南極料理人

南極大陸果ての果てでこんなに豪華な食事ができるなんて。しかもビール付き。
西村君のお料理はどれもこれも「美味しそう」なんじゃなくて、ぜったい「美味しい」。（断言！）
だから通常の３倍食べれる。
盛りつけといい、ソースの味見といい、包丁の使い方といい、お皿に垂れたソースを丁寧に拭き取るところといい、ただの給食のおじさんでは絶対にない。
西村君は、相当腕のいい「料理人」なのである。
ピカピカに輝く結婚指輪がなんだかセクシー。
せっかくのお料理が冷めないうちに食べてほしい。
朝礼は食べてからでいいじゃん。

好きです。
この 男だらけの慣れ合い触れ合い接し合い。
こりゃたまらん。
いつまででも見ていたい。
ずっとずっと見ていたい。
これまたジャケがなんともイイじゃないですかぁー。
そして、熱々の豚汁に塩味濃いめのおにぎりがあれば何も言うことなしでしょ！

南極ならではの「へぇー！」なことも very interesting で脳みそが騒ぎ出しました。

終わり方もなんだか良かった。
なんか、すっごく、すっごく良かったです。

わたしのお父さんも料理人。
おたんじょうび会はいつもお友達を招待して、そしていつもお父さんがお料理担当だった。
そんなお父さん、今は孫のおたんじょうび会のお料理担当になりました。


なんだかひっぱりダコの堺雅人さん。
今度は「クヒオ大佐」がとってもとっても待ち遠しいのです。
そんなわたしは現在「抹中（抹茶ラテ中毒）」。

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南極観測隊の元料理担当者の書いたエッセイを映画化。
ペンギンどころか、微生物すらいない南極内陸部。むさ苦しい男達８人の役１年半に及ぶ共同生活です。
日々の楽しみといえば、麻雀とビデオと体操。麻雀に興じながら足の裏をかいていた孫の手で、ＴＶのスイッチを入れたりと彼らの単調な毎日の楽しみは「食事」。

限られた食材で、同僚達の食の我がままに応えるために、堺雅人演じる料理人のがふるまう料理の数々。
限られた食材故に、調理法や、パフォーマンスを駆使して変化を生み出そうとする料理人が、それなりに楽しんでいるかのようです。
食べ物で一喜一憂する隊員たちの歓声にこちらも嬉しくなってしまいます。

生瀬がつぶやく一言に胸が熱くなり、兄やん（高良）の彼女との電話が無言が多くなるのが、辛くなり、麺切れで、ラーメンが食べたいと騒ぐタイチョー（キタロー）。
こういう環境におかれた人たちが、単純なことで感じる喜びを描いていて微笑ましいです。

ちょっと面白かったのは、遠距離交際で破綻した後見つけた、帰国時にまっていた電話交換手の美女。あんな愛の始まりもあるんだなぁ〜という場面も。
平気そうでいながら、実は夫と離れていて淋しかったという堺雅人の妻を演じた西田尚美。家族っていいな〜と思わせてくれる、ゆる〜い中にも、ちょっと勇気をもらえるそんな作品でした。

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観測隊員の日常をややコミカルチックに描いた作品。
実に面白かった。
時間が全く気にならず観終わる作品ってのも意外と少ない。

それにしても堺雅人。
なかなか凄い役者さんだ。
最近ではピカ一じゃないだろうか。
ゆる〜い本作でもラーメン作るときの眼力。
ジェネラルルージュをも彷彿としていた。
うまいなぁ。
こんな作品でも見事に演じれるんだな。

テレフォンオペレータの彼女が待っててくれてなによりだったし、
ビーチバレーも出来たし、トライアスロンも凄いことに。
日本に戻ったら何をやりたいかって皆ができてるところもマル。

なかなかこの作品の雰囲気をレビューでは伝えるのは難しいかも。
お勧めの作品、是非ご覧あれ。。

私はこれを経験できるのなら是非してみたい。

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前半はほのぼのと、飄々としていて、笑わせてもらったのですが、結局最後までその調子のままで、飽きちゃったと同時にあきれちゃいました。
「ほのぼの」じゃなくて、「だらだら」とした映画だなと感じました。
人生で、日々の生活で食べることは、とても大事だけれど、これじゃ只の「飯食い映画」と言ったらいいすぎでしょうか。　　　
セックスと一緒で、節度というもの、メリハリがなければ、「弛緩」した品のない映画になってしまいます。

外は一つ間違えば死んでしまうような極限の土地、男８人で閉じ込められれば、精神的にもきついし、参って心が壊れてしまいそうな過酷な状況ではあるでしょう。
だからこそ、きちんとした生活態度で、緊張と緩和のメリハリをつけていないと、精神的に持たないと思うのですが、　　　槍魔栗三助じゃなかった、生瀬勝久が演じた本さんと堺雅人が演じた西村以外の人がきちんと仕事をしているように見えない。

特にきたろうが演じたタイチョーがだらしなさ過ぎる。　
ラーメンを夜食に勝手に食べてストックした部分も食べつくし、夜中にラーメンが恋しいと調理担当に泣きつき、苦労の末にラーメンを作ってくれて嬉しいのはわかるけれど、オーロラ観察の職務を放棄してまで食べ続けるのには呆れた。

あわててかき込んで食べて仕事に向かうならわかるけど。
第一、 食堂に全員そろってないのに、なんで食べ始めるのでしょうか。　
どうして延びるとわかっている麺類を作ってしまうのでしょう。　
８人しかいないのですから、食事時間には全員揃うべきでしょう。　
そんなのだから、規律が乱れ、若い隊員が勝手なことをし始めるんです。
運命共同体だから、誰かが勝手なことしたら、事故が起こって死んでしまうかもしれないんじゃないでしょうか。
若い隊員が挨拶しないのに副体長の本さんが怒っても「まあまあ」と流してしまう。
こんな人にチームリーダーの資格はないし、そもそも南極に行く資格はないし、気象庁もとっとと辞めて欲しいですね。　　　飯食うために南極に行っているのではないのですから、本末転倒です。

だらだらとした意地汚い映画に思えてしまう。
食べることの魅力を訴えているように見えて、結局食べ物、食べることも、人生もなめているように思えました。

個々のエピソードは決して悪くはなく、ユーモラスですし、堺雅人、生瀬勝久ら俳優はよかったですから、「だらだらした映画」になったのは、これも脚本と演出の問題でしょうね。
今の日本の縮図でないことを望みます。

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南極でどんな仕事をしてるのか、知りません。
でも、きっと、大事な事をやってるんでしょう。そうであってほしい。
だって、あんな寛げないトイレで大をしないといけないんだもの(>_<)

私は【美味しい映画】が大好きです♪
観てて美味しさが伝わってくる映画なんて、とっても素晴らしい(〃゜∇゜〃)
だから、とってもとっても楽しみにしてたんです。この映画。

でも、この映画の魅力がちょっとどこなのかが分かんなかった（汗
そりゃ〜、おにぎり作る音だったり食材を揚げる音だったりは、そこそこ楽しめる。
しか〜し、食べる人が作ってくれた人に対して「美味しい」と言わない(。-`ω´-)
「美味しい」って言わないまでも、何か一言ほしいんですよ!!
世の食べる側の人!!ちゃんと言ってますか？
作ってる側の人間の嫌いなセリフは「何食べたい？」の問いに対して「何でもいい」
ってのと、食べてる時も食べ終わった時も何も言わない事。
こんな失礼な事はないです。きちんと、感謝の気持ちを忘れないでね。
褒めてくれれば作る側も嬉しくなって、もっともっと美味く作るように頑張るんだからｗ
この何も言わない事が、他を引き立てる為だったとしたならば私は嫌いです。この演出。

最終的に、この映画を観ても南極での仕事振りはいまいち分かんなかったｗ
寒いって事は十分に伝わりましたがね(^_^;)

あ、南極クルー皆で作ってくれたべちゃべちゃ唐揚げ。あそこは良かった♪
唯一、ほっこりしたシーンだったな〜(#^.^#)

それと、これは声を大にして言いたい!!!!!　伊勢海老はフライにしたらダメ!!!!!
素材を活かせない料理は最悪です(´∩｀。)