我が家のお稲荷さま。

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２巻目もやっぱり、「ほのぼの」アニメです。

洗濯物＆家計のやりくりに頭を痛める「昇」。そして「コウ」や「クー」と「昇」の関係に妄想を膨らませる「美咲」。笑いも「ほのぼの」としています。

でも、どう考えても枝豆がデカすぎると思うんですが（笑）。どう調理するのか気になっていたら、やっぱり塩茹でですか。枝豆は塩茹でいただくのが一番です。

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妖怪ものを、現代チックにした感じ。
日本古来の妖怪に、オリジナリティを与えて、
いろいろ、可愛くしたり、美女にしたりして、
遊んだ作品という感じかな。
そこそこ楽しんで見れた作品。

いたずらが過ぎて、過去に封印されていた
守り神の天狐空幻という狐を、現当主、高上家を守るために、
復活させて、いろんな妖怪を退治するお話。

基本的発想としては、ゲゲゲの鬼太郎と、
さほど変わらないのだが、
やはり、最近のはやりのラノベらしく、
抑え所を抑えているというか、
巫女さんやら、女子高生やらを、
うまく絡めた、ストーリー展開で、
今となっては、やっぱり、こういう展開の方が、面白いね。

加えて、根底には、
”家族”というテーマを据えて、
仲良きことは、うつくしきかな、とも言える
主張を織り交ぜて、高上家を守る妖怪たちと、
敵だった人も、味方に付けていく、
将棋のような展開で、
そのあたりは、とても日本的なストーリーだね。

内容的には、絵は、結構、綺麗なんだけど、
ストーリー展開は、２クール２４話にしたからか、
なんだか、同じような話で、ごまかしてる感もあって、
ちょっと、その辺りは、もう一工夫が欲しかったかな。

あと、ちょっとしたサービスショットや、
佐倉美咲の純情な恋展開とか、軽い展開の基本どころの
アレンジは、うまくて、その辺りの加減は、なかなかよかったと思う。

ライトノベルシリーズで「狼と香辛料」から「我が家のお稲荷様」へと移行してきました。

第１巻を見ただけの個人的感想ですが、「神様」や「物の怪」が出てくる「さわやかほのぼのアニメ」といった印象で、正直「まぁまぁかな」という感じです。深夜枠で放送されていたのですが、日曜朝でも充分放送できる内容のような気がします。

「天狐空幻（クーちゃん）」をはじめ、「大ババ様」や「コウ（護り女）」「春樹（お父さん）」はキャラとして良い味を出しているのですが、「昇・透」兄弟の印象が弱いのが気になります。また演出も割と定番な感じで、「物の怪」との戦いのシーンもソフトです。ツカミとしてはちょっと弱いかな。

これからのストーリー展開がどうなるのかに期待したいところです。

俺はすでに二つ持っています！美味しいですよ！アゲがジューシーです

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●第23話 お稲荷さま。だいえっとする
　脚本：吉田玲子　　絵コンテ：川崎逸朗　　演出：渡部穏寛
　作画監督：都竹隆治・北村友幸・渡部穏寛・織岐一寛　　総作画監督：空流辺広子
冬休み。部活後、体重計に乗った美咲は、驚愕の数字と対面し、早速ダイエットを決意した。
その頃、高上家でも最近食べ過ぎなコウとクーに、間食禁止ダイエット命令が昇から下されていた。
本屋でダイエットの本を立ち読みしていた美咲は、たまたまクーとコウに会い、事情を聞く。
そして、どうしたらダイエットできるかわからないという二人とともに、減量対策を始めることになるのだが…。

★女子ならではのダイエット話…ですか。
別にこのアニメで話題にすることもないと思うのですけど。
やっぱり紅葉はあまり出てきませんねぇ〜

●第24話 お稲荷さま。初詣に行く
　脚本：吉田玲子　　絵コンテ：岩崎良明　　演出：徳本善信
　作画監督：斉木タロヲ・杉本智子　　総作画監督：新田靖成
年末の大掃除を向かえた高上家。クーとコウにも手伝わせて、昇が小姑張りの最終チェックを終えた。
「鈴ノ瀬もちつき大会」のチラシを見つけた昇は、透と二人で会場に向かうのだが、そこは人気の無い空き地だった。
その頃、二人の帰りが遅い事に不安を感じたクーが、恵比寿にもちつき大会のことを尋ねるが、そんな大会は知らないと言われ……。

★全体的には合格点です。
妖怪物にありがちな暗い面も無く、全般的に明く、面白くて楽しいのが好印象です。
また、登場キャラは、個性的で面白いキャラが多くて良いと思います。
反面、そのキャラを十分に活かしきれていない感じが否めません。
個々のストーリー自体は面白いのですが、細々し過ぎていてキャラが楽しめない感じがするんです。
設定の着眼点はいいのに、とても勿体ない感じがします。
家族愛がテーマということですが、その掘り下げ方ももう少し頑張って欲しかった気がします。

私の好みで言えば、組織的に巨大で強い敵が現れて、第24話で集まったメンバーが一致団結するようなストーリーなんて期待したいですね（笑）