キイナ〜不可能犯罪捜査官〜

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標準的な事件解決物。

お化けとか、占いとか、テレポーテーションとか、
そういう、超能力にしか見えない現象がなければ、
成立しないと思われる犯罪を、科学的に解き明かすという展開。

本番組の放送局（日本テレビ）製作の，
”特命リサーチ200X”など，
情報バラエティ番組のネタを元に，事件を構築して，
ドラマ仕立てにしたとのこと．
まさに，そういう感じですね．

オリジナリティのあるのは、
一般的に、種明かしは、最後までとっておいて、
一気に明らかにするのが、
こういうドラマの定番ではあるが、
このドラマは、思いついたら、そうそうと、
”○○とか？”
”○○かも？”
とか、そういう台詞を、主人公・管野美穂に、言わせて、
それが、超能力的な現象でも、そこに答えがある的な
種明かしをさせる点。
だから、何だろうとか、考えるわけではなく、
主人公・菅野美穂演じる、キイナの、
決まり文句で、順々に謎をといていく形を楽しむ感じだね。

１部、とても、ありえないものも含まれていて、
ちょっと、落胆する部分もあるけど、
菅野の不思議な感じが，うまく，ドラマをいい方向に誘導していて，
全体的に見れば、合格点のレベルだろう。

あと、聞き込みをした際、一回、部屋を出て行ったあと、
戻ってきて、もう１点という感じで聞くのは、
コロンボっぽくて、
ある意味、ノスタルジックな雰囲気もあって、
そういう点も、よかったかなと思う。

我が家でこのドラマを観ていたのは、私ひとりでしたが・・・
こういうドラマ、好きなんですよね。
ちょっと前まで、テレビの情報番組の話題に上っていた、駐車場に空から降ってきた「おたまじゃくし」とか、街中に貼られた「力士の顔のシール」とか、キイナがいたら、即行解決してくれた・・・かも？
この「キイナ」って名前、変わっていますが、こうしてレビューを書いていて気がつきました（パソコンの変換で）
「奇異な」から来ているのでは？
彼女が解決していく事件は、不思議現象や怪奇事件などミステリアスなものが専門です。
一瞬にして目にしたものを記憶する能力と速読の能力が、キイナの武器です。
速読、羨ましいです。
私は人並み外れた遅読（こんな言葉ある？）ですから。
こめかみに人差し指の先をあてて推理するポーズ。
〜かも？
〜とか？
頼りなげな推理ですが、この不思議ちゃんの役、菅野美穂にピッタリで可愛いです。
動画で、このドラマのスピンオフ「タケル　新人捜査官ファイル」というのをやっていたそうですね。
キイナの相棒のタケル（平岡裕太くん）が主役で、ファイル１０まであったらしいです。
DVDにならないかなあ？

テーマすべて、幽霊とかそういう不可思議なミステリーを題材。

主人公のキーナは、驚異的な速読能力で事件に関連する、大量の記事や本を一気に読み込み、それらからヒントを得て事件を科学的に解決する。
１話完結型で面白かった。

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天才なんだけど不思議ちゃんのキイナ。
菅野美穂が演じてるから許せるキャラクターかも知れない。
色々と説明した後、「・・・かも？」と首をひねる仕草が
とても可愛いと思います。
共演者の小池さん、平岡さんも息ぴったりという感じでした。
でも・・・沢村さん・・・渋い演技してるんですけど
何でか笑っちゃうんです。すみません。（^^；）

「都市伝説」的な不可思議な犯罪の謎を、解き明かしていく、天才？と言うのか、「特殊能力」の持ち主ではあるが…風変わりで世の中とちょっとズレている感じの女性捜査官を、菅野美穂が見事に演じている♪

毎回、一旦帰るように見せかけて、また戻って質問を投げかけるというのが、「コロンボ風」で面白いっ♪
個人的には、「悪女」より…こんな「おとぼけでキュートな役柄を演じる彼女が大好き」である♪