アイ・ラヴ・ピース

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アイ・ラヴ・ピース / 忍足亜希子

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「アイ・ラヴ・ピース」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

島根県大田市。ろう者の花岡いづみは、大森の中沢ブレイスで義肢装具士を目指しながら働いていた。ある日、先輩の久保が地雷で手足を失った子どもたちの救援のため、NGOの一員としてアフガニスタンへ向かうことに。そこでいづみは、自分の可能性に挑戦したい一心で同行を志願。その熱意から許可が降りた彼女は早速アフガニスタンへ飛ぶ。その首都カブールは、街全体に無惨な戦禍の跡が刻まれていた。そんな中、NGOの診療所で多忙な日々を送るいづみは、ある日、地雷で片足を失ったパリザットという名の少女に出会う。 JAN:4540179200161

「アイ・ラヴ・ピース」 の作品情報

作品情報

製作年: 2003年

「アイ・ラヴ・ピース」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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クオリティー・オブ・ライフ(&ムービー)

投稿日:2009/05/12 レビュアー:ぴよさん


文部科学省選定映画だ。(たまには真面目な映画も観ないといけない)とは言っても、タイトルの気恥ずかしいまでの直球っぷりで分かるように、一切のひねりは無い。なおかつ昔の文部省推薦映画特有の、鼻につく左っぽさ(私見)も無い。見事にフラットで、悪く言えばひっかりようの無いフィルムではある。

「中村ブレイス株式会社30周年記念作品」と銘打たれている。中村ブレイスとは義肢装具の制作会社で、事故や病気で失った乳房や足、指、鼻、耳などの人工義肢や、リハビリ用サポーターを作っている、そのスジでは有名な会社だ。社長の中村俊郎氏が故郷の石見で起業し、地元に根付きながら製品を作っており、この映画は、そのプロモーション的意味合いを強く感じる。

物語はアフガニスタンと島根を行き来する。アフガン戦争で埋設された一千万個とも言われる地雷。その犠牲者は、放牧の仕事をする子供達に多く、全体の被害者の半数を占めているとも。対人地雷より、クラスター爆弾や手榴弾の不発弾(火薬量が多い)による被害が多いとも聞く。全人口の数パーセントが障がいを負っているという、ひどい現状だ。

現地医師と協力しながら義足を提供している日本人NGO活動家・日田(宍戸開)からの義足提供の要請を受け、義肢装具士の久保(林泰文)とアシスタントの花岡いづみ(忍足亜希子)は、首都カブールへ向かう。いづみは聾唖ではあるが、持ち前の粘り強さで右脚を地雷で失った12歳の少女パリザットの心を開いてゆく…。

五体満足であると自覚出来ないことだが、少しでも不自由にされている方と接すると、やはり不便さや、見かけによる偏見を感じておられて、心の傷になっている。多感な子供においてはなおさらのこと。クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)向上の観点からも、質の良い義肢装具が開発され、提供されることは喜ばしい。


監督の大澤豊&こぶしプロダクションと言えば、聾学校の硬式野球部の青春像を描いた『遥かなる甲子園』が思い出される。この種の映画をわざわざ作り続けるという、高い志は評価したい。

だがあえて厳しいことを言わせてもらうなら、せっかく高い志があるのだから、もう少し映画作品として納得のいく物には出来なかったのかと思う。センス的にも、とても平成の作品とは思えない。遅刻しそうなヒロインが食パンをくわえて走っている姿なんて、目を疑うばかり。実際の地雷被害者を起用し、アフガン・ロケまで敢行したのだから、もう少し映画自体のクォリティを上げて欲しかった。

これ程に地雷が埋められてしまった経緯や、現在世界がどの様に取り組んでいるか(対人地雷禁止条約に肝心の米ロ中が参加していない現状)など、語られるべき問題は他にも多くあったと思う。





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クオリティー・オブ・ライフ(&ムービー)

投稿日

2009/05/12

レビュアー

ぴよさん


文部科学省選定映画だ。(たまには真面目な映画も観ないといけない)とは言っても、タイトルの気恥ずかしいまでの直球っぷりで分かるように、一切のひねりは無い。なおかつ昔の文部省推薦映画特有の、鼻につく左っぽさ(私見)も無い。見事にフラットで、悪く言えばひっかりようの無いフィルムではある。

「中村ブレイス株式会社30周年記念作品」と銘打たれている。中村ブレイスとは義肢装具の制作会社で、事故や病気で失った乳房や足、指、鼻、耳などの人工義肢や、リハビリ用サポーターを作っている、そのスジでは有名な会社だ。社長の中村俊郎氏が故郷の石見で起業し、地元に根付きながら製品を作っており、この映画は、そのプロモーション的意味合いを強く感じる。

物語はアフガニスタンと島根を行き来する。アフガン戦争で埋設された一千万個とも言われる地雷。その犠牲者は、放牧の仕事をする子供達に多く、全体の被害者の半数を占めているとも。対人地雷より、クラスター爆弾や手榴弾の不発弾(火薬量が多い)による被害が多いとも聞く。全人口の数パーセントが障がいを負っているという、ひどい現状だ。

現地医師と協力しながら義足を提供している日本人NGO活動家・日田(宍戸開)からの義足提供の要請を受け、義肢装具士の久保(林泰文)とアシスタントの花岡いづみ(忍足亜希子)は、首都カブールへ向かう。いづみは聾唖ではあるが、持ち前の粘り強さで右脚を地雷で失った12歳の少女パリザットの心を開いてゆく…。

五体満足であると自覚出来ないことだが、少しでも不自由にされている方と接すると、やはり不便さや、見かけによる偏見を感じておられて、心の傷になっている。多感な子供においてはなおさらのこと。クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)向上の観点からも、質の良い義肢装具が開発され、提供されることは喜ばしい。


監督の大澤豊&こぶしプロダクションと言えば、聾学校の硬式野球部の青春像を描いた『遥かなる甲子園』が思い出される。この種の映画をわざわざ作り続けるという、高い志は評価したい。

だがあえて厳しいことを言わせてもらうなら、せっかく高い志があるのだから、もう少し映画作品として納得のいく物には出来なかったのかと思う。センス的にも、とても平成の作品とは思えない。遅刻しそうなヒロインが食パンをくわえて走っている姿なんて、目を疑うばかり。実際の地雷被害者を起用し、アフガン・ロケまで敢行したのだから、もう少し映画自体のクォリティを上げて欲しかった。

これ程に地雷が埋められてしまった経緯や、現在世界がどの様に取り組んでいるか(対人地雷禁止条約に肝心の米ロ中が参加していない現状)など、語られるべき問題は他にも多くあったと思う。





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