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イントゥ・ザ・ワイルド

イントゥ・ザ・ワイルドの画像・ジャケット写真

イントゥ・ザ・ワイルド / エミール・ハーシュ
  • 画質は本編映像とは異なります。

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154

イントゥ・ザ・ワイルド /ショーン・ペン

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「イントゥ・ザ・ワイルド」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

ジョン・クラカワーのベストセラー・ノンフィクション『荒野へ』を、オスカー俳優ショーン・ペンがメガフォンをとり映画化。恵まれた境遇にありながらも繊細な感受性ゆえに満たされずにいた一人の青年が、突然すべてを捨て、ヒッチハイクでアメリカを縦断しながら様々な人々との出会いを経て、最後は徒歩でアラスカの荒野へと分け入り、4ヵ月後に餓死した死体となって発見されるまでの心の軌跡を静かに見つめていく。主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュ。 JAN:4907953038356

「イントゥ・ザ・ワイルド」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

アメリカ

原題:

INTO THE WILD

「イントゥ・ザ・ワイルド」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全154件

クリス・マッカンドレスのこと (重大なネタバレあり) ネタバレ

投稿日:2009/02/19 レビュアー:よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 この映画の主人公、クリス・マッカンドレスは実在の人物だ。1968年2月に生まれ、父親がNASAのエンジニアから独立起業して成功した、ワシントンDCの裕福な家庭に育った。トップクラスの難関校エモリー大学を優秀な成績で卒業した後、家を出て、車を捨て預金は全額寄付し、名前も変えて放浪の旅に出る。ちょうど2年後の92年8月、アラスカの荒野の朽ちたバスの中で、腐乱死体として発見された。餓死だった。
 小さな新聞記事から始まって、死に至るマッカンドレスの軌跡を綿密な取材で追ったジョン・クラカワーの『荒野へ』(集英社文庫)はとても面白いノンフィクションだ。十年ほど前にこの本を手に取ったとき、僕は「アメリカの藤村操みたいな感じかな」と思っていた。物質的な豊かさが極まった社会で、裕福なエリートが厭世的になり、自ら選んで荒野で餓死を遂げたというなら、確かに現世的な成功がなにより追求されるかの国の価値観を揺るがす衝撃を与えたのかもしれない。
 だが、本でも映画でも最後まで目を通すとはっきりするけれど、マッカンドレスの死は一種の「事故」だ。彼は死ぬつもりはなかったのだが、不運や準備不足がたたって、命を落とした。だから、クラカワーが最初にマッカンドレスの記事を書いたときも、若者の無知と無謀が引き起こした、無意味な死とみなす声が少なからずあったという。『荒野へ』の中でクラカワーはそんな否定的な声をきちんと紹介しているのだが、それらは実のところかなり説得力がある。
 アラスカのイヌイットの村から届いた手紙は、「州内をうろついているこうした連中はかなりの数」いて、彼が死んでマスコミ(つまりクラカワー)が大きく取り上げたことが特別であるに過ぎない、と指摘する。そして、人の忠告を聞かず凍死する主人公を描いたジャック・ロンドンの小説『焚火』の、出来の悪いパロディに過ぎないというのだ。
 ロンドン、トルストイ、ソロー、メルヴィルに親しんだマッカンドレスは確かにやや文学的にロマンチックに過ぎていた。ボーイスカウト並みのマニュアルがあれば彼は死ななかった、という一文を読みながら、僕はうなずいてしまう。けれども、ではクラカワーの本やこの映画や、マッカンドレスの死そのものが無意味であったかというと、やっぱりそうは思えないのだ。
 ショーン・ペンは、クラカワーの原作をかなり忠実に映像化していて、原作に親しんだ者が観てもそれほど違和感はないと思う。家族、とくに父親に対するやや度が過ぎた嫌悪感や、資本主義的豊かさを否定しながらマクドナルドでバイトしてしまういい加減さ、老いた革職人ロン・フランツ(ハル・ホルブロック好演)への傲慢とも思える言動もきちんと表現されている。原作ではもっと複雑な人物像なのだが、映画というメディアの特性ゆえ、マッカンドレスはかなり純粋でストイックな青年として描かれ、その死が美しく感動的なドラマにされてしまっていることは否めない(死の瞬間に家族の号泣がカットバックされるところなどは露骨になってしまった)。ペンの気持ちが入り過ぎていて、マッカンドレスに対する視線が甘く、反発を感じる人も少なくないと思う。
 それでも僕はマッカンドレスの物語に惹かれている。大人の目から見ればあちこちがほころんでいるとしても。なにものにも所属せず、独り強大な自然に対峙しようと荒野に分け入った時の彼の胸の高鳴りと不安を想像する。と、日々気にも留めていない僕自身の胸の深いところの何かが、共震するような気がするのだ。
 だから、僕はよい青春映画だと思った。65点。

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若さの代償

投稿日:2009/08/18 レビュアー:JUCE

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静かだけれども 熱いものが込み上げる ネタバレ

投稿日:2009/02/26 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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裕福な家庭環境で育ったにもかかわらず、優秀な成績で大学を卒業した青年が、大学院の学費を寄付し、クレジットカードを燃やし身一つで、一人放浪の旅に出ます。

主人公のクリスが旅をした原因の一つに、元々彼の出生の秘密と偽りの家族これらがあったのかもしれません。
だから彼は、クリストファー・マッカンドレスを捨てて、アレクサンダー・スーパートランプという偽名を使ったのかもしれません。
アラスカの荒野を目指して、アメリカを縦断する道中、彼はヒッピーの夫婦や孤独な老人らと巡りあい、絆を深めていきます。
クリスが純粋で無欲だったからこそ、周りに良い人たちが集まってきたのでしょうね。

彼は周りの人々や、読書によるものではなく、自分自身で真理とは何かを掴みたかったのではないでしょうか?
1年半の放浪の旅の末、雪に覆われたアラスカの地で、全てを捨てて自由を得て生きるという、自分になるための旅。そんな気がしました。
名前を捨て、全てを捨てた彼が最後にたどり着いた地で、幸せの条件が結局自分を理解し、愛してくれる人との暮らしであると気付いた彼の表情!あの時、川を渡れていたなら。。。と心が痛みます。
しかし、決して後悔はしていないと思います。なぜなら、眩しすぎる生き方であるとも思いました。



このレビューは気に入りましたか? 21人の会員が気に入ったと投稿しています

とにかくいろんなことを考えさせてくれる。 ネタバレ

投稿日:2009/03/17 レビュアー:MonPetit

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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冒頭のアラスカの自然。私はこの手のものに心を奪われることが多々あるのだが、
まさにそういう映像。その中でも地吹雪の舞う谷。一瞬のこの自然の姿は人間など
拒絶してしまいそうな雄々しさがあった。本作はここを目指した若者の話だ。実話と
いうことにはさして驚きはない。

若さとか、無知とかで片付けてしまうのは簡単だが、非常に人間らしくもある。しかし
過剰な思いであることも間違いなくて感情移入は難しい。妹のナレーションやフラッ
シュバックでその要因が第三者的に紐解かれていくが、これらの要因が多くをしめて
いたことは徐々に明確になっていく。

前半は、決してうまくいっていたとは言えない家族環境や、生きている時代、あふれ
ている物。間接的にはそれらは要因であったのかもしれない。だけど感じてくる強さ
はもっと強いエネルギーであり、それは人間の本来もっている本質にも思えた。観て
いるものさえ簡単には共感させてくれない強さがあった。しかし、やはりこれには若
さとか未経験さからくる一途な思い込みも少なからずあるのも事実。

これが後半になってくると、前半とはやや彼の心境が変わっている。何かが違ってい
る。使命感にかられるようにアラスカを目指しアラスカの地に立つわけだが生への執
着が薄れていたのではないだろうか。結末を見てしまえば、無知さや無防備さが指
摘されるのも致しかたない。彼は死の直前、この放浪の旅を後悔してない(と思う)
ことが救いなのかもしれない。

彼自身の言葉にも意味や説得力、今の時代への提言も感じるのだが、私が気になっ
たのは放浪先で出会う人々の言葉だ。ショーン・ペンが伝えたいのはむしろこちらで
はないのだろうか。シンプルで彼の求めているものこそがあふれているのだから。
しかし、彼はそれら全てに別れをつげアラスカに向かった。やはり何かが変わった。

シンプルな構成ではあったけど、とにかくいろんなことを考えさせられるとこが本作
の一番いいとこかもしれない。いい作品でした。お勧め。

それにしても雄大な自然だ。自分を試してみたくなる気持ちはわからなくもない。

このレビューは気に入りましたか? 20人の会員が気に入ったと投稿しています

「空も飛べるはず」と思ったら、そうでもなかった・・・ ネタバレ

投稿日:2009/01/26 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 かみさんが観たがっていた「闇の子供たち」を観るために行った劇場で、チケットが売り切れており、仕方がないので「イントゥ・ザ・ワイルド」を観ました。
 悔し紛れに翌日の「闇の子供たち」のチケットも買っちまいまいした(笑)

 さて、「イントゥ・ザ・ワイルド」・・・
 ショーン・ペンが監督・脚本を務めた実話を元にした話と言う程度しか予備知識は無かったのですが、きっと評論家のような人たちには評価が高い作品なんだろうなと思います。確かに映画としてのクォリティはなかなかのものですね。
 帰宅してからちょっとネットで検索してみるとかなり高い評価のようです。
 確かに非常に真面目に作られているなと言う印象は受けますけど、しかし、私には全編を通して不快感というか、共感できない思いが続き、映画終了まで払拭出来ませんでした。

 エミール・ハーシュが演じるクリス。アレクサンドル・スーパートランプと名乗り、放浪の旅をします。エリート大学生が卒業後、すべて投げ捨てネイティブな生活に傾倒していくことは別に悪くないし、学資預金を寄付してしまったり(実際のクリスも、高校時代からホームレスの世話をしたりしていたそうです)その人間性は高邁なのでしょうが、どうも「自分勝手で、中途半端な自然回帰主義者」にしか思えないんですね。

 きっかけとなる両親の欺瞞に対する思いも、人それぞれ事情はあるだろうし、親の本当の思いってものを彼はわかっていないんじゃ無いかと思います。

 放浪する中で出会う人々が皆、魅力的な人で、そこに展開されるドラマは非常に奥が深いのです。その中で様々な人の心に印象も残し、勇気も与えていたのに、自分の親に対してはどうなの?と思っちゃうんですよね。

 私は、基本的に(どんな親であっても)親を大切にしない人間は信じられないのです。彼自身も、
「1人では生きていけない。様々な人とのふれ合いの中で成長していけるんだ」
と言うことを感じていたはずなんですよね。アトランタの大学を「ハーバードのロースクールに入れるくらい」の優秀な成績で卒業した聡明なクリスが、そんなことをわからないはずは無いんですけどね。
 本当にやりたいことをする人生はもちろん価値的であると思いますが、彼の選んだ道は多くの人に迷惑をかけているとしか思えません。まあ、私の年代的に父親(ウィリアム・ハート)に感情移入してしまうからかも知れませんが・・・。
 母親のマーシャ・ゲイ・ハーデンは、「ミスト」の宗教オタクですね。
「神よ!」
と叫び出すんじゃないかと心配でした(笑)
 自分の車を捨て、カードもIDも恵まれた環境も、自分の名前すらもすべてうち捨てて、究極のエコ生活を目指していてもヒッチ・ハイクはするんですよね。自分で持たないだけで、人の物は利用するんじゃん!最終的に済んでるところも朽ち果てたバスの中って、文明の利器のなれの果てだしね。

 生活する為、アラスカに行くためにマックでアルバイトもしちゃったりしますし、完全に文明と隔絶しようとはしてないですよねえ。

 映像的には、超ドアップからはるかロングまで駆使されていて、雄大な自然の風景と相まって、映画ならではの楽しみが感じられます。
 手持ちカメラの揺れる映像を含めた、一見無駄とも思えるカットのカメラワークも違和感無く、効果的だと思えます。
 なんか60〜70年代の「ウッドストック」等の映像感覚に近い懐かしさも感じるんですよね。トレイシー役のクリステン・スチュワートがジャニス・ジョプリンっぽいし・・・。

 ただ時間軸が行ったり来たりする意味がよく分からんのですね。「バスの4ヶ月前」とか・・・
 エミール・ハーシュも、この作品のために18kgの減量をしたそうで(ホントに冒頭とエンディングでは人相が違います)なかなかの演技派で今後が楽しみだと思いますね。
 まあ、ビジュアルが「アクの無いディカプリオ」みたいなんですけどね(笑)

 昨今の、
「生きる意味がわからない」
なんてふざけた理由で自殺してしまうようなアホな若者よりは、確固たる信念の元に自らを律するクリスは立派だと思うのですが、
「人生の幸福は、誰かと分かち合うことで初めて得られる」
 と、彼が放浪の旅の末に見つけだした答えは、あまりにも遅すぎたのです。自然の物だけを食べて生きていけるという思い込みも甘っちょろい幻想だったと言うことでしょう。
 最後に綴った文章にはクリストファー・マッカンドレス(ミドルネーム忘れた)と、本当の名前が綴ってありました。

 カタルシスを感じられるような作品ではありませんが、私の個人的な思いを別にすれば、「生きる」と言うことについて考え、そこに結末とは違う「希望」を見いだせる秀作だと思います。


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1〜 5件 / 全154件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:154件

クリス・マッカンドレスのこと (重大なネタバレあり)

投稿日

2009/02/19

レビュアー

よふかし

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 この映画の主人公、クリス・マッカンドレスは実在の人物だ。1968年2月に生まれ、父親がNASAのエンジニアから独立起業して成功した、ワシントンDCの裕福な家庭に育った。トップクラスの難関校エモリー大学を優秀な成績で卒業した後、家を出て、車を捨て預金は全額寄付し、名前も変えて放浪の旅に出る。ちょうど2年後の92年8月、アラスカの荒野の朽ちたバスの中で、腐乱死体として発見された。餓死だった。
 小さな新聞記事から始まって、死に至るマッカンドレスの軌跡を綿密な取材で追ったジョン・クラカワーの『荒野へ』(集英社文庫)はとても面白いノンフィクションだ。十年ほど前にこの本を手に取ったとき、僕は「アメリカの藤村操みたいな感じかな」と思っていた。物質的な豊かさが極まった社会で、裕福なエリートが厭世的になり、自ら選んで荒野で餓死を遂げたというなら、確かに現世的な成功がなにより追求されるかの国の価値観を揺るがす衝撃を与えたのかもしれない。
 だが、本でも映画でも最後まで目を通すとはっきりするけれど、マッカンドレスの死は一種の「事故」だ。彼は死ぬつもりはなかったのだが、不運や準備不足がたたって、命を落とした。だから、クラカワーが最初にマッカンドレスの記事を書いたときも、若者の無知と無謀が引き起こした、無意味な死とみなす声が少なからずあったという。『荒野へ』の中でクラカワーはそんな否定的な声をきちんと紹介しているのだが、それらは実のところかなり説得力がある。
 アラスカのイヌイットの村から届いた手紙は、「州内をうろついているこうした連中はかなりの数」いて、彼が死んでマスコミ(つまりクラカワー)が大きく取り上げたことが特別であるに過ぎない、と指摘する。そして、人の忠告を聞かず凍死する主人公を描いたジャック・ロンドンの小説『焚火』の、出来の悪いパロディに過ぎないというのだ。
 ロンドン、トルストイ、ソロー、メルヴィルに親しんだマッカンドレスは確かにやや文学的にロマンチックに過ぎていた。ボーイスカウト並みのマニュアルがあれば彼は死ななかった、という一文を読みながら、僕はうなずいてしまう。けれども、ではクラカワーの本やこの映画や、マッカンドレスの死そのものが無意味であったかというと、やっぱりそうは思えないのだ。
 ショーン・ペンは、クラカワーの原作をかなり忠実に映像化していて、原作に親しんだ者が観てもそれほど違和感はないと思う。家族、とくに父親に対するやや度が過ぎた嫌悪感や、資本主義的豊かさを否定しながらマクドナルドでバイトしてしまういい加減さ、老いた革職人ロン・フランツ(ハル・ホルブロック好演)への傲慢とも思える言動もきちんと表現されている。原作ではもっと複雑な人物像なのだが、映画というメディアの特性ゆえ、マッカンドレスはかなり純粋でストイックな青年として描かれ、その死が美しく感動的なドラマにされてしまっていることは否めない(死の瞬間に家族の号泣がカットバックされるところなどは露骨になってしまった)。ペンの気持ちが入り過ぎていて、マッカンドレスに対する視線が甘く、反発を感じる人も少なくないと思う。
 それでも僕はマッカンドレスの物語に惹かれている。大人の目から見ればあちこちがほころんでいるとしても。なにものにも所属せず、独り強大な自然に対峙しようと荒野に分け入った時の彼の胸の高鳴りと不安を想像する。と、日々気にも留めていない僕自身の胸の深いところの何かが、共震するような気がするのだ。
 だから、僕はよい青春映画だと思った。65点。

若さの代償

投稿日

2009/08/18

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JUCE

静かだけれども 熱いものが込み上げる

投稿日

2009/02/26

レビュアー

ミルクチョコ

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裕福な家庭環境で育ったにもかかわらず、優秀な成績で大学を卒業した青年が、大学院の学費を寄付し、クレジットカードを燃やし身一つで、一人放浪の旅に出ます。

主人公のクリスが旅をした原因の一つに、元々彼の出生の秘密と偽りの家族これらがあったのかもしれません。
だから彼は、クリストファー・マッカンドレスを捨てて、アレクサンダー・スーパートランプという偽名を使ったのかもしれません。
アラスカの荒野を目指して、アメリカを縦断する道中、彼はヒッピーの夫婦や孤独な老人らと巡りあい、絆を深めていきます。
クリスが純粋で無欲だったからこそ、周りに良い人たちが集まってきたのでしょうね。

彼は周りの人々や、読書によるものではなく、自分自身で真理とは何かを掴みたかったのではないでしょうか?
1年半の放浪の旅の末、雪に覆われたアラスカの地で、全てを捨てて自由を得て生きるという、自分になるための旅。そんな気がしました。
名前を捨て、全てを捨てた彼が最後にたどり着いた地で、幸せの条件が結局自分を理解し、愛してくれる人との暮らしであると気付いた彼の表情!あの時、川を渡れていたなら。。。と心が痛みます。
しかし、決して後悔はしていないと思います。なぜなら、眩しすぎる生き方であるとも思いました。



とにかくいろんなことを考えさせてくれる。

投稿日

2009/03/17

レビュアー

MonPetit

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冒頭のアラスカの自然。私はこの手のものに心を奪われることが多々あるのだが、
まさにそういう映像。その中でも地吹雪の舞う谷。一瞬のこの自然の姿は人間など
拒絶してしまいそうな雄々しさがあった。本作はここを目指した若者の話だ。実話と
いうことにはさして驚きはない。

若さとか、無知とかで片付けてしまうのは簡単だが、非常に人間らしくもある。しかし
過剰な思いであることも間違いなくて感情移入は難しい。妹のナレーションやフラッ
シュバックでその要因が第三者的に紐解かれていくが、これらの要因が多くをしめて
いたことは徐々に明確になっていく。

前半は、決してうまくいっていたとは言えない家族環境や、生きている時代、あふれ
ている物。間接的にはそれらは要因であったのかもしれない。だけど感じてくる強さ
はもっと強いエネルギーであり、それは人間の本来もっている本質にも思えた。観て
いるものさえ簡単には共感させてくれない強さがあった。しかし、やはりこれには若
さとか未経験さからくる一途な思い込みも少なからずあるのも事実。

これが後半になってくると、前半とはやや彼の心境が変わっている。何かが違ってい
る。使命感にかられるようにアラスカを目指しアラスカの地に立つわけだが生への執
着が薄れていたのではないだろうか。結末を見てしまえば、無知さや無防備さが指
摘されるのも致しかたない。彼は死の直前、この放浪の旅を後悔してない(と思う)
ことが救いなのかもしれない。

彼自身の言葉にも意味や説得力、今の時代への提言も感じるのだが、私が気になっ
たのは放浪先で出会う人々の言葉だ。ショーン・ペンが伝えたいのはむしろこちらで
はないのだろうか。シンプルで彼の求めているものこそがあふれているのだから。
しかし、彼はそれら全てに別れをつげアラスカに向かった。やはり何かが変わった。

シンプルな構成ではあったけど、とにかくいろんなことを考えさせられるとこが本作
の一番いいとこかもしれない。いい作品でした。お勧め。

それにしても雄大な自然だ。自分を試してみたくなる気持ちはわからなくもない。

「空も飛べるはず」と思ったら、そうでもなかった・・・

投稿日

2009/01/26

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こんちゃん

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 かみさんが観たがっていた「闇の子供たち」を観るために行った劇場で、チケットが売り切れており、仕方がないので「イントゥ・ザ・ワイルド」を観ました。
 悔し紛れに翌日の「闇の子供たち」のチケットも買っちまいまいした(笑)

 さて、「イントゥ・ザ・ワイルド」・・・
 ショーン・ペンが監督・脚本を務めた実話を元にした話と言う程度しか予備知識は無かったのですが、きっと評論家のような人たちには評価が高い作品なんだろうなと思います。確かに映画としてのクォリティはなかなかのものですね。
 帰宅してからちょっとネットで検索してみるとかなり高い評価のようです。
 確かに非常に真面目に作られているなと言う印象は受けますけど、しかし、私には全編を通して不快感というか、共感できない思いが続き、映画終了まで払拭出来ませんでした。

 エミール・ハーシュが演じるクリス。アレクサンドル・スーパートランプと名乗り、放浪の旅をします。エリート大学生が卒業後、すべて投げ捨てネイティブな生活に傾倒していくことは別に悪くないし、学資預金を寄付してしまったり(実際のクリスも、高校時代からホームレスの世話をしたりしていたそうです)その人間性は高邁なのでしょうが、どうも「自分勝手で、中途半端な自然回帰主義者」にしか思えないんですね。

 きっかけとなる両親の欺瞞に対する思いも、人それぞれ事情はあるだろうし、親の本当の思いってものを彼はわかっていないんじゃ無いかと思います。

 放浪する中で出会う人々が皆、魅力的な人で、そこに展開されるドラマは非常に奥が深いのです。その中で様々な人の心に印象も残し、勇気も与えていたのに、自分の親に対してはどうなの?と思っちゃうんですよね。

 私は、基本的に(どんな親であっても)親を大切にしない人間は信じられないのです。彼自身も、
「1人では生きていけない。様々な人とのふれ合いの中で成長していけるんだ」
と言うことを感じていたはずなんですよね。アトランタの大学を「ハーバードのロースクールに入れるくらい」の優秀な成績で卒業した聡明なクリスが、そんなことをわからないはずは無いんですけどね。
 本当にやりたいことをする人生はもちろん価値的であると思いますが、彼の選んだ道は多くの人に迷惑をかけているとしか思えません。まあ、私の年代的に父親(ウィリアム・ハート)に感情移入してしまうからかも知れませんが・・・。
 母親のマーシャ・ゲイ・ハーデンは、「ミスト」の宗教オタクですね。
「神よ!」
と叫び出すんじゃないかと心配でした(笑)
 自分の車を捨て、カードもIDも恵まれた環境も、自分の名前すらもすべてうち捨てて、究極のエコ生活を目指していてもヒッチ・ハイクはするんですよね。自分で持たないだけで、人の物は利用するんじゃん!最終的に済んでるところも朽ち果てたバスの中って、文明の利器のなれの果てだしね。

 生活する為、アラスカに行くためにマックでアルバイトもしちゃったりしますし、完全に文明と隔絶しようとはしてないですよねえ。

 映像的には、超ドアップからはるかロングまで駆使されていて、雄大な自然の風景と相まって、映画ならではの楽しみが感じられます。
 手持ちカメラの揺れる映像を含めた、一見無駄とも思えるカットのカメラワークも違和感無く、効果的だと思えます。
 なんか60〜70年代の「ウッドストック」等の映像感覚に近い懐かしさも感じるんですよね。トレイシー役のクリステン・スチュワートがジャニス・ジョプリンっぽいし・・・。

 ただ時間軸が行ったり来たりする意味がよく分からんのですね。「バスの4ヶ月前」とか・・・
 エミール・ハーシュも、この作品のために18kgの減量をしたそうで(ホントに冒頭とエンディングでは人相が違います)なかなかの演技派で今後が楽しみだと思いますね。
 まあ、ビジュアルが「アクの無いディカプリオ」みたいなんですけどね(笑)

 昨今の、
「生きる意味がわからない」
なんてふざけた理由で自殺してしまうようなアホな若者よりは、確固たる信念の元に自らを律するクリスは立派だと思うのですが、
「人生の幸福は、誰かと分かち合うことで初めて得られる」
 と、彼が放浪の旅の末に見つけだした答えは、あまりにも遅すぎたのです。自然の物だけを食べて生きていけるという思い込みも甘っちょろい幻想だったと言うことでしょう。
 最後に綴った文章にはクリストファー・マッカンドレス(ミドルネーム忘れた)と、本当の名前が綴ってありました。

 カタルシスを感じられるような作品ではありませんが、私の個人的な思いを別にすれば、「生きる」と言うことについて考え、そこに結末とは違う「希望」を見いだせる秀作だと思います。


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イントゥ・ザ・ワイルド