女子高生ＶＳ狼男

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

夜霧が発生し在宅中の男を狼男が殺害するオープニング。狼男の出来栄えはナイスルッキン グ〜！何だか「ドッグソルジャー」を思い出す。これで期待値が一気に上がったが、アルバトロスなので・・後でひっくり返らぬよう気を取り戻して再びハードルを下げた。

粗筋：美形女子高生は隣の家に越して来た男前の中年が狼男だと睨む。狼男を退治するため女子高生は武器を手に男の家に乗り込むが、あっさり捕まり狼女にされそうになる

や〜っぱりオチでガッカリ・・何で何で何で？という疑問だけが残った。濃霧は無関係じゃ〜ん。皮が剥がれ未知の生物になった「あれ」は凄い！と思ったが結局何だったんだぁ？中途半端に変身した男は「あれ」になろうとしてたのかぁ？俊敏で力持ちの狼男が何であんなヤラレ方すんのぉ？ナゾナゾが苦手な私はモヤっと・・

でも、それなりに楽しかったです＾＾何度か鼻で笑ってる自分がいましたが、ハードルを下げてましたので楽しく見れました。何も考えずにアドベンチャーすればヨロシイかと＾＾

内容はレビュータイトル通り、個人的に大好きな『フライト・ナイト』へのオマージュ（パクリｗ）と思しき設定のカナダ産TVムービーです。

冒頭の全くイケてないまんまドライアイスの濃霧、まるで”黒いライオン丸”か！？、はたまた”グリズリー”の被り物か！？、と一見見間違える超アナログ着ぐるみを見て逆に本編への期待値が急上昇したのは間違いありませんｗ

隣家に引っ越してきた怪しいイケメン。
満月の夜の女漁り、手のひらの毛、ニュース映像で流れた行方不明の娼婦は満月の夜隣家で見かけた・・・リー即で「あいつは狼男やっ！」ってネットで狼男を検索の超力技なシナリオに先ず脱帽ｗ

その後の展開も
・仲間が敵に噛まれ異形の姿に
・ヒロイン以外誰も狼男と信じてもらえず孤立無援
・TV番組のハンター役の俳優へ応援依頼
などなど、まさに『フライト・ナイト』を踏襲（度々すんません・・・パクリｗ）する展開は懐かしさも手伝って観れるレベルなのは間違いありませんが、結局やってることは猿真似なんで飽きますｗ

ただ、この作品はヒロイン役のニーナ・ドブレフの可愛さで持ってると言っても過言じゃないですね♪(￣Γ￣)
東欧出身らしいんですが、線の細さやエキゾチックなルックスは絶妙です♪（何が？ｗ）
異形の者に成り果てたお仲間は『トータル・リコール』のミュータントさんですよね？、ごわごわの着ぐるみ狼男さんはお風呂に入って無いからそんなにごわごわ？、悪魔犬はゲーム版『バイオハザード』でもご活躍されてましたよね？、など見どころもちゃんとありますからTVMとしては及第点の作品だと思います。
勿論超傑作『フライト・ナイト』並みの面白さを期待したらあきまへんｗ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

娯楽的な楽しい映画です。ヒロインは勇敢な美少女ローレン。
実はジャケットのようなミニスカではなく黒のレザースーツに身を包みロックミュージックを纏い狼男退治に向かいます。そのシーンは最後の方ですのでお楽しみに・・・。そうそうそこで手に持っているのは弓で、矢の先には銀のスプーンやフォークをつけてます。なぜなら、狼男は銀のナイフや銃弾で一撃すると死ぬのです。
さて、ストーリーです。ある夜、霧が立ち込めるなか隣に若い男が引っ越して来ます。バイクに乗り黒いシェパードを連れている。男の名はジャレド。ローレンは彼のテレパシーを感じる。”メリッサ”と呼ばれる声がする。彼の行動に興味を持ち次第に狼男ではないかと本やサイトで調べ確信する。しかし誰にも信じてもらえない。売春婦を連れ込み殺し食べている。お友達とBFも殺された。こっそりジャレドの留守に家に忍び込む、そして鍋を覗いたらトマトシチューで中には目玉が入っていた。その後、ジャレドがそのシチューを食べるのですが、堅い物がカチッと歯に当たります。何とそれはローレンのお友達のアンジーのネックレスでした。それにはオチが・・それを舐めて綺麗にし、アクセサリーが満杯に入っている宝石箱に入れるのです。とまぁこんな調子のコメディタッチで、ストーリーはアクション＆サスペンス風に進んでいきます。
こんなシーンもあります。犬は魔獣にクラスメイトのスティーブは狼男に、ジャレドも狼男から熊のような魔獣に変身しますが、その過程がなかなかアニメ的で面白かったです。笑っちゃったりするかも・・・。
ファミリーで観ると盛り上がると思います。Hな場面はありませんから小学生は全然OKです。
アルバトロスもいろいろと面白い作品を輩出していますのでお薦めします。

Ｂ級ホラーコメディの佳作『フライトナイト』の狼男版といったところ。旧い映画だから「パクリだ！」とは言わないが、影響を受けていることは確かだ。きっと監督サンの好きな作品なんだろうなぁ。

かなりの低予算らしく、そのチープさには切なくなって来る。本来なら「駄作！」と切り捨てたいところだが、監督サンが実に真面目に撮っているので、そういう気持ちを思うと、無碍には出来ない。イタイタしい場面も多々あるが、少しくらいは良いところを見つけて誉めてあげたい。(笑)

たとえば、主演の女の子はシロートさんだけど、顔立ちが整っているからメジャーへの道があるかも知れない、とか……。でも、高校生にしちゃお歳を召しているようだし、色気もあまりないから期待薄かな。(笑)

或いは、真面目に作っているから経験を積んでスキルＵＰすれば次作に期待できるかも知れない、とか……。でも、狼男役の役者さんがいつまでもバイクにまたがっているとか、狼男の登場する場面はすべて別撮りとか、予算やスキルを云々する以前にセンスがないかも知れない。(笑)

または、多少なりともＶＦＸに予算を割いたのはエライ、とか……。でもなぁ、キーホルダーの弾丸をどうやって撃ち出したんだ？ 一度に幾つも飛び出して来たぞ。然も、キーホルダーのままだ。そもそも火薬は入ってないだろ。別の実弾で押し出したにしても、つまるだろ、フツー。(笑)

もしかしたら、ごく普通の住宅地での撮影は、スーパーナチュラルな出来事にリアリティを与えるために意図的に行われたものかも知れない、とか……。そんなわけないだろ。(笑) 『ポルターガイスト』の公開以来、ゴーストやモンスターたちは、欧州のゴシックムード満点の古城から米国の新興住宅地へと活動の拠点を移している。だから、主演女優がジャージ姿でスクリーンに登場するのは仕方ないにしても、もうちょっと色っぽい衣装に出来なかったものか。ティーン向けの作品なのだから、そこは重要なポイントだろ。せめて、セーラー服くらい着て欲しかった。

――やっぱり、良いところはないな。(笑)
ただ一つ、本作品が他の作品より優れている点があるとすれば、ツッコミどころ満載なところだろう。友人同士が集まってワイワイ騒ぎながら観るにはうってつけかも知れない。エログロが全くないから小さなお子様がいても安心。
でも、ススメませんけどね。(笑)

美女が出てきてって映画が好きな方は見た方がいい。タイトルがおかしいけど、先に書かれている通りフライトナイトの狼男版です。が、はっきりいってフライトナイトより主人公が美少女なので楽しいです!! それだけでいいんですよボク!!