っぽなの」。
それを聞いた老人が答えます。「奇遇だねぇ。私も空っぽなんだよ」と。
心を持った人形を通して見えてくるものは、現代人の空虚で孤独な世界です。私たちはやはり、どこかによりどころを求めて生きているんでしょうね。
誰もが、唯一無二の存在になりたくて、それが誰かに取って代わられても、それなりに世の中が動いてしまう。そんなことを感じながらも、ある人の「かけがえのない人」になることを求めて。
誰かに必要とされたい。誰かを満たし満たされたい。
この映画の登場人物たちも、また誰かと繋がりたいと考え、けれども繋がる方法が分からず、もはや繋がることを諦めた人たちです。
人形を演じたペ・ドゥナの生まれたての赤ちゃんのように純粋な少女の喜びや、悲しみを全身で体現。飛び上がりたいほど嬉しい時や、心の奥底を抉られるような悲しみと同居したような作品です。
とても痛くて切ないのに、何故か重さを感じさせないのは、彼女があどけなく可愛らしいのと、映像が透き通るように綺麗だったからかもしれません。
投稿日
2010/03/03
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ファミレスで働く中年男は、仕事が終わって家に帰ってくると人形に話しかけ、一緒にご飯を食べ、お風呂にはいり、そして人形とセックスする。
ところがその人形がある日動き始め、窓の外の雨の滴に手をかざす。
「き・れ・い」
そうつぶやいた瞬間、人形は心を持ってしまったのだ。
人形がペ・ドゥナ演じる人間にかわる瞬間、もしここが綺麗すぎたり、変にぼかされていたら、この映画はだめだろうと思いながら見てたのですが、びっくりしました。ペ・ドゥナの乳房は大写しになり、全裸の体もしっかり写ります。
是枝監督は「日本の女優は制約が多すぎて、初めから使うつもりはなかった。」と言ってたらしいですが、日本の女優にはここまではできなかったでしょう。
とにかく、ペ・ドゥナがすごくいいので、それだけでも見る価値のある映画だと思います。
外の世界に飛び出した空気人形が、美しいものを見つけた時の輝くばかりの表情。
好きな男に息をふきこまれたときの官能的な表情、などなど。
空気人形は、自分のことを「からっぽの代用品」「安物の性欲処理装置」と言って嘆く。けれども、彼女が出会う人間たちもみんな彼女と同じからっぽの存在。
彼女の持ち主は、職場では「いつ辞めてもらってもかまわない」存在で、生身の女ではなく、自己主張しない人形としか関係を持てないような男。
代用教員だったという孤独な老人。
ニュースの事件の犯人は自分と派出所に自首を繰り返す老女。
過食症の若い女。
鬱屈した浪人生などなど。
空気人形が恋してしまう純一。
ふたりが知り合うのが街の小さなレンタルショップでの、映画について交わされる会話が映画ファンには楽しい。アンゲロプロスはレンタルしてないよね。
純一もどうやら恋人を失った「からっぽの存在」であるらしいことが分かるのだが、それにしても彼はなぜ空気人形にあんなことを望んだのだろう?ひょっとして、ああいう結果になることを初めから期待していたのかな?
結局人はそんなに孤独な存在ではない。
直接誰かとかかわらなくても、私たちの存在そのものが、誰かを助けたり、誰かと誰かを結びつけるきっかけになることもある。
こんな世の中だけど、外の世界には美しいもの、素敵がいっぱいある。
空気人形は死んでしまったけれど、過食症の女が窓の外に手を差し出して、「き・れ・い」とつぶやいた瞬間、彼女には少し未来がひらけたのかな。
人形の人工膣はグロテスクでショックでしたが、いろいろ考えてしまう映画でした。
ある意味、「ラースとその彼女」とは対照的なので、比べるとおもしろいと思います。
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空気人形