パジャマ・パーティー・マサカー　〜血の春休み〜

性懲りも無くDark Rabbit２連続観賞、監督も「ROT/ロット 惨劇の同窓会」と同一監督です。
手法は一緒で相変わらず画にノイズを挿入したり、スローシーン多用、おっぱい乱舞、凶行シーンは貧素で凶行後の被害者を映し出し、凶器も前作同様斬新性はありません。
後半の凶行シーンは画面が暗くて非常に見難いのも難点。
と言っても、前作よりはそこそこ面白いです。
先ず、死人の数が半端無く多く犯人も意外性があります。
ただ動機に関しは・・・・。
「スプラッター映画では処女が最後に生き残る」なんて登場人物に言わせたり、監督の変な余裕を感じたりして笑えます。
相変わらず尺が短いんですが、やっぱり長時間の作品を観た後の疲労感を感じるのはなぜでしょうか。
チープ感満載ですが、この手の魅力の一つがチープさですからお許しを^^;

ただし、もう食傷気味なんでしばらくはこの手の作品からは離れさせていただこうかと。

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「レイクサイドで戯れる若い男女」が、
古臭い画面ともあいまって、
何だか懐かしい感じを呼び起こします。

それにしても、あっさり死ぬこと死ぬこと。
何の感慨も沸かないほど、サックリ殺されていきます。
隣の怪しさも抜群なオッサンも、あっさりな結果になりますし。
犯人には、ちょっとビックリさせられましたが、
「えっ！これで終わり！」って感じのサラっとしたエンディングには、
ベタですが、タイトルの「マサカー」を、
「massacre（大虐殺）」ではなく「まさかー」と勘違させられてしまいそうでした・・・


軽度のエロがあるのが救いといえば救いでしょうか。
アッサリ、気楽に、短時間で観られるホラーをお探しの人向けです。

殺人鬼と乱交パーティー？と思ったが、やはりそうではなかった
残念！

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１０年前の事件。
牛系鼻輪男とヘビメタ崩れと肉感系娘の三人が酒盛り。
フェチ系女優が醸しだすユルい色気。
起きてしまった衝動的？殺人。
ヤバい雰囲気のスタートです。
感情皆無の素晴らしき演出と演技が鼻につきます。

どうでも良い金髪水着のビーチバレー。
デブの半ケツ。
月と蝋燭。
ワンパターンの情景描写は、自主製作並みの力量。

若い娘が気になって仕方がない隣人変態親父は神出鬼没。
ここにもいたお馬鹿男子学生。
適度なお色気（この手の映画にしては、女優レベル普通）。
淡々と続く物語。

…と思ったら、とうとう起きた殺人事件。
町では、服役中の囚人が何者かの手引きで脱獄。
後に語られる囚人の秘密。
口に含んだコーヒーが、思わずピュー。

監督何を思ったか、ミステリーテイストを注入。
すみません、これは予測がつきませんでした。
でも、ラストのオチはひどいでしょう。
現代っ子の風潮でも表現したつもりでしょうが、普通に考えてもお金出ませんよ。

ヘタレにも意地があった的作品、かな？
少なくとも、春休みらしさは全くありません。

ゾンビ映画ファンが地雷作品と分かっていても踏み込んでしまう『○○・オブ・ザ・デッド』作品の力からも分かるように、
『トリック』で野際陽子さん演じる山田里見が言うとおり、”文字には不思議な力がある”のだと思います。

私の場合、”パジャマ・パーティー”も素晴らしい妄想を起こさせるパワーを感じます。(・・。)ゞ

酒井法子がシングル『男のコになりたい』で”今日一日だけでいいから男のコになってあいつと朝まで一緒！”と歌っていましたが、
逆のバージョンを願う人も多いのかもしれません。（アイドルが歌うには不適切なネタも多いかもしれませんが。。。(・・。)ゞ）

女のコになりたいと思ったことはありませんが、”女のコの特権だろうなぁ〜”と思うことは多々思い浮かび、
”パジャマ・パーティー”もその一つと思っています。

男のコがパジャマ・パーティーと言うと気持ち悪い、ある程度年を重ねていくとカワイイ言葉を使うなと殺意を感じる等。。。
まさに女のコの特権ではないかと！（日本の家事情でパーティーができるかどうかは疑問を感じますが。。。）

女のコ同士の他愛もないトーク⇒まくら投げ⇒まくらがもろに顔面にヒットしぶち切れ⇒キャットファイト⇒殺し合い（！）
何やってんだぁ〜ミシェル・ロドリゲス（Sorority pillow fight）も真っ青の女同士の殺戮を期待してしまったわけでして。。。(・・。)ゞ

まぁ、Dark　Rabbitレーベルですし、『ROT　惨劇の同窓会』の監督さんの作品ですので、上記のような期待感は持っていませんでしたけどね。

いやはや、まさに想定内のレベル。
『ROT　惨劇の同窓会』と同じく、オチのみ作り手のこだわりを感じてしまう残念な作品となっております。
女優陣のレベルもこの手の作品としては良い方だと思いますが、クレジットを見てチェックする程トキメキはありません。
（私が拘った”パジャマ”シーンも無かったような気がします。”それは下着じゃないの？”
パジャマ⇒下着⇒チョメチョメ　というプロセスが大事なんじゃぁ〜！　と不満を少々）

被害者が多い割にあっさりとした処理で、本編自体も短めですので、お気楽に鑑賞できる作品だとは思います。
原題にある”SPRING”感は皆無ですので、季節に拘らず鑑賞できます。(*^.^*)