剣風伝奇ベルセルク

「剣風伝奇ベルセルク」は、1997年10月7日から1998年3月31日まで日本テレビで、毎週火曜日の 深夜25:45から放映されていたアニメです。全部で25話。ＤＶＤには、第１巻〜第６巻までは、各４話分。第７巻のみ、最終話だけが収録されています。

第７巻には、特典映像が入ってるみたいなんですか、僕は、まだ１〜２巻しか観ていないので、
観て、特典映像の内容が分かったら、また、お知らせしますね。

「ベルセルク」のことは、僕の姫さまであらせられるハヴィさまとの、コメントのやりとりで、教えていただきました。その後、グリフィスの声を、大好きな森川智行さんが担当してらしゃることがわかって、気になってたんですが、何しろ、僕、怖いのが苦手なもんで…。
そしたら今度は、尊敬するRUSHさまがレビューを書いてくださって。ん〜、魅惑…(一_一)

短髪で逞しいガッツと、ロングヘアーで美しくて強いグリフィス。それだけでも充分、僕の妄想をかきたててくれる素材なのに、森川智之さんを始め、僕の好きな声優さんたちの声の誘惑。(#^.^#)ポッ♪

血が流れたり、邪悪な者が登場したりして、怖そうだけど、やっぱり観よっ！
…ということで、ＤＶＤがレンタルになったのも幸い、観ることにしました(^^ゞ

さて、本題。

うっわ〜っ！おっきい〜！(#^.^#)
え？「何、ヤラシ〜とこ見てるんだ」って？イヤん♪違いますよぉ〜ヾ(^0^*)
ガッツが背負ってる剣のことです。
まるで、教会の屋根に乗ってる、十字架みたい。
それをブンブン振り回せるガッツも、かなり逞しいですぅ。
第１話の始まりで、ガッツは逞しい大人ですけど、これって、たぶん現在。
そこから、時間を巻き戻して、お話しは過去の…ガッツの少年時代へと、誘ってくれます。

うん。確かに血は流れるし、ズブッ！ザバッ！ドサドサッ！って、残酷なシーンは多いけれど、観るに耐えられないほどじゃないです。…今のところ。

でね。少年時代のガッツが、可愛いの♪
何か、頑張ってる感じが、も〜、たまんないですね。
大人たちが、ズルかったり、醜かったり、いやらしかったりする分、ガッツの純粋さが痛いほど伝わってきます。

僕のお目当て。美しくて強いグリフィスの登場までは、だいぶ焦らされますけど、待った甲斐がありました。キレイ！そんでもって、余裕で強い！
ガッツとグリフィスの剣の交わりは、も〜、ドキドキしちゃいますよ。
そっかぁ。こうやって、二人は出会ったんだ。

この、僕のお気に入りシーンは、第２話に入ってます。
あぁん♪僕も、森川智之さんに、「お前が欲しいんだ…」なんて、言われてみたいなぁ。

それからね。第４話には、グリフィスのサービスシーンがありました。
きゃっ！オールヌードよん♪
あ…その前に、ガッツのオールヌードもあって、美味しくいただきましたけど、それはどちらかというと、痛かったり、可愛そうなシーンだったりしたのね。
でも、グリフィスのサービスシーンは、とっても楽しそう(^.^)♪
これ、絶対、ガッツを誘ってますって！
僕みたいな腐男子はもちろん、そうじゃなくても、色んな妄想が膨らむシーンだと思います。

お話しのほとんどは、城を攻めたり、街を焼きはらったり、弱いものをいたぶったりと、今からすると、ふざけんなよ！って言いたくなるほど、酷いことだらけなんですが、貴族が勢力争いをしていた時代なら、それが当たり前のことだったんでしょうね。

その中で、貧しく、何の後ろ盾もなかった少年たちが、夢を追い、もがきながら、のし上がっていくストーリー。でも、全て、人知が及ばぬ力が、“運命”の糸を操っているのかもしれない。きっとそれが、このお話から、怖い雰囲気を漂わせてるんでしょうね。

この先、辛い未来が待っているようなストーリー展開ですが、最後まで観ようと思います。

ガッツとグリフィスには、もっと…
でれ〜っと、イチャついてて欲しいんだけどなぁ。（←って、それじゃ戦えないだろっ！）
でも、妄想したくなるシーンなら、まだまだ、ありそう♪…わくわく o(*^-^*)o


☆キャラクター＆キャスト☆

ガッツ…神奈延年
少年ガッツ…福島おりね、三浦智子
グリフィス…森川智之
少年グリフィス…高山みなみ
キャスカ…宮村優子
コルカス…西村朋紘
ピピン…天田益男
ジュドー…石田彰
リッケルト…矢島晶子
ガストン…川中子雅人
ボイド、ナレーション…石塚運昇
スラン…田中敦子
ユービック…茶風林
コンラッド…西尾徳
ゾッド…内海賢二
ガンビーノ…若本規夫
アドン…玄田哲章
国王…大木民夫
ユリウス…水野龍司
ボスコーン…沢木郁也
シャルロット…白鳥由里
フォス…辻村真人

◎公式サイト（ヤングアニマルweb ）
http://www.younganimal.com/berserk/

※ヤングアニマルは隔週刊の青年漫画雑誌です。

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【第１７話　栄光の瞬間】
永きに渡り続いたチューダー帝国とミッドランドの戦いも終止符を打つ時が来た。鷹の団の活躍でドルドレイ城塞を落としたミッドランドは勝利した。その一番の功労者である鷹の団は凱旋帰国した。しかし、その裏で鷹の団の活躍を快く思わない者たちがグリフィス暗殺を再び企てていた。王宮の祝賀会に参加した鷹の団、グリフィス、ガッツ、キャスカ、ジュドー、ピピン、リッケルト、コルカスらは貴族たちから引っ張りだこ状態となっていた。ガッツがこのような席に出席するのは珍しいがこれには深い理由があった・・・。

【第１８話　炎の墓標】
グリフィス暗殺に成功した王妃らは一室に集い暗殺成功を上機嫌で歓談していた。しかし、気がつくと彼女らがいる館は炎に包まれ、大騒ぎとなるのだった。王妃が窓から外を覗くとそこには死んだはずのグリフィスがいた。大いに驚き、悔しがる王妃。命乞いする大臣たち。翌日、葬儀が執り行われた。そしてある日の雪の降る夜、ガッツは鷹の団を後にしようとするが、キャスカがそれに気づき、引き留めようとするのだが・・・。

【第１９話　別れ】
キャスカが慌てて外へ行こうとするのを目撃したジュドーとコルカスは後に続き、ガッツが鷹の団を後にしようとしている事を知り、ガッツを誘って酒場へと向かう。一方キャスカはガッツを引き留めたい一心でグリフィスに救いを求めた。ジュドー、コルカスらはガッツを引き留めようと説得するが決意が揺るがないガッツを引き留めることに無理があると悟り、街の出口まで見送ることにする。しかし、出口には鷹の団の幹部が全員そろっていた。もちろんその中にはグリフィスもいた。グリフィスはガッツを仲間にしたときのように力ずくでガッツを引き留めようとするのだが・・・。

【第２０話　火花】
ガッツが鷹の団を去って１年。ガッツは剣の修行に明け暮れていた。ガッツは鍛冶屋のゴドーの元に身を潜めていたのだ。そんな時、その鍛冶屋のゴドーの元を去ろうとしていたとき、鷹の団が反乱軍として追われていることを知るのだった・・・。

今巻が鷹の団の最高潮であり頂点だと言っても過言ではない。鷹の団はこれからずっと後になって新生鷹の団として生まれ変わるが（アニメでは描かれない・・もっともっと後のお話）、オリジナル鷹の団の絶頂期が第１７話だろう。これから後は落ちていくしかない。そのきっかけが第１８話から第１９話にかけて描かれる。きっかけ・・・そう、きっかけはガッツの鷹の団脱退である。今までに見たこともないようなグリフィスを見ることができるが、個人的にはあんなグリフィスは見たくはなかった。グリフィスは完璧な人間でないといけないのだと個人的には思いたいのだが、このグリフィスの挫折がなければ「蝕」がなくなるので物語的には成り立たなくなってしまうので少々複雑な思いではある。このグリフィスというキャラクター、今までにその過去が描かれたことはない。前巻でキャスカが入団した経緯を話したとき、グリフィスの過去に少し触れたが、グリフィスが鷹の団を起こすきっかけとか、ジュドーやコルカスとどう知り合ったとか、鷹の団結成前後譚が全く描かれないのだ。これはアニメだけではなく原作でも全く描かれていない。原作コミック全３３巻（現在も連載中）のどこにも描かれていない。実は僕はそれが知りたくてしようがないのだ。

カリスマ性を持った将来ゴッドハンドである「フェムト」になるべく「因果律」によって運命づけられたグリフィスの元にたくさんの人々が集っていく経緯がどうしても知りたい。この辺が描かれると「蝕」の衝撃はもっともっとすごいものがあっただろう。ジュドー、コルカスの過去は描かれないが台詞からどんな感じだったのか知ることができるが、ピピンやリッケルトなどは全くわからない。この辺が描かれるとかなり深く感情移入できるので「蝕」の衝撃にひょっとしたら耐えられなかったかもしれないとさえ思う。でもやっぱり、「ベルセルク」の物語はガッツのフェムト（グリフィス）への復讐の為の流浪の旅がメインテーマだから、「蝕」で消えてしまうキャラクターの過去は必要ないのかもしれない。そう考えるのが普通だとわかっているのだが、でもやっぱり知りたいという気持ちは変わらない。

グリフィスの挫折。キャスカの女心と己の本心に初めて気がつくこと。これが今巻の見所だろう。グリフィスファンには耐えられない巻かもしれないが全ては「因果律」のままに・・・なのだ。このグリフィスの挫折から鷹の団は坂道を転がる石のように転げ落ちていく。そしてそれは真っ直ぐに「蝕」へと繋がっているのである。

なんじゃ？この“蝕”って！
こんなもんに、人が、かないっこないですよぉ〜！(>_<)

でも、ここまで来たら、僕も、怖いとか言ってられないんで、しっかり観ましたｐ(^-^)ｑ
とことん諦めないガッツは、めちゃくちゃカッコ良かったですぅ(^.^)♪

ピピンも、リッケルトも、思いっ切り悲しいけど、みんなカッコイイ！
そして、ちょっぴりハードボイルドに決めた、ジュドー。
そんなこと言われたら、泣いちゃうじゃんか！…ねぇ、RUSHさま？

グリフィスは、もう、僕らのグリフィスじゃないの？(；_；)
そんなの…そんなのイヤだぁ〜！！！(ToT)


さて…と。気を取り直して、
お約束してた、特典映像の内容です。

●Ｒ−０　ＰＲＥＳＴＩＧＥ
　　アニメの始まりのシーン。黒い騎士になったガッツ。
●オープニング（ノンクレジット）
●「TELL ME WHY」（フルバージョン）
●「Waiting so long」（フルバージョン）
●エンディング（ノンクレジット）
●BERSERK〜forces〜アニメーションクリップ（フルバージョン）
●番組宣伝用ＴＶスポット
●「アンコール特別版」ノンクレジット・オープニング

ＤＶＤ　ＬＩＭＩＴＥＤ
●PAINT IT BERSERK special music clip
　　壁面に、ベルセルクのお絵かき。そのバックに「TELL ME WHY」が流れます。
●BERSERK FRAMES caracters data
　　キャラ設定のデッサンです。へぇ〜！鷹の団のメンバーの伸長差って、こんな感じかぁ。


僕のお勧めは、「♪時は、雲をつくような波をたて、襲うよ…」の歌とともに、
ガッツやグリフィスたちの戦闘シーンをダイジェストで見せてくれる、
BERSERK〜forces〜アニメーションクリップ（フルバージョン）です。
「BERSERK」の世界を、短い時間で振り返ることができる、お得なクリップだと思いますよ。

あと、それぞれの映像の間に、「BERSERK」の名シーンが入ってます。
グリフィスとガッツの出会いのシーンもあるし、
僕のお気に入り、グリフィスがフルヌードで、ガッツと遊ぶシーンも入ってました。
これは、“蝕”で落ち込んでた僕には、嬉しかったですぅ。

どんなときでも、グリフィスがいれば、鷹の団は、大丈夫。
僕も、ずっとそう思ってました。
だけど人は、出会いによって、変わるものなんですね。

も〜、ベヘリットのバカー！(>_<)

…って、お守りに文句言っても、しょうがないか(^^ゞ

この巻のお勧めシーンは、鷹の団の結束と、見事な救出作戦。
まぁ、一部、力技もありますけど、それは、ガッツの持ち味ですからね。

グリフィスを想って、疾走するガッツ。
僕は、ここで既に、ウルウルしちゃってました。

で、いよいよ、問題の“蝕”が、ひたひたと…
きゃ〜っ！怖いよ〜、気持ち悪いよ〜！
助けて〜、ガッツ〜！(；_；)

ん〜、そっかぁ。
この巻が、グリフィスとガッツの、運命の分かれ道になるんだなぁ…(一_一)
あぁ、何て切ないんだろう！(；_；)

人には、少なからず、
「あのとき、もしも別の道を選んでいれば…」ってことがありますけど…。

はぁ…それにしても、だんだんハードになってくるなぁ。
心が折れる…って、ああいうことを言うんだろうなぁ。
あんなにプライドが高くて、いつも冷静沈着なグリフィスが…。

運命は、どうしてこうも、二人に試練をあたえるんだろう。

僕は、自他共に認めるドＭですが、グリフィスの悲惨なシーンは、
辛すぎて、泣いちゃいました(ToT)