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出版社の編集長として働くキャリアウーマンと年下アシスタントとの恋の行方を描いた、サンドラ・ブロック主演によるラブコメディ。ビザの申請を怠り、国外退去を命じられたマーガレットは、とっさにアシスタントのアンドリューとの結婚を宣言し…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE PROPOSAL |
監督: |
アン・フレッチャー |
---|---|
製作: |
デビッド・ホパーマン |
製作総指揮: |
アレックス・カーツマン 、 アレックス・カーツマン 、 サンドラ・ブロック |
出演: |
ライアン・レイノルズ 、 サンドラ・ブロック 、 マリン・アッカーマン 、 クレイグ・T・ネルソン 、 メアリー・スティーンバージェン 、 ベティ・ホワイト 、 オスカー・ヌニェス 、 マイケル・ヌーリー 、 ベティ・ホワイト |
脚本: |
ピーター・チアレッリ |
---|
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語・英語・吹き替え | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR2143 | 2010年02月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
27枚 | 1人 | 2人 |
収録時間:
108分
字幕:
日本語・英語・吹き替え
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWDR2143
レンタル開始日:
2010年02月17日
在庫枚数
27枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
2人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語・英語・吹き替え | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBR1094*B | 2010年02月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
108分
字幕:
日本語・英語・吹き替え
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWBR1094*B
レンタル開始日:
2010年02月17日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語・英語・吹き替え | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR2143 | 2010年02月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
27枚 | 1人 | 2人 |
収録時間:
108分
字幕:
日本語・英語・吹き替え
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWDR2143
レンタル開始日:
2010年02月17日
在庫枚数
27枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
2人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語・英語・吹き替え | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBR1094*B | 2010年02月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
108分
字幕:
日本語・英語・吹き替え
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWBR1094*B
レンタル開始日:
2010年02月17日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
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サンドラ・ブロックが本作ではなく、「しあわせの隠れ場所」で、アカデミー賞主演女優賞を取りましたね。「しあわせ〜」では二人のママでしたが、本作ではアラフォー、婚活、クーガ女と今時の話題のキーワードが入ったラブコメです。
本作を、カンボジア行きの機内で見ました。なので思い出しながらのレビューです。
国外退去を逃れるために、ビザを取得する手立てとして、部下に偽装結婚を企むマーガレット(S・ブロック)と、パワハラで結婚を命令された部下アンドリュー(ライアン・レイノルズ)。
マーガレットは、やり手の編集長で、アンドリューは彼女にこき使われてきた秘書です。断るに断れない上下関係の厳しさを冒頭で描いている演出が面白いです。
3年間も彼女の秘書をやっていたなら、性格もそこそこに知り尽くしていたのでは?と思うのですが、私生活までは入り込めなかったという盲点を突く脚本がいいです。
恋人同士を装い、アンドリューの故郷アラスカへ向かうのですが、キャリアウーマンの恋心と、年下アンドリューとの掛け合いを、楽しく描写しながら、この辺も面白く見せています。
セミヌードシーンに臨んだS・ブロックのコメディエンヌぶりにも驚かされました。彼女の手堅い演技とライアン・レイノルズ(スカヨハの旦那)のナイスボディも素敵です。
特におばあちゃんがいい味を出していました。
アンドリューが上司命令から目覚めて男らしく変化していくのも、見ものです。
アンドリューの家族の温かさとアラスカの自然が幸せな気分にしてくれました。
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ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009 サンドラ・ブロック
その3 全米マネー・メイキング・スター 第1位
フェミニズムはアメリカ映画ではコメディの中で台頭してきた歴史を持つ、というのが私見ですが、主演のサンドラ・ブロックはすでに何本かの作品でプロデューサーを務めてきたキャリアがあり、本作でもエグゼクティブ・プロデューサー(つまり製作資金集め)をし、監督のアン・フレッチャーも女性です。
まだまだ少ないですが、女性の製作者、監督というのも、ハリウッドではそう珍しくはなくなってきました。
ヒロインのマーガレット・テイト(サンドラ・ブロック)は40歳。 仕事人間で、周囲の男たちに勝っていて、部下からも恐れられています。
働く女の男社会への異議申し立てという段階を過ぎて、男女を問わず周囲から異議申し立てされそうな強さを見せています。 競争にうち勝つウーマンズ・ヒーローとしては完璧です。
しかし多忙なあまり怠った就労ビザのため、12歳年下のアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ 実生活の奥さんがスカーレット・ヨハンソンなんですね)と偽装結婚を企てることから始まるラブ・コメディ。
ここで、弱みを握られ立場が逆転して困る強い女を見せて、観客を笑わせる。
彼の実家は大金持ち。 でもここで玉の輿のシンデレラ・ストーリーにはしない。
少なくとも、彼の経済力が目当ての結婚にはしない。
彼の実家でも、精神的な支柱はアンドリューの祖母(ベティ・ホワイト)、母も存在感があって、父親もドンのような家父長タイプではない。
サンドラは裸になるが、セクシー・ショットと言うより笑わせるための裸。(『恋愛適齢期』のよう)
さらには、水中に落ちてみせる。 身体をはったサービス精神。
そしてヒロインの定石として、彼女は「発見」する。 偽装の結婚はできても、偽装の誓いはできない。
仕事ができるヒーローとして、発見し人生を転換するヒロインとして、笑わせ、そしてロマンスで、男性も女性も観客を楽しませる。
サンドラ・ブロック 余裕綽々のプロのエンターテイナーではないでしょうか。
2009年彼女は全米マネー・メイキング・スター 第1位となりました。
女優としては1999年のジュリア・ロバーツ以来。
ハリウッドの娯楽作品の主役は多くが男優中心、興行成績では圧倒的に男性優位のなかでは快挙といえます。
アカデミー賞、ラジー賞と合わせて三冠王となりました。
もっともその後私生活では離婚ということになってしまい、しばらく女優業は休業するらしいですが、サンドラ・ブロックにとって、いいことも悪いことも一度に来た一年でした。
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ああ、ひさびさにこのサンドラはイイ。なんたって、手でアソコとアソコを隠しながら出てくる姿がイイ。いい感じにお肉もついていて可愛らしい。ここまで思い切ってカッコ悪い所を見せられるなんて、素敵じゃないか。同じことが出来るか?松嶋 菜々子。やれるもんならやってみぃ、長澤まさみっ(…なんの挑発だ)
観ているうちに、ふと気づく。この映画は、思いっきり「男性向け映画」じゃないか。中心にサンドラ演じるキャリアレディのマーガレットが据えられているので女性映画だと思うのが自然だが、実は脇役に過ぎないアンドリューを通じて、男性観客が様々な欲求を叶えられるという快感がある。 例えば美しき上司にこき使われるというM的快感。一転、そんな上司の命運を握ってしまえるというS的快感。年上の美女を我がものに出来るというドキドキ感。 実は名家のボンボンで、綺麗な元カノもいるという優越感。そして、あの裸ドーーンのラッキー感…等々、男にとってはたいした苦労もせず、次々と役得イベントを楽しめる仕組み。これは案外女性より、男性の方が楽しめる気がするのだ。
脚本の部分で言えば『幸せになるための27のドレス』でも気になったが、あれだけ場をメチャクチャの台無しにしておいて、その後のフォローが薄いのがどうにも引っかかる。癒しがたいシコリが残るだろうに、そこは結構ないがしろのままだ。小市民の私としては、事の次第が気になって、心からはスッキリ出来ない。
さて、少し硬い話だが。劇中、シトカの婆ちゃんが踊りを舞うシーンがあった。ネタっぽく流されてしまった場面だが、星野道夫氏の『森と氷河と鯨』(世界文化社)を読むと、少し観方が変わる。
約1万8000年前、北米大陸とユーラシア大陸が地続きだった頃、ネイティブ・アメリカンの祖先が、北方アジアから歩いて渡って来た。その途上、南東アラスカの海岸線に留まった一群が、後にクリンギット・インディアンやハイダ・インディアンと呼ばれる人達の祖先だったと考えられている。
彼らは、自らの家系の始まりをハクトウワシや、ワタリガラス、クジラなど「動物が化身したもの」と考えていた。トーテムポールを建て、動物と交信し、精神性の高い文化を営む豊かな民族であったという。
御多分に漏れず、その後侵入してきたヨーロッパ人による迫害や、彼らが持ち込んだ天然痘などの伝染病禍に晒され、衰亡の道を歩んだ。シトカは、そんなクリンギット・インディアンの住む場所だったのだ。
おそらくその末裔であろう婆ちゃんが舞っていたのは、ハクトウワシの舞いか。本来あれは、非常に霊的で厳粛な儀礼的舞踏なのだ。そしてワシは非常に神聖なる動物。あの様な扱いはクリンギット族の観客にとっては、少し複雑な思いかもしれない。
さらに余談。クリンギットの古老が「我々には日本人の血が混じっているかもしれない」と語ったと言う。(それはある伝承を根拠とする話なのだが)考えを巡らせるならば、アイヌの人々の事が思い浮かぶ。やはり熊やフクロウなどの動物と語り、霊的な文化を築いていたアイヌの民。どことなく近しいものを感じはしないだろうか。
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ユーザーレビュー:137件
投稿日
2010/03/08
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
サンドラ・ブロックが本作ではなく、「しあわせの隠れ場所」で、アカデミー賞主演女優賞を取りましたね。「しあわせ〜」では二人のママでしたが、本作ではアラフォー、婚活、クーガ女と今時の話題のキーワードが入ったラブコメです。
本作を、カンボジア行きの機内で見ました。なので思い出しながらのレビューです。
国外退去を逃れるために、ビザを取得する手立てとして、部下に偽装結婚を企むマーガレット(S・ブロック)と、パワハラで結婚を命令された部下アンドリュー(ライアン・レイノルズ)。
マーガレットは、やり手の編集長で、アンドリューは彼女にこき使われてきた秘書です。断るに断れない上下関係の厳しさを冒頭で描いている演出が面白いです。
3年間も彼女の秘書をやっていたなら、性格もそこそこに知り尽くしていたのでは?と思うのですが、私生活までは入り込めなかったという盲点を突く脚本がいいです。
恋人同士を装い、アンドリューの故郷アラスカへ向かうのですが、キャリアウーマンの恋心と、年下アンドリューとの掛け合いを、楽しく描写しながら、この辺も面白く見せています。
セミヌードシーンに臨んだS・ブロックのコメディエンヌぶりにも驚かされました。彼女の手堅い演技とライアン・レイノルズ(スカヨハの旦那)のナイスボディも素敵です。
特におばあちゃんがいい味を出していました。
アンドリューが上司命令から目覚めて男らしく変化していくのも、見ものです。
アンドリューの家族の温かさとアラスカの自然が幸せな気分にしてくれました。
投稿日
2010/10/25
レビュアー
ロキュータス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009 サンドラ・ブロック
その3 全米マネー・メイキング・スター 第1位
フェミニズムはアメリカ映画ではコメディの中で台頭してきた歴史を持つ、というのが私見ですが、主演のサンドラ・ブロックはすでに何本かの作品でプロデューサーを務めてきたキャリアがあり、本作でもエグゼクティブ・プロデューサー(つまり製作資金集め)をし、監督のアン・フレッチャーも女性です。
まだまだ少ないですが、女性の製作者、監督というのも、ハリウッドではそう珍しくはなくなってきました。
ヒロインのマーガレット・テイト(サンドラ・ブロック)は40歳。 仕事人間で、周囲の男たちに勝っていて、部下からも恐れられています。
働く女の男社会への異議申し立てという段階を過ぎて、男女を問わず周囲から異議申し立てされそうな強さを見せています。 競争にうち勝つウーマンズ・ヒーローとしては完璧です。
しかし多忙なあまり怠った就労ビザのため、12歳年下のアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ 実生活の奥さんがスカーレット・ヨハンソンなんですね)と偽装結婚を企てることから始まるラブ・コメディ。
ここで、弱みを握られ立場が逆転して困る強い女を見せて、観客を笑わせる。
彼の実家は大金持ち。 でもここで玉の輿のシンデレラ・ストーリーにはしない。
少なくとも、彼の経済力が目当ての結婚にはしない。
彼の実家でも、精神的な支柱はアンドリューの祖母(ベティ・ホワイト)、母も存在感があって、父親もドンのような家父長タイプではない。
サンドラは裸になるが、セクシー・ショットと言うより笑わせるための裸。(『恋愛適齢期』のよう)
さらには、水中に落ちてみせる。 身体をはったサービス精神。
そしてヒロインの定石として、彼女は「発見」する。 偽装の結婚はできても、偽装の誓いはできない。
仕事ができるヒーローとして、発見し人生を転換するヒロインとして、笑わせ、そしてロマンスで、男性も女性も観客を楽しませる。
サンドラ・ブロック 余裕綽々のプロのエンターテイナーではないでしょうか。
2009年彼女は全米マネー・メイキング・スター 第1位となりました。
女優としては1999年のジュリア・ロバーツ以来。
ハリウッドの娯楽作品の主役は多くが男優中心、興行成績では圧倒的に男性優位のなかでは快挙といえます。
アカデミー賞、ラジー賞と合わせて三冠王となりました。
もっともその後私生活では離婚ということになってしまい、しばらく女優業は休業するらしいですが、サンドラ・ブロックにとって、いいことも悪いことも一度に来た一年でした。
投稿日
2010/03/03
レビュアー
ぴよさん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ああ、ひさびさにこのサンドラはイイ。なんたって、手でアソコとアソコを隠しながら出てくる姿がイイ。いい感じにお肉もついていて可愛らしい。ここまで思い切ってカッコ悪い所を見せられるなんて、素敵じゃないか。同じことが出来るか?松嶋 菜々子。やれるもんならやってみぃ、長澤まさみっ(…なんの挑発だ)
観ているうちに、ふと気づく。この映画は、思いっきり「男性向け映画」じゃないか。中心にサンドラ演じるキャリアレディのマーガレットが据えられているので女性映画だと思うのが自然だが、実は脇役に過ぎないアンドリューを通じて、男性観客が様々な欲求を叶えられるという快感がある。 例えば美しき上司にこき使われるというM的快感。一転、そんな上司の命運を握ってしまえるというS的快感。年上の美女を我がものに出来るというドキドキ感。 実は名家のボンボンで、綺麗な元カノもいるという優越感。そして、あの裸ドーーンのラッキー感…等々、男にとってはたいした苦労もせず、次々と役得イベントを楽しめる仕組み。これは案外女性より、男性の方が楽しめる気がするのだ。
脚本の部分で言えば『幸せになるための27のドレス』でも気になったが、あれだけ場をメチャクチャの台無しにしておいて、その後のフォローが薄いのがどうにも引っかかる。癒しがたいシコリが残るだろうに、そこは結構ないがしろのままだ。小市民の私としては、事の次第が気になって、心からはスッキリ出来ない。
さて、少し硬い話だが。劇中、シトカの婆ちゃんが踊りを舞うシーンがあった。ネタっぽく流されてしまった場面だが、星野道夫氏の『森と氷河と鯨』(世界文化社)を読むと、少し観方が変わる。
約1万8000年前、北米大陸とユーラシア大陸が地続きだった頃、ネイティブ・アメリカンの祖先が、北方アジアから歩いて渡って来た。その途上、南東アラスカの海岸線に留まった一群が、後にクリンギット・インディアンやハイダ・インディアンと呼ばれる人達の祖先だったと考えられている。
彼らは、自らの家系の始まりをハクトウワシや、ワタリガラス、クジラなど「動物が化身したもの」と考えていた。トーテムポールを建て、動物と交信し、精神性の高い文化を営む豊かな民族であったという。
御多分に漏れず、その後侵入してきたヨーロッパ人による迫害や、彼らが持ち込んだ天然痘などの伝染病禍に晒され、衰亡の道を歩んだ。シトカは、そんなクリンギット・インディアンの住む場所だったのだ。
おそらくその末裔であろう婆ちゃんが舞っていたのは、ハクトウワシの舞いか。本来あれは、非常に霊的で厳粛な儀礼的舞踏なのだ。そしてワシは非常に神聖なる動物。あの様な扱いはクリンギット族の観客にとっては、少し複雑な思いかもしれない。
さらに余談。クリンギットの古老が「我々には日本人の血が混じっているかもしれない」と語ったと言う。(それはある伝承を根拠とする話なのだが)考えを巡らせるならば、アイヌの人々の事が思い浮かぶ。やはり熊やフクロウなどの動物と語り、霊的な文化を築いていたアイヌの民。どことなく近しいものを感じはしないだろうか。
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