ラン・ファットボーイ・ラン　走れメタボ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

相当キャラに助けられてるのは致し方ないかな（笑）

内容は結構ベタの応酬ですｗ
ですがハリウッドのようにオーバーリアクションとテンションだけで突っ走るものではなく、細かいネタや無意味なキャラに拘りを感じます、劇中何度も出て来る『ＪＫ３人組』や『電動老人カーのおばあちゃん』等（笑）

物語は結婚式場から妊婦の新婦を置き去り逃げ出す新郎（サイモン・ペッグ）のシーンから始まりますが、髪の毛長いとなかなかカワイイ顔してます（笑）
このシーン女性には非難轟々でしょうが、男性の立場からすれば少し分かる気がします（汗）
「覚悟がないならプロポーズするな！」、ごもっともですごもっともですが、マリッジブルーがあるように男性が一番不安を覚えるのが式場だと言うとか言わないとか（笑）
ですが子供には会わせてもらってるのは凄いですね、結局リビーもそれ程怒ってないんじゃないのか？、いつもの病気が出たくらいで（苦笑）
でもリビーには新恋人が居るんです、それもデニスと息子の前でもイチャイチャするのは如何なものかｗ
そりゃあ息子もとうちゃん側に付くでしょうね、子供心を考えたら疎外感しか感じないでしょうし、実はトラブルの発端はリビーと恋人の筋肉バカが起こしてるように思うんだけどなぁ（笑）
三角関係のまま物語は進みますが、デニスが筋肉バカに張り合う形でボランティアマラソンに出場すると宣言します、ですがデニス一人ではやはりダメでのらりくらり練習に成らないんですが
ここでコーチとして従兄弟のゴードンと大家のミスターＧが付きます、この二人がかなり良い味だしてます、おまけでミスターＧの娘エマはかわいいです（笑）
その他諸々ありマラソン当日なんですが、ベタの応酬だった事もありもしやと思えば・・・・聞こえて来そうでしたよ『サボテンの花』が（涙）、万国共通ネタなんですねこれは（笑）
最後は何やかんやで元鞘に収まりめでたしめでたしです。

まあ取り分け目立った仕掛けやツボは無いんですが、『サイモン・ペッグ』を始め俳優陣が頑張ったのが良かったですね、特に『ゴードン』彼のすっ呆けたキャラは良かったです、無意味な尻出しも（爆）
普通に面白くハリウッド産は行き過ぎって感じる方達には、緩い笑いが心地良いかもしれません、子供も普通に観れると思うのでお勧めです。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ハートフル・コメディってジャンルなのかな、これは。あいかわらずのダメぶりは健在
なんだけど邦題サブタイトルの「走れメタボ」（これインパクトありすぎ（笑））どおり太
めなのでキレがない。役どころってことなのかもしんないけど。それなりに進んでいく
話は笑い転げるってわけでもないんだけど、だからといってつまんないわけでもない。
メインエピソードはマラソンで、足を痛めながらも一昼夜走りぬくっていう間寛平も真
っ青ながんばり＋恋敵のボロでめでたくハッピーエンド。

「ショーンオブザデッド」や「ホットファズ」には及ばないけど、サイモン・ペッグらしさは
十分に出てた。っていうか彼の雰囲気は確実にできあがってるのでどんな作品でも
これぐらいの面白さにはなるのかな。先の２作と明らかに違うのはスピード感。サイ
モン・ペッグ＋スピード感で面白さは倍々化していくのだから。

次はもっとスピード感のあるやつでお願いします！

この映画を楽しむ為に必要なのは、「予定調和を無条件に受け入れる度量」と「ダメ男を許容してあげられる慈母の様なハート」だ。なおかつハリウッドライクでプチハイソなファミリーに「ケッ」となる向きなら、さらに良し。

生来の臆病さから、何物も得ることを出来ずにいるデニス。結婚式当日に、身重の新婦リビーを置き去りにして逃げ出したヘタレ男だ。以来「夫では無いが、息子の父のような」あやふやなポジションに甘んじたまま、自堕落な日々を送っている。だがリビーに、セレブでスポーツマンな彼氏ウィットが出来るや、バカな対抗心を燃やし始める。メタボな彼が「ロンドン・マラソンを完走してやる！」と宣言するのだ。そして始まるランニング特訓。彼の行き着く先は、どこにある？

『ラン・ローラ・ラン』ではフランカ・ポテンテが街を疾駆した。人が走る姿とは、理屈抜きに美しい。だがフォームを支える筋肉も無いままに走りだしたデニスの肢体は、理屈抜きに見苦しい。ファット・ボーイというほど肥えてはおらず、手足もか細い。それでいて下腹だけがポッコリ出ている。ああ、なんと哀しい体型よ。（私はこのタイプのメタボじゃない。もっと全体的にメタボだ、えへん）

特訓するといっても自己流だし、それほど真剣でも無いし、こんなんじゃダメだろと思わせながら、意地を張り続けるデニス。「たるんだジョン・キューザック」と言いたくなる悪友ゴードン（ディラン・モーラン）とのやり取りがくだらない。「ものすごい速さで、足を交互に出し続けろ！」とか、「豆の中に、小っちゃくて足の速いお前がいる」とか。　まあ、くだらなくて笑ってしまう。

ワタシ的には「イカニモな人物造形でしかないデニス」がなかなかツボであった。子供の頃、火野正平がなぜあんなにモテるのかが、どうしても分からなかった。今なら理解出来るのだが、その答えがたぶん、デニス支持の理由に重なる感じ。

俺も友達が次々と結婚している！俺だけが取り残されていく苦悩は共感できるものがある！俺も毎日、３０分以上はあるいています

ファットボーイ・・ったって、それほどファットでもない。
おまけに、『走れメタポ』なんてすごい副題付けられちゃってるけど、ちょっぴりお腹ぽっこりちゃんぐらいで、さほど醜いというほどでもない。
日本ならあのくらいのお腹ぽっこりさんは大勢いるけど、手厳しいイギリスのことかだら、あのお腹でマラソンなんて無理よねー、なんてハナっからデブは(>_<)みたいな雰囲気。

最近、情けない男演じさせたらこと人の右に出る人はいないかも？と思わせるほど、ヘタレ役が多いサイモン・ペッグ。
今回もかなりのヘタレ。
なんたって、結婚式当日に、身重の花嫁さんから逃げ出しちゃったという、男として絶対許されないことしちゃた超ヘタレ男。
にも関わらず、息子はかわいい、奥さんにし損ねたリビーにはくびったけでいる・・・ていうのはもう許せん！・・現実だったらね。

でもそこは映画だから、サイモン・ペッグだから、なんかこのヘタレ男デニスが、愛すべきやつって感じなのだ。
がんばれー！！って応援しちゃいたくなるのだ。

そしてラストは・・・ありゃりゃ！私泣いてるよ〜§＊≧з≦) ぷっ！　
けっこう感動的なんだ〜(^O^)／

デニスの息子役の子役ちゃんがかわいい〜♪
なんとはなしに、サイモンに似ている子役ちゃんなんだ。
表情とかキュートで食べたくなっちゃうほどかわいい子(≧∇≦)
リビー役の女優さんは、ERのカーター先生の恋人役で出てたタンディ・ニュートン。うーん、きれいだ！

笑いどころも結構あって笑わせてもらったし、私はかなり楽しめました〜(*^-゜)vィェィ♪
サイモン・ペッグ大好きだ〜、うふ♪