人生に乾杯!

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人生に乾杯! / ユディット・シェル
全体の平均評価点:
(5点満点)

52

  • DVD
ジャンル:

「人生に乾杯!」 の解説・あらすじ・ストーリー

年金暮らしの老夫婦が、無情にも困窮に追い込まれた末、ついには国家に反旗を翻して紳士的な強盗を重ねていく奇妙な逃避行の行方を描くハンガリー発のハートウォーミング・クライム・コメディ。ヨーロッパの小国ハンガリー。かつて運命的な恋に落ちたエミルとヘディも、いまや81歳と70歳の老夫婦。時代も変わり、年金だけでは家賃の支払いにも事欠く日々。そんなある日、ヘディの大切なイヤリングまで借金のカタに取られる事態に。見かねたエミルは年代物の愛車チャイカに乗り込むとひとり郵便局へと出向き、ついに強盗を決行。最初は当惑気味のヘディもやがて夫と合流、ふたりは手を取り合って逃避行へと繰り出すが…。

「人生に乾杯!」 の作品情報

製作年: 2007年
製作国: ハンガリー
原題: KONYEC

「人生に乾杯!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

人生に乾杯!の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
107分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/ハンガリー
2:ドルビーデジタル/ステレオ/ハンガリー
レイティング: 記番: レンタル開始日:
TDV20081R 2010年04月09日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
21枚 1人 0人

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ユーザーレビュー:52件

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1〜 5件 / 全52件

老人版 明日に向かって撃てネタバレ

投稿日:2010/04/03 レビュアー:ミルクチョコ

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年金や高齢者問題など、社会主義体制崩壊後のハンガリーの問題点を交えながら、強盗をした老夫婦の逃避行を描いた人間ドラマです。

81歳のエミルと71歳のへディは年金だけでは暮らせず、借金取りに追い立てられる日々。二人の出会いのきっかけとなったヘディの大切なイヤリングまでも借金のかたに取られてしまいます。
それを見たエミルは愛車チャイカに乗って、それを取り戻すべく郵便局強盗をやらかします。
夫の突発的な行動に、一度は警察への協力も考えたヘディですが、自分のために奮闘する夫の姿を見て惚れ直した彼女は、共に逃亡することを決めます。

何より、このスリリングな体験で、乾いた二人の関係が潤っていくというおまけも付いているのが面白いです。
老夫婦による強盗と逃亡劇をメインに描きながら、高齢者に冷たいハンガリー社会を浮き彫りにし、シニカルで、ユーモアも交えて世間に訴えているところが凄いです。

冒頭の二人の出会いのシーンが素晴らしいです。
ブルジョアだったヘディの家が共産主義政権によって私物を没収されるシーンは二人の運命的な出会いですが、会話もないのにとても美しいです。

そして、夫エミルが強盗をする決心をさせたのは、妻ヘディの大切な思い出でもあるイヤリングを取り戻すことなので、この老夫婦を応援したくなってしまいます。
この夫婦の強盗行脚がいかにも楽しそうです。二人の楽しそうな顔をみていると、とても悪事とは思えないところが不思議です。
さらには、夫婦の行動に批判する声ばかりかと思いきや、貧困に苦しむ高齢者たちが二人の行動に共感を覚え、模倣犯が続出してしまい、社会現象となる展開が面白いです。

逃避行を始め、ひっそりと年金暮らしをしていた生活とは、一転。二人の生き生きとした表情が胸をうちます。
老人版「明日に向かって撃て」の面白さが絶妙でした。




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あの日の耳飾りを持つ君へネタバレ

投稿日:2010/09/25 レビュアー:ひろぼう

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老人版『ボニー&クライド』ですね、皆さま仰る通り。わずかな年金暮らしに困窮した爺さんが、借金のかたに大切な耳飾りを差し出す婆さんを目にし、あの日誓ったであろう思い「この娘を幸せにしたい」という気持ちを思い出したのでしょう、旧い軍用車と軍用拳銃を使い、奪った金で細やかな贅沢の逃避行を繰り広げる物語。

老夫婦の設定が、東欧の小国、ハンガリーらしい独特さで際立っています。爺さんと婆さんの出会いのエピソードと、爺さんが共産党員の運転手を30年間勤め上げ褒美に受け取るチャイカ(車)とトカレフ(銃)といった設定が。そこには、旧くて武骨だけど、頑丈でいざという時には思った以上に役に立つんだよと、機械も老人も見かけだけではないと言っているように思えますし、共産主義の抑圧から解放されはしたが資本主義は暮らしに潤いをもたらされなかったという、皮肉な社会的メッセージも込められています。
最初の強盗は、おずおずと「お金を詰めてください」とお願いする爺さんですが、婆さんと落ち合ってからは「脳味噌ぶちまけるぞ」とまでに意気込んできます。しかし、その直後には「下品だったかな」と反省する姿があり、ちょっとやり過ぎたところをユーモアで緩和させる辺りに、本作の魅力であるウィットと小気味よさを感じるのでした。
爺さん婆さんを追いかける若い刑事のカップルが、2人のバイタリティとその元になる愛情に、もつれた関係を修復していくのも頷ける展開です。

冒頭ちらりと見える写真の主は後半ではっきりするのですが、宝石屋の主人やキューバ人の老人とのいきさつは暗に匂わすだけだったり。そこには共産主義の暗い影が射すようで、やはりお国事情を感じずにはいられませんでした。老夫婦の過去と共産主義の崩壊を、共に甘酸っぱい思い出として重ねて描写しているようです。強盗した金で買い物や豪華なホテルに宿泊する贅沢は、共産主義への仕返しなのかもしれませんね。

酷い時代だったけど、若い2人にはそれを乗り越える希望があった。
その忘れかけていた希望を、思い出させてくれたのがダイヤの耳飾りだった。
2人の希望の証まで取り上げられて、抑圧と服従を強制してきた国からの裏切りともいえる扱いに、ついに2人はやりたい放題やることを選ぶのでしょう。
2人の行動がどんどんエスカレートして、最後に弾けるのは正直やり過ぎとも思えますが、長年耐え忍んできた恨みが爆発したとすれば頷けるでしょう。
エンドロールの後に、海のシーンがあったら素敵でしょう、が、資本主義的ですかねぇ。★3+

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みちゆきネタバレ

投稿日:2010/05/15 レビュアー:蒼生

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日本語吹替えがないと知っても、
どうしてもどうしても観たくなってしまった作品です。
通常なら、私が観たくなるジャンルじゃないはずなので、
どなかたのレビューを読んで、なのだと思いますが
そこは記憶にありません。

窓口の女性、「強盗だったの?今の?」って絶対思ってるよなー
のどかすぎる。穏やかすぎる。その犯行。
彼にしてみればナチュラルなんだろうけど。ってところがいい。
と思ってたら、あ・怖かったんだ。確かに淡々としてると逆に怖いか。

年代物の車でよたよたと警官を振り切っちゃったり
誰もいない銀行に押し入っちゃったり。
犯罪なのに何だか微笑ましい。

信頼しあう老夫婦と、破綻しかかってる若い恋人たちの対比もいいです。

ヨーロッパの男性は高齢になっても、妻に優しいのですね。
日本でも優しい高齢男性はいるでしょうけど、
人前で臆面もなく「君が最高にきれいだ」なんて言う人
めったにいないでしょう。
病気で体が動かなくなっても、世話をしてくれる奥さんに
威張り散らすじいちゃんはよく見かけます。
奥さん、よく放り出さないなーと感心します。
中には放り出されてるケースもありますけどね。
威張り威張られる夫婦の場合は、何か他人にはわからない絆とか
長年培ってきたものがあるのかもしれません。

マッサージのことでスネちゃう妻もかわいいです。

いま日本で大物議を醸している年金問題、ハンガリーでも同様なのですね。
ほんとに観てほしい人たちは観ないんだろうなぁという気がして残念です。

夫婦のその後を敢えて描かず、終わるのも好きだなと思い、
ラストの女性刑事の笑みに心温まりました。

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老人版ナチュラル・ボーン・キラーズ?

投稿日:2010/04/17 レビュアー:ロンリー火真西

コメディとは言い切れませんが、心温まるお話です。
強盗を始めてから老夫婦が狡猾に警察から逃げるシーンには痛快さを感じました。
メディアのインタビューで大衆の支持を得るところがナチュラル・ボーン・キラーズを思わせましたが、少しは派手なシーンもありますが、全体的にほのぼのした感じです。
老夫婦の若かりし頃の出会いのシーンが冒頭とラストに挿入されていて、この映画の鍵であるダイヤのイヤリングの意味が見えてきて、それがまた心ホンワカさせられました。
映画の結末は女性警部補の心情に共感します。

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微笑ましいヨボヨボ感たっぷりクライムコメディ。ネタバレ

投稿日:2010/04/15 レビュアー:みむさん

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若き日に劇的に恋に落ち結ばれた夫婦ですが、
現在は年金収入のみでカツカツの生活。

じいさん無愛想、ばあさんはそれでも何事もなかったように受け流す日々。

じいさんが若いころにプレゼントした
ばあさん愛用のダイヤのイヤリングを
借金のカタにとられてしまったところから
じいさんが立ち上がる!!!

強盗の手口なんかがヨボヨボ感が出ていて
犯罪なのに笑ってしまうし、
逃避行も豪快なんだか無謀なんだかわからないくらい
メチャクチャなんだけ微笑ましい。

最後はどおなるのかしら?

と思って観ていて・・・・

あ、やっぱり、こういう結末よね・・・

と思ったら!!!

そうなりましたか・・・って感じ。

犯罪をコミカルに美談ぽくしてるのか?と思ったけど
最後で「あ!やっぱり犯罪だったのね・・・」
っていう感じでした。

最後の一捻りがあるとないとで
だいぶ印象がかわりますねえ。

私はあの捻りは無くても十分面白かったと思います。
(あっても、それはそれでいいけれど)

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