ＨＥＲＯ　特別編

　私がドラマとして「HERO」が好きな理由はこれに尽きる。些末なことでも疎かにしない。事の大小にかかわらず、同じ態度で接する。同じ気持ちで取り組む。すべてに通じることだと思う。簡単なようで実はこれがとても難しい。これはまた、ミステリーの要諦であったりする。この特別編でも、例えば盗んだ鶏が１羽であろうと２羽であろうと大した違いはないように思えるのに、久利生検事は極あたりまえのように淡々と、些細なことでも自ら捜査して納得できるまでこだわり、安易に結論しない。

　まるで文科省推薦ドラマのように教育的でありながら、推理ドラマとしても一級品で、個性的で多彩な登場人物で楽しませながら、バックボーンは常に一貫している。

　記憶に残るテーマ曲や主題歌もまた、魅力的だ。

石垣鯛を釣りに来ただけ？えたいも知れない臭い干し物が実は石垣鯛の干物だった！
ちなみにカモイグループを守るために殺人を犯し、またファイナルでタモリを追求する！
しかしながら・・・・
今の政治の小沢幹事長不起訴？もしも、くりゅうさんみたいな検事が担当なら、どうなっていたか？まああ〜地検に、くりゅうさんみたいなのは、いないと思うが・・・

＊ 内容は、TV版のその後のお話といった感じでした。新たな土地で、新たな検事達とおりなすNewストーリーでした。
　TV版の小気味いいテンポと比べると、ややゆったりしたテンポでした。あと、新たな登場人物達もちょっと個性が弱く感じました。でも、これはこれで面白かったです。相変わらず、マイペースな久利生検事（木村拓哉）の姿に楽しめました。どこにいっても、同じ態度なのがいいです。
　できれば、もうちょっと、通販goodsが出てきて欲しかったです。

　この「HERO 特別編」の後のストーリーが、映画版となるわけですが…、そないに続くという感じで終わるわけではないです。一応、今回の事件は解決して終わります。ただ、このドラマの登場人物が映画版にも出てくるので、見ておいた方が解りやすいとは思います。

やり手の鬼検事美鈴（大塚寧々）が「苦手なタイプの被疑者は？」と聞かれ「いるわけないでしょ」と自信満々に答える。
それでも「もしもいるとしたら？」と再度聞かれたときの返事が
「善人かなぁ。誰からも好かれていて悪い事なんか絶対にしない　完璧な人」
そんな人いないよ。

そこからこのドラマが始まる。

鴨井産業（バス・タクシー・ホテル・病院・レストラン・スーパーetc）は、町の住人の半分が関係している企業で、それを支えているのが滝田専務（中井貴一）。
いつも謙虚で誰からも好かれていて町の人気者。
まさに美鈴の苦手とするタイプ。
町の誰もが滝田さんのことを信じて疑わない。それどころか滝田さんを疑った検察は町の人から総すかんを食ってしまう。

いい人と言われてる人でも被疑者になると「やっぱり」とか「何かすると思ってたのよ」と言われるものなのに…

あれだけみんなの信頼を得られてる滝田さんすごいわ。
担当検事が久利生（木村拓哉）でホントによかった。
ハニートラップの仕掛けの裏側を知りたい方は是非劇場版をどうぞ！

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カモイ産業に地元の人が半分は勤めてるなんて・・・
凄い！！！

カモイ産業の社長秘書の中井さんが捕まったから・・・
街は大騒ぎで・・・

街全体に敵対しされて嫌がらせされてるときの
検察のキムタクたちが・・・
うけた☆

豪華キャストすぎだよね☆
まっ映画につながってるからな〜★

何にも考えないでぼーっとみていても楽しい作品です★
くりゅう検事サイコー！！！！