チョコレート・アンダーグラウンド　ぼくらのチョコレート戦争

誰に投票しても、誰が当選しても、皆同じ。
大人たちが選挙に無関心でいる間に、政権を取ったのは「健全健康党」でした。
チョコレートを食べると虫歯になるぞ。
チョコレートを食べると太るぞ。
と、甘いものを禁止し、チョコレートは没収され、違反者が出ないように「チョコレート警察」が取り締まる日々でした。
ストーリーは明快。
子供向けには、分かりやすいと思います。
でも、ちょっと物足りない内容でした。
というのも、私が、チョコレートが無くなったら困る〜！と言うほど、チョコレート好きではないからでしょう。
ちょっと脱線しますが、“焼肉店からユッケが姿を消す”と聞いても、回転寿司から「エンガワ」が無くなると聞いても、ちっとも困らない私。
「無いものは無理して食べなくてもいいじゃん！」と思ってしまいます。
この作品でのチョコレートを「自分にとっての大切なもの」に置き換えて観てみると、思想や嗜好を制限され、政府推薦、政府配給のものだけしか与えられないとしたら、それは何と不条理なことでしょう。
大人たちが、自分たちの無関心と怠慢が招いた結果だと気づいていても、もう一歩進んで自分たちの権利を取り戻そうとしなかったために、子供たちが率先して立ち向かって行くという姿を描いていましたが、少し“ハラハラ、ドキドキ、ワクワク”が、足りなかったように思います。

禁酒法時代のアルカポネをふと思い出したりしてしまいました。

子ども向けアニメとして悪役を分かりやすく設定する必要があったんでしょうけど、
健康のためであれ、何であれ、何かを禁止してしまうことの弊害がもっとも多いこと
を描くのは、必要なことですね。

でも、警察の取り締まりに、あれだけの装備が使われるのは滑稽を通りすぎているん
じゃないですかね。メカを描くためとはいえ、もう少しふんわりとしたメカを設定し
てほしかったです。タイムボカン的なものの方がよかったんじゃないですかね。

チョコレートを探すセンサーが敵が破れるきっかけになったのも、いかにも今週の
ビックリドッキリメカの弱点がもろに出た感が感じられていいんじゃないですか？

政治なんて、選挙なんて…
誰がやっても、誰が当選しても、同じ……
そう思った大人達の大半は、選挙に行かなかった…
その結果、当選したのは、＜健全健康党＞？！
「No More チョコレート」？？！！
なんと、チョコレートが禁止になっちゃった。
チョコだけでなく、甘いもの全てが無くなってしまった！
健康食品onlyの世の中……。


子供たちが頑張る、
子供中心で進んでいく物語。

とても心あたたまるお話で、
かわいらしい展開だったけど…
…ちょっと退屈……。

全体的に、物足りなかったかも…。


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もしも、チョコが、甘いものが食べれなくなったら……

確かに、笑顔は減るかも…
特に、女性の…（笑）

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健康の為にと法律で禁止されたチョコレート(甘い物すべて)を取り戻すために、何も出来ずにだまってそれに従っていた大人に代わり、子供達が勇気を出し、たくましく立ち向かっていく物語
ストーリーとしては単純なのだけど、子供たちが自分たちで物を考え協力しあい、何かを変えようとするたくましい姿が、大人も子供も楽しめるのではないかと思います。家の子供達は「おもしろい!!」と言って何度も繰り返し見ていました。