パーフェクト・ストーム

ちゃんとえいがをみてるね　よしよし　馬鹿が海で遭難するだけの身もふたもない内容だからね　わしの出る幕なし

船は横波を喰らった時に良く沈みます。
縦波・横波を同時に喰らう状況は映画の世界だけと思っても良いでしょう。

現代の船では天気予想図を見る事が出来ます。
時化（シケ）の時は予め避航＝遠回りをするのが船員法で定められています。
天候を無視して航海する事は自殺行為であり犯罪です。

自分ならずとも船員の命を預かっている船長がカネのために大嵐に突っ込む事は極悪非道な犯罪です。
よって、クルーニーには終身刑を言い渡しましょう。

海の男が海で死ねたら本望だぜ！
とか良く言いますが、それは事故った時の死に惜しみです。
死んだら家族に迷惑が掛かるし、ましてや船で死なれたら船会社は大変です。

でも、クルーニーは海男の役にピッタリだったな〜 渋かったぜぇ
ぜひご覧あれ！！

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船は横波を喰らった時に良く沈みます。
縦波・横波を同時に喰らう状況は映画の世界だけと思っても良いでしょう。

現代の船では天気予想図を見る事が出来ます。
時化（シケ）の時は予め避航＝遠回りをするのが船員法で定められています。
天候を無視して航海する事は自殺行為であり犯罪です。

自分ならずとも船員の命を預かっている船長がカネのために大嵐に突っ込む事は極悪非道な犯罪です。
よって、クルーニーには終身刑を言い渡しましょう。

海の男が海で死ねたら本望だぜ！
とか良く言いますが、それは事故った時の死に惜しみです。
死んだら家族に迷惑が掛かるし、ましてや船で死なれたら船会社は大変です。

でも、クルーニーは海男の役にピッタリだったな〜 渋かったぜぇ
ぜひご覧あれ！！

この作品に関してあまりいい思い出がない。この作品のＤＶＤを大波のＣＧ見たさに購入したのだ。見終わって速攻で売却したという苦い経験がそうさせるのだ（泣）。正直何処がおもしろいのか全く理解出来ない作品だ。ただ、嵐の映像や嵐に戦う男達のシーンや遭難するヨットのクルーそしてそれを救う海難救助隊員などの様子の撮影はさぞかし困難を極めたであろう事は判断に難しくない。努力は買うがつまらないものはつまらないのである。それが例え実話がベースとなっていたとしてもである。

アメリカを襲ったとんでもない嵐。気象用語でパーフェクトストームと呼ぶらしい。その嵐が発生した時点でその犠牲になった人々の様子を描いた作品なのだが、明らかにおかしな点がたくさんあって全くしらけて感動もへったくれもない。おまけにカジキマグロ漁船のクルーは全員死亡である。私は奇跡の生還を描いているものとばかり思っていた。主役を殺してどうするのだ？実話ベースだからしようがないのか？だったら映画になんかするなと私は言いたい。

パーフェクトストームの直撃を受けたカジキマグロ漁船のシーンで外が大荒れにも関わらず船内が異様におとなしいのは何故だ？船内も座っていられない程の揺れのはずだろう？なのにクルーのあの落ち着きようはなんだ！あきれてものも言えない。それから、事故で仲の悪かったクルーの内の一人が海に転落し仲間２人がそれを救助するシーンはもっと最低である。あの時もかなり海はうねって荒れていたはずなのに水中の映像は全く荒れていない。溺れて意識をなくした人間が直立不動のままなのである。つまり水流が発生していないのだ。どういうことかと言うと、プールでの撮影が丸わかりだという事だ。全くふざけるなと言いたい。確かに俳優を使うので危険を避けるという事はあり得るししようがないのは理解出来るがもう少し別な撮影方法があったはずだ。思慮の浅さが浮き彫りになっている。

それからこの作品は実話ベースの作品だということであるが、カジキマグロ漁船は全員死亡である。一体この船が遭難するまでを誰が見ていたのだ？生き残りが一人でもいたなら話はわかるが誰一人生き残りはいなかったはずである。その点を作品を見ていて気がついた時は完全にしらけてしまった。あのカジキマグロ漁船での出来事は全くの絵空事でしかないのである。こんなので感動しろという事自体無理がある。

すごくおじいさんに見えた(^_^;)
ストーリーもこれといった面白さにかけ、なんかとっても残念な映画。