しあわせのかおり / 中谷美紀
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(27)
しあわせのかおり
/三原光尋
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「しあわせのかおり」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
金沢の小さな中国料理店を舞台に、年老いた名料理人と、会社を辞め突然弟子入りを志願した若い女性が織りなす心の交流を、中谷美紀と藤竜也の共演で描くハートフル・ドラマ。監督は「村の写真集」の三原光尋。金沢の町はずれにある“小上海飯店”は、中国出身の王さんが営む地元で人気の小さな中国料理店。ある日、デパートの営業部門で働くシングル・マザーの山下貴子がその店を訪れ、デパートへの出店を要請する。即座に断る王さんだったが、貴子は諦めずに客として通うようになる。王さんの料理に、いつしか仕事を忘れて魅了される貴子。そんなある日、王さんが病に倒れ、料理を続けることが困難になってしまう。
「しあわせのかおり」 の作品情報
「しあわせのかおり」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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しあわせのかおりの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
124分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRZD08530 |
2009年04月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
1人
|
0人
|
しあわせのかおりの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
124分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRZD08530 |
2009年04月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:27件
どうしよう。
投稿日:2009/10/22
レビュアー:みみあて
おいしいものはそこらじゅうどこにでも溢れているけれど、誰しも自分の中で「しあわせの一皿」があるのではないでしょうか?
わたしをとりこにする一皿。
至福の時におぼれる一皿。
しあわせの一皿。
これからもずっと食すことができるとは限らない一皿。
映画のようにはいかないから、大事にしたい、今、この一皿。
でも、世の中には先代の味をずっと守り続けている人もいる。
どうしよう。
お父さんのタンシチューが食べられなくなったら、どうしよう。
お父さんのお料理が食べられなくなったら、どうしよう。
どうしよう、どうしよう。
どうしよう・・・・・。
ほんとに、どうしよう。
お父さんに何かあった時、「惜しい人を亡くしたね。」そんな風に惜しまれて終わってしまっていいのかな?
わたしの結婚披露宴で、両親への手紙でこう綴ったことを思い出しました。
「お父さんにお願いがあります。
お父さんのお料理は世界一です。
お父さんのレシピを私だけのために一冊の本にしていただけませんか?」
あたしは大馬鹿野郎。
お父さんの味が、文字になるわけがない。
お父さん、これからのこと、どう考えているのかな・・・。
お父さんのお料理が食べられなくなる日がくるかも。
そう考えただけで、泣かずにはいられないのでした。
小さな小さなお店の料理人の娘として、考え深い映画だったことは確かなのだ。
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
空腹時に観るのは、100%無理。
投稿日:2009/06/09
レビュアー:ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
冒頭見せられる調理シーンで、既にだくだくと唾液が流れる(あ、失礼)いっぱいに熱した中華鍋の中で踊るフワフワの溶き卵に、ざく切りのトマトをからめる、ふわっ、じゅうう…。豚肉とお芋さんでトロッと作った煮込み。やわらかぁく蒸された、蟹シュウマイ…。 口に運びながら、自然と笑みが浮かんでしまう料理たち。
ぐうぐうぐう。この時点で空腹だった私は、何かお腹に入れずには、観ていられなくなってしまった。
金沢の港町でこじんまりと商っている「小上海飯店」。シングル・マザーの貴子は、デパートへの出店交渉の為にこの店に通い詰めるうち、店主である王(ワン)さんの料理に深く魅了されてゆく。ところがある日、王さんは脳梗塞で倒れ、後遺症で鍋を振るえなくなってしまう…。
小上海飯店のメイン・メニューは、お肉料理の「山定食」とお魚料理の「海定食」。メインの皿に、ご飯、スープ、小鉢が幾つか。中華と聞くと連想する油っぽさは無く、見るからにあっさり風だが、食べ応えと食後の爽やかさを併せ持っていて(しかも安そう)、どこかにあれば、通い詰めたくなるだろうメニューだ。
料理シーンがとてもよく描けている。アクション・シーンの様な調理場面では無く、下ごしらえで食材をただ刻んでいる場面などが、淡々と映し出される。超絶技巧を見せる必要は無いのだ。地道で、丁寧なルーティンワークにこそ、調理の妙は見い出せ得るのだから。
一方でドラマの方はと言えば、料理ほどの味・深みが、ちょっと足りなかったりする。例えば人物背景を全部セリフで説明してしまうのは、あまり良い調理法とは言えない。 王さんが郷里の紹興に戻るクダリなども、何か深い意味があってしかるべきだろうに、ハッキリとは触れられない。貴子が料理のヒントを得るわけでもなく、娘と紹介されて喜んで帰ってきただけだ。
最も問題に思えるのは、王さんが生涯かけて作っていた料理を、ずぶの素人の貴子が(プロの主婦とはいえ)半年も経たずに、再現出来るようになってしまうことだ。申し訳程度に練習シーンが出てくるが、まるで足りないと思う。もっと、修養するシーンを見せるべきで、そんなに簡単に同じ域に達せるのかと思わせてしまっては、料理人に対して「失礼」になると思う。
例えば味見をして少し太るとか、中華鍋を使うことで腕に筋肉が付くとか、短期間で腕を上げたという表現を(ベタでもいいから)入れるべきじゃないか。
最後のフルコースには、さすがに満腹。あの量食ってオペラ聞いたら、ウプってなるぞ。
はい、ごちそうさまでした。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
料理が主役
映画の滑り出し。
ボッ!!と、ガスの大きな炎が画面いっぱいに映される。
熱々の中華鍋に玉子がジュワ〜ン落とされ、ふかふかの座布団のようになる。
その上に熟したトマト。二つの材料が鍋の中でスゥイングする。
金沢の港町の小さな中華料理店。
山定食・海定食と銘打たれた、中国出身の王さんが腕をふるった見事な料理の数々。
美味しそうに食べる人々の顔はとても幸せそう。
ここまでは良かった。
デパート出店を交渉にきた営業職員、山下貴子役の中谷美紀が現れてから突然映画が「変」になる。
この人、前からこんなにわざとらしい演技する人だったっけ?
先ず、王さんの店に通い続け、王さんの味に魅了されるところ。ここは一言の会話を交わすことはないが、二人の間に何か温かいものが生まれる重要な節目なのだけど、
確かに上品そうには食べては、いらっしゃる。
しかし、それが実に不味そうなのである。これは致命的である。
実は、美味しそうに食べるという行為は計算して出来るものではなく、持って生まれた才能なのかも知れない。
物語の内容はイントロダクションに書いてあるとおり。
亡くなった父親も料理人であるという設定であるとはいうものの、夕食に買ってきた弁当のおかずをそのまま盛ったり、夜中に突然思い立って作った料理が酷かったりしていた女性が短期間であれだけの料理が作れるのかどうか?ちょっと首を傾げたくなるような、少しユルい脚本である。前作の「村の写真集」が良かっただけに残念でならない。
しかしグルメ映画として見てみれば、何とか成功しているのではないだろうか。(それにしては2時間は長過ぎるが・・・)
実際に映画の中で料理を作っている中谷美紀・藤竜也の包丁さばきや鍋使いは、やはり称賛の価するといえるだろうし、全国から玉子を取り寄せてまで、黄身の色に拘ったというエピソードや、料理指導に中国料理のシェフ茂手木章さん、フードコーディネーターに高城順子さんを起用し、監督が、「この映画が料理の撮り方のひとつのスタンダードになるくらいのレベルを目指した。」と語るくらい、やはり役者や脚本より、料理のほうが主役の映画と言えるのかも知れない。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
幻の金沢中華 1980年代の個人的思い出
この映画は、「しあわせのかおり」(2008年、「しあわせのかおり」委員会、カラー、124分)。
石川県の金沢市は、北陸新幹線の開業(2015年3月14日)で、関東圏からとても近い都市になりました。
いつもの癖で、ちょっと調べてみました。
2019年(令和1年)8月10日に東京駅にいて、指定切符を予約し、新幹線「かがやき」507号・金沢行という直行に乗車すると、東京・9時20分発で、金沢・11時54分に着いてしまう。
料金は、片道で14,320円(乗車券7,340円 特別料金6,980円)です。さらなる問題は、金沢で宿泊するホテルが満杯なことでしょう。
2019年(令和1年)8月10日に大阪駅にいて、指定切符を予約し、特急「サンダーバード(旧・「雷鳥」)という直行に乗車すると、大阪・9時12分発で、金沢・11時58分に着いてしまう。
料金は、片道で7,130円(乗車券4,750円 特別料金2,380円)で、東京からの半額で済みますが、時間は変わらないのです。
おそるべし、北陸新幹線!
私が、よく行ったころの1980年代の金沢は、地方都市そのもの、しかし、プライドのある町でした。百万石の歴史を生きてきた職人、僧、武家の人、商家の人。美人の町。
当時、独身会社員だったので、上半期のボーナスが出た夏の盆休み、下半期のボーナスが出た冬の年末・年始休みを、ずっと金沢で過ごしていた時代がありました。第二の故郷です。
1回行くと、3〜5日くらい宿泊します。定宿は駅前の「K」という簡易旅館でした。そこから、カメラとフィルムを持って、金沢中を徘徊しました。冬はウォッカを詰めた水筒とモロゾフのチョコレート。
夏はそのころ販売が始まった補給水「アクエリアス」を1日3本が食事。コンビニもありません。
「じぶ煮」などの金沢の伝統料理は食べたことがありません。「蟹面」のおでんも最近知った次第で、五木寛之さんのような地元名士でなかった貧乏サラリーマンはひたすら焼肉、しかもミノ、小腸専門でした。締めはクッパです。
思い出にこれ以上ひたることは阿保かつ危険なので、本題に戻ります。
金沢市の大野は駅から北東の海に行きます。醤油の醸造地があり、今は大きくなった「H」など良い寿司店があります。
市内のデパートに勤める「山下貴子」(中谷美紀)は、「小上海飯店」の味に惚れ、店主「王慶国」(藤竜也」にデパートの惣菜コーナーに出店しないかと交渉するが、即、断られる。
そして、彼女は心を決め、勤務先を退職し、「小上海飯店」で見習い修業を始めた。
ここからは、美味しい中華をつくるための技術集という情報と、隠されていた「王」(ワン)さんの人生の開示という二つの魅力がある。
脇を固める俳優が達者な人ばかり。中堅の渡辺いっけい、徳井優、甲本雅裕、木下ほうか、桂雀々、山田雅人、若手の田中圭。ベテランの平泉成、山口美也子、八千草薫。
エンドロールの「JUJU」の主題曲「空」も好き。
美味なるものを口に入れるときは、男女をとわず、セクシーになる。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ぐだぐだ
投稿日:2011/07/16
レビュアー:もりきり
脚本と構成がダメすぎる。ダラダラグダグダ。重要ではないシーンに時間を割いたり色々強引だったり。退屈な映画。
俳優がかわいそうでした。
ただ、映画ってグダグダでもダメダメでも良いところがあれば好きな映画になるんだけど、これには一切それがない。
主人公がメンヘラなので状況設定も破綻している。
メンヘラ設定必要ですか?
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
どうしよう。
投稿日
2009/10/22
レビュアー
みみあて
おいしいものはそこらじゅうどこにでも溢れているけれど、誰しも自分の中で「しあわせの一皿」があるのではないでしょうか?
わたしをとりこにする一皿。
至福の時におぼれる一皿。
しあわせの一皿。
これからもずっと食すことができるとは限らない一皿。
映画のようにはいかないから、大事にしたい、今、この一皿。
でも、世の中には先代の味をずっと守り続けている人もいる。
どうしよう。
お父さんのタンシチューが食べられなくなったら、どうしよう。
お父さんのお料理が食べられなくなったら、どうしよう。
どうしよう、どうしよう。
どうしよう・・・・・。
ほんとに、どうしよう。
お父さんに何かあった時、「惜しい人を亡くしたね。」そんな風に惜しまれて終わってしまっていいのかな?
わたしの結婚披露宴で、両親への手紙でこう綴ったことを思い出しました。
「お父さんにお願いがあります。
お父さんのお料理は世界一です。
お父さんのレシピを私だけのために一冊の本にしていただけませんか?」
あたしは大馬鹿野郎。
お父さんの味が、文字になるわけがない。
お父さん、これからのこと、どう考えているのかな・・・。
お父さんのお料理が食べられなくなる日がくるかも。
そう考えただけで、泣かずにはいられないのでした。
小さな小さなお店の料理人の娘として、考え深い映画だったことは確かなのだ。
空腹時に観るのは、100%無理。
投稿日
2009/06/09
レビュアー
ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
冒頭見せられる調理シーンで、既にだくだくと唾液が流れる(あ、失礼)いっぱいに熱した中華鍋の中で踊るフワフワの溶き卵に、ざく切りのトマトをからめる、ふわっ、じゅうう…。豚肉とお芋さんでトロッと作った煮込み。やわらかぁく蒸された、蟹シュウマイ…。 口に運びながら、自然と笑みが浮かんでしまう料理たち。
ぐうぐうぐう。この時点で空腹だった私は、何かお腹に入れずには、観ていられなくなってしまった。
金沢の港町でこじんまりと商っている「小上海飯店」。シングル・マザーの貴子は、デパートへの出店交渉の為にこの店に通い詰めるうち、店主である王(ワン)さんの料理に深く魅了されてゆく。ところがある日、王さんは脳梗塞で倒れ、後遺症で鍋を振るえなくなってしまう…。
小上海飯店のメイン・メニューは、お肉料理の「山定食」とお魚料理の「海定食」。メインの皿に、ご飯、スープ、小鉢が幾つか。中華と聞くと連想する油っぽさは無く、見るからにあっさり風だが、食べ応えと食後の爽やかさを併せ持っていて(しかも安そう)、どこかにあれば、通い詰めたくなるだろうメニューだ。
料理シーンがとてもよく描けている。アクション・シーンの様な調理場面では無く、下ごしらえで食材をただ刻んでいる場面などが、淡々と映し出される。超絶技巧を見せる必要は無いのだ。地道で、丁寧なルーティンワークにこそ、調理の妙は見い出せ得るのだから。
一方でドラマの方はと言えば、料理ほどの味・深みが、ちょっと足りなかったりする。例えば人物背景を全部セリフで説明してしまうのは、あまり良い調理法とは言えない。 王さんが郷里の紹興に戻るクダリなども、何か深い意味があってしかるべきだろうに、ハッキリとは触れられない。貴子が料理のヒントを得るわけでもなく、娘と紹介されて喜んで帰ってきただけだ。
最も問題に思えるのは、王さんが生涯かけて作っていた料理を、ずぶの素人の貴子が(プロの主婦とはいえ)半年も経たずに、再現出来るようになってしまうことだ。申し訳程度に練習シーンが出てくるが、まるで足りないと思う。もっと、修養するシーンを見せるべきで、そんなに簡単に同じ域に達せるのかと思わせてしまっては、料理人に対して「失礼」になると思う。
例えば味見をして少し太るとか、中華鍋を使うことで腕に筋肉が付くとか、短期間で腕を上げたという表現を(ベタでもいいから)入れるべきじゃないか。
最後のフルコースには、さすがに満腹。あの量食ってオペラ聞いたら、ウプってなるぞ。
はい、ごちそうさまでした。
料理が主役
投稿日
2010/06/29
レビュアー
おうち大好き
映画の滑り出し。
ボッ!!と、ガスの大きな炎が画面いっぱいに映される。
熱々の中華鍋に玉子がジュワ〜ン落とされ、ふかふかの座布団のようになる。
その上に熟したトマト。二つの材料が鍋の中でスゥイングする。
金沢の港町の小さな中華料理店。
山定食・海定食と銘打たれた、中国出身の王さんが腕をふるった見事な料理の数々。
美味しそうに食べる人々の顔はとても幸せそう。
ここまでは良かった。
デパート出店を交渉にきた営業職員、山下貴子役の中谷美紀が現れてから突然映画が「変」になる。
この人、前からこんなにわざとらしい演技する人だったっけ?
先ず、王さんの店に通い続け、王さんの味に魅了されるところ。ここは一言の会話を交わすことはないが、二人の間に何か温かいものが生まれる重要な節目なのだけど、
確かに上品そうには食べては、いらっしゃる。
しかし、それが実に不味そうなのである。これは致命的である。
実は、美味しそうに食べるという行為は計算して出来るものではなく、持って生まれた才能なのかも知れない。
物語の内容はイントロダクションに書いてあるとおり。
亡くなった父親も料理人であるという設定であるとはいうものの、夕食に買ってきた弁当のおかずをそのまま盛ったり、夜中に突然思い立って作った料理が酷かったりしていた女性が短期間であれだけの料理が作れるのかどうか?ちょっと首を傾げたくなるような、少しユルい脚本である。前作の「村の写真集」が良かっただけに残念でならない。
しかしグルメ映画として見てみれば、何とか成功しているのではないだろうか。(それにしては2時間は長過ぎるが・・・)
実際に映画の中で料理を作っている中谷美紀・藤竜也の包丁さばきや鍋使いは、やはり称賛の価するといえるだろうし、全国から玉子を取り寄せてまで、黄身の色に拘ったというエピソードや、料理指導に中国料理のシェフ茂手木章さん、フードコーディネーターに高城順子さんを起用し、監督が、「この映画が料理の撮り方のひとつのスタンダードになるくらいのレベルを目指した。」と語るくらい、やはり役者や脚本より、料理のほうが主役の映画と言えるのかも知れない。
幻の金沢中華 1980年代の個人的思い出
投稿日
2019/07/19
レビュアー
ちゅく
この映画は、「しあわせのかおり」(2008年、「しあわせのかおり」委員会、カラー、124分)。
石川県の金沢市は、北陸新幹線の開業(2015年3月14日)で、関東圏からとても近い都市になりました。
いつもの癖で、ちょっと調べてみました。
2019年(令和1年)8月10日に東京駅にいて、指定切符を予約し、新幹線「かがやき」507号・金沢行という直行に乗車すると、東京・9時20分発で、金沢・11時54分に着いてしまう。
料金は、片道で14,320円(乗車券7,340円 特別料金6,980円)です。さらなる問題は、金沢で宿泊するホテルが満杯なことでしょう。
2019年(令和1年)8月10日に大阪駅にいて、指定切符を予約し、特急「サンダーバード(旧・「雷鳥」)という直行に乗車すると、大阪・9時12分発で、金沢・11時58分に着いてしまう。
料金は、片道で7,130円(乗車券4,750円 特別料金2,380円)で、東京からの半額で済みますが、時間は変わらないのです。
おそるべし、北陸新幹線!
私が、よく行ったころの1980年代の金沢は、地方都市そのもの、しかし、プライドのある町でした。百万石の歴史を生きてきた職人、僧、武家の人、商家の人。美人の町。
当時、独身会社員だったので、上半期のボーナスが出た夏の盆休み、下半期のボーナスが出た冬の年末・年始休みを、ずっと金沢で過ごしていた時代がありました。第二の故郷です。
1回行くと、3〜5日くらい宿泊します。定宿は駅前の「K」という簡易旅館でした。そこから、カメラとフィルムを持って、金沢中を徘徊しました。冬はウォッカを詰めた水筒とモロゾフのチョコレート。
夏はそのころ販売が始まった補給水「アクエリアス」を1日3本が食事。コンビニもありません。
「じぶ煮」などの金沢の伝統料理は食べたことがありません。「蟹面」のおでんも最近知った次第で、五木寛之さんのような地元名士でなかった貧乏サラリーマンはひたすら焼肉、しかもミノ、小腸専門でした。締めはクッパです。
思い出にこれ以上ひたることは阿保かつ危険なので、本題に戻ります。
金沢市の大野は駅から北東の海に行きます。醤油の醸造地があり、今は大きくなった「H」など良い寿司店があります。
市内のデパートに勤める「山下貴子」(中谷美紀)は、「小上海飯店」の味に惚れ、店主「王慶国」(藤竜也」にデパートの惣菜コーナーに出店しないかと交渉するが、即、断られる。
そして、彼女は心を決め、勤務先を退職し、「小上海飯店」で見習い修業を始めた。
ここからは、美味しい中華をつくるための技術集という情報と、隠されていた「王」(ワン)さんの人生の開示という二つの魅力がある。
脇を固める俳優が達者な人ばかり。中堅の渡辺いっけい、徳井優、甲本雅裕、木下ほうか、桂雀々、山田雅人、若手の田中圭。ベテランの平泉成、山口美也子、八千草薫。
エンドロールの「JUJU」の主題曲「空」も好き。
美味なるものを口に入れるときは、男女をとわず、セクシーになる。
ぐだぐだ
投稿日
2011/07/16
レビュアー
もりきり
脚本と構成がダメすぎる。ダラダラグダグダ。重要ではないシーンに時間を割いたり色々強引だったり。退屈な映画。
俳優がかわいそうでした。
ただ、映画ってグダグダでもダメダメでも良いところがあれば好きな映画になるんだけど、これには一切それがない。
主人公がメンヘラなので状況設定も破綻している。
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