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フルメタル・ジャケット

フルメタル・ジャケットの画像・ジャケット写真

フルメタル・ジャケット / マシュー・モディン

全体の平均評価点: (5点満点)

134

フルメタル・ジャケット /スタンリー・キューブリック

全体の平均評価点: 

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DVD

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旧作

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「フルメタル・ジャケット」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

S・キューブリックが「シャイニング」以来、久々にメガホンを取った作品で、G・ハスフォードの原作を基にベトナム戦争の狂気を描く。徴兵された若者が、次第に戦闘マシーンとして人間性を失っていく様を冷徹な視点で追っている。

「フルメタル・ジャケット」 の作品情報

作品情報

製作年:

1987年

製作国:

アメリカ

原題:

FULL METAL JACKET

「フルメタル・ジャケット」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全134件

秀作  (未見の方はご注意ください) ネタバレ

投稿日:2007/09/14 レビュアー:よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 シンプルに戦争を問いかける、キューブリックの秀作。
 
 前半では、戦争にいくための準備が描かれる。
 後半では、戦争にいき敵を倒す様が描かれる。

 それでほとんどすべてといっては乱暴だろうか。
 新兵の訓練担当の軍曹は、普通の青年を兵士にするためのシステムである。青年らしい反発を見せるジョーカー(マシュー・モディーン)は、汚い言葉を身につけ、かばっていたデブのリンチに加わり、兵士になって、戦場に行き幼さのこる外国人の少女を撃ち殺す。
 ジョーカーの内面では何が起こっているのか。映画は多弁ではなく、観るものの想像に任されている。
 ふと思うのは、すべての訓練と準備は、結局、ただひとりの少女を打ち倒すためのものだったのだろうか。ミッキー・マウス・マーチが高らかに歌われはするけれども、映画が提示する米軍の戦果は、数人のべトナム人の遺体くらいのものだった。
『地獄の黙示録』には熱がある。あの戦場には興奮を覚えたけれど、『フルメタル・ジャケット』はとことん冷え切っている。僕はそこに惹かれてやまない。初見の新宿ミラノから二十年、何度も見直したくなる秀作。80点。

このレビューは気に入りましたか? 21人の会員が気に入ったと投稿しています

戦争への皮肉たっぷり、嫌悪感たっぷり。 ネタバレ

投稿日:2010/10/06 レビュアー:MM3

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ベトナム戦争と軍隊の狂気を描いたものでした。

前半は海兵隊の訓練基地のようなところで
ベトナムに向かう前の特訓の様子が描かれてます。

鬼教官にブタ・ウジ虫呼ばわりされ、
汚い言葉フル使用で罵られても機械のように
「サー、イエス、サー」と答えるのみ。

一人ひとりの感情・個性なんてものは
そこには必要とされず、
ひたすら殺人マシンになるべく訓練を受けていく。

後半はベトナム。
あれだけ没個性・没人間性に徹して戦争のためだけに
訓練されたはずが、
戦地で戦うにつれ、戦死する仲間、
逃亡する仲間なども徐々に出てきて
一体何のために人間性を失ってまでここまできたのか?
みたいな、虚しさを感じる。

軍隊のトレーニングがまるでコントのように見え
茶化して強烈に軍隊を皮肉ってる感じがしたり、
戦場での兵士のふとした会話に
どこか、キレちゃってる感じがしたり、
いい加減さが見えたりで、
戦争の悲惨さや不条理さよりも、
無意味さを皮肉タップリに訴えた反戦映画っていう印象でした。

戦争に対する嫌悪感を与えようとしたのか
反戦映画としてかなりインパクト強いな〜と思いました。

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

観るたびに人のアメリカの暗部が見て取れる ネタバレ

投稿日:2008/12/17 レビュアー:ナナメ歩き

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この作品、前半は志願兵たちの訓練を描き、後半はベトナム市街での戦闘を描いている
評論家や観客のほとんどが、前半の新兵いじめの描写を良くも悪くも評価しているようだが、そんなもの米軍だろうと自衛隊だろうと大して変わりはない、罵倒や訓練の厳しさが異常だと感じたならそれは幸せなことだと思う
教官がもし、「出来ないなら、もういいよ」と訓練をパスさせれば、その兵士は高い確率で死体袋に入っての帰還になるのである
精神的にも肉体的にも強化するには、効果的だと想像出来る
仲間間のいじめも、特殊な環境での逃げ場の無い追い詰められた人間の、唯一自分主導を主張できる表現なのかもしれない
同じ状況に置かれれば、自分はそんなことはしないとは言い切る自信はない。

後半は市街戦の中、次々と仲間が倒れていく
そしてある一角で狙撃を受け、小隊は最大のピンチに陥る、だが何とか状況を打破し敵を追い詰めてみると、そこに居たのは民兵でしかも年端もいかない少女一人だったのである、小隊全員が言葉を無くすのだった。

これだけ見ると、訓練風景を生々しく描いただけの戦争映画に思えるが、果たしてそうだろうか?
キューブリック監督が普通に作品を撮るだろうか、何かしらメッセージが隠されているはずである、一旦【反戦】というキーワードは監督のライフワークなので置いておく
もう一度順を追って考察してみる、何故前半あれ程訓練風景を取り入れたのかだが、これこそラストシーンの少女との対比のためのものだと思う
あれ程厳しく理不尽な訓練を受けて、戦闘のプロになれたと思い込んでいたのに、蓋を開ければたかが一人の少女に翻弄され、全滅の恐れさえあったという、監督なりの皮肉だったと思われる
要するに、子供達まで巻き込んでしまう様な、大儀名文は存在せず、それを正義と平然と言い放ち、自国の国民まで鬱にさせるアメリカ政府への、免罪符にしたかったのではないだろうか。

あまり戦闘シーンが無く、なおかつ地味な作品だが、引き込まれること間違い無しである
全く対称的な派手で感動系のプラトーンと、見比べてみるのもおもしろいかもしれない。

このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています

暴力という「業」の究極の在り様を冷徹に描いた作品。 ネタバレ

投稿日:2010/01/07 レビュアー:ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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スタンリー・キューブリックという監督は、その作品で人間の本質(「業」と言うべきでしょうか・・・)である暴力と性を、冷徹な視点で描いてきたと思います。
医者の息子であり、元の職業はカメラマンであり、食えなかったころは賭けチェスで生計を立てていた論理的な感性の人。  観察する科学者の視線とも言えますし、よく神の視線と言われます。

『プラトーン』が「ベトナム戦争」を描くところに比重が感じられるのに対し、本作品は「普遍的な、戦争の本質」をベトナム戦争を通して描いていると思います。
“「戦争映画」 を撮りたい”とキューブリックが言うので、周囲が ” もう『突撃』を撮っているではないですか ”と言うと、“ いや、あれは「反戦映画」と思われているから “と答えたらしい。

Full Metal Jacket とは、「完全装甲弾」の意味ですが、そこから派生して海兵隊の隠語では「完全武装した兵士」を指す(?)そうな。  そうだとすると、この映画で描かれる「完全武装」とは、銃や軍服とか物理的な武装を指すのではなく、人間の「内面の武装」を指し、いかに人間が殺人兵器として、戦争に適応されていくか、していくかを描いていきます。

映画の構成は、前半が「新兵訓練」、後半が「戦場」と幾多の戦争アクション映画(たとえば『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』など)のパターンがあえて踏襲されています。 一見目新しいところはないように思えます。

まず、前半の「新兵訓練」、体育会のしごきにも通じるところがあるので、おなじみのシーンかなと思っていると、しかしそこには教える側との人情、体育系のロマンは感じられません。
わいせつな言葉のシャワー、鉄拳が容赦なく浴びせられ、うすら笑いを浮かべる新兵には喉輪で呼吸できなくさせ、それを消し去ってしまいます。  環境への適応、つまり生存以外には考えられないように追い込んでいく。
上官へ絶対服従、憎しみが心に圧搾空気のように詰まった新兵たちは、機敏に行動するようになり、その憎しみのはけ口は、適応できない落伍者に、そしてまだ見ぬ敵へと向けられていきます。

後半「戦場」編
ベトナム戦争の戦死者、アメリカが5万3千、ベトナム側は一説では300万ですか・・・。
アメリカ側が無差別に人を殺すのも描きますが、北ベトナムによって虐殺され石灰で覆われた南ベトナムの民間人の遺体(というより扱いは死体)も描きます。    同じ民族同士のすさまじい内戦でした。
どっちもどっちということではなく、「解放戦争」という大義名分では片付けられない戦争の現実を描いていると思います。

そしてフエ市の廃墟での市街戦。 無線で呼んでも応援は来てくれない。( ちなみに無線の相手の声はキューブリック )
動けなくなった負傷者にさらに銃弾が撃ちこまれ、罠とわかっていても救援に向かう。 そしてもう亡くなっているとわかると弔いの一戦に向かう兵士たち。  
そして「鬼」と化している敵狙撃兵の正体。 その敵が瀕死となり横たわる前での兵士たち。

まるでバック・ドラフトが炎を燃え上がられらせるかのように、圧搾された憎しみの心に満ちた兵士には「友情や仲間意識」が闘うエネルギーとなる。
同じ兵士が、瀕死の敵兵を前では冷ややかであり、結局「殺してやること」が最も人間的なこととなる。
最後のミッキー・マウス・マーチは、私たち(特にアメリカ人男子)は、ファンタジーとしての戦争に育てられているという皮肉でしょうか。

なお、この映画、アメリカ海兵隊に反戦、反軍隊映画として嫌われているかと思いきや、彼らにとっては真実の姿を現しているとして、バイブルとされているそうです。

戦争と平和とは本当に複雑なものと思います。  一筋縄ではいかない。
そして僕も、信念がないというのもありますが、戦争という矛盾の表れを反戦という一言で簡単には片付けたくありませんし、できません。 

キューブリックは私たちに答え(メッセージ)を与える監督ではなく、冷徹に描き、問いかける監督だという思いを新たにしました。

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

一般的な評価ほど、いい出来の作品とは思えない。

投稿日:2007/10/18 レビュアー:MonPetit

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ユーザーレビュー

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秀作  (未見の方はご注意ください)

投稿日

2007/09/14

レビュアー

よふかし

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 シンプルに戦争を問いかける、キューブリックの秀作。
 
 前半では、戦争にいくための準備が描かれる。
 後半では、戦争にいき敵を倒す様が描かれる。

 それでほとんどすべてといっては乱暴だろうか。
 新兵の訓練担当の軍曹は、普通の青年を兵士にするためのシステムである。青年らしい反発を見せるジョーカー(マシュー・モディーン)は、汚い言葉を身につけ、かばっていたデブのリンチに加わり、兵士になって、戦場に行き幼さのこる外国人の少女を撃ち殺す。
 ジョーカーの内面では何が起こっているのか。映画は多弁ではなく、観るものの想像に任されている。
 ふと思うのは、すべての訓練と準備は、結局、ただひとりの少女を打ち倒すためのものだったのだろうか。ミッキー・マウス・マーチが高らかに歌われはするけれども、映画が提示する米軍の戦果は、数人のべトナム人の遺体くらいのものだった。
『地獄の黙示録』には熱がある。あの戦場には興奮を覚えたけれど、『フルメタル・ジャケット』はとことん冷え切っている。僕はそこに惹かれてやまない。初見の新宿ミラノから二十年、何度も見直したくなる秀作。80点。

戦争への皮肉たっぷり、嫌悪感たっぷり。

投稿日

2010/10/06

レビュアー

MM3

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ベトナム戦争と軍隊の狂気を描いたものでした。

前半は海兵隊の訓練基地のようなところで
ベトナムに向かう前の特訓の様子が描かれてます。

鬼教官にブタ・ウジ虫呼ばわりされ、
汚い言葉フル使用で罵られても機械のように
「サー、イエス、サー」と答えるのみ。

一人ひとりの感情・個性なんてものは
そこには必要とされず、
ひたすら殺人マシンになるべく訓練を受けていく。

後半はベトナム。
あれだけ没個性・没人間性に徹して戦争のためだけに
訓練されたはずが、
戦地で戦うにつれ、戦死する仲間、
逃亡する仲間なども徐々に出てきて
一体何のために人間性を失ってまでここまできたのか?
みたいな、虚しさを感じる。

軍隊のトレーニングがまるでコントのように見え
茶化して強烈に軍隊を皮肉ってる感じがしたり、
戦場での兵士のふとした会話に
どこか、キレちゃってる感じがしたり、
いい加減さが見えたりで、
戦争の悲惨さや不条理さよりも、
無意味さを皮肉タップリに訴えた反戦映画っていう印象でした。

戦争に対する嫌悪感を与えようとしたのか
反戦映画としてかなりインパクト強いな〜と思いました。

観るたびに人のアメリカの暗部が見て取れる

投稿日

2008/12/17

レビュアー

ナナメ歩き

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この作品、前半は志願兵たちの訓練を描き、後半はベトナム市街での戦闘を描いている
評論家や観客のほとんどが、前半の新兵いじめの描写を良くも悪くも評価しているようだが、そんなもの米軍だろうと自衛隊だろうと大して変わりはない、罵倒や訓練の厳しさが異常だと感じたならそれは幸せなことだと思う
教官がもし、「出来ないなら、もういいよ」と訓練をパスさせれば、その兵士は高い確率で死体袋に入っての帰還になるのである
精神的にも肉体的にも強化するには、効果的だと想像出来る
仲間間のいじめも、特殊な環境での逃げ場の無い追い詰められた人間の、唯一自分主導を主張できる表現なのかもしれない
同じ状況に置かれれば、自分はそんなことはしないとは言い切る自信はない。

後半は市街戦の中、次々と仲間が倒れていく
そしてある一角で狙撃を受け、小隊は最大のピンチに陥る、だが何とか状況を打破し敵を追い詰めてみると、そこに居たのは民兵でしかも年端もいかない少女一人だったのである、小隊全員が言葉を無くすのだった。

これだけ見ると、訓練風景を生々しく描いただけの戦争映画に思えるが、果たしてそうだろうか?
キューブリック監督が普通に作品を撮るだろうか、何かしらメッセージが隠されているはずである、一旦【反戦】というキーワードは監督のライフワークなので置いておく
もう一度順を追って考察してみる、何故前半あれ程訓練風景を取り入れたのかだが、これこそラストシーンの少女との対比のためのものだと思う
あれ程厳しく理不尽な訓練を受けて、戦闘のプロになれたと思い込んでいたのに、蓋を開ければたかが一人の少女に翻弄され、全滅の恐れさえあったという、監督なりの皮肉だったと思われる
要するに、子供達まで巻き込んでしまう様な、大儀名文は存在せず、それを正義と平然と言い放ち、自国の国民まで鬱にさせるアメリカ政府への、免罪符にしたかったのではないだろうか。

あまり戦闘シーンが無く、なおかつ地味な作品だが、引き込まれること間違い無しである
全く対称的な派手で感動系のプラトーンと、見比べてみるのもおもしろいかもしれない。

暴力という「業」の究極の在り様を冷徹に描いた作品。

投稿日

2010/01/07

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スタンリー・キューブリックという監督は、その作品で人間の本質(「業」と言うべきでしょうか・・・)である暴力と性を、冷徹な視点で描いてきたと思います。
医者の息子であり、元の職業はカメラマンであり、食えなかったころは賭けチェスで生計を立てていた論理的な感性の人。  観察する科学者の視線とも言えますし、よく神の視線と言われます。

『プラトーン』が「ベトナム戦争」を描くところに比重が感じられるのに対し、本作品は「普遍的な、戦争の本質」をベトナム戦争を通して描いていると思います。
“「戦争映画」 を撮りたい”とキューブリックが言うので、周囲が ” もう『突撃』を撮っているではないですか ”と言うと、“ いや、あれは「反戦映画」と思われているから “と答えたらしい。

Full Metal Jacket とは、「完全装甲弾」の意味ですが、そこから派生して海兵隊の隠語では「完全武装した兵士」を指す(?)そうな。  そうだとすると、この映画で描かれる「完全武装」とは、銃や軍服とか物理的な武装を指すのではなく、人間の「内面の武装」を指し、いかに人間が殺人兵器として、戦争に適応されていくか、していくかを描いていきます。

映画の構成は、前半が「新兵訓練」、後半が「戦場」と幾多の戦争アクション映画(たとえば『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』など)のパターンがあえて踏襲されています。 一見目新しいところはないように思えます。

まず、前半の「新兵訓練」、体育会のしごきにも通じるところがあるので、おなじみのシーンかなと思っていると、しかしそこには教える側との人情、体育系のロマンは感じられません。
わいせつな言葉のシャワー、鉄拳が容赦なく浴びせられ、うすら笑いを浮かべる新兵には喉輪で呼吸できなくさせ、それを消し去ってしまいます。  環境への適応、つまり生存以外には考えられないように追い込んでいく。
上官へ絶対服従、憎しみが心に圧搾空気のように詰まった新兵たちは、機敏に行動するようになり、その憎しみのはけ口は、適応できない落伍者に、そしてまだ見ぬ敵へと向けられていきます。

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アメリカ側が無差別に人を殺すのも描きますが、北ベトナムによって虐殺され石灰で覆われた南ベトナムの民間人の遺体(というより扱いは死体)も描きます。    同じ民族同士のすさまじい内戦でした。
どっちもどっちということではなく、「解放戦争」という大義名分では片付けられない戦争の現実を描いていると思います。

そしてフエ市の廃墟での市街戦。 無線で呼んでも応援は来てくれない。( ちなみに無線の相手の声はキューブリック )
動けなくなった負傷者にさらに銃弾が撃ちこまれ、罠とわかっていても救援に向かう。 そしてもう亡くなっているとわかると弔いの一戦に向かう兵士たち。  
そして「鬼」と化している敵狙撃兵の正体。 その敵が瀕死となり横たわる前での兵士たち。

まるでバック・ドラフトが炎を燃え上がられらせるかのように、圧搾された憎しみの心に満ちた兵士には「友情や仲間意識」が闘うエネルギーとなる。
同じ兵士が、瀕死の敵兵を前では冷ややかであり、結局「殺してやること」が最も人間的なこととなる。
最後のミッキー・マウス・マーチは、私たち(特にアメリカ人男子)は、ファンタジーとしての戦争に育てられているという皮肉でしょうか。

なお、この映画、アメリカ海兵隊に反戦、反軍隊映画として嫌われているかと思いきや、彼らにとっては真実の姿を現しているとして、バイブルとされているそうです。

戦争と平和とは本当に複雑なものと思います。  一筋縄ではいかない。
そして僕も、信念がないというのもありますが、戦争という矛盾の表れを反戦という一言で簡単には片付けたくありませんし、できません。 

キューブリックは私たちに答え(メッセージ)を与える監督ではなく、冷徹に描き、問いかける監督だという思いを新たにしました。

一般的な評価ほど、いい出来の作品とは思えない。

投稿日

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