半魚人の逆襲 / ジョン・エイガー
半魚人の逆襲
/ジャック・アーノルド
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(7 )
解説・ストーリー
解説・あらすじ・ストーリーは、ただいま準備中です。
解説・あらすじ・ストーリーは、ただいま準備中です。
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「半魚人の逆襲」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
解説・あらすじ・ストーリーは、ただいま準備中です。
「半魚人の逆襲」 の作品情報
「半魚人の逆襲」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
半魚人の逆襲の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
78分
日本語
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
KIBF30656
2009年08月05日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
7枚
0人
0人
半魚人の逆襲の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
78分
日本語
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
KIBF30656
2009年08月05日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
7枚
0人
0人
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500 タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:7件
クリント・イーストウッドの俳優デビュー作
監督:ジャック・アーノルド(1955年・米・82分・モノクロ) 原題:Revenge of the Creature 本年1月に『大アマゾンの半魚人(Creature from the Black Lagon)』を観ましたが、本作はその続編です。1作目の後、直ぐに続編が作られたのは、人気があったのでしょうか。 前作では現地の人々が「アマゾンのブラック・ラグーンには魔物が棲む」と噂しており、ブラジルの海洋生物研究所の博士らが調査に向かい、半魚人を発見しました。 調査隊に同行していた女性に恋をした半魚人が女性を連れ去り、最終的には銃弾を受けた半魚人はラグーンの奥深くに消えて行きました。 本作ではオーシャン・ハーバー海洋研究所のヘイズ(ジョン・ブロムフィールド)らが、再びブラック・ラグーンに半魚人の捕獲を目的に訪れます。まだ、半魚人が棲息していると聞いたからです。 ヘイズは、半魚人が気絶する程度の水上爆発を起こし、生け捕りに成功します。この時の半魚人の姿を見て、私は今回も『シェイプ・オブ・ウォーター』のクリーチャーは、本作を参考にしているのではないかと思いました。 一方、そのニュースを聞いた動物心理学者のクリート・ファーガソン教授(ジョン・エイガ―)は、半魚人が移送された海洋研究所があるフロリダに向かいます。 半魚人はまだ気絶したままで、ヘイズは半魚人を目覚めさせるところを一般公開しました。グッタリした半魚人の体をヘイズが支えて水の中を前方に移動させるように歩きまわります。こうするとエラでの呼吸が促されるのだそうです。 その様子を見学している観衆の中に、研究所の研究員ヘレン(ロリ・ネルソン)がいました。ヘレンは自ら申し出て、半魚人の知能を測る実験の助手として、教授と一緒に水槽に入ります。半魚人の知能は、犬とイルカの中間くらいのようでした。 本作でも半魚人はヘレンに興味を抱き、脱走後には彼女を連れ去ってしまいます。 研究者ならずとも、こういう未知のクリーチャーがいると知れば、実際に見てみたくなるだろうし、生態その他を研究したくなるのは理解出来ます。しかし、当の半魚人たちにとってはいい迷惑です。もし、人間に優る知能の存在があって(例えば宇宙人とか)それに人間が研究される姿を想像したら、自分たちのやっていることが何なのか、容易に理解出来ます。 さて、本作鑑賞の目的の第一は、これが映画レビュー作となった「クリント・イーストウッド」を観ることでした。彼は、ファーガソン教授の助手の研究員ジェニングス役でした。白衣を着て、マウスの研究中でした。ほんのワンシーンだけの出演でしたが、まだ25歳のイーストウッドの若々しい姿を確認出来ました。TVドラマ「ローハイド」に出演するのは本作の4年後。「荒野の用心棒」で主演を果たすのは9年後です。 閑話休題。1作目同様、メイキングや音声解説を期待しましたが、特典は無しでした。 レビュー冒頭で、本作は人気があったのだろうかと疑問を呈しましたが、怪奇映画の老舗ユニバーサルでは、『ドラキュラ』『狼男』『フランケンシュタイン』の怪物に続くオリジナル・モンスターだったそうです。
このレビューは気に入りましたか?
はい
7人 の会員が気に入ったと投稿しています
大まじめさに感動しつつ、笑ってしまう
( ネタばれあり ) 日本でもいろんなマンガで全然関係ないシーンで一つのギャグとして出てくるほどの有名な半魚人。 やはりその造形はすばらしくて、センス・オブ・ワンダーに満ちています。 人間の傲慢さ、美女に恋する野獣という古典的なフォーマットで、大まじめに作られていてその古風な一途さに感動するのですが、半面 もうさんざんパロディで感覚がスレてしまってる者にとっては、どうしても着ぐるみを使ったシュールな笑いに見えてしかたなく、可笑しかったです。 これが映画デビューとなるクリント・イーストウッドの登場はいかにもむニューフェイスと言う感じでまだスターのオーラはなく、ご愛嬌
このレビューは気に入りましたか?
はい
6人 の会員が気に入ったと投稿しています
半魚人はダイナマイト漁で捕まえろ
投稿日:2009/07/31
レビュアー:よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
この作品がいまDVD化されたのは、クリント・イーストウッドの映画デビュー作であるということも大きかったようです。が、彼の出演は数十秒のワンシーンだけで、そのために手に取る意義はそれほどないでしょう。 しかし、映画自体はとても面白い作品です。前作『大アマゾンの半魚人』は観ていないと思うのですが、何も問題はありませんでした。50年代にはやったモンスター映画のひとつで、当時は3D映画として公開されたそうです。 お話は『キングコング』とそっくり。アマゾンの奥地で捕えられ、アメリカに移送されて研究施設(水族館?)に閉じ込められた半魚人が、鎖を引きちぎって脱走して……。モンスターが人間の女性に恋(?)をしてしまうのもよく似ています。 いちばんの見所は、半魚人。気ぐるみというか、半魚人スーツを着た俳優が演じているわけですが、これが実に素晴らしい。デザインにも惹かれますが、水中を自由自在に泳ぎ回る姿に違和感がないというのが、凄い。取り押さえようとする屈強な研究員たち相手のアクションもこなしています。 水中撮影は大変だったでしょうから、ほとんどは大きな水槽を横から撮影する方式なのですが、川底を再現した美術なんて実に見事だと思います。後半で恋した人間の女性を追いかけて、半魚人は海に出ます(本来川に住んでいたのに、大丈夫なのか?)。そこで泳ぐ彼女と並行して、海底近くを泳ぐ半魚人を下から捉えるという、不気味でロマンチック、かつ美しいショットがありました。センスがとてもいいのです。 この時代のSFやモンスター映画をみていると、そのチープさにち苦笑してしまうところもあって、本作もその例外ではありませんが、実に端正に作られた作品であると思います。70点。
このレビューは気に入りましたか?
はい
5人 の会員が気に入ったと投稿しています
逆襲を されても仕方 ありません
投稿日:2009/08/11
レビュアー:Yの3乗
すばらしい半魚人の造形で有名だったのでレンタルしてみました。 本当に半魚人は良く出来ていました。 1954年の作品とは思えないくらい。 陸に上がったときにエラがで息をしているところまで表現しているのは素晴らしい。 日本では63年に短縮版で公開されたとのこと。 ウルトラQで「海底原人ラゴン」(66年)で似たような造形がありましたが、本作の方が古いにもかかわらず迫力がありました。 物語はよふかしさんが書いておられる通り。 勝手にアマゾンから拉致して、研究と称して、いたぶりたおしていたのですから、復習されてもしょうがないと思いました。 逆に半魚人の健気さが不憫でした。 半魚人の恐怖というよりも人間の身勝手さの方が恐怖といった作品。 ファンにはお勧めします。
このレビューは気に入りましたか?
はい
3人 の会員が気に入ったと投稿しています
愛おしき半魚人! その2
投稿日:2022/12/29
レビュアー:趣味は洋画
半魚人の逆襲(1955年・アメリカ、モノクロ、78分) 1週間前に「大アマゾンの半魚人」を観たのですが、半魚人のあまりの愛おしさに、続編である本作を観ようと決めていました。 嬉しいことに、半魚人の出演シーンは本作のほうが圧倒的に多かったと思います。そして彼(?)が水中で泳ぐシーンは、初作同様、リコウ・ブラウニングが扮している。ビックリしたような半魚人の顔...なんか可愛いじゃありませんか! 南米 アマゾン川上流。ルーカス船長(ネストール・パイヴァ)率いるリタU号は、オーシャン・ハーバー研究所のジョー・ヘイズ(ジョン・ブロムフィールド)とジョージ・ジョンソン(ロバート・B・ウィリアムス)を乗せ、ブラックラグーン(黒い入江)に向かった。ジョーはホースで空気を送る旧式潜水服を着て水中に潜ったが、半魚人に襲われる。何とか脱出すると、今度は水上で爆発を起こし、半魚人を気絶させて捕獲し、ハーバー研究所に移送した。一方、そのニュースを聞いた動物心理学者のクリート・ファーガソン博士(ジョン・エイガー)は、研究所があるフロリダへ向かった。ジョーは気絶した半魚人を、研究所内の水族館の水槽に入れ、2時間蘇生作業をしながら目覚めさせるとともに、片足を強度な鎖で固定した。観客に公開される合間、ファーガソンは研究所の若き女性科学者ヘレン・ドブソン(ロリ・ネルソン)と知合った。2人は巨大水槽の中に入り、喉に付けたマイクを水中スピーカーに流して会話しながら、電気棒を使って半魚人への実験を行う。続いてジョーが入り、半魚人に睡眠薬入りの餌を与え、脳波から心電図を取っている。ファーガソンとヘレンは、研究をするうちに互いに惹かれ合うようになる。一方、半魚人もヘレンに興味を抱くようになる。ある日、鎖で繋がれていることに逆上した半魚人は、鎖を引きちぎって脱走、水族館は大パニックに陥るが...。 前半、ルーカス船長が、去年の惨事(「大アマゾンの半魚人」54年)のことをジョーらに話して警告するシーンがあります。なかなか上手い演出でした。 初作では、最初は半魚人の「手」だけが映し出されましたが、本作は違いました。 水上に佇む鳥を、いきなり半魚人が捕まえて水中に引きずり込むと、暫くして全体像が露わになります。おお、1週間ぶり! こういう映画には「キング・コング」よろしくヒロインの女性が必要ですね。 大学で科学を専攻していたヘレンという若い女性が、魚の生態研究のため、オーシャン・ハーバー研究所にやって来ている設定です。 ヘレンを演じているロリ・ネルソンという女優サンは初めて知りましたが、主役級の活躍ぶりでした。(2年前の8月に87歳で亡くなっていました) 主演のジョン・エイガーは「アパッチ砦」(48年)や「黄色いリボン」(49年)の出演に代表されるように、西部劇スターのイメージをもっていたので、本作の主演は意外でした。そういえば、「キング・コング」(76年版)では市長役でした。 彼は名子役のシャーリー・テンプルの、元夫君として有名ですね。短期間でしたけど。 そして最後に。 クリント・イーストウッドのデビュー作として知られていますが、彼の登場シーンは前半のごくわずかです。 ファーガソン博士の助手役で、白衣を着て登場、すぐ彼と分かります。 セリフも少なく、ポケットからネズミを取り出す仕草が印象的でした。(笑)
このレビューは気に入りましたか?
はい
2人 の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
クリント・イーストウッドの俳優デビュー作
投稿日
2022/10/02
レビュアー
kazupon
監督:ジャック・アーノルド(1955年・米・82分・モノクロ) 原題:Revenge of the Creature 本年1月に『大アマゾンの半魚人(Creature from the Black Lagon)』を観ましたが、本作はその続編です。1作目の後、直ぐに続編が作られたのは、人気があったのでしょうか。 前作では現地の人々が「アマゾンのブラック・ラグーンには魔物が棲む」と噂しており、ブラジルの海洋生物研究所の博士らが調査に向かい、半魚人を発見しました。 調査隊に同行していた女性に恋をした半魚人が女性を連れ去り、最終的には銃弾を受けた半魚人はラグーンの奥深くに消えて行きました。 本作ではオーシャン・ハーバー海洋研究所のヘイズ(ジョン・ブロムフィールド)らが、再びブラック・ラグーンに半魚人の捕獲を目的に訪れます。まだ、半魚人が棲息していると聞いたからです。 ヘイズは、半魚人が気絶する程度の水上爆発を起こし、生け捕りに成功します。この時の半魚人の姿を見て、私は今回も『シェイプ・オブ・ウォーター』のクリーチャーは、本作を参考にしているのではないかと思いました。 一方、そのニュースを聞いた動物心理学者のクリート・ファーガソン教授(ジョン・エイガ―)は、半魚人が移送された海洋研究所があるフロリダに向かいます。 半魚人はまだ気絶したままで、ヘイズは半魚人を目覚めさせるところを一般公開しました。グッタリした半魚人の体をヘイズが支えて水の中を前方に移動させるように歩きまわります。こうするとエラでの呼吸が促されるのだそうです。 その様子を見学している観衆の中に、研究所の研究員ヘレン(ロリ・ネルソン)がいました。ヘレンは自ら申し出て、半魚人の知能を測る実験の助手として、教授と一緒に水槽に入ります。半魚人の知能は、犬とイルカの中間くらいのようでした。 本作でも半魚人はヘレンに興味を抱き、脱走後には彼女を連れ去ってしまいます。 研究者ならずとも、こういう未知のクリーチャーがいると知れば、実際に見てみたくなるだろうし、生態その他を研究したくなるのは理解出来ます。しかし、当の半魚人たちにとってはいい迷惑です。もし、人間に優る知能の存在があって(例えば宇宙人とか)それに人間が研究される姿を想像したら、自分たちのやっていることが何なのか、容易に理解出来ます。 さて、本作鑑賞の目的の第一は、これが映画レビュー作となった「クリント・イーストウッド」を観ることでした。彼は、ファーガソン教授の助手の研究員ジェニングス役でした。白衣を着て、マウスの研究中でした。ほんのワンシーンだけの出演でしたが、まだ25歳のイーストウッドの若々しい姿を確認出来ました。TVドラマ「ローハイド」に出演するのは本作の4年後。「荒野の用心棒」で主演を果たすのは9年後です。 閑話休題。1作目同様、メイキングや音声解説を期待しましたが、特典は無しでした。 レビュー冒頭で、本作は人気があったのだろうかと疑問を呈しましたが、怪奇映画の老舗ユニバーサルでは、『ドラキュラ』『狼男』『フランケンシュタイン』の怪物に続くオリジナル・モンスターだったそうです。
大まじめさに感動しつつ、笑ってしまう
投稿日
2014/07/16
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり ) 日本でもいろんなマンガで全然関係ないシーンで一つのギャグとして出てくるほどの有名な半魚人。 やはりその造形はすばらしくて、センス・オブ・ワンダーに満ちています。 人間の傲慢さ、美女に恋する野獣という古典的なフォーマットで、大まじめに作られていてその古風な一途さに感動するのですが、半面 もうさんざんパロディで感覚がスレてしまってる者にとっては、どうしても着ぐるみを使ったシュールな笑いに見えてしかたなく、可笑しかったです。 これが映画デビューとなるクリント・イーストウッドの登場はいかにもむニューフェイスと言う感じでまだスターのオーラはなく、ご愛嬌
半魚人はダイナマイト漁で捕まえろ
投稿日
2009/07/31
レビュアー
よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
この作品がいまDVD化されたのは、クリント・イーストウッドの映画デビュー作であるということも大きかったようです。が、彼の出演は数十秒のワンシーンだけで、そのために手に取る意義はそれほどないでしょう。 しかし、映画自体はとても面白い作品です。前作『大アマゾンの半魚人』は観ていないと思うのですが、何も問題はありませんでした。50年代にはやったモンスター映画のひとつで、当時は3D映画として公開されたそうです。 お話は『キングコング』とそっくり。アマゾンの奥地で捕えられ、アメリカに移送されて研究施設(水族館?)に閉じ込められた半魚人が、鎖を引きちぎって脱走して……。モンスターが人間の女性に恋(?)をしてしまうのもよく似ています。 いちばんの見所は、半魚人。気ぐるみというか、半魚人スーツを着た俳優が演じているわけですが、これが実に素晴らしい。デザインにも惹かれますが、水中を自由自在に泳ぎ回る姿に違和感がないというのが、凄い。取り押さえようとする屈強な研究員たち相手のアクションもこなしています。 水中撮影は大変だったでしょうから、ほとんどは大きな水槽を横から撮影する方式なのですが、川底を再現した美術なんて実に見事だと思います。後半で恋した人間の女性を追いかけて、半魚人は海に出ます(本来川に住んでいたのに、大丈夫なのか?)。そこで泳ぐ彼女と並行して、海底近くを泳ぐ半魚人を下から捉えるという、不気味でロマンチック、かつ美しいショットがありました。センスがとてもいいのです。 この時代のSFやモンスター映画をみていると、そのチープさにち苦笑してしまうところもあって、本作もその例外ではありませんが、実に端正に作られた作品であると思います。70点。
逆襲を されても仕方 ありません
投稿日
2009/08/11
レビュアー
Yの3乗
すばらしい半魚人の造形で有名だったのでレンタルしてみました。 本当に半魚人は良く出来ていました。 1954年の作品とは思えないくらい。 陸に上がったときにエラがで息をしているところまで表現しているのは素晴らしい。 日本では63年に短縮版で公開されたとのこと。 ウルトラQで「海底原人ラゴン」(66年)で似たような造形がありましたが、本作の方が古いにもかかわらず迫力がありました。 物語はよふかしさんが書いておられる通り。 勝手にアマゾンから拉致して、研究と称して、いたぶりたおしていたのですから、復習されてもしょうがないと思いました。 逆に半魚人の健気さが不憫でした。 半魚人の恐怖というよりも人間の身勝手さの方が恐怖といった作品。 ファンにはお勧めします。
愛おしき半魚人! その2
投稿日
2022/12/29
レビュアー
趣味は洋画
半魚人の逆襲(1955年・アメリカ、モノクロ、78分) 1週間前に「大アマゾンの半魚人」を観たのですが、半魚人のあまりの愛おしさに、続編である本作を観ようと決めていました。 嬉しいことに、半魚人の出演シーンは本作のほうが圧倒的に多かったと思います。そして彼(?)が水中で泳ぐシーンは、初作同様、リコウ・ブラウニングが扮している。ビックリしたような半魚人の顔...なんか可愛いじゃありませんか! 南米 アマゾン川上流。ルーカス船長(ネストール・パイヴァ)率いるリタU号は、オーシャン・ハーバー研究所のジョー・ヘイズ(ジョン・ブロムフィールド)とジョージ・ジョンソン(ロバート・B・ウィリアムス)を乗せ、ブラックラグーン(黒い入江)に向かった。ジョーはホースで空気を送る旧式潜水服を着て水中に潜ったが、半魚人に襲われる。何とか脱出すると、今度は水上で爆発を起こし、半魚人を気絶させて捕獲し、ハーバー研究所に移送した。一方、そのニュースを聞いた動物心理学者のクリート・ファーガソン博士(ジョン・エイガー)は、研究所があるフロリダへ向かった。ジョーは気絶した半魚人を、研究所内の水族館の水槽に入れ、2時間蘇生作業をしながら目覚めさせるとともに、片足を強度な鎖で固定した。観客に公開される合間、ファーガソンは研究所の若き女性科学者ヘレン・ドブソン(ロリ・ネルソン)と知合った。2人は巨大水槽の中に入り、喉に付けたマイクを水中スピーカーに流して会話しながら、電気棒を使って半魚人への実験を行う。続いてジョーが入り、半魚人に睡眠薬入りの餌を与え、脳波から心電図を取っている。ファーガソンとヘレンは、研究をするうちに互いに惹かれ合うようになる。一方、半魚人もヘレンに興味を抱くようになる。ある日、鎖で繋がれていることに逆上した半魚人は、鎖を引きちぎって脱走、水族館は大パニックに陥るが...。 前半、ルーカス船長が、去年の惨事(「大アマゾンの半魚人」54年)のことをジョーらに話して警告するシーンがあります。なかなか上手い演出でした。 初作では、最初は半魚人の「手」だけが映し出されましたが、本作は違いました。 水上に佇む鳥を、いきなり半魚人が捕まえて水中に引きずり込むと、暫くして全体像が露わになります。おお、1週間ぶり! こういう映画には「キング・コング」よろしくヒロインの女性が必要ですね。 大学で科学を専攻していたヘレンという若い女性が、魚の生態研究のため、オーシャン・ハーバー研究所にやって来ている設定です。 ヘレンを演じているロリ・ネルソンという女優サンは初めて知りましたが、主役級の活躍ぶりでした。(2年前の8月に87歳で亡くなっていました) 主演のジョン・エイガーは「アパッチ砦」(48年)や「黄色いリボン」(49年)の出演に代表されるように、西部劇スターのイメージをもっていたので、本作の主演は意外でした。そういえば、「キング・コング」(76年版)では市長役でした。 彼は名子役のシャーリー・テンプルの、元夫君として有名ですね。短期間でしたけど。 そして最後に。 クリント・イーストウッドのデビュー作として知られていますが、彼の登場シーンは前半のごくわずかです。 ファーガソン博士の助手役で、白衣を着て登場、すぐ彼と分かります。 セリフも少なく、ポケットからネズミを取り出す仕草が印象的でした。(笑)
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ! 発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
宅配レンタル 定額8プラン
「新作・準新作」が定額で月8枚 レンタルできる!※1 借り放題付き※2
新規登録する
宅配レンタル 定額4プラン
新規登録する
都度課金 プラン
新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
半魚人の逆襲