まぼろしの邪馬台国 / 竹中直人
まぼろしの邪馬台国
/堤幸彦
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全体の平均評価点: (5点満点)
(16)
解説・ストーリー
昭和40年代初頭に発表した『まぼろしの邪馬台国』で邪馬台国論争に一石を投じ、日本中に邪馬台国ブームを巻き起こした全盲の郷土史研究家・宮崎康平とその妻・和子の夫婦の愛と絆を、吉永小百合と竹中直人主演で描いたヒューマン・ドラマ。監督は「20世紀少年」の堤幸彦。島原鉄道の社長で郷土史家でもある盲目の宮崎康平はある時、水害による鉄道の復旧作業の際、次々と土器が発掘されたことを機に、邪馬台国を探し出すことへ熱中し始める。妻の和子はそんな彼に魏志倭人伝、日本書紀、古事記を読み聞かせ、一緒に九州各地を巡りながら邪馬台国の場所を追究、それはいつしか2人の夢となっていく…。
昭和40年代初頭に発表した『まぼろしの邪馬台国』で邪馬台国論争に一石を投じ、日本中に邪馬台国ブームを巻き起こした全盲の郷土史研究家・宮崎康平とその妻・和子の夫婦の愛と絆を、吉永小百合と竹中直人主演で描いたヒューマン・ドラマ。監督は「20世紀少年」の堤幸彦。島原鉄道の社長で郷土史家でもある盲目の宮崎康平はある時、水害による鉄道の復旧作業の際、次々と土器が発掘されたことを機に、邪馬台国を探し出すことへ熱中し始める。妻の和子はそんな彼に魏志倭人伝、日本書紀、古事記を読み聞かせ、一緒に九州各地を巡りながら邪馬台国の場所を追究、それはいつしか2人の夢となっていく…。
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「まぼろしの邪馬台国」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
昭和40年代初頭に発表した『まぼろしの邪馬台国』で邪馬台国論争に一石を投じ、日本中に邪馬台国ブームを巻き起こした全盲の郷土史研究家・宮崎康平とその妻・和子の夫婦の愛と絆を、吉永小百合と竹中直人主演で描いたヒューマン・ドラマ。監督は「20世紀少年」の堤幸彦。島原鉄道の社長で郷土史家でもある盲目の宮崎康平はある時、水害による鉄道の復旧作業の際、次々と土器が発掘されたことを機に、邪馬台国を探し出すことへ熱中し始める。妻の和子はそんな彼に魏志倭人伝、日本書紀、古事記を読み聞かせ、一緒に九州各地を巡りながら邪馬台国の場所を追究、それはいつしか2人の夢となっていく…。
「まぼろしの邪馬台国」 の作品情報
「まぼろしの邪馬台国」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
まぼろしの邪馬台国の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(解説)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD02948 |
2009年05月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(解説)
まぼろしの邪馬台国の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(解説)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD02948 |
2009年05月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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9枚
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0人
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ユーザーレビュー:16件
全盲の郷土史研究家を支えた献身的な妻の物語
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
実在した邪馬台国ブームを引き起こした盲目の郷土史家、宮崎康平という人に興味があったものの、竹中直人さんと、吉永小百合さんが演じるのでどうしようかな?と思った作品です。二人共演技派で問題はないのですが、竹中さんのアクの強そうなところがちょっと気になってしまいました。
いかにも破天荒で、ワンマンで今なら誰からも相手にされないような人ですが、こんな人をいつも明るく支えた妻と、夢を追い続けた夫婦の愛情を描いた作品です。
竹中演じる康平は、かなり型破りな人でしたが、人を見る目は長けていたようで、突然辞めさせた秘書の才能などを早くから見抜いていたのでしょう。自分の会社で働くよりも、もっと他の会社の方が伸びると見込んでの首だと思うのですが、そのやり方にちょっと違和感を覚えてしまいます。
島原鉄道の社長をしていた宮崎は、水害による鉄道の復旧作業の際に見つけた縄文土器の破片を機に邪馬台国の研究を始めるのですが、目の不自由な夫に付き添い、献身的な妻の物語だとは思うのですが、どうも宮崎の我がままがかなり湾曲されて描かれていたのが、ちょっと気になります。多分ドキュメンタリータッチなので、実際の宮崎もこういう人だったのでしょうが、正直なところ、竹中さんの演技のしすぎが、今一つのめりこめませんでした。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
これは夫婦愛を訴えたいのか?
投稿日:2009/03/27
レビュアー:こんちゃん
大石静の脚本に、大島ミチルの音楽、んでもって監督が堤幸彦ですから、めちゃくちゃ興味はあったのです。
主演が竹中直人と吉永小百合でなければ、公開初日に観に行ったに違いないのです(笑)
で、たまたま時間が有ったので観たのですが・・・堤幸彦、やっちまったなと言う感じですね(笑) この人、オフビートっぽいコミカルな話は良いけど、人間ドラマを描写するのは苦手なんでしょうかね。
夫婦愛の感動作なのか、それはさらっと流して宮崎康平というエゴイストの壮絶な生き方を描くのか、どっちつかずの中途半端な作品になってます。タイトルも「まぼろしの邪馬台国」と言えば、小説(?)の映画化と思いますが、「まぼろしの邪馬台国」を書き上げた宮崎康平の半生記です。「邪馬台国を追い続けた男・宮崎康平」とか「康平の妻」とか言うタイトルが妥当でしょ(センス無えなあ・・・)
宮崎康平という男も、それに甲斐甲斐しく尽くす和子も魅力的に思えないんですよね。人物のアップショットの時、そしてその状態で発するセリフの薄ら寒い作為性が、作品自体をスポイルしてますよ。竹中直人は、演技過剰でメリハリがありません。
吉永小百合は、もうサユリストならたまらんのでしょう。小百合は何を演じても小百合、それで良いのです。しかし、演技が様式的すぎて新国劇でも見せられているようです。60代には全然見えませんが、さすがに20代から40歳くらいまでを演じるのはキツいでしょう・・・。
2人の演技が、同じ薄ら寒さでも質が違うのでかみ合いませんねえ。康平と和子、2人の強い結びつきが全く感じられません。
そして柳原可奈子と武者小路きみまろ・・・それぞれ自分の芸の上では特異な世界観を築いており、一流の芸人だと思うのですが、役者としては半人前以下です。
江守徹や窪塚洋介がいつもと違う抑えた演技で好演しているのに、おかしなキャスティングがぶち壊してます。
大杉蓮や石橋蓮司(戸田という島原鉄道の副社長。こいつの手のひらの返しようには笑えます)由紀さおりの演技等、堤幸彦らしいユーモアとペーソスを出そうという試みが、皆スベっております。
これ、ホントに堤幸彦が作ったのか?と思いたくなる、訳の分からない展開だったり・・・。
実話を元にしたフィクションとは言え、宮崎和子さんはまだ存命だし、極端な脚色はできなかったんでしょうか。それにしても出来は良くないです。
ロングでとらえた九州各地の美しい風景、そこを歩く2人(あるいは1人)のショットが目にしみるようなのがあだ花のように思えてしまうのです。
脚本も、ホントに大石静なのかと思うほど、凡庸でメリハリがありません。強烈な個性を持つ宮崎康平が、あれだけ傍若無人に振る舞っていながら、なぜついていく人がいるのか?人望はないのに人気はあるという、一種不思議な人だったそうですが、そういった魅力が描写できていないので、和子が乞われるままに島原に行ったり、康平の妻(と言うより、子守かな・・・)になったのかが、とんと理解出来ないんですね。和子自身が、康平のライフワークである「邪馬台国」に魅せられたというような描写も無いですしねえ・・。
康平の道楽の遺跡発掘に生活がシフトしていくのも、なんだかよくわからないし、その間の生活費はどうするのかとか気になってしまいますねえ。
あげく、卑弥呼の墓を見つけたと康平が思いこんだ際の安っぽいCG(更に吉永小百合の卑弥呼コスプレ!・・笑)と無用な映像(NHK「その時、歴史は動いた」かと思っちゃいます)が、がっかり感を相乗的に増幅します(笑)本当は、ここのシークエンスが「見果てぬ夢」を追い続けた男のロマンとして、強く訴えかけて来てもおかしくないんですけどねえ・・・。
大島ミチルの壮大な音楽がむなしく響くのです(悲)
まあ、主演2人の人選からして、期待はしていなかったので、淡々と進むストーリー(それ自体も、どこを中心に描きたいのかがわかりません)に、
「まあ、こんなもんでしょ」
と思いながら観ていたら、中盤での康平の息子・誠の行動に胸を突き刺されました。いや、唐突なあの行動にはやられました。
そして、最後の方で康平の葬儀に登場した元妻・朋子(余貴美子)の感情の爆発。この2つのシーンだけは良い意味で異質でした。
こう考えてみると、山田洋次はやっぱりうまいんだなあ・・・。
美しい九州各地の景観を楽しむには劇場で観た方が良いのでしょうが、映画としてはわざわざ足を運ぶ必要はないでしょうね。
DVDでもどうかなあ・・・。あまりお勧めはできません。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
男のロマンかな、これは。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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これぞ男の生き様。
不器用で我侭な男の生き様だ。
良し悪しではなくそのものだ。
和子がまた出来た女性で、彼女がいたからこその男である。
されど、彼女を引き寄せたのもまた彼の男としての生き様に他ならない。
太古に思いを巡らすのは男のロマンであり本質なのかもしれない。
前半はバタバタで竹中直人の度を過ぎたような演技が疎ましかったが
終わってみればあのインパクトは必要な気もする。
かなり刷り込まれてしまうので影響大だ。
風光明媚な九州の風景。
まるでJRのキャンペーン映像でも観ているかのようでもあったが
それは本当に素晴らしくこれが外国なら誰でも行ってみたいと
思うところだろう。
でもこれは紛れもなく九州である。
私も訪れたことがあるところばかり。
風景の見え方にもいろんな思いをはせてしまうそんな作品でした。
邪馬台国かぁ。。。。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
。。。。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
意外と泣いた
投稿日:2017/05/07
レビュアー:なんの因果
古墳に興味ないので、このタイトルとこの出演陣では借りる気もなかった。
竹中直人と吉永小百合、見る前からどんな演技か予想つくではないか。
しかし、気にいってるあるメルマガ発行人が「やっと見ることができた」とイタク感動してたので
「九州のきれいな景色」って、どんだけじゃい、と軽い気持ちで借りてみたのさ。
結果・・・・・3箇所で号泣でした・・・
おもしろい映画つて、はじめの場面から引き込まれ、一気に見ちゃうものですよね、
はじめがつまらなければ最後までつまらないつか、この忙しいのに見れるか、てんで
途中でやめてしまいますよね。
この「まぼろしの邪馬台国」は、気がついたら見終えていました。
竹中直人、この人の良さは今までよくわからなかったが、「宮崎康平」役、すばらしいものがありました。
竹中直人でなければならなかったでしょう。
吉永小百合も今回は明るい感じがして良かったです。
盲目の竹中が吉永さんに一目ぼれしたのはよくわかったが、吉永の方は、駅で男が涙ながしてプロポーズ してるのに、あの「キョトン顔」はないだろう。
竹中が吉永を愛してる感じは伝わったが、吉永が竹中を愛してる感じがよくわからんのは、あのアイラインのせいかもとチラと思ったことでした。
私的には「誠ちゃん」がツボでしたね。(崎本大海君)
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
全盲の郷土史研究家を支えた献身的な妻の物語
投稿日
2009/04/26
レビュアー
ミルクチョコ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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実在した邪馬台国ブームを引き起こした盲目の郷土史家、宮崎康平という人に興味があったものの、竹中直人さんと、吉永小百合さんが演じるのでどうしようかな?と思った作品です。二人共演技派で問題はないのですが、竹中さんのアクの強そうなところがちょっと気になってしまいました。
いかにも破天荒で、ワンマンで今なら誰からも相手にされないような人ですが、こんな人をいつも明るく支えた妻と、夢を追い続けた夫婦の愛情を描いた作品です。
竹中演じる康平は、かなり型破りな人でしたが、人を見る目は長けていたようで、突然辞めさせた秘書の才能などを早くから見抜いていたのでしょう。自分の会社で働くよりも、もっと他の会社の方が伸びると見込んでの首だと思うのですが、そのやり方にちょっと違和感を覚えてしまいます。
島原鉄道の社長をしていた宮崎は、水害による鉄道の復旧作業の際に見つけた縄文土器の破片を機に邪馬台国の研究を始めるのですが、目の不自由な夫に付き添い、献身的な妻の物語だとは思うのですが、どうも宮崎の我がままがかなり湾曲されて描かれていたのが、ちょっと気になります。多分ドキュメンタリータッチなので、実際の宮崎もこういう人だったのでしょうが、正直なところ、竹中さんの演技のしすぎが、今一つのめりこめませんでした。
これは夫婦愛を訴えたいのか?
投稿日
2009/03/27
レビュアー
こんちゃん
大石静の脚本に、大島ミチルの音楽、んでもって監督が堤幸彦ですから、めちゃくちゃ興味はあったのです。
主演が竹中直人と吉永小百合でなければ、公開初日に観に行ったに違いないのです(笑)
で、たまたま時間が有ったので観たのですが・・・堤幸彦、やっちまったなと言う感じですね(笑) この人、オフビートっぽいコミカルな話は良いけど、人間ドラマを描写するのは苦手なんでしょうかね。
夫婦愛の感動作なのか、それはさらっと流して宮崎康平というエゴイストの壮絶な生き方を描くのか、どっちつかずの中途半端な作品になってます。タイトルも「まぼろしの邪馬台国」と言えば、小説(?)の映画化と思いますが、「まぼろしの邪馬台国」を書き上げた宮崎康平の半生記です。「邪馬台国を追い続けた男・宮崎康平」とか「康平の妻」とか言うタイトルが妥当でしょ(センス無えなあ・・・)
宮崎康平という男も、それに甲斐甲斐しく尽くす和子も魅力的に思えないんですよね。人物のアップショットの時、そしてその状態で発するセリフの薄ら寒い作為性が、作品自体をスポイルしてますよ。竹中直人は、演技過剰でメリハリがありません。
吉永小百合は、もうサユリストならたまらんのでしょう。小百合は何を演じても小百合、それで良いのです。しかし、演技が様式的すぎて新国劇でも見せられているようです。60代には全然見えませんが、さすがに20代から40歳くらいまでを演じるのはキツいでしょう・・・。
2人の演技が、同じ薄ら寒さでも質が違うのでかみ合いませんねえ。康平と和子、2人の強い結びつきが全く感じられません。
そして柳原可奈子と武者小路きみまろ・・・それぞれ自分の芸の上では特異な世界観を築いており、一流の芸人だと思うのですが、役者としては半人前以下です。
江守徹や窪塚洋介がいつもと違う抑えた演技で好演しているのに、おかしなキャスティングがぶち壊してます。
大杉蓮や石橋蓮司(戸田という島原鉄道の副社長。こいつの手のひらの返しようには笑えます)由紀さおりの演技等、堤幸彦らしいユーモアとペーソスを出そうという試みが、皆スベっております。
これ、ホントに堤幸彦が作ったのか?と思いたくなる、訳の分からない展開だったり・・・。
実話を元にしたフィクションとは言え、宮崎和子さんはまだ存命だし、極端な脚色はできなかったんでしょうか。それにしても出来は良くないです。
ロングでとらえた九州各地の美しい風景、そこを歩く2人(あるいは1人)のショットが目にしみるようなのがあだ花のように思えてしまうのです。
脚本も、ホントに大石静なのかと思うほど、凡庸でメリハリがありません。強烈な個性を持つ宮崎康平が、あれだけ傍若無人に振る舞っていながら、なぜついていく人がいるのか?人望はないのに人気はあるという、一種不思議な人だったそうですが、そういった魅力が描写できていないので、和子が乞われるままに島原に行ったり、康平の妻(と言うより、子守かな・・・)になったのかが、とんと理解出来ないんですね。和子自身が、康平のライフワークである「邪馬台国」に魅せられたというような描写も無いですしねえ・・。
康平の道楽の遺跡発掘に生活がシフトしていくのも、なんだかよくわからないし、その間の生活費はどうするのかとか気になってしまいますねえ。
あげく、卑弥呼の墓を見つけたと康平が思いこんだ際の安っぽいCG(更に吉永小百合の卑弥呼コスプレ!・・笑)と無用な映像(NHK「その時、歴史は動いた」かと思っちゃいます)が、がっかり感を相乗的に増幅します(笑)本当は、ここのシークエンスが「見果てぬ夢」を追い続けた男のロマンとして、強く訴えかけて来てもおかしくないんですけどねえ・・・。
大島ミチルの壮大な音楽がむなしく響くのです(悲)
まあ、主演2人の人選からして、期待はしていなかったので、淡々と進むストーリー(それ自体も、どこを中心に描きたいのかがわかりません)に、
「まあ、こんなもんでしょ」
と思いながら観ていたら、中盤での康平の息子・誠の行動に胸を突き刺されました。いや、唐突なあの行動にはやられました。
そして、最後の方で康平の葬儀に登場した元妻・朋子(余貴美子)の感情の爆発。この2つのシーンだけは良い意味で異質でした。
こう考えてみると、山田洋次はやっぱりうまいんだなあ・・・。
美しい九州各地の景観を楽しむには劇場で観た方が良いのでしょうが、映画としてはわざわざ足を運ぶ必要はないでしょうね。
DVDでもどうかなあ・・・。あまりお勧めはできません。
男のロマンかな、これは。
投稿日
2010/05/21
レビュアー
MonPetit
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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これぞ男の生き様。
不器用で我侭な男の生き様だ。
良し悪しではなくそのものだ。
和子がまた出来た女性で、彼女がいたからこその男である。
されど、彼女を引き寄せたのもまた彼の男としての生き様に他ならない。
太古に思いを巡らすのは男のロマンであり本質なのかもしれない。
前半はバタバタで竹中直人の度を過ぎたような演技が疎ましかったが
終わってみればあのインパクトは必要な気もする。
かなり刷り込まれてしまうので影響大だ。
風光明媚な九州の風景。
まるでJRのキャンペーン映像でも観ているかのようでもあったが
それは本当に素晴らしくこれが外国なら誰でも行ってみたいと
思うところだろう。
でもこれは紛れもなく九州である。
私も訪れたことがあるところばかり。
風景の見え方にもいろんな思いをはせてしまうそんな作品でした。
邪馬台国かぁ。。。。
。。。。
投稿日
2010/12/20
レビュアー
エロエロ大魔神
意外と泣いた
投稿日
2017/05/07
レビュアー
なんの因果
古墳に興味ないので、このタイトルとこの出演陣では借りる気もなかった。
竹中直人と吉永小百合、見る前からどんな演技か予想つくではないか。
しかし、気にいってるあるメルマガ発行人が「やっと見ることができた」とイタク感動してたので
「九州のきれいな景色」って、どんだけじゃい、と軽い気持ちで借りてみたのさ。
結果・・・・・3箇所で号泣でした・・・
おもしろい映画つて、はじめの場面から引き込まれ、一気に見ちゃうものですよね、
はじめがつまらなければ最後までつまらないつか、この忙しいのに見れるか、てんで
途中でやめてしまいますよね。
この「まぼろしの邪馬台国」は、気がついたら見終えていました。
竹中直人、この人の良さは今までよくわからなかったが、「宮崎康平」役、すばらしいものがありました。
竹中直人でなければならなかったでしょう。
吉永小百合も今回は明るい感じがして良かったです。
盲目の竹中が吉永さんに一目ぼれしたのはよくわかったが、吉永の方は、駅で男が涙ながしてプロポーズ してるのに、あの「キョトン顔」はないだろう。
竹中が吉永を愛してる感じは伝わったが、吉永が竹中を愛してる感じがよくわからんのは、あのアイラインのせいかもとチラと思ったことでした。
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まぼろしの邪馬台国