サガン −悲しみよ こんにちは−

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サガン −悲しみよ こんにちは− / シルビー・テステュー

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「サガン −悲しみよ こんにちは−」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

『悲しみよ こんにちは』の作家、フランソワーズ・サガンの波乱万丈な生涯を綴った伝記ドラマ。ゴシップ誌をにぎわすセレブなパーティーとギャンブルの日々、生死をさまよった交通事故、2度の結婚など、自由奔放に生きたサガンの人生に迫る。

「サガン −悲しみよ こんにちは−」 の作品情報

作品情報

製作年: 2008年
製作国: フランス
原題: SAGAN

「サガン −悲しみよ こんにちは−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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彼女たちの関係

クリーン

COLD WAR あの歌、2つの心

愛の監獄

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富と名声に翻弄された作家の孤独 ネタバレ

投稿日:2009/11/08 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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18歳の若さで発表した処女小説「悲しみよこんにちは」がベストセラーとなり、時代の寵児となったフランソワーズ・サガンの栄光と転落の人生が綴られています。

彼女がどんな人生を歩んだのか知りませんでしたが、奔放さとその裏返しでもある純粋さみたいなものが伝わってきました。
きっと、愛を求め続けていたんでしょうね。

誰もが羨むような富と名声を18歳という年で得てしまったので、周りはちやほやする。。。
あまりにも、若くして得た財は、彼女の人生を狂わせてしまったのかもしれません。
栄光の陰には、彼女はいつも孤独だった。

取り巻きとの、派手なパーティや、ギャンブルに明け暮れる。
そして、書くのは逃避のひとつであり、愛されるための術でもあったのかもしれません。

アメリカ人アーティストと結婚をして、息子ドニを産むのですが、これも長くは続きませんでした。
ちょっと悲しかったのは、たった一人の息子とずっと仲たがいしてしまったことです。
でも、きっと愛していない訳ではない気がします。
病に臥せっている彼女を見舞いに息子が来たのですが、結局は会いませんでした。

しかし、後悔はないでしょうね。全て自分で選び、自分で納得しているような気がします。
それなり生きた、自分の人生を。
それだけでも、凄いじゃないと思ってしまうのでした。
決して、共感はしませんでしたが。。。


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プレゼント

投稿日:2009/11/15 レビュアー:ひきむすび

プレゼントの包みを開ける
何かを期待してわくわくしながら
包みをべりべりと引き剥がして
さっと 取り出していく
サガンはずっと それを繰り返していた気がする

ただ 彼女はいつもプレゼントを受け取る側で
誰かのために贈るということを知らない
プレゼントが丁寧に包まれていること
数々の想いがあることに気付けなかったんじゃないか
この映画に思うことは そんなことばかり
最後のプレゼントは皮肉にも彼女の自由を奪ってしまう

夢が ちょっとやさっとで叶わないことって幸せなことね
彼女にも人に捧げる喜びを知って欲しかったな

寂しい夜に決して見たくない映画
労せず手に入れた幸せが希薄なのは仕方なくとも
ずっと寂しさに浸りっきりが とてもしんどい

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破滅的な人生 ネタバレ

投稿日:2009/09/26 レビュアー:パープルローズ

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ある年齢以上のほとんどの女性は、サガンの作品を読んでるのではないでしょうか?
映画館は女性客でけっこう混んでいました。
タイトルの副題になっている「悲しみよこんにちは」はもちろん、「ブラームスはお好き」「1年ののち」「すばらしい雲」など、この映画に出てくるサガンの作品のタイトルはなつかしく思いましたが、今となってはほとんど内容を覚えてません。
しかし、著者がこんな悲惨な晩年を送ったとは全く知りませんでした。

わずか18,19の小娘が、夏休みに書いた小説がまさかの大ヒット。
批評家賞までもらったフランソワーズは、若くして富も名声も手にいれる。
欲しいものは何でも買える贅沢な生活。
彼女の富を当てにして群がる男たち。
そんな中で自分がなんのために書くのかわからなくなってしまったフランソワーズは、交通事故を起こしてしまう。
そしてこの治療をきっかけに、一生麻薬と縁が切れなくなってしまうのだ。

わがままで自分勝手な小娘。派手な男性遍歴、そして麻薬。
「エディット・ピアフ〜愛の賛歌」にちょっと似ていますが、 サガン役のシルヴィー・テステューは「ピアフ」の方にも出演していたようです。この人が18歳から死ぬまでを演じていますが、小生意気なフランソワーズはあっていたし、晩年の老けメークもすごかったです。

しかし、サガンの一生を2時間で駆け足でみせたという感じで、あまりおもしろいとは思えませんでした。
次々に登場するフランソワーズをめぐる人々、特に男優さんは誰もかっこいい人がいなくて、みんな同じ顔に見えてしまいました。

最も大切な友だちは病気で死に、たったひとりの息子にも会わないで寂しく逝ってしまったフランソワーズ。
若いころの成功というのは、人生を狂わせてしまうのですね。

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まったく同情の余地も感動も共感も無い人生

投稿日:2010/07/12 レビュアー:bokensdorf

18歳で五億フラン稼いだら人生狂うだろう。(当時のレートで364億円だそうだから金利1パーセントで回しても年収三億6400万円、毎日100万円使っても元金が減らないというもうお金の価値分かりません!みたいな)

サガンって、今の日本でどのくらいの人が知っているのだろう。在庫枚数249枚もあるのは凄い。そんなに借りる人がいるのか。

内容はもともとテレビ番組で90分×2回の三時間番組だったのをリュック・ベンソンが映画化権利を買って117分にカットしたものだそうで(出所:Imdb.com)、さすがに話が端折っていて、思ったより単純な人物に描かれている。人間的にはまるきり魅力の無い、破滅型の人生を送った人だということが分かりやすく描かれていて、その小説ほどのドラマは無く、ま、「18歳で五億フラン稼いだら人生狂うだろう」という、映画を観る前の感想を越える感想は得られなかった。そこは期待が外れました。

お金と言うものはあれば使ってしまうものらしく、そこがコントロールできない人は収入が無くなっても支出のレベルを落とす事ができず破産してしまうという典型例で、まったく同情の余地も感動も共感も無い人生でした。ある種、哀れな人です。

サガンに思い出があって、気分が盛り下がるのを厭わない方は観ても良いけど、映画としては大した作品では無いです。

※サガンの小説は朝吹登水子の作品でもあると思う。あの文体はこの翻訳者なくして生まれなかった。
※しかし「ブラームスはお好き」というタイトルは実際は男が年上の女に言う科白なのに女性言葉でタイトルにしたのは商業主義に屈したとつくづく思う。

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分かりやすく破滅的な人生を送る作家

投稿日:2013/01/27 レビュアー:ポッシュ

 作中で「小品ばかり」と称されていた通り、サガンの作品は薄くて手に取りやすい(笑)。自分も学生時代、横須賀から都内の学校まで往復3時間かかる車中で彼女の作品を読んでみたが、ちょうど行きに半分、帰りに半分、1日で1冊読めてしまった。『悲しみよこんにちは』『ある微笑』『1年ののち』と3冊読んだところで「なんかみんな同じ」と思って止めてしまったので、ホントに三日坊主になってしまったが(苦笑)。

 そのサガンの生涯を描いたこちらの作品、一つひとつのエピソードがぶつ切りで繋がれていくのに面食らったが、なるほど元々はTVドラマでそれを短く編集したものなんですね。それじゃあ仕方あるまいという、映画作品として特に優れたところもない、やや退屈な映画だった。

 若くして成功して巨額の富を得たけど決して幸福な人生じゃなかったんだね、っていう庶民のルサンチマン全開の物語は、ある意味クリシェ(常套)だ。やれ自動車事故だの離婚だの麻薬中毒だのって「波乱万丈」を見せられても、そんなのセレブに付き物じゃんと思ってしまうのはゴシップ慣れしすぎか。売れに売れても、どこか自分に自信がなくて世間の評判を気にして落ち込んだり酒や麻薬におぼれていくのは、なんだかどこかでも聞いた話。あ、ポロックだな。事故で入院した際に使ったモルヒネがきっかけで依存症になっちゃうというのも、虫垂炎で入院中に投与されたバビナールで中毒になっちゃう太宰治みたいだし。

 なんかゲージツ家って強烈な個性の持ち主たちでいながら、実は「ゲージツ家」という括りの「典型」をなぞっているのかなという気がしないでもない。逆にひどく凡庸なのかしらと。ホントに常人に理解出来ないような逸脱の仕方だったら社会的成功もなかったのかもしれない。サガンという人も、なんとなく時代や社会に要請されて「破滅的な人生を送る作家」を無意識に演じていたのかもな〜、なんて思ったりもした。

 自分で書いたという墓碑銘はさすがに洒落てて、生涯彼女を苦しめた「孤独」を見事に表現している。やっぱり才能ある人なんだな。幸福だったのかどうかなんて他人が決めることじゃない、プチ・ディヤーブル(小さな悪魔)の称号にふさわしい生涯を生き抜いたのはアッパレでしょう。

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富と名声に翻弄された作家の孤独

投稿日

2009/11/08

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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18歳の若さで発表した処女小説「悲しみよこんにちは」がベストセラーとなり、時代の寵児となったフランソワーズ・サガンの栄光と転落の人生が綴られています。

彼女がどんな人生を歩んだのか知りませんでしたが、奔放さとその裏返しでもある純粋さみたいなものが伝わってきました。
きっと、愛を求め続けていたんでしょうね。

誰もが羨むような富と名声を18歳という年で得てしまったので、周りはちやほやする。。。
あまりにも、若くして得た財は、彼女の人生を狂わせてしまったのかもしれません。
栄光の陰には、彼女はいつも孤独だった。

取り巻きとの、派手なパーティや、ギャンブルに明け暮れる。
そして、書くのは逃避のひとつであり、愛されるための術でもあったのかもしれません。

アメリカ人アーティストと結婚をして、息子ドニを産むのですが、これも長くは続きませんでした。
ちょっと悲しかったのは、たった一人の息子とずっと仲たがいしてしまったことです。
でも、きっと愛していない訳ではない気がします。
病に臥せっている彼女を見舞いに息子が来たのですが、結局は会いませんでした。

しかし、後悔はないでしょうね。全て自分で選び、自分で納得しているような気がします。
それなり生きた、自分の人生を。
それだけでも、凄いじゃないと思ってしまうのでした。
決して、共感はしませんでしたが。。。


プレゼント

投稿日

2009/11/15

レビュアー

ひきむすび

プレゼントの包みを開ける
何かを期待してわくわくしながら
包みをべりべりと引き剥がして
さっと 取り出していく
サガンはずっと それを繰り返していた気がする

ただ 彼女はいつもプレゼントを受け取る側で
誰かのために贈るということを知らない
プレゼントが丁寧に包まれていること
数々の想いがあることに気付けなかったんじゃないか
この映画に思うことは そんなことばかり
最後のプレゼントは皮肉にも彼女の自由を奪ってしまう

夢が ちょっとやさっとで叶わないことって幸せなことね
彼女にも人に捧げる喜びを知って欲しかったな

寂しい夜に決して見たくない映画
労せず手に入れた幸せが希薄なのは仕方なくとも
ずっと寂しさに浸りっきりが とてもしんどい

破滅的な人生

投稿日

2009/09/26

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ある年齢以上のほとんどの女性は、サガンの作品を読んでるのではないでしょうか?
映画館は女性客でけっこう混んでいました。
タイトルの副題になっている「悲しみよこんにちは」はもちろん、「ブラームスはお好き」「1年ののち」「すばらしい雲」など、この映画に出てくるサガンの作品のタイトルはなつかしく思いましたが、今となってはほとんど内容を覚えてません。
しかし、著者がこんな悲惨な晩年を送ったとは全く知りませんでした。

わずか18,19の小娘が、夏休みに書いた小説がまさかの大ヒット。
批評家賞までもらったフランソワーズは、若くして富も名声も手にいれる。
欲しいものは何でも買える贅沢な生活。
彼女の富を当てにして群がる男たち。
そんな中で自分がなんのために書くのかわからなくなってしまったフランソワーズは、交通事故を起こしてしまう。
そしてこの治療をきっかけに、一生麻薬と縁が切れなくなってしまうのだ。

わがままで自分勝手な小娘。派手な男性遍歴、そして麻薬。
「エディット・ピアフ〜愛の賛歌」にちょっと似ていますが、 サガン役のシルヴィー・テステューは「ピアフ」の方にも出演していたようです。この人が18歳から死ぬまでを演じていますが、小生意気なフランソワーズはあっていたし、晩年の老けメークもすごかったです。

しかし、サガンの一生を2時間で駆け足でみせたという感じで、あまりおもしろいとは思えませんでした。
次々に登場するフランソワーズをめぐる人々、特に男優さんは誰もかっこいい人がいなくて、みんな同じ顔に見えてしまいました。

最も大切な友だちは病気で死に、たったひとりの息子にも会わないで寂しく逝ってしまったフランソワーズ。
若いころの成功というのは、人生を狂わせてしまうのですね。

まったく同情の余地も感動も共感も無い人生

投稿日

2010/07/12

レビュアー

bokensdorf

18歳で五億フラン稼いだら人生狂うだろう。(当時のレートで364億円だそうだから金利1パーセントで回しても年収三億6400万円、毎日100万円使っても元金が減らないというもうお金の価値分かりません!みたいな)

サガンって、今の日本でどのくらいの人が知っているのだろう。在庫枚数249枚もあるのは凄い。そんなに借りる人がいるのか。

内容はもともとテレビ番組で90分×2回の三時間番組だったのをリュック・ベンソンが映画化権利を買って117分にカットしたものだそうで(出所:Imdb.com)、さすがに話が端折っていて、思ったより単純な人物に描かれている。人間的にはまるきり魅力の無い、破滅型の人生を送った人だということが分かりやすく描かれていて、その小説ほどのドラマは無く、ま、「18歳で五億フラン稼いだら人生狂うだろう」という、映画を観る前の感想を越える感想は得られなかった。そこは期待が外れました。

お金と言うものはあれば使ってしまうものらしく、そこがコントロールできない人は収入が無くなっても支出のレベルを落とす事ができず破産してしまうという典型例で、まったく同情の余地も感動も共感も無い人生でした。ある種、哀れな人です。

サガンに思い出があって、気分が盛り下がるのを厭わない方は観ても良いけど、映画としては大した作品では無いです。

※サガンの小説は朝吹登水子の作品でもあると思う。あの文体はこの翻訳者なくして生まれなかった。
※しかし「ブラームスはお好き」というタイトルは実際は男が年上の女に言う科白なのに女性言葉でタイトルにしたのは商業主義に屈したとつくづく思う。

分かりやすく破滅的な人生を送る作家

投稿日

2013/01/27

レビュアー

ポッシュ

 作中で「小品ばかり」と称されていた通り、サガンの作品は薄くて手に取りやすい(笑)。自分も学生時代、横須賀から都内の学校まで往復3時間かかる車中で彼女の作品を読んでみたが、ちょうど行きに半分、帰りに半分、1日で1冊読めてしまった。『悲しみよこんにちは』『ある微笑』『1年ののち』と3冊読んだところで「なんかみんな同じ」と思って止めてしまったので、ホントに三日坊主になってしまったが(苦笑)。

 そのサガンの生涯を描いたこちらの作品、一つひとつのエピソードがぶつ切りで繋がれていくのに面食らったが、なるほど元々はTVドラマでそれを短く編集したものなんですね。それじゃあ仕方あるまいという、映画作品として特に優れたところもない、やや退屈な映画だった。

 若くして成功して巨額の富を得たけど決して幸福な人生じゃなかったんだね、っていう庶民のルサンチマン全開の物語は、ある意味クリシェ(常套)だ。やれ自動車事故だの離婚だの麻薬中毒だのって「波乱万丈」を見せられても、そんなのセレブに付き物じゃんと思ってしまうのはゴシップ慣れしすぎか。売れに売れても、どこか自分に自信がなくて世間の評判を気にして落ち込んだり酒や麻薬におぼれていくのは、なんだかどこかでも聞いた話。あ、ポロックだな。事故で入院した際に使ったモルヒネがきっかけで依存症になっちゃうというのも、虫垂炎で入院中に投与されたバビナールで中毒になっちゃう太宰治みたいだし。

 なんかゲージツ家って強烈な個性の持ち主たちでいながら、実は「ゲージツ家」という括りの「典型」をなぞっているのかなという気がしないでもない。逆にひどく凡庸なのかしらと。ホントに常人に理解出来ないような逸脱の仕方だったら社会的成功もなかったのかもしれない。サガンという人も、なんとなく時代や社会に要請されて「破滅的な人生を送る作家」を無意識に演じていたのかもな〜、なんて思ったりもした。

 自分で書いたという墓碑銘はさすがに洒落てて、生涯彼女を苦しめた「孤独」を見事に表現している。やっぱり才能ある人なんだな。幸福だったのかどうかなんて他人が決めることじゃない、プチ・ディヤーブル(小さな悪魔)の称号にふさわしい生涯を生き抜いたのはアッパレでしょう。

1〜 5件 / 全32件