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永遠のこどもたち / ベレン・ルエダ

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「永遠のこどもたち」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ製作、『海を飛ぶ夢』のベレン・ルエダ主演で描いたダークファンタジー。孤児院を再建するため、家族共に孤児院に移り住むラウラだが、ある日息子の姿が忽然と消えてしまう。

「永遠のこどもたち」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

スペイン/メキシコ

原題:

EL ORFANATO/THE ORPHANAGE

「永遠のこどもたち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全129件

A級60点(まあまあ) ネタバレ

投稿日:2010/06/22 レビュアー:ホヨマックス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「デビルズバックボーン」「迷宮のラビリンス」そして本作。子供をテーマにした独創的な暗い世界観が何となく分かったような気持ちになって来ました。本作は何とも切なく悲しい物語。

霊能者によれば、人の死後の存在を感じるのは珍しい事ではない。潜在意識において生者と死者は共存する。あまりに悲惨な出来事は時として痕跡を残し、傷口を残響のように誰かが気づいてくれるまで叫び続ける。信じれば自然に聞こえてくる。見えないものを信じよ、そうすれば必ず見える。 この解きには共感します。

徐々にボディブローが効いて来る映画でした。先の展開が全く読めず、画面に釘付けになったせいか延々と寒気がして鳥肌が立ち髪が逆立ちました。心理的に怖い映画ですねぇ。“1、2、3、壁叩け”その瞬間うしろに子供の姿が現れた時は少しビビったぜ・・。

要は子供は宝物。子供に耳を傾け理解し合う事が重要。忙しい大人は常に冷静になり聞く耳を持てという強いメッセージを感じ取れました。ギレルモ・デル・トロの子供を愛する気持ちはダークファンタジーとして描き強烈なインパクトを与えてアピールしているものと思われます。

このレビューは気に入りましたか? 36人の会員が気に入ったと投稿しています

丁寧に創り込んだホラー ◎ ネタバレ

投稿日:2009/06/04 レビュアー:JUCE

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 DISCASさんジャンルがSFになってますがどう見てもSFではありません。と一応ツッコミを入れておこう。

 レビューを拝見すると結構賛否に分かれているんですね。私はとてもよく出来たホラーだと思いました。いやどちらかというと近年観たホラーの中ではかなり怖いホラーだと思います。ビクッとする系ではなくてゾクゾクッとくる感じの怖さです。一部ビクッもありますが。

 この作品かなり丁寧に創られているなというのが第一印象です。伏線のはり方もとても綺麗です。またこれ見よがしな伏線では無く、読み取れなくても大丈夫なものまで用意してあってみる人の捉え方によって映画のニュアンスが変わるような仕掛けにもなっています。特にセリフには重要な伏線がたくさん仕込まれています。


■ちょいネタばれ

 そのセリフの中でも一番重要だけれども聞き逃しがちなのが女霊媒師の言葉でしょう。このセリフの解釈でそれまでの母親と息子の関係、そしてラストの母親の行動の意味がよく見えます。

■大きくネタばれ

 女霊媒師の言葉は母親も病気(おそらくHIV)に罹っていて命も短いということを示唆しています。この言葉により子どもの前半のセリフ「お母さんはいくつまで生きるの?」という言葉も深い意味を持ってきます。そして母親と息子のスキンシップに比べ父親と息子のスキンシップが全く描かれていないことにも気づくはずです。夫婦のスキンシップはどう描かれていたでしょうか?どうして彼女が病気と知っていながら養子に迎えたか、そして実の息子以上に深い愛情を注ぐのかが見えてくるのです。
 ラスト、自らの命を絶ったことはこの言葉を逃してしまうと悲劇に感じるかもしれませんが、少ない余命を延ばして息子と永遠の別れをするか、少しの時間(命)と引き換えに息子との永遠の時間を手に入れるかという選択だったとすれば、これは悲劇でしょうか?
 ラスト父親は決して悲観はしていませんでした。妻が息子に会えた合図として残したネックレスを見つけた時、彼は微笑みます。妻の選択を認めたからに他なりません。

 オープニングタイトルからちゃんと意味を持った緻密さ。
 そういったさり気ないところにも細かい計算がされた本当に丁寧な作品です。
 

このレビューは気に入りましたか? 27人の会員が気に入ったと投稿しています

ホラーで泣かされるとは思わなかった。 ネタバレ

投稿日:2009/08/08 レビュアー:

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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オープニングタイトル、
クラシカルな柄の古びた壁紙を子供の手がべりりとはがすと、
同じ色柄だけど真新しい鮮やかな壁紙が見えている。
普通は逆ではないか?上に貼った新しいものを剥がすとその下に隠されていた古いものが見えるのでは?
それは、私たちには見えない、時の流れない「永遠の子ども達」の世界を暗示しているのかもしれない。

冒頭、陽光に包まれて孤児院の子ども達が遊ぶ光景。
親のいない不憫な子ども達だが、仲良く遊ぶ様子は幸せそうだ。
主人公のラウラだけは里親が見つかり彼らの元を離れることになるが、彼らはまだそのことを知らない。
屈託のない笑顔で走り回り、「つかまえた!」の声で暗転。
そう、この物語は、孤児院の仲間達がラウラをつかまえるお話し。

37歳のラウラは、自分が育った、ずっと前に閉鎖された海辺の孤児院を買い取り障害のある子供を受け入れる施設として再建しようとしている。
しかし、息子のシモンが洞窟で見つけた「見えない友だち」を家に招いてから、ただの空想癖とは思えない事が起きていた。
息子の描いた6人の見えない友だちは、孤児院の青い服を着ていたのだ。

施設のオープニングパーティーの日、かまってもらえず母親に我が儘をいうシモン。忙しくていらついていたラウラはつい息子に手を上げてしまった。
そのまま屋敷の中で息子が行方不明になって、どんなにか後悔したことだろう。
半狂乱になってさがし始めると、その課程で、20数年前ラウラが離れてから孤児院で起こったことが明らかに。。。

木造の古びた屋敷の、天井から聞こえる上階の床を歩く音、ドアの閉まる音、何か恐ろしいことを予感させる音楽。
屋敷を見守るようにゆっくり回転する屋外の遊具。
オーソドックスながら、じんわりと怖くなってくる。

霊能力者と研究家達による霊との接触実験は緊迫感があった。
いくつものモノクロの画質の粗いモニタと音声だけなのだが、ドキドキする。
ラウラやシモンが健常者よりも死者の世界の近いところにいるから彼らが見えるのだと、霊媒師の女性が語る。
どこまでシモンを追うのかもラウラ次第だと。

霊媒師をペテンと一蹴する夫は、生けるものの世界を象徴する存在である。
ラウラはシモンが失踪するまでは、夫と同じ生者の世界の目でものを見ていた。
シモンは見えない友だちに秘密を教えられたのか、たまたま見つけてしまったのか?
ラウラも、あのゲームを仕組んだのはシモン自身だと、その時点では確信していた。
だが、すでにこの世にいないと思われるシモンを見つけるためには「見えない子ども達」に頼るしかなかったのだ。
そして、彼らの存在を否定すれば、生者として息子の亡骸を葬り夫とともに残された日々を生きていくことになる。
しかし、ラウラはおそらく自らの寿命が長くないことを悟っていた。
シモンを失って短い命を生き存えることが幸せなはずがない。

一人残されてしまった夫は、ラウラがシモンに会えたことを伝えるペンダントを見つけて、妻が何を選んだかを知る。
哀しいハッピーエンドに、不覚にも涙ぐんでしまった。
丁寧に練られた脚本、ひとつひとつが意味を持って巧妙に組み立てられたプロット。
良い映画だと思います。

このレビューは気に入りましたか? 20人の会員が気に入ったと投稿しています

いつまで続けるのか ネタバレ

投稿日:2010/03/17 レビュアー:AVANZSUR

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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久々に再観賞も初見時に感じたいまいましいほどの違和感をあらためて感じました。

序盤から子供だけに見える得体の知れないモノの存在を知らせるエピソードからオカルト臭が漂うんですが、その後の展開は母親の妄執的な子供への愛情がメインテーマとなり、中盤の『ポルターガイスト』を彷彿とさせる霊的アプローチでいよいよ本番かと期待させるも、結局デル・トロお得意のあざとい恒例の演出で観客の心を揺さぶって終幕・・・。

ハッキリ言ってまだこのやり方を続けるの?と聞きたいですね。
『デビルズ・バックボーン』『パンズ・ラビリンス』同様に本作も子供を盾に取ったやり方はもうそろそろ潮時でしょう。

本作が特に許容出来ない点はやはりラストの母親の選択。
子供との永遠の暮らしが示唆されるシーンでハッピーエンドに近い風に受け取れますが、結局は自殺を認めてるに他ならないのです。
どんなに幸福そうなシーンを描こうとも、私には受け入れることが出来ません。

デル・トロの描く映像美が素晴らしいだけに、是非次作からは大人を軸とした世界観を描いて欲しいですね。

このレビューは気に入りましたか? 19人の会員が気に入ったと投稿しています

ホラー作品で こんなに感動したのは初めてです ネタバレ

投稿日:2009/05/10 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、7部門を受賞したホラーで、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが製作で携わっています。
ヒロインラウラ(ベレン・ルエダ)は、育った孤児院を買い取り、障害児の施設として再建するために移り住んだのですが、しかし、彼女の息子シモンが空想の中の友人と遊ぶようになり、不安を感じるように。
子供の失踪をモチーフにして、母の生い立ちに潜む秘密。
わが子を必死で捜すプロセスは、封じ込めてきた彼女の苦い記憶が蘇っていくのですが、ラウラの過去が、全ての鍵を握っていたとでもいうように、伏線がきちんと張られています。
小さな伏線が後から繋がって、真相が明らかになるという展開なのですが、母親としての底知れぬ愛情の果てに、手にした満ち足りた優しい彼女の表情が、全てはここに着地するためにあったということに気付きます。

序盤で息子のシモンがHIV陽性だということが分かります。限られた命であるということが、分かっているからこそ、深い愛情を注いだのかもしれません。
余命いくばくもない、おまけに息子は血の繋がりもない孤児です。その息子を命がけで捜そうとする、母親の悲しいほどまでの深い愛情が、スクリーンから伝わって来ました。
哀しくも温かいクライマックス、痛切極まりない場面で呆然とした後に訪れるラストは、ラウラにとっては、これが一番幸せだったじゃないかな〜?と思われるシーンは、もう涙が止まりません。
しかし、これはあくまでもホラーなので、スピリチュアルな部分があったり、結構大きな物音、事故、たわいのない遊びなど、結構怖い部分はあります。「パンズ・ラビリンス」がお好きな方なら楽しめると思います。

このレビューは気に入りましたか? 19人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全129件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:129件

A級60点(まあまあ)

投稿日

2010/06/22

レビュアー

ホヨマックス

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「デビルズバックボーン」「迷宮のラビリンス」そして本作。子供をテーマにした独創的な暗い世界観が何となく分かったような気持ちになって来ました。本作は何とも切なく悲しい物語。

霊能者によれば、人の死後の存在を感じるのは珍しい事ではない。潜在意識において生者と死者は共存する。あまりに悲惨な出来事は時として痕跡を残し、傷口を残響のように誰かが気づいてくれるまで叫び続ける。信じれば自然に聞こえてくる。見えないものを信じよ、そうすれば必ず見える。 この解きには共感します。

徐々にボディブローが効いて来る映画でした。先の展開が全く読めず、画面に釘付けになったせいか延々と寒気がして鳥肌が立ち髪が逆立ちました。心理的に怖い映画ですねぇ。“1、2、3、壁叩け”その瞬間うしろに子供の姿が現れた時は少しビビったぜ・・。

要は子供は宝物。子供に耳を傾け理解し合う事が重要。忙しい大人は常に冷静になり聞く耳を持てという強いメッセージを感じ取れました。ギレルモ・デル・トロの子供を愛する気持ちはダークファンタジーとして描き強烈なインパクトを与えてアピールしているものと思われます。

丁寧に創り込んだホラー ◎

投稿日

2009/06/04

レビュアー

JUCE

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 DISCASさんジャンルがSFになってますがどう見てもSFではありません。と一応ツッコミを入れておこう。

 レビューを拝見すると結構賛否に分かれているんですね。私はとてもよく出来たホラーだと思いました。いやどちらかというと近年観たホラーの中ではかなり怖いホラーだと思います。ビクッとする系ではなくてゾクゾクッとくる感じの怖さです。一部ビクッもありますが。

 この作品かなり丁寧に創られているなというのが第一印象です。伏線のはり方もとても綺麗です。またこれ見よがしな伏線では無く、読み取れなくても大丈夫なものまで用意してあってみる人の捉え方によって映画のニュアンスが変わるような仕掛けにもなっています。特にセリフには重要な伏線がたくさん仕込まれています。


■ちょいネタばれ

 そのセリフの中でも一番重要だけれども聞き逃しがちなのが女霊媒師の言葉でしょう。このセリフの解釈でそれまでの母親と息子の関係、そしてラストの母親の行動の意味がよく見えます。

■大きくネタばれ

 女霊媒師の言葉は母親も病気(おそらくHIV)に罹っていて命も短いということを示唆しています。この言葉により子どもの前半のセリフ「お母さんはいくつまで生きるの?」という言葉も深い意味を持ってきます。そして母親と息子のスキンシップに比べ父親と息子のスキンシップが全く描かれていないことにも気づくはずです。夫婦のスキンシップはどう描かれていたでしょうか?どうして彼女が病気と知っていながら養子に迎えたか、そして実の息子以上に深い愛情を注ぐのかが見えてくるのです。
 ラスト、自らの命を絶ったことはこの言葉を逃してしまうと悲劇に感じるかもしれませんが、少ない余命を延ばして息子と永遠の別れをするか、少しの時間(命)と引き換えに息子との永遠の時間を手に入れるかという選択だったとすれば、これは悲劇でしょうか?
 ラスト父親は決して悲観はしていませんでした。妻が息子に会えた合図として残したネックレスを見つけた時、彼は微笑みます。妻の選択を認めたからに他なりません。

 オープニングタイトルからちゃんと意味を持った緻密さ。
 そういったさり気ないところにも細かい計算がされた本当に丁寧な作品です。
 

ホラーで泣かされるとは思わなかった。

投稿日

2009/08/08

レビュアー

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オープニングタイトル、
クラシカルな柄の古びた壁紙を子供の手がべりりとはがすと、
同じ色柄だけど真新しい鮮やかな壁紙が見えている。
普通は逆ではないか?上に貼った新しいものを剥がすとその下に隠されていた古いものが見えるのでは?
それは、私たちには見えない、時の流れない「永遠の子ども達」の世界を暗示しているのかもしれない。

冒頭、陽光に包まれて孤児院の子ども達が遊ぶ光景。
親のいない不憫な子ども達だが、仲良く遊ぶ様子は幸せそうだ。
主人公のラウラだけは里親が見つかり彼らの元を離れることになるが、彼らはまだそのことを知らない。
屈託のない笑顔で走り回り、「つかまえた!」の声で暗転。
そう、この物語は、孤児院の仲間達がラウラをつかまえるお話し。

37歳のラウラは、自分が育った、ずっと前に閉鎖された海辺の孤児院を買い取り障害のある子供を受け入れる施設として再建しようとしている。
しかし、息子のシモンが洞窟で見つけた「見えない友だち」を家に招いてから、ただの空想癖とは思えない事が起きていた。
息子の描いた6人の見えない友だちは、孤児院の青い服を着ていたのだ。

施設のオープニングパーティーの日、かまってもらえず母親に我が儘をいうシモン。忙しくていらついていたラウラはつい息子に手を上げてしまった。
そのまま屋敷の中で息子が行方不明になって、どんなにか後悔したことだろう。
半狂乱になってさがし始めると、その課程で、20数年前ラウラが離れてから孤児院で起こったことが明らかに。。。

木造の古びた屋敷の、天井から聞こえる上階の床を歩く音、ドアの閉まる音、何か恐ろしいことを予感させる音楽。
屋敷を見守るようにゆっくり回転する屋外の遊具。
オーソドックスながら、じんわりと怖くなってくる。

霊能力者と研究家達による霊との接触実験は緊迫感があった。
いくつものモノクロの画質の粗いモニタと音声だけなのだが、ドキドキする。
ラウラやシモンが健常者よりも死者の世界の近いところにいるから彼らが見えるのだと、霊媒師の女性が語る。
どこまでシモンを追うのかもラウラ次第だと。

霊媒師をペテンと一蹴する夫は、生けるものの世界を象徴する存在である。
ラウラはシモンが失踪するまでは、夫と同じ生者の世界の目でものを見ていた。
シモンは見えない友だちに秘密を教えられたのか、たまたま見つけてしまったのか?
ラウラも、あのゲームを仕組んだのはシモン自身だと、その時点では確信していた。
だが、すでにこの世にいないと思われるシモンを見つけるためには「見えない子ども達」に頼るしかなかったのだ。
そして、彼らの存在を否定すれば、生者として息子の亡骸を葬り夫とともに残された日々を生きていくことになる。
しかし、ラウラはおそらく自らの寿命が長くないことを悟っていた。
シモンを失って短い命を生き存えることが幸せなはずがない。

一人残されてしまった夫は、ラウラがシモンに会えたことを伝えるペンダントを見つけて、妻が何を選んだかを知る。
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丁寧に練られた脚本、ひとつひとつが意味を持って巧妙に組み立てられたプロット。
良い映画だと思います。

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投稿日

2010/03/17

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序盤から子供だけに見える得体の知れないモノの存在を知らせるエピソードからオカルト臭が漂うんですが、その後の展開は母親の妄執的な子供への愛情がメインテーマとなり、中盤の『ポルターガイスト』を彷彿とさせる霊的アプローチでいよいよ本番かと期待させるも、結局デル・トロお得意のあざとい恒例の演出で観客の心を揺さぶって終幕・・・。

ハッキリ言ってまだこのやり方を続けるの?と聞きたいですね。
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本作が特に許容出来ない点はやはりラストの母親の選択。
子供との永遠の暮らしが示唆されるシーンでハッピーエンドに近い風に受け取れますが、結局は自殺を認めてるに他ならないのです。
どんなに幸福そうなシーンを描こうとも、私には受け入れることが出来ません。

デル・トロの描く映像美が素晴らしいだけに、是非次作からは大人を軸とした世界観を描いて欲しいですね。

ホラー作品で こんなに感動したのは初めてです

投稿日

2009/05/10

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ミルクチョコ

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スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、7部門を受賞したホラーで、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが製作で携わっています。
ヒロインラウラ(ベレン・ルエダ)は、育った孤児院を買い取り、障害児の施設として再建するために移り住んだのですが、しかし、彼女の息子シモンが空想の中の友人と遊ぶようになり、不安を感じるように。
子供の失踪をモチーフにして、母の生い立ちに潜む秘密。
わが子を必死で捜すプロセスは、封じ込めてきた彼女の苦い記憶が蘇っていくのですが、ラウラの過去が、全ての鍵を握っていたとでもいうように、伏線がきちんと張られています。
小さな伏線が後から繋がって、真相が明らかになるという展開なのですが、母親としての底知れぬ愛情の果てに、手にした満ち足りた優しい彼女の表情が、全てはここに着地するためにあったということに気付きます。

序盤で息子のシモンがHIV陽性だということが分かります。限られた命であるということが、分かっているからこそ、深い愛情を注いだのかもしれません。
余命いくばくもない、おまけに息子は血の繋がりもない孤児です。その息子を命がけで捜そうとする、母親の悲しいほどまでの深い愛情が、スクリーンから伝わって来ました。
哀しくも温かいクライマックス、痛切極まりない場面で呆然とした後に訪れるラストは、ラウラにとっては、これが一番幸せだったじゃないかな〜?と思われるシーンは、もう涙が止まりません。
しかし、これはあくまでもホラーなので、スピリチュアルな部分があったり、結構大きな物音、事故、たわいのない遊びなど、結構怖い部分はあります。「パンズ・ラビリンス」がお好きな方なら楽しめると思います。

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