ファム・ファタール

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韓国の題名は無防備都市、英語ではOPEN CITY
スリ犯罪に対し今の都市は無防備で露出されているという意味。

スリの“一匹狼”を韓国語では何故か特攻隊と言うんですね〜
縄張りは韓国語でもナワバリ、 スリはソメチギ

刑事いわく、スリの検挙に王道はない。組織の実態を解明するには最低半年が必要なので張り込むしかない。極悪犯罪者ですら真実を話す時があると言うのに、スリ師らは息さえもウソで固められている。スリ組織にはそれぞれのコードネームがあり“アンテナ”が網を張り“風”が助け“機械”がスる。スリ集団ボスのソンイェジン率いる物語の舞台はソウル市、さあヤツらの危険なゲームが始まる！

要はスリ集団同士のナワバリ争いや刑事とのイタチごっこ及び裏に隠された複雑な人間関係模様の話。しかし、ラストはとても悲しくも切なく描かれている… 人それぞれ悲しい過去を持っているものです。私の過去も…(涙)

それはそうと、ソンイェジンもキムヨナも妖艶ですねえ。
あ！私のハートも彼女らの神業にスられてしまいました！

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同名のフランス映画にあやかろうとしたのかもしれませんが，なんでこういう邦題になったのかは不明です。現代は「無防備都市」，英題は「Open city」です。
ちなみにファム・ファタールとは，妖艶なる魅力を持って男を惹きつけ，歓ばせ，時に破滅へと導く“運命の女”なんだそうです。

どちらかといえば清純派女優というイメージのあるソン・イェジンssiが，国際スリ団の女ボス役ペク・チャンミとしてファム・ファタールともいうべき役に挑んだ犯罪アクション仕立てのラブストーリーです。
お相手の，韓国広域捜査隊の敏腕刑事テヨンには，「白い巨塔」のキム・ミョンミンssiが起用され，禁断の恋を演じます。
そして特筆すべきは，本作で大鐘賞映画祭助演女優賞を受賞したキム・ヘスクssiでしょう。伝説の女スリ，マノク役を演じ，流石の存在感で貫録を見せつけています。

日本輸出を意識してか，ソン・イェジンssiも度々日本語喋ってますし，のっけの映像も大阪？　を想わせる演出です。でもこの映像は，開業前の釜山の地下鉄で撮影したとのことですよ。

全体としては，ソン・イエジンssiのイメージチェンジを図ろうとしたものの，彼女の演技がそれに着いて行けなかったということでしょうか。
はたまた，“親子間の確執”や“スリと刑事の禁断の恋”という二つのテーマを掲げてはみたものの，どちらも中途半端に終わってしまったということでしょうか。
いずれにしても，結果的には愚作という他はありません。
ざ〜んねん！

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全く期待せずに観たのが良かったのかもしれませんが。。。

この映画、めっちゃおもしろかったです！！

とにかく、スリ集団の女ボス、チャンミを演じたソン・イェジンが美しい〜☆
妖艶でセクシーで、冷酷でクールな悪女。かなりハマってました！
今までの清純なイメージを見事にぶち壊してくれました。

邦題の『ファム・ファタール』とは、男をダメにする悪女。という意味があるそうです。
原題と全く違うタイトルだけど、まあ、なるほどね。って感じです。

そしてテヨン刑事を演じたキム・ミョンミン。
ちょうど今『白い巨塔』を観ている真っ最中だったので、彼が出てきたとき、
「あんた、癌やのにそんな激しく動いて大丈夫〜？？」
って一瞬思っちゃったｗ

いや〜、彼がね、アクションすごかったよ！！
めっちゃ動きが機敏！！
ナイフを持つ相手を警棒みたいなんでビシバシどつき倒すんですけど
これがめちゃくちゃかっこいいんです〜☆
ちょっと、これ微妙に早送りしてる？って思うぐらい、
身のこなしがすっごく速くてガンガン敵を倒す姿は圧巻でした☆

韓国の作品はよくアクションシーンが出てきて、
いつも俳優さんの動きのキレと速さに驚かされます。
『オール・イン』でビョンホン兄さんの
とび蹴り＆回し蹴り見たときはビックリたまげたもんな〜。
もう「イナッシ〜〜〜」って目がハートになっちゃいました。（笑）

そして出所したばかりのスリの達人マノクを、なんとキム・ヘスクが演じてました！！

極道のキム・ヘスクさん、初めて見たわ〜。

この人の演技、すごかった〜〜〜。
いやあ、もう素晴らしいとしか言いようがないわ☆
この作品で助演女優賞をとったらしいですね。納得！！

あと、この人も出てた！
オ刑事役のソン・ビョンホ。

『白い巨塔』ではキム・ミョンミン扮するチャン教授と敵対する弁護士役をやってます＾＾
この人もいろんな役を見事にこなしますね〜。
刑事も弁護士も、『野獣』ではヤクザのボス、
『光州5・18』では真面目そうな教師役もやってましたよね〜。
どの役も全く違和感ないし。スゴイ役者さんだ〜！

でね、でね！！
この映画の最中、私が一番注目してた俳優さんはこの人！！
ナイフを持たせたら右に出る者がいない、
チャンミのボディガード役のシム・ジホ君ですぅ〜〜〜＞▽＜

もう、超かっこよくて、誰誰！？これ誰ーーーーー？？
って気になってましたｗ
シム・ジホ君って『ガラスの華』でハヌルちゃんの弟役やってた子なんですね！
あの頃は全くなんとも思わなかったのに。。。
つーか、むしろダメダメで頼りない僕ちゃん役でイラッ！としてたのに。。。笑
いつの間にこんなに色気のあるエエ男に成長してたのかしら〜＾＾
今後の活躍が楽しみな俳優さんがまた１人増えました♪

で、ストーリーですが、初めから最後まで飽きることなくとってもおもしろかったです☆
全ての俳優の演技が素晴らしかったから目が離せなかった・・・てのもあるかも。
そしてラストは泣けましたよ〜
私、弱いんですよねぇ。。。こういう展開。。。
最後の最後にも「なるほど〜。」って事実も明らかになるし。

とにかくおもしろかった！オススメの1本です♪

今までの『私の頭の中の消しゴム』や『恋愛時代』のイメージとは随分違う、ファム・ファタールな女性の役。。。
原題は『無防備都市』でスリに無防備な都市というタイトル
ファム・ファタールという妖艶で男を手玉に取るという役柄に初挑戦のイェジンさん
スリ組織のボスという悪役に挑み、その姿は色っぽくて、また目力、ばんばん発揮しています
女を武器にした演技も見所の一つなんでしょうが、元スリに実際に指導を受けた、剃刀を使って実際に彼女がするシーンもあります

チャンミのその魅力にまんまと嵌ってしまう刑事役にはキム・ミョンミンさん
腕のいい刑事なのですが、この魔性の女ペク・チャンミに翻弄されるチョ・デヨンです
心に傷を抱えており、幼き日々母親がスリのため一家はバラバラ
病弱な姉と二人苦労して生きてきた過去があります
刑事である自分の目の前で母親が逮捕されるという事もあり、決して自分達を捨てた母を許すことができないでいます

彼の母親、前科１７犯という伝説のカン・マノクはキム・ヘスクさん
最近彼女の株がどんどんあがってますね
イェジンさんを飲み込んでしまうほどの素晴しい迫力でした
刑務所から出所したマノクを自分の組織に招きいれようと試みますが断固としてそれを拒み続ける彼女も迫真の演技でした


剃刀を使っての手際のいいスリの腕前やチャンミのボディーガードを務めるチェ・ソンスのシム・ジホさんの恐ろしく切れ味のいいアクション場面にもびっくり
刃物を使うシーンってほとんど苦手で鳥肌もんでした、苦手なのよね〜こういうの。。。
驚いた事にミョンミンさんもアクション負けてませんでしたよ〜
チャンミを挟んでの三角関係もちょこっとあるかな

ソン・イェジンさんも今までのイメージを覆そうという葛藤が感じられました
最近ではソン・ヘギョさんもそうでしたよね
私個人的には、『恋愛時代』や『スポットライト』のような等身大のキャラの方がいいなぁなんて思うんだけど。。。

「 スリ 」という観点は、古くさいけど悪くはないと思う。
でも、ストーリーが地味すぎかと。

出だしに大阪駅構内でのスリシーンがあったけど、なぜ日本なのか？理解できなかった。（大阪でソン・イェジンがロケで来てるの知ってたら見に行きたかった〜♪）

その後もちょいちょい日本が出てくるも、日本と何を絡めたいのか意味不明。

ヤクザのような組織の上下関係も、日本と違いゆるゆる。
なので、どういう相関図になってるのか理解し難い。

が、しかし！
様々にお洒落なソン・イェジンがふんだんに見れる所がＧＯＯＤ♪
もう、注目すべき点はここだけじゃないでしょうか〜（笑
今回の中身としては、とても残念な結果でしたけど、いつもと全く違う彼女を見れただけでも価値があったと思う。

でも、ソン・イェジンは悪役は似合わない〜
やっぱり清純派役でしょう（笑