ＧＡＬＡＣＴＩＣＡ／ギャラクティカ　【転：ｓｅａｓｏｎ３】

　　連続テレビシリーズ、ことに全シーズン通じて話が展開していく本作や「LOST」などの辛いところは、途中からの「参加」が難しいことだろう。
　　続けて観ている側にとっては、登場人物はもちろん、あのエピソード、このネタあのネタが、のちのちの展開に顔を出したり、意外な伏線となっていたりで楽しいことこの上ないのだけれども、「これ面白いから、是非観てよ」と誘うのが、回を追うごとにむつかしくなってきてしまうと言うジレンマもある。

　　が、安心したまえ。今シーズン、正確には次の第二巻になるのだが、これはギャラクティカファンはもちろん、初めてこの物語に接する者をも捕らえて離さない。

　　傑作と言う名をほしいままにする本シリーズでも、まさに傑作中の傑作と言うにふさわしい。


　　いや、無論これまでの展開がわからなければ少々ついていくのは辛い。あのサイロンとかいう、人間のようでいてどうも言うことが人間じゃないような、あの連中はなんなのだ等々、初めて観る人たちは戸惑うだろう。
　　が、同時に健全な想像力と、多少のテレビ視聴経験があれば、そのギャップはすぐに乗り越えられる。
　　それだけのパワーがあるのが次の第二巻なのだ。

　　え、なんで二巻のほうにレビューしないかって？　それはもちろんこれを読んで二巻をご覧いただき、このシリーズにハマってほしいから。残念ながら第二巻のレビューでは露出度が落ちる。


　　この第一巻も決して出来が悪いわけではない。前シーズンのラストを受けて、時にミステリアスに進む物語はファンにはたまらない。
　　とりわけ冒頭の5分ほどには、まったく痺れちまいましたね、アチキ。もう、そこだけで「これは傑作だ！！」と叫びたくなったくらい。

　　けれども、やはり前を知らないとこれはちょっと辛い。序破急で言うところの序が、この第一巻の二話約90分だ（あ、ちなみに一巻、二巻合わせて約三時間がひとつのエピソードと思ってよろしい）。
　　そして二巻、こちらの90分では一気に破、そして急へと展開する。

　　スピード感はもちろんあるが、しかしそれだけではない。ここまでためてきた重厚さが、静が動へと転ずるその質量に圧倒される。
　　たしかに物語の、あるいは人物関係の細部はわからずに進んでいくかも知れぬ、だがあなたが取り残されることはない。この奔流に身を任せさえすれば、わけもわからぬうちにカタルシスを味わうことだけは保証する。

　　一つだけ第二巻、目玉のシーンを教えようか。
　　ドラマの真の主役と言えるのが恒星間宇宙空母とも言うべきギャラクティカ。空母とたとえるくらいだからとにかくデカイ。
　　ッでこのデカくて本来は宇宙空間のみで戦闘を行なうギャラクティカ。
　　コイツが惑星大気圏に突入するってぇんだ！！
　　もちろん巨大隕石もかくや、ッてほどに大気との摩擦で炎に包まれる。おまけにだ、落下しつつも艦載機を次から次へと発進させる、つまりは捨て身の攻撃にでるってぇわけだ。
　　ぐゎっとばかりに赤熱する巨大艦、予期してたとはいえ艦体は激しい振動にいつ分解するとも知れず、死を覚悟しつつも責務を果たすクルーたち・・・・
　　そして燃えさかる母艦を離れた戦闘機バイパーを待つは機械人間サイロンの執拗な攻撃・・・・

　　果たしてギャラクティカの、そして人類の運命やいかに！！！


　　・・・・ともあれ、初めて観る人には、なんかわからないけれど、すごいものを観た、それだけ感じてくれればそれでいい。

　　そう、それからおもむろに最初のシーズンを手にとって。そう、あのサイロンの攻撃を目の当たりにすれば、もう次回へ、次回へととどまることを知らぬその欲求に身を任せれば良い。



　　これからギャラクティカを観る人は幸せだ。
　　なにしろここまで一気に観る事ができるのだから。

　　そしてここからは、ともに茨の道を歩もう。次のリリースを待つその辛さをともに味わおう。


　　　　So say, we all !!

「高度に発達したサイロンは人間と区別が付かない。」これはギャラクティカを観たアーサー・C・クラークが遺した有名な言葉だが（嘘）
さぁ、やって来ましたよぉ全国379名（5/2現在）のギャラクティカファンの皆様っ！又しても観てないくせにレビューしています。ごめんなさい。

セカンドシーズンは序盤こそ、もたつきを感じるエピソードもあるものの中盤以降はしっかりと持ち直し、ステーキ食ったと思ったら、今度はカツ丼。さらにはお皿いっぱいのフルーツとヤマ場、ヤマ場の怒涛の展開にもうお腹いっぱい勘弁して状態。内憂外患、ギャラクティカの敵はサイロンだけではない。かの世界にも娼婦がいてドラックがあり闇取引が横行しギャングがはびこる。人口5万人前後の船団内は我々社会の縮図そのものだ。　そして内なる敵はペガサス編でひとつの頂点を迎える。

サイロンも相変わらず強力だ。おだてては堕とす根っから女王様気質のトリシア嬢と痩せた山口百恵ことグレイス嬢のコンビはサードシーズンでも我々サポーターをどっぷり癒してくれるに違いない。ｗ　
そうそう、ギャラクティカと言えばやっぱり宇宙空間でのドックファイトのシーンは外せない。CGなのに妙に模型臭さを残した独特の“特撮”に毎回感涙しているファンは私だけでは無いはずだ。今時、ここまできっちり宇宙戦を描いてくれるのはこのギャラクティカとパチンコ宇宙戦艦ヤマトのCG動画くらいのものであろう。

サードシーズンを観る前にひとつだけ注意を。サードとセカンドの間に「レジスタンス」なるweb限定の両者を結ぶブリッジストーリーがあり公式サイトでもその内upされるようだけど現在はスーパー！ドラマTVのサイトで観れるのでこれはきっちり押さえておきたい。セカンドのラスト、ニューカプリカに残ったタイ副長やチーフの日常を描いたこのミニドラマ、サイロン＝アメリカ。人類＝イラクの抵抗勢力の図式になっているところが世相を反映していて面白い。

さてセカンドシーズンが終了した時点で判明している人型サイロンは7名。
（7人目はディーン・ストックウェル！）残り5名の内、最後の一人はロズリンと勝手に想像。最終回、コボルの神々に導かれて地球を目指しているつもりが実はそれさえサイロンに操られていたという強烈な結末を予想しておきます。
アポロ「大変だ大変だ大変だ！」
提督　「どうしたリー、騒々しい。」
アポロ「だって大変だよパパ！最後の一人はなんとロズリンだ！」
提督　「Oops!何てこったい。わしらサイロンにノセられてこんな所までやってきたのか。」
…うーむ。ごめん、当ててしまったかもしれない。

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店舗でもこのシリーズ人気出てきたから、借りずらくなって来ましたね！
３店回って一気に借りて見ましたが、やあ〜〜〜面白いの一言につきる！！！
ＶＯＬ１０はすごいことになってますね〜〜〜
なんで、あの人達までサイロンなの？
それって反則じゃあないのかい？？？
これで、提督やロズリンおばさんもサイロンだったら？？？
なんてことは、ないですよね。（笑）
・・・いやぁ〜〜〜ありかも？
私も好きなスターバックだって、あるかも・・・ですね。＾＾
次のシリーズを早く見たいものです。

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　私はシリーズものはあまりレビューしないのですが、このドラマは何度か書いてます。
　海外のドラマはシーズン何とか言って、やたら長いのがあまり好きではない。ロストなんて、話が遅々として進まないから途中であきた。しかし、このシリーズは違う。ギャラクティカはどんどん面白くなる。
　今回はその中でも、すごく迫力ある映像とドラマが楽しめる。ニューカプリカの人々をどうやって救うのか、まさかギャラクティカが無くなってしまったらドラマそのものが成立しないし、と思っていたら、そうか息子の方が自分の艦を犠牲にしたか。大気圏に突入しながら戦闘機を送り出して直後にジャンプという場面の迫力はそのへんのちゃちなＳＦ映画よりも金がかかってそう。すごい迫力。
　赤ちゃんはこれからどうなるのか、太ったリーはスマートになるのか。気になるところです。
　また、副艦長の奥さん、夫のために自分の体をはってまでやったことが、結局裏切り者とされ、最愛の夫によって、殺されてしまう。ギャラクティカにいたときは、いやなおばさんとしかうつらなかった彼女が非常に哀れで、涙をさそう場面でした。そういう盛りだくさんの内容がつまったとっても面白いお話でした。

最後の最後で残り５人のサイロンのうちの４人が一気に判明。
え？あんたらなの？？？
ありえん。
あまりに小物。。。ゴホッゴホッ
ここまで引っ張った割にインパクト薄。。。ゲホッゲホッ
最後の１人に大どんでん返しを用意しているのかも知れないけどこれはちょっと乱暴な^^;
えーい！面倒だからまとめて出しちゃえー！！って感じでしょうか。
別にこの方達がサイロンでも問題ないような気がしてしまう。
ダメか？