殴り込み戦闘機隊 / ケネス・モア
殴り込み戦闘機隊
/ルイス・ギルバート
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
第二次大戦中におけるダグラス・バーダーの活躍を描いた戦争映画。英空軍大学に入学し驚異的な進歩を見せたバーダーは、ロンドンでの公開飛行や高度な技術で地位を高めていた。しかし、周囲の期待に応えるあまり無茶をした彼は墜落事故を起こし…。
第二次大戦中におけるダグラス・バーダーの活躍を描いた戦争映画。英空軍大学に入学し驚異的な進歩を見せたバーダーは、ロンドンでの公開飛行や高度な技術で地位を高めていた。しかし、周囲の期待に応えるあまり無茶をした彼は墜落事故を起こし…。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「殴り込み戦闘機隊」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第二次大戦中におけるダグラス・バーダーの活躍を描いた戦争映画。英空軍大学に入学し驚異的な進歩を見せたバーダーは、ロンドンでの公開飛行や高度な技術で地位を高めていた。しかし、周囲の期待に応えるあまり無茶をした彼は墜落事故を起こし…。
「殴り込み戦闘機隊」 の作品情報
「殴り込み戦闘機隊」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
殴り込み戦闘機隊の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR8433 |
2009年07月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
殴り込み戦闘機隊の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR8433 |
2009年07月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:6件
タイトルにだまされるな?
このタイトルを見るかぎり、しょぼい映画だと思うのは俺だけだろうか?たんなる特攻モノ?なのか?
数限りなくタイトルにだまされた俺である!
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ケネス・モア、ルイス・ギルバート
投稿日:2009/08/28
レビュアー:よふかし
たしかに『殴り込み戦闘機隊』という邦題には、壮絶な空戦など激しいバトルシーンを期待してしまいますね。しかし原題は「空に届け」とでも訳せるでしょうか、すでにレビューに書かれているように、事故で両脚を失いながら飛び続けた撃墜王の伝記映画で、戦闘シーンというよりも淡々とした人間ドラマの趣があります。
主人公の人生はとてもドラマティックなのですが、ことさら劇的にも悲劇的にも盛り上げようとせず、控え目な演出に終始しているのはイギリス的と言えるでしょうか。主人公を演じるケネス・モアは飄々としていつもユーモアを失わず、成熟したイギリス社会の雰囲気を感じさせます。
トマス・モアの子孫だというケネス・モアは、日本ではいまでは忘れられたような存在かもしれません。僕も二、三の映画で観知っているだけですが、往時はイギリスではたいへんなスターだったようです。イギリスの俳優というと、ショーン・コネリーやアレック・ギネス、マイケル・ケイン、ローレンス・オリヴィエというところが思い浮かびますが、この映画を観ながら、案外、このケネス・モアがいちばんイギリスらしさ、イギリスの庶民感覚をもった俳優なのかもしれないという気がしました。
作中でも彼はハンサムと言われていますから、たぶん美男子なんでしょうが、現代的とは言い難い。背もそんなに高くなくて、ずんぐりした印象です。しかし、いつもシニカルなユーモアを失わない強靭な精神力、ひけらかさない豊かな教養、根っこの誠実さ――というものを感じさせるんですね。この軽快さはケーリー・グラントがちょっと近いのかもしれませんが、グラントは奥底に不安を感じさせます。ケネス・モアにはそういうところがないんですね。
そんな話を書いていたら、本作と同じ監督主演コンビの『ビスマルク号を撃沈せよ!』や男優ぞろぞろの『史上最大の作戦』を観たくなってきました。
それはさておき、この映画の監督はルイス・ギルバート。旧版『アルフィー』『フレンズ』『暁の七人』のように忘れがたい作品もとっていますが、やはり有名なのは007シリーズでしょう。『私を愛したスパイ』というシリーズでも屈指の面白さを誇る秀作をつくったかと言えば、屈指の駄作『ムーンレイカー』や屈指のトホホ作『二度死ぬ』もそうですね。いずれも仕掛けが大きくスペクタクルな印象が残りますが、本作でも、主人公が脚を失うことになる大事故のシーンなどはなかなか息を飲ませました。
テレンス・ヤングが戦車隊にいたように、ギルバートももともと空軍にいたそうで、本作のディテールの確かさにはその経験が生きているのでしょう。従軍経験者が007など戦後イギリスの娯楽映画を担っていたというのは、なかなか興味深いところです。
50点。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
★★ 駆け足に英軍撃墜王を描いているのだ・・・
投稿日:2009/07/17
レビュアー:カポーン
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
第二次世界大戦に活躍した、実在の英軍撃墜王ダグラス・バーダーを描いたドキュメンタリータッチのヒューマンドラマ。ダグラス・バーダーは、23機撃墜を誇る英軍きってのエースパイロットだが、実は彼は両足が義足というハンデを負っていたのだ。バーダーは勝ち気な性格なために空軍配属後に曲芸飛行事故で両足を切断してしまう。一時はパイロットを断念するが、折からの第二次大戦のパイロット不足から再び第一線に復帰するのだ。ダンケルク撤退戦支援、242飛行中隊長に従事し、終戦時には捕虜として悪名高いコルディッツ城に収監されていたそうだ。
本作は実機での飛行シーンもあり、航空アクション映画という側面も強いが、どちらかというとバーダーの伝記的映画と言った方が良いだろう。従って、彼の空軍大学入学から第二次大戦終戦までを一気に描かざるを得ないため、ストーリーの流れはかなり速く感じる。あっという間に第二次大戦が始まり、あっという間に終わるので戦記物として観るにはちょっと物足りないし、ついていくのが大変という印象だ。
バーダーは根っからの楽天家のようで、両足を失ってもめげない明るさがある。バーダーを演じるモアも好演しており、終始楽しい雰囲気が漂っているのがいい。しかし、あまりに好戦的というか飛行機好きという点を強調しすぎたためか、バーダーの本音を見せることなく、映画としては浮き気味の印象がある。その点、作品へのめり込むことが出来ないのがいささか残念。バーダの夫人役のミュリエル・パブロウは典型的イギリス美人で、知的で細身顔が好印象だ。
また、せっかく撃墜王であるのに、明確な撃墜シーンなどがあまり描かれていないのも戦争アクションとしては不満が残る。もう少し空戦シーンを見たかったところだ。
登場する航空機は、訓練時にアブロ504が登場。部隊配属後はブリストル・ブルドック(複葉戦闘機)に搭乗している。第二次大戦勃発後には当初はスピットファイアのMk.5〜12あたり、途中からハリケーン、最後は水滴型風防のスピットファイアMk.16あたりに変化している。結構こまめに映像を切り替えているあたりは、考証に力が入っている様子がわかる。
全般に可もなく不可もなくといった感じ。撃墜王を描くだけにアクションや英雄ぶりなど期待感が高かった分、残念感も強く感じてしまった。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ダグラス・バーダーの伝記映画
投稿日:2023/05/14
レビュアー:さっちゃん
タイトルから娯楽空戦ものみたいに取られるのは損だと思いますが、「ヒコー中年」(Ⓒロキュータス)としては思ってもみないダグラス・バーダーの伝記映画だったので嬉しかったです。
映画をご覧になった方はお分かりでしょうが、第二次大戦中に実在した義足のエースのお話で、どちらかというと空戦よりはダグラス・バーダーという人間を描こうとした映画だと思います。この人物はわが国での加藤建夫(「加藤隼戦闘隊」といえば分かる方もいるかな。)や坂井三郎(零戦のトップエース)といったパイロットと同じくらいの知名度が英国ではあったようで、原作のノンフィクションも映画もヒットしたようです。
バーダーが義足になる原因の事故なのですが、このクラッシュ・シーンが凄いクオリティで本当に実機を転覆させたみたいに見えます。(劇中で「クラッシュ」を「墜落」と訳していますが、何となく違和感があります。)
事故後の手術から回復、義足の製作、歩行訓練の場面がかなりの時間をつかっているのはバーダーの忍耐力と、もう一度、空を飛びたいという情熱を伝えるために必要だと思いますが、人によっては長く感じるかもしれません。この辺り、バーダーを演じたケネス・モアの演技力が光ります。
彼の負けず嫌いの性格が事故につながった面も描かれますが、それが空への復帰の原動力や撃墜された後も脱走を繰り返すなどプラス面にも影響しているなど物事の両面が描かれているのが良いと思います。身体障碍者が主役であってもバーダーにユーモアもあって、頑張るところで暗くなってないのが良いですね。むしろ、この時代(1956年)とは思えないくらい障碍者に対する妙な遠慮がないことに驚きます。
で、人間ドラマとしても見応えがありますが、私のレビューですからむろん“趣味の時間”となります。まず、RAF(英国空軍)の飛行学校に入学したバーダーが最初に乗るのが名機アブロ504です。主脚の間にあるそり(スキッド)が特徴で練習機としては優秀だったようです。多分、戦前の航空映画は分かりませんが戦後の映画では他には出てないんじゃないかな。ただし、練習機の場合、学生が前、教官が後ろというのがセオリーだと思うのですが映画では逆でしたね。通話に伝声管を使ってたのは開発された時代ゆえでしょう。
次に事故を起こした機体がその当時の新鋭機、ブリストル・ブルドッグです。この後、ほどなくしてスーパーマリン・スピットファイアやホーカー・ハリケーンに更新される訳なので当時の航空機の発達のスピードには驚くばかりです。
事故直後はパイロットとしての復帰を拒否されたバーダーも、第二次大戦が始まるとパイロット不足もあってか現役復帰します。最初に搭乗するのがスピットファイア、次に242飛行隊に転属してからはハリケーンになります。空戦シーンはミニチュアになります。(飛行可能なメッサーシュミットBf109やハインケルHe111などがないため。)パイロットの目線での映像などではガンカメラの映像や戦時中のフッテージも使われていますが、モノクロなので違和感はありません。ときどきフォッケウルフFw190なんかが混じるのはご愛嬌ですが。
ひとつ気になったのがバーダーを操縦席越しに捉えた映像でスピットファイアのキャノピーが後期型に使われていた涙滴型になっていることです。大戦前半なら後方が機体につながったファストバック型でないといけません。今から言っても仕方ないのですが、セット撮影なら可能だったと思います。
50年代ということでまだまだ飛行可能な戦間期や戦争中の機体も残っていたのでしょう。私みたいなマニアには眼福な映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
主人公の名前は
投稿日:2009/11/30
レビュアー:映画好き
1940年の英国の戦いバトルオブブリテンで活躍した実在のパイロットですが、スターウオーズのダースベーダーの名前は彼から取ったのかな?義足のパイロットでかなり有名な人ですから。最後はコルディッツに収容されたのは驚きですね。でもあの義足を届けてくれた実話はもう少し描いて欲しかったですね。面白いエピソードですから。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
タイトルにだまされるな?
投稿日
2009/07/03
レビュアー
エロエロ大魔神
このタイトルを見るかぎり、しょぼい映画だと思うのは俺だけだろうか?たんなる特攻モノ?なのか?
数限りなくタイトルにだまされた俺である!
ケネス・モア、ルイス・ギルバート
投稿日
2009/08/28
レビュアー
よふかし
たしかに『殴り込み戦闘機隊』という邦題には、壮絶な空戦など激しいバトルシーンを期待してしまいますね。しかし原題は「空に届け」とでも訳せるでしょうか、すでにレビューに書かれているように、事故で両脚を失いながら飛び続けた撃墜王の伝記映画で、戦闘シーンというよりも淡々とした人間ドラマの趣があります。
主人公の人生はとてもドラマティックなのですが、ことさら劇的にも悲劇的にも盛り上げようとせず、控え目な演出に終始しているのはイギリス的と言えるでしょうか。主人公を演じるケネス・モアは飄々としていつもユーモアを失わず、成熟したイギリス社会の雰囲気を感じさせます。
トマス・モアの子孫だというケネス・モアは、日本ではいまでは忘れられたような存在かもしれません。僕も二、三の映画で観知っているだけですが、往時はイギリスではたいへんなスターだったようです。イギリスの俳優というと、ショーン・コネリーやアレック・ギネス、マイケル・ケイン、ローレンス・オリヴィエというところが思い浮かびますが、この映画を観ながら、案外、このケネス・モアがいちばんイギリスらしさ、イギリスの庶民感覚をもった俳優なのかもしれないという気がしました。
作中でも彼はハンサムと言われていますから、たぶん美男子なんでしょうが、現代的とは言い難い。背もそんなに高くなくて、ずんぐりした印象です。しかし、いつもシニカルなユーモアを失わない強靭な精神力、ひけらかさない豊かな教養、根っこの誠実さ――というものを感じさせるんですね。この軽快さはケーリー・グラントがちょっと近いのかもしれませんが、グラントは奥底に不安を感じさせます。ケネス・モアにはそういうところがないんですね。
そんな話を書いていたら、本作と同じ監督主演コンビの『ビスマルク号を撃沈せよ!』や男優ぞろぞろの『史上最大の作戦』を観たくなってきました。
それはさておき、この映画の監督はルイス・ギルバート。旧版『アルフィー』『フレンズ』『暁の七人』のように忘れがたい作品もとっていますが、やはり有名なのは007シリーズでしょう。『私を愛したスパイ』というシリーズでも屈指の面白さを誇る秀作をつくったかと言えば、屈指の駄作『ムーンレイカー』や屈指のトホホ作『二度死ぬ』もそうですね。いずれも仕掛けが大きくスペクタクルな印象が残りますが、本作でも、主人公が脚を失うことになる大事故のシーンなどはなかなか息を飲ませました。
テレンス・ヤングが戦車隊にいたように、ギルバートももともと空軍にいたそうで、本作のディテールの確かさにはその経験が生きているのでしょう。従軍経験者が007など戦後イギリスの娯楽映画を担っていたというのは、なかなか興味深いところです。
50点。
★★ 駆け足に英軍撃墜王を描いているのだ・・・
投稿日
2009/07/17
レビュアー
カポーン
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
第二次世界大戦に活躍した、実在の英軍撃墜王ダグラス・バーダーを描いたドキュメンタリータッチのヒューマンドラマ。ダグラス・バーダーは、23機撃墜を誇る英軍きってのエースパイロットだが、実は彼は両足が義足というハンデを負っていたのだ。バーダーは勝ち気な性格なために空軍配属後に曲芸飛行事故で両足を切断してしまう。一時はパイロットを断念するが、折からの第二次大戦のパイロット不足から再び第一線に復帰するのだ。ダンケルク撤退戦支援、242飛行中隊長に従事し、終戦時には捕虜として悪名高いコルディッツ城に収監されていたそうだ。
本作は実機での飛行シーンもあり、航空アクション映画という側面も強いが、どちらかというとバーダーの伝記的映画と言った方が良いだろう。従って、彼の空軍大学入学から第二次大戦終戦までを一気に描かざるを得ないため、ストーリーの流れはかなり速く感じる。あっという間に第二次大戦が始まり、あっという間に終わるので戦記物として観るにはちょっと物足りないし、ついていくのが大変という印象だ。
バーダーは根っからの楽天家のようで、両足を失ってもめげない明るさがある。バーダーを演じるモアも好演しており、終始楽しい雰囲気が漂っているのがいい。しかし、あまりに好戦的というか飛行機好きという点を強調しすぎたためか、バーダーの本音を見せることなく、映画としては浮き気味の印象がある。その点、作品へのめり込むことが出来ないのがいささか残念。バーダの夫人役のミュリエル・パブロウは典型的イギリス美人で、知的で細身顔が好印象だ。
また、せっかく撃墜王であるのに、明確な撃墜シーンなどがあまり描かれていないのも戦争アクションとしては不満が残る。もう少し空戦シーンを見たかったところだ。
登場する航空機は、訓練時にアブロ504が登場。部隊配属後はブリストル・ブルドック(複葉戦闘機)に搭乗している。第二次大戦勃発後には当初はスピットファイアのMk.5〜12あたり、途中からハリケーン、最後は水滴型風防のスピットファイアMk.16あたりに変化している。結構こまめに映像を切り替えているあたりは、考証に力が入っている様子がわかる。
全般に可もなく不可もなくといった感じ。撃墜王を描くだけにアクションや英雄ぶりなど期待感が高かった分、残念感も強く感じてしまった。
ダグラス・バーダーの伝記映画
投稿日
2023/05/14
レビュアー
さっちゃん
タイトルから娯楽空戦ものみたいに取られるのは損だと思いますが、「ヒコー中年」(Ⓒロキュータス)としては思ってもみないダグラス・バーダーの伝記映画だったので嬉しかったです。
映画をご覧になった方はお分かりでしょうが、第二次大戦中に実在した義足のエースのお話で、どちらかというと空戦よりはダグラス・バーダーという人間を描こうとした映画だと思います。この人物はわが国での加藤建夫(「加藤隼戦闘隊」といえば分かる方もいるかな。)や坂井三郎(零戦のトップエース)といったパイロットと同じくらいの知名度が英国ではあったようで、原作のノンフィクションも映画もヒットしたようです。
バーダーが義足になる原因の事故なのですが、このクラッシュ・シーンが凄いクオリティで本当に実機を転覆させたみたいに見えます。(劇中で「クラッシュ」を「墜落」と訳していますが、何となく違和感があります。)
事故後の手術から回復、義足の製作、歩行訓練の場面がかなりの時間をつかっているのはバーダーの忍耐力と、もう一度、空を飛びたいという情熱を伝えるために必要だと思いますが、人によっては長く感じるかもしれません。この辺り、バーダーを演じたケネス・モアの演技力が光ります。
彼の負けず嫌いの性格が事故につながった面も描かれますが、それが空への復帰の原動力や撃墜された後も脱走を繰り返すなどプラス面にも影響しているなど物事の両面が描かれているのが良いと思います。身体障碍者が主役であってもバーダーにユーモアもあって、頑張るところで暗くなってないのが良いですね。むしろ、この時代(1956年)とは思えないくらい障碍者に対する妙な遠慮がないことに驚きます。
で、人間ドラマとしても見応えがありますが、私のレビューですからむろん“趣味の時間”となります。まず、RAF(英国空軍)の飛行学校に入学したバーダーが最初に乗るのが名機アブロ504です。主脚の間にあるそり(スキッド)が特徴で練習機としては優秀だったようです。多分、戦前の航空映画は分かりませんが戦後の映画では他には出てないんじゃないかな。ただし、練習機の場合、学生が前、教官が後ろというのがセオリーだと思うのですが映画では逆でしたね。通話に伝声管を使ってたのは開発された時代ゆえでしょう。
次に事故を起こした機体がその当時の新鋭機、ブリストル・ブルドッグです。この後、ほどなくしてスーパーマリン・スピットファイアやホーカー・ハリケーンに更新される訳なので当時の航空機の発達のスピードには驚くばかりです。
事故直後はパイロットとしての復帰を拒否されたバーダーも、第二次大戦が始まるとパイロット不足もあってか現役復帰します。最初に搭乗するのがスピットファイア、次に242飛行隊に転属してからはハリケーンになります。空戦シーンはミニチュアになります。(飛行可能なメッサーシュミットBf109やハインケルHe111などがないため。)パイロットの目線での映像などではガンカメラの映像や戦時中のフッテージも使われていますが、モノクロなので違和感はありません。ときどきフォッケウルフFw190なんかが混じるのはご愛嬌ですが。
ひとつ気になったのがバーダーを操縦席越しに捉えた映像でスピットファイアのキャノピーが後期型に使われていた涙滴型になっていることです。大戦前半なら後方が機体につながったファストバック型でないといけません。今から言っても仕方ないのですが、セット撮影なら可能だったと思います。
50年代ということでまだまだ飛行可能な戦間期や戦争中の機体も残っていたのでしょう。私みたいなマニアには眼福な映画でした。
主人公の名前は
投稿日
2009/11/30
レビュアー
映画好き
1940年の英国の戦いバトルオブブリテンで活躍した実在のパイロットですが、スターウオーズのダースベーダーの名前は彼から取ったのかな?義足のパイロットでかなり有名な人ですから。最後はコルディッツに収容されたのは驚きですね。でもあの義足を届けてくれた実話はもう少し描いて欲しかったですね。面白いエピソードですから。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
殴り込み戦闘機隊