女の子ものがたり

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女の子ものがたり / 深津絵里

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「女の子ものがたり」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

西原理恵子の自伝的漫画を深津絵里主演で映画化。昼間からビールを煽るスランプ真っ只中のダメ漫画家・高原菜都美。新米編集者から投げられたキツいひと言がきっかけで、彼女は子ども時代の“ともだち”を思い出し、前向きな気持ちを取り戻していく。

「女の子ものがたり」 の作品情報

作品情報

製作年: 2009年
製作国: 日本

「女の子ものがたり」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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ハダカの美奈子

寺内貫太郎一家2

平成細雪

愛しのアイリーン

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1〜 5件 / 全30件

女の子版 スタンド・バイ・ミー ネタバレ

投稿日:2010/02/27 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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西原理恵子さんの自伝的コミックの映画化らしいです。
仕事に行き詰った30代半ばの漫画家が、少女時代の思い出に励まされ、元気とやる気を取り戻していく姿を友達と過ごした故郷でのエピソードを交え、ノスタルジックに綴っています。

36歳の奈都美(深津)は、スランプ中の漫画家。原稿の催促に来た編集者(福士)に「先生、友達いないでしょう」と言われ、遠い記憶の中にある故郷を思い出します。
転校生のなっちゃんは、家庭環境に恵まれないきいちゃんとみさちゃんと友達になります。貧しくてお風呂にも入れなかったり、親に暴力を振るわれたり、学校でのけ者にされてもいつも笑ってめげない二人。クラスのみんなにいじめられても、お父さんが出ていっても、別の高校に進学しても、一緒に泣き笑う仲だった彼女たちにも、それぞれの進む道がやってきます。
なかなか自分の進むべき道に選べないなつみの背中を押してくれた友達の言葉に、涙が溢れてきます。
あんなこと言われたら、そりゃ、頑張るしかないよね。

しかし、その過程で捨ててきたもの、失ったものの大切さが、今になって思い出されるのかもしれません。
誰にもある、あんなに仲が良かったのに、疎遠になってしまった友達。そんなことをふと想いを馳せてしまうビターな作品です。
そして、これまで避けてきた自らの過去に、正面から向き合い、親友の思い出を胸に、前を向いて生きていこうと決心する女の子版「スタンド・バイ・ミー」かもしれません。

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72pts. 【原作】西原理恵子 ネタバレ

投稿日:2010/11/29 レビュアー:ヴィル

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漫画を書くのに行き詰まった漫画家が、
子供の頃の、親友を思い出し、
その友達3人の、不幸で幸福な付き合いを綴るお話。

現在の主人公を深津絵里、
学生時代の主人公を、大後寿々花が演じます。

主人公の友人二人が、暴力を受けながらも、その男についていく様は、、、
意外と、世の中、こういう女性がいたりするんですよね。。。
不思議なことに・・・

本人も、それが幸せではないことはわかっているのに、
逃れられないというか、、、なんというか、、、

実際、この映画でも、その殴られている女性は、
不美人というわけでもなく、その男に固執する必要性もない気もするんですが、
実際にも、そういうことってあって、
でも、、、逃れられなくなってしまうんですよね。

人それぞれという面もあるんでしょうけど、
こういうのって、不思議では済まされない面もあるので、
難しいところです。

こういう人は、どうやったら、助けてあげれるのかなとも思うけど、
結局、この物語で描かれているように、
というか、ま、この物語では、助けようともしないわけですけど、
結局は、親とかであっても、なかなか、助けるのは、難しいところです。

自分から、動く人でない限り・・・


それと、ネタバレですが、
その友人が亡くなっていて,自分を評価してくれていたと、
はっきりわかるところでは、ほろっとしてしまいます。
ちょっと、生死を使うのは、卑怯とも思いますが・・・(汗)

ま、でも、これは、普遍的なテーマですもんね。

演技のほうは、、、
大後寿々花は、これまでに比べると、やや、イマイチ感があるでしょうか・・・
そういう意味で、ちょっと、演出面がどうかという面は、ありますが、
現在と過去を行き来する、ま、ありきたりな構成ではありますが、
それはそれで、メリハリはついているし、
最後のシーンでの、深津さんに、やられてしまいました。

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B  心の救い

投稿日:2010/09/17 レビュアー:かづしげ

(心情的なものだけどネタバレあり)
 抜け出せない劣悪環境にいる二人。抜け出せるかも知れない一人。その一人に託したのだろう。腹が立ったのか、それに答えたのか、はっきりと自覚してなくても心の芯では通じていた筈だ。
 ラストはできれば一発落しにしてもらいたかったが、直前にヒントをばらまきながらもどうにか感動できた。心を重ねることができたから、嫌われても憎まれても良いと、可能性のある友に託して自分を投影し、成功した友を祝しながら死んで行くことができた。二人のなっちゃんの会話は清清しくて良かったネ。
 演技で定評のある二人。大後寿々花、深津絵里、とても良かった。

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広い世界に羽ばたいて ネタバレ

投稿日:2010/03/26 レビュアー:パープルローズ

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スランプに陥った漫画家なつみが回想する、愛媛で過ごした少女時代。
お母さん、新しいお父さんと共に引っ越した先でできた新しい友だち、きいちゃんは貧しい母子家庭の子供、みさちゃんは子沢山のやはり貧しい家庭の子供だった。

メルヘンチックなタイトルとジャケットとは対照的に、かなり厳しい内容で、私は途中からとても辛くなってしまいました。

小学生にして、「薄汚れた服、お下がりの自転車、出来損ないのこけしのような顔」を悲観し、将来に希望がもてない3人。
その不安は的中し、きいちゃんもみさちゃんもつまらない男と結婚して、暴力を日常的に受けるようになる。
それでも、「私は幸せ」だと、繰り返し自分に言い聞かせるようにつぶやくふたり。

なぜ女は不当な暴力に耐えねばならないのだろう。
なぜ生まれた家庭の経済力をそのまま受け継ぐような生活しかできないのだろう。
なぜ小さな世界を抜け出すことができないのだろう。

そんな中、「人とは違ったなにか」を持ったなつみだけが、小さく閉鎖的な世界を飛び出すことができたのだ。
「なっちゃんなんか大嫌い」といって、広い世界に踏み出すよう背中を押してくれたきいちゃんとみさちゃん。
ふたりのために、そしてそれに続くたくさんの女性のために、私は描き続けなければいけない。道を作り続けなければいけない。

「貧乏、汚い洋服」といいながら、貧乏にも汚い服にも見えず、リアリティにかけたことや、森迫永依が成長して深津絵里になるとはどうしても思えないことは大きく減点だけど、いろいろ考えさせられた映画でした。

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幸せとは、不幸とはなに

投稿日:2010/09/26 レビュアー:こうさま

評価76点(100点満点)
西原理恵子(「いけちゃんとぼく」の作者)の自叙伝的漫画を映画化したもので最近話題の深津絵理の主演でまさしく女の子だけの青春ムービーで、どこかホロ苦さを感じてしまうが、決して後味の悪い苦さではない。
36歳独身の漫画家ナツミはスランプからくるやる気のなさでピンチを迎えていた。仕事は進まず昼からピール、部屋は散らかり放題、支えてくれる人もいない。そこにやつて来た雑誌社の若い担当者からきつい一言「先生は友達いないでしょう。そんな人に友情なんて描けませんよ」この言葉で青春時代を共に過ごして、別れてきた友達との思いでが蘇ってくる。
ナツミ、きみこ、みさの3人は劣悪な生活環境の中にあったが、いつも仲良く遊んでいた。中学から高校へと進学するにしたがって当然のことながら子供から大人へと成長してゆく。3人のさりげない会話が将来に対する漠然とした不安を巧く表現している。きみこ、みさ、この二人は確かに男を見る目がない、しかし幸せでない家庭に育った彼女たちにとって結婚は一つの安心のための保険であったのだろう。ナツミは理解できない。「旦那に暴力を振るわれて、それに耐えるのが幸せなの」「不幸とはなに。幸せとはなに。」そんなものは自分が幸せと思えば幸せなのだ。幸せになれないけれど自分は幸せだと思いこみたい二人とそんな人生は送りたくないと思うナツミ。三人が泥だらけになって本音をぶつけ合うシーンは圧巻。
「アンタの顔なんか見たくない、早くこの町から出て行け」と叫ぶ友の心のどこかに「アンタだけは別の生き方をして」という気持ちがあったのだろう。故郷を友と一別以来訪れたナツミはその思いを痛いほど実感し、後悔と安堵と懐かしさに包まれる。恐らくナツミ自身もスランプから脱して再生への道を踏み出してゆくのだろう。ナツミの描いた絵にあるようなこれからの道を。

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女の子ものがたり

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女の子版 スタンド・バイ・ミー

投稿日

2010/02/27

レビュアー

ミルクチョコ

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西原理恵子さんの自伝的コミックの映画化らしいです。
仕事に行き詰った30代半ばの漫画家が、少女時代の思い出に励まされ、元気とやる気を取り戻していく姿を友達と過ごした故郷でのエピソードを交え、ノスタルジックに綴っています。

36歳の奈都美(深津)は、スランプ中の漫画家。原稿の催促に来た編集者(福士)に「先生、友達いないでしょう」と言われ、遠い記憶の中にある故郷を思い出します。
転校生のなっちゃんは、家庭環境に恵まれないきいちゃんとみさちゃんと友達になります。貧しくてお風呂にも入れなかったり、親に暴力を振るわれたり、学校でのけ者にされてもいつも笑ってめげない二人。クラスのみんなにいじめられても、お父さんが出ていっても、別の高校に進学しても、一緒に泣き笑う仲だった彼女たちにも、それぞれの進む道がやってきます。
なかなか自分の進むべき道に選べないなつみの背中を押してくれた友達の言葉に、涙が溢れてきます。
あんなこと言われたら、そりゃ、頑張るしかないよね。

しかし、その過程で捨ててきたもの、失ったものの大切さが、今になって思い出されるのかもしれません。
誰にもある、あんなに仲が良かったのに、疎遠になってしまった友達。そんなことをふと想いを馳せてしまうビターな作品です。
そして、これまで避けてきた自らの過去に、正面から向き合い、親友の思い出を胸に、前を向いて生きていこうと決心する女の子版「スタンド・バイ・ミー」かもしれません。

72pts. 【原作】西原理恵子

投稿日

2010/11/29

レビュアー

ヴィル

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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漫画を書くのに行き詰まった漫画家が、
子供の頃の、親友を思い出し、
その友達3人の、不幸で幸福な付き合いを綴るお話。

現在の主人公を深津絵里、
学生時代の主人公を、大後寿々花が演じます。

主人公の友人二人が、暴力を受けながらも、その男についていく様は、、、
意外と、世の中、こういう女性がいたりするんですよね。。。
不思議なことに・・・

本人も、それが幸せではないことはわかっているのに、
逃れられないというか、、、なんというか、、、

実際、この映画でも、その殴られている女性は、
不美人というわけでもなく、その男に固執する必要性もない気もするんですが、
実際にも、そういうことってあって、
でも、、、逃れられなくなってしまうんですよね。

人それぞれという面もあるんでしょうけど、
こういうのって、不思議では済まされない面もあるので、
難しいところです。

こういう人は、どうやったら、助けてあげれるのかなとも思うけど、
結局、この物語で描かれているように、
というか、ま、この物語では、助けようともしないわけですけど、
結局は、親とかであっても、なかなか、助けるのは、難しいところです。

自分から、動く人でない限り・・・


それと、ネタバレですが、
その友人が亡くなっていて,自分を評価してくれていたと、
はっきりわかるところでは、ほろっとしてしまいます。
ちょっと、生死を使うのは、卑怯とも思いますが・・・(汗)

ま、でも、これは、普遍的なテーマですもんね。

演技のほうは、、、
大後寿々花は、これまでに比べると、やや、イマイチ感があるでしょうか・・・
そういう意味で、ちょっと、演出面がどうかという面は、ありますが、
現在と過去を行き来する、ま、ありきたりな構成ではありますが、
それはそれで、メリハリはついているし、
最後のシーンでの、深津さんに、やられてしまいました。

B  心の救い

投稿日

2010/09/17

レビュアー

かづしげ

(心情的なものだけどネタバレあり)
 抜け出せない劣悪環境にいる二人。抜け出せるかも知れない一人。その一人に託したのだろう。腹が立ったのか、それに答えたのか、はっきりと自覚してなくても心の芯では通じていた筈だ。
 ラストはできれば一発落しにしてもらいたかったが、直前にヒントをばらまきながらもどうにか感動できた。心を重ねることができたから、嫌われても憎まれても良いと、可能性のある友に託して自分を投影し、成功した友を祝しながら死んで行くことができた。二人のなっちゃんの会話は清清しくて良かったネ。
 演技で定評のある二人。大後寿々花、深津絵里、とても良かった。

広い世界に羽ばたいて

投稿日

2010/03/26

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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スランプに陥った漫画家なつみが回想する、愛媛で過ごした少女時代。
お母さん、新しいお父さんと共に引っ越した先でできた新しい友だち、きいちゃんは貧しい母子家庭の子供、みさちゃんは子沢山のやはり貧しい家庭の子供だった。

メルヘンチックなタイトルとジャケットとは対照的に、かなり厳しい内容で、私は途中からとても辛くなってしまいました。

小学生にして、「薄汚れた服、お下がりの自転車、出来損ないのこけしのような顔」を悲観し、将来に希望がもてない3人。
その不安は的中し、きいちゃんもみさちゃんもつまらない男と結婚して、暴力を日常的に受けるようになる。
それでも、「私は幸せ」だと、繰り返し自分に言い聞かせるようにつぶやくふたり。

なぜ女は不当な暴力に耐えねばならないのだろう。
なぜ生まれた家庭の経済力をそのまま受け継ぐような生活しかできないのだろう。
なぜ小さな世界を抜け出すことができないのだろう。

そんな中、「人とは違ったなにか」を持ったなつみだけが、小さく閉鎖的な世界を飛び出すことができたのだ。
「なっちゃんなんか大嫌い」といって、広い世界に踏み出すよう背中を押してくれたきいちゃんとみさちゃん。
ふたりのために、そしてそれに続くたくさんの女性のために、私は描き続けなければいけない。道を作り続けなければいけない。

「貧乏、汚い洋服」といいながら、貧乏にも汚い服にも見えず、リアリティにかけたことや、森迫永依が成長して深津絵里になるとはどうしても思えないことは大きく減点だけど、いろいろ考えさせられた映画でした。

幸せとは、不幸とはなに

投稿日

2010/09/26

レビュアー

こうさま

評価76点(100点満点)
西原理恵子(「いけちゃんとぼく」の作者)の自叙伝的漫画を映画化したもので最近話題の深津絵理の主演でまさしく女の子だけの青春ムービーで、どこかホロ苦さを感じてしまうが、決して後味の悪い苦さではない。
36歳独身の漫画家ナツミはスランプからくるやる気のなさでピンチを迎えていた。仕事は進まず昼からピール、部屋は散らかり放題、支えてくれる人もいない。そこにやつて来た雑誌社の若い担当者からきつい一言「先生は友達いないでしょう。そんな人に友情なんて描けませんよ」この言葉で青春時代を共に過ごして、別れてきた友達との思いでが蘇ってくる。
ナツミ、きみこ、みさの3人は劣悪な生活環境の中にあったが、いつも仲良く遊んでいた。中学から高校へと進学するにしたがって当然のことながら子供から大人へと成長してゆく。3人のさりげない会話が将来に対する漠然とした不安を巧く表現している。きみこ、みさ、この二人は確かに男を見る目がない、しかし幸せでない家庭に育った彼女たちにとって結婚は一つの安心のための保険であったのだろう。ナツミは理解できない。「旦那に暴力を振るわれて、それに耐えるのが幸せなの」「不幸とはなに。幸せとはなに。」そんなものは自分が幸せと思えば幸せなのだ。幸せになれないけれど自分は幸せだと思いこみたい二人とそんな人生は送りたくないと思うナツミ。三人が泥だらけになって本音をぶつけ合うシーンは圧巻。
「アンタの顔なんか見たくない、早くこの町から出て行け」と叫ぶ友の心のどこかに「アンタだけは別の生き方をして」という気持ちがあったのだろう。故郷を友と一別以来訪れたナツミはその思いを痛いほど実感し、後悔と安堵と懐かしさに包まれる。恐らくナツミ自身もスランプから脱して再生への道を踏み出してゆくのだろう。ナツミの描いた絵にあるようなこれからの道を。

1〜 5件 / 全30件