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その土曜日、7時58分

その土曜日、7時58分の画像・ジャケット写真

その土曜日、7時58分 / フィリップ・シーモア・ホフマン

全体の平均評価点:(5点満点)

96

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旧作

ジャンル :

「その土曜日、7時58分」 の解説・あらすじ・ストーリー

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旧作

解説・ストーリー

「十二人の怒れる男」「狼たちの午後」の名匠シドニー・ルメット監督が、一つの強盗計画を軸に浮かび上がるある家族の深い心の闇を実力派俳優陣の豪華なアンサンブルで描き出すサスペンス・ドラマ。娘の養育費もまともに払えない冴えない男、ハンク。そんな彼に兄のアンディはある強盗計画を持ちかける。狙うのはなんと彼らの両親が営む宝石店。ハンクとは対照的に、会計士として働き、美しい妻ジーナにも恵まれて不自由ない生活を送っているかに見えたアンディにも緊急に金が必要なワケがあった。ためらうハンクだったが、アンディに言葉巧みに説得されてしまう。そして、いよいよ計画実行の日がやってくるが…。

「その土曜日、7時58分」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

アメリカ

原題:

BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU’RE DEAD

「その土曜日、7時58分」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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カポーティ

フラミンゴ・キッド

グロリア

ハンガー・ゲーム2

ユーザーレビュー:96件

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1〜 5件 / 全96件

悪魔に死を知られる30分前に天国へ。 ネタバレ

投稿日:2009/07/16 レビュアー:

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

原題の「Before the devil knows you're dead」。
悪事を働いてもばれなきゃ大丈夫、窮地をうまく切り抜けられますように、という程の意味だろうか。
大泥棒がウインクしてスマートに脱出するような場面でも使えそうだが、
本作では犯罪者の姑息で後ろめたい思いが感じられる。

冒頭、イキナリの生々しくて美しくないセックスシーンには面食らう。
このとき、兄アンディは計画の実行を決心したのだろう。
それぞれの事情でお金に困った兄弟が両親の経営する宝石店に強盗に入る
・・・誰も傷付かないし保険があるから両親も損をしない、安直な計画だった。
しかし計画は崩れ去り、兄弟は凄惨な泥沼にはまっていく。

まずは、何が起こったかが描写される。
次に、時間を遡り、そこに至るまでの経緯が描かれて兄弟それぞれの事情が分かってくる。
裕福に見える兄アンディが金に困っている理由。
弟ハンクが怯えている理由はこの強盗事件の顛末だけではないこと。
何度も嘘が重ねられ、直後にその裏が観客に晒される。
強盗当日を基点に時間軸をいったりきたりしながら、表面に出てこなかった家族内の確執、裏切り、それぞれの汚点や恥部が曝かれていく。

稚拙な素人の失敗でしかなかった強盗事件だが、そこに至るまでに彼らがどれだけの罪を重ねてきたか。
この時間軸を行き来する構成のせいで、何事もなければ曝かれなくともよかったはずのそれぞれの過去がまざまざと曝かれていく感じだ。
1本の単純な紐のように見えていた事件が解きほぐされ、細い幾筋もの糸が絡み合って構成されていたことが分かる。
今が逃れようのない過去の積み重ねの結果であることが息苦しくのしかかる。
物語の終盤では妻を失った父親が、真相を追求していく緊迫した展開となり、その先に起こることには胸が痛くなる。
アンディの屈折した内面、思慮に欠ける情けない弟ハンク。
そして、怒りと悲痛な心の叫びが全身に漲るような父親。
三者の演技が深みのある映画にしている。

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    考えられる最悪のパターン   【お勧め】 ネタバレ

投稿日:2009/08/09 レビュアー:pokorou

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お金 

  欲情 

    偽り 

      愚行


        一言でいえば、バカ兄弟。



十月十日、腹を痛めて産んだ子供に

間抜けで愚かな計画のせいで

死んでしまった母・・・


愛する妻を、わが子の仕組んだ計画の為に殺されたとしたら・・・

あなたならどうしますか・・・?

自分の息子を殺す気持ちがわかりますか?

わかる訳ないよな

こんなばか兄弟、そうそうおらん




それ以前に・・・

お金に困ったとは言え、自分の両親の経営するお店に
強盗にはいろうなんて思いますか?

そんな話を兄弟に持ちかけますか?

そんな話に乗りますか?

他人を巻き込みますか?


血を分けた兄弟の愛する人を抱けますか?

それを知って、許せますか?


「考えられる最悪のパターン」と言うセリフがありました。

一人でぼそっと「ほんまやん」って言葉に出して行ってしまった。

最悪の連鎖です。


世界一の親不孝兄弟

考えの足りないばか兄弟


楽して幸せになれる訳が無いんじゃ このクソボケが。


ボロカス言うたけど、かなり見入ったよ。
ようでけてるわ、このお話。
タイトルもええね。


母の葬儀での兄弟の対照的な態度の見せ方
ここ、結構きたね
お上手。


バカバカ言うたけど、バカっぽい映画では無いです。

終始にごった色

賢いつもりが、実はそこそこ程度

兄弟ってそんなもの?

そこまでしてお金が欲しいか?


正直、一つ一つをとってみれば、全く無い話でも無い

でも、全部やっちゃったらそりゃ、あーた、
親父も殺意抱くっちゅうねんw


好き好んで子を殺める親なんておらんよ

許せない、憎らしい、そりゃそうかもしれん

けど、もうやめろ、やめてくれ、終りにしてくれ、終わらせてやる

そんな気がした。


ラストに不満は無い。



これ、面白いよ。是非是非どうぞ。



                        pokorou

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仕掛けを先に考えたのが敗因 ネタバレ

投稿日:2009/07/09 レビュアー:MonPetit

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巨匠シドニー・ルメットの最新作。ここ何作か評判が悪かったルメット作品だが、今
回も似たようなものだった。期待してたのだが肩透かしをくらった感じ。
登場人物それぞれの経過を見せる手法は「バンテージポイント」風ではあるが、こち
らはなんともお粗末なつくり。バンテージポイントは完全にひとつの出来事にフォーカ
スしていてそれが全ての作品だった。良くも悪くも意味がある。しかし、本作では強
盗事件が中心になっているだがそこが話の核ではない。最後の30分は悪くないし、
衝撃的とも言えなくはないラストに至る流れはむしろ秀悦であるだけに時系列のいじ
り方が残念でならない。簡単に言ってしまえば雑だ。もっと言えばこの手法をとった
意味が全くわからないし、ルメットもかなりの高齢で撮影に時間をたっぷりとれなか
ったのだろうかと、いらぬ心配までしてしまう。この見せ方をするのであれば細かい
ところで手を抜いてはいけない。

作品としてはいまいちだったわけだが、脚本はなかなかのもの。クレジットをみると
ケリー・マスターソンとあるが、DISCASでは本作以外にないようだ。本作はこの脚
本を生かしきれなかったルメットの責任だ。冒頭の意味のないセックスシーン、衝撃
的なエンディングの構図、バンテージポイント風の時系列の組み合わせ。仕掛けだ
けはたくさん用意していたとうだが、残念ながら中身が全く伴っていない。虚を突く
仕掛けだけでうまくいくほど甘くはありません。

もっともフィリップ・シーモア・ホフマンとイーサン・ホークはなかなかのものでした。

このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています

ずさんな計画と家族崩壊 ネタバレ

投稿日:2009/06/16 レビュアー:ミルクチョコ

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巨匠シドニー・ルメットの新作は、NY郊外で起きた強盗殺人事件をきっかけに、1つの家庭が崩壊していく過程を描いていて、これは現代の悲劇かもしれませんね。
兄弟で企てた、犯罪計画がある手違いから狂い、家族それぞれの秘密と、兄の葛藤を浮かび上がらせていく話は、出口が見つからず、ちょっと息苦しいほどでしたが、オスカーの脚本賞は逃したものの、脚本は練られていて流石です。

一見誰もが羨む生活をしている会計士アンディ(F・S・ホフマン)は、離婚した妻の下にいる娘の養育費を払えない弟ハンク(イーサン・ホーク)にある計画を持ちかけます。
それは、両親が営む宝石店へ強盗に入ることでした。
けれども、決行当日、偶然店に出ていたのは母親。事件は最悪の事態になってしまい、もがけばもがくほど、悪い状況に陥っていくのです。

初っ端から、F・シーモア・ホフマンの見てはいけないものを見せられた気分になり、彼のメタボなヌードは見たくはなかったし、マリサ・トメイは、ナイスバディでしたが、「こんな暮らしが続くといいなぁ」などと意味深なセリフの後に、いきなり強盗シーンです。

クライムストーリーは、いつしか家族崩壊の物語となり、最悪の結末へと向かい、重苦しさが最後まで付きまといます。
破滅に向かって突っ走る、男達の焦燥感が、じりじりと伝わって来ます。もう止めればいいのにと思いましたが、かみ合わない歯車はもう止まらないのでしょうか?どんどんドツボへ嵌まっていく様は、見ていて辛かったです。

F・S・ホフマンが想定外の事態をきっかけに本性をむき出しにしていく兄をやりすぎな位、いやらしく演じているし、イーサン・ホークの負け犬っぷりは、最高で、この二人の演技だけでも見ごたえがあります。

血を分けた親兄弟といえど、人間は、皆他人。最後は個人に帰するんだとういことを改めて見せつけられたような気がします。

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無理が通れば道理が引っ込む…訳はなく。 ネタバレ

投稿日:2010/04/16 レビュアー:ナナメ歩き

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そして誰もいなくなった、、、なんてな(笑)

フィリップ・シーモア・ホフマンの油ギッシュさに引き
イーサン・ホークのダメっぷりがイライラを誘い
マリサ・トメイの足りない女っぷりと裸体に目を奪われ
そして、アルバート・フィニーのキレ度が神経を圧迫した
二時間の因果応報劇、疲れるなんてもんじゃないw
齢80にしてシドニー・ルメット未だ衰えず、、、ではないかな。(苦笑)

見た目は冴えないが小金持ちの兄アンディに
見た目は良いが要領が悪く気弱な弟ハンク
二人の立てた行き当たりばったりな行動が悲劇を生む
何が悪かったのか?、と聞かれればお前ら二人がバカだから
で片付く単純明快なストーリーだけに
要らぬ演出が多少目立ちテンポを崩してる感は否めません。w

最初に因果応報と書きましたが、そこまで神がかりなものでない分
人間の醜悪さを際立たせた形になったのは素晴らしいですね
キャストもパーフェクトだと感じますが
言い換えれば誰が演じても変わらないだろうとも思います
悪い意味ではなく、それ程脚本と監督の力が水準以上なんでしょうね
ストーリーは詳細に触れませんでしたが、知って観るとかなりキツイと思います
バカ兄弟が引き起こす一家崩壊劇を鬱度万点で観たい方にはお薦めします(笑)
もし、今現在家族内に不協和音が生じてる方は個人の責任でどうぞ。(爆)

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1〜 5件 / 全96件

その土曜日、7時58分

ユーザーレビュー

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悪魔に死を知られる30分前に天国へ。

投稿日

2009/07/16

レビュアー

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原題の「Before the devil knows you're dead」。
悪事を働いてもばれなきゃ大丈夫、窮地をうまく切り抜けられますように、という程の意味だろうか。
大泥棒がウインクしてスマートに脱出するような場面でも使えそうだが、
本作では犯罪者の姑息で後ろめたい思いが感じられる。

冒頭、イキナリの生々しくて美しくないセックスシーンには面食らう。
このとき、兄アンディは計画の実行を決心したのだろう。
それぞれの事情でお金に困った兄弟が両親の経営する宝石店に強盗に入る
・・・誰も傷付かないし保険があるから両親も損をしない、安直な計画だった。
しかし計画は崩れ去り、兄弟は凄惨な泥沼にはまっていく。

まずは、何が起こったかが描写される。
次に、時間を遡り、そこに至るまでの経緯が描かれて兄弟それぞれの事情が分かってくる。
裕福に見える兄アンディが金に困っている理由。
弟ハンクが怯えている理由はこの強盗事件の顛末だけではないこと。
何度も嘘が重ねられ、直後にその裏が観客に晒される。
強盗当日を基点に時間軸をいったりきたりしながら、表面に出てこなかった家族内の確執、裏切り、それぞれの汚点や恥部が曝かれていく。

稚拙な素人の失敗でしかなかった強盗事件だが、そこに至るまでに彼らがどれだけの罪を重ねてきたか。
この時間軸を行き来する構成のせいで、何事もなければ曝かれなくともよかったはずのそれぞれの過去がまざまざと曝かれていく感じだ。
1本の単純な紐のように見えていた事件が解きほぐされ、細い幾筋もの糸が絡み合って構成されていたことが分かる。
今が逃れようのない過去の積み重ねの結果であることが息苦しくのしかかる。
物語の終盤では妻を失った父親が、真相を追求していく緊迫した展開となり、その先に起こることには胸が痛くなる。
アンディの屈折した内面、思慮に欠ける情けない弟ハンク。
そして、怒りと悲痛な心の叫びが全身に漲るような父親。
三者の演技が深みのある映画にしている。

    考えられる最悪のパターン   【お勧め】

投稿日

2009/08/09

レビュアー

pokorou

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お金 

  欲情 

    偽り 

      愚行


        一言でいえば、バカ兄弟。



十月十日、腹を痛めて産んだ子供に

間抜けで愚かな計画のせいで

死んでしまった母・・・


愛する妻を、わが子の仕組んだ計画の為に殺されたとしたら・・・

あなたならどうしますか・・・?

自分の息子を殺す気持ちがわかりますか?

わかる訳ないよな

こんなばか兄弟、そうそうおらん




それ以前に・・・

お金に困ったとは言え、自分の両親の経営するお店に
強盗にはいろうなんて思いますか?

そんな話を兄弟に持ちかけますか?

そんな話に乗りますか?

他人を巻き込みますか?


血を分けた兄弟の愛する人を抱けますか?

それを知って、許せますか?


「考えられる最悪のパターン」と言うセリフがありました。

一人でぼそっと「ほんまやん」って言葉に出して行ってしまった。

最悪の連鎖です。


世界一の親不孝兄弟

考えの足りないばか兄弟


楽して幸せになれる訳が無いんじゃ このクソボケが。


ボロカス言うたけど、かなり見入ったよ。
ようでけてるわ、このお話。
タイトルもええね。


母の葬儀での兄弟の対照的な態度の見せ方
ここ、結構きたね
お上手。


バカバカ言うたけど、バカっぽい映画では無いです。

終始にごった色

賢いつもりが、実はそこそこ程度

兄弟ってそんなもの?

そこまでしてお金が欲しいか?


正直、一つ一つをとってみれば、全く無い話でも無い

でも、全部やっちゃったらそりゃ、あーた、
親父も殺意抱くっちゅうねんw


好き好んで子を殺める親なんておらんよ

許せない、憎らしい、そりゃそうかもしれん

けど、もうやめろ、やめてくれ、終りにしてくれ、終わらせてやる

そんな気がした。


ラストに不満は無い。



これ、面白いよ。是非是非どうぞ。



                        pokorou

仕掛けを先に考えたのが敗因

投稿日

2009/07/09

レビュアー

MonPetit

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巨匠シドニー・ルメットの最新作。ここ何作か評判が悪かったルメット作品だが、今
回も似たようなものだった。期待してたのだが肩透かしをくらった感じ。
登場人物それぞれの経過を見せる手法は「バンテージポイント」風ではあるが、こち
らはなんともお粗末なつくり。バンテージポイントは完全にひとつの出来事にフォーカ
スしていてそれが全ての作品だった。良くも悪くも意味がある。しかし、本作では強
盗事件が中心になっているだがそこが話の核ではない。最後の30分は悪くないし、
衝撃的とも言えなくはないラストに至る流れはむしろ秀悦であるだけに時系列のいじ
り方が残念でならない。簡単に言ってしまえば雑だ。もっと言えばこの手法をとった
意味が全くわからないし、ルメットもかなりの高齢で撮影に時間をたっぷりとれなか
ったのだろうかと、いらぬ心配までしてしまう。この見せ方をするのであれば細かい
ところで手を抜いてはいけない。

作品としてはいまいちだったわけだが、脚本はなかなかのもの。クレジットをみると
ケリー・マスターソンとあるが、DISCASでは本作以外にないようだ。本作はこの脚
本を生かしきれなかったルメットの責任だ。冒頭の意味のないセックスシーン、衝撃
的なエンディングの構図、バンテージポイント風の時系列の組み合わせ。仕掛けだ
けはたくさん用意していたとうだが、残念ながら中身が全く伴っていない。虚を突く
仕掛けだけでうまくいくほど甘くはありません。

もっともフィリップ・シーモア・ホフマンとイーサン・ホークはなかなかのものでした。

ずさんな計画と家族崩壊

投稿日

2009/06/16

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ミルクチョコ

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巨匠シドニー・ルメットの新作は、NY郊外で起きた強盗殺人事件をきっかけに、1つの家庭が崩壊していく過程を描いていて、これは現代の悲劇かもしれませんね。
兄弟で企てた、犯罪計画がある手違いから狂い、家族それぞれの秘密と、兄の葛藤を浮かび上がらせていく話は、出口が見つからず、ちょっと息苦しいほどでしたが、オスカーの脚本賞は逃したものの、脚本は練られていて流石です。

一見誰もが羨む生活をしている会計士アンディ(F・S・ホフマン)は、離婚した妻の下にいる娘の養育費を払えない弟ハンク(イーサン・ホーク)にある計画を持ちかけます。
それは、両親が営む宝石店へ強盗に入ることでした。
けれども、決行当日、偶然店に出ていたのは母親。事件は最悪の事態になってしまい、もがけばもがくほど、悪い状況に陥っていくのです。

初っ端から、F・シーモア・ホフマンの見てはいけないものを見せられた気分になり、彼のメタボなヌードは見たくはなかったし、マリサ・トメイは、ナイスバディでしたが、「こんな暮らしが続くといいなぁ」などと意味深なセリフの後に、いきなり強盗シーンです。

クライムストーリーは、いつしか家族崩壊の物語となり、最悪の結末へと向かい、重苦しさが最後まで付きまといます。
破滅に向かって突っ走る、男達の焦燥感が、じりじりと伝わって来ます。もう止めればいいのにと思いましたが、かみ合わない歯車はもう止まらないのでしょうか?どんどんドツボへ嵌まっていく様は、見ていて辛かったです。

F・S・ホフマンが想定外の事態をきっかけに本性をむき出しにしていく兄をやりすぎな位、いやらしく演じているし、イーサン・ホークの負け犬っぷりは、最高で、この二人の演技だけでも見ごたえがあります。

血を分けた親兄弟といえど、人間は、皆他人。最後は個人に帰するんだとういことを改めて見せつけられたような気がします。

無理が通れば道理が引っ込む…訳はなく。

投稿日

2010/04/16

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ナナメ歩き

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そして誰もいなくなった、、、なんてな(笑)

フィリップ・シーモア・ホフマンの油ギッシュさに引き
イーサン・ホークのダメっぷりがイライラを誘い
マリサ・トメイの足りない女っぷりと裸体に目を奪われ
そして、アルバート・フィニーのキレ度が神経を圧迫した
二時間の因果応報劇、疲れるなんてもんじゃないw
齢80にしてシドニー・ルメット未だ衰えず、、、ではないかな。(苦笑)

見た目は冴えないが小金持ちの兄アンディに
見た目は良いが要領が悪く気弱な弟ハンク
二人の立てた行き当たりばったりな行動が悲劇を生む
何が悪かったのか?、と聞かれればお前ら二人がバカだから
で片付く単純明快なストーリーだけに
要らぬ演出が多少目立ちテンポを崩してる感は否めません。w

最初に因果応報と書きましたが、そこまで神がかりなものでない分
人間の醜悪さを際立たせた形になったのは素晴らしいですね
キャストもパーフェクトだと感じますが
言い換えれば誰が演じても変わらないだろうとも思います
悪い意味ではなく、それ程脚本と監督の力が水準以上なんでしょうね
ストーリーは詳細に触れませんでしたが、知って観るとかなりキツイと思います
バカ兄弟が引き起こす一家崩壊劇を鬱度万点で観たい方にはお薦めします(笑)
もし、今現在家族内に不協和音が生じてる方は個人の責任でどうぞ。(爆)

1〜 5件 / 全96件