ポリス・バカデミー　マイアミ危機連発！

　なんやねん…この人達は…ホンマに警察官やの？
全くなっていない連中が警察官なんて…どんな町やねん…と言っても相当の田舎…全く訓練されていない、どうしようもない人達が警察官なんやから話もタイトル通りの…

　バカデミーポリスや・ヾ(。><)シ　アチャ〜
そんなお馬鹿な映画を観たい人向きです。興味のある人、または変態的な事柄に興味のある方、あなたの期待に十分こたえる映画だと思い推薦します。

　私は、もう２度と観たくないホンマにお馬鹿なポリス・バカデミーでした(；一_一)

ツボにくると爆笑するシーンがいくつかある不思議な雰囲気の変な映画。
タイトルから「ポリス・アカデミー」のパロディかと思いますが、全然違います。
変なコメディが好きでこのタイトルでひいた方は、観ないと損します。
リノという田舎町の警察署の警察官たちのお話。
隊長がショートパンツということからして、もう笑えます。
全国警官コンベンションに招かれた田舎者の彼らが、マイアミでドタバタの活躍をするといったお話。
たぶん日本には入ってきていませんが、アメリカでは人気のあるテレビドラマの映画版らしいです。
と言ってもおバカっぽいのと、少しタイミングのズレた笑いが持ち味なのでテレビ版の日本でのＤＶＤ化は微妙でしょうね。
この警官たちですが、ひとりも美男美女がいない。
どこにでもいそうなアメリカ人。でも一癖もニ癖もあって、ゲイだったりレズだったり。
警官なのにお互いの信頼関係があるのかないのかわからない、少しトボケたような不思議な雰囲気をもった集団。
テレビドラマの方は観たことがありませんので、どうなのかわかりませんが、この映画は「ボラット」や英国のコメディ「オフィス」のようなドキュメンタリィ・タッチ。ただし、空想シーンもありますので、このあたりいい加減。
そのいい加減さが前面に押し出ていますので、生真面目な映画ファンからは顰蹙を買うかも。
反面毛色の変わった映画、特に変わったコメディが好きな方なら爆笑します。
その手のファンは観るべき作品だと断言します。
観ている時はそれ程でもないのですが、後から妙に印象に残る映画で、たぶん、テレビの方は、もっともっと面白いのでしょう。
テレビ版がとても観たくなりました。

下品でIQの低いゴキゲンコメディー。
ショートコントを繋げてストーリーが進んでいく感じです。
手持ちカメラで撮影されており、たまにカメラ目線で意識してしゃべったりするところは、若干違うが『ボラット』っぽくもある。

この手のコメディーは好き嫌いがはっきり分かれる可能性があるので、お勧めはできません…。私は好きですが。

ポリス・アカデミーをシモに崩した映画かと思いきや、シチュエーションコメディだったんですね。それにしてもアメリカのコメディはひねりも何もなく豪速球が来ます。シュールさと皮肉で攻めるイギリスと対局にありますね。

正直、こんなので笑ってしまう自分が悔しいのですが、何箇所かで爆笑してしまいました。酒飲みながらゆるゆる観るのがいいと思います。

＜個人的なツボ＞
・鯨
・FBI
・新しい家族がほしい

面白いか面白くないかと言われれば・・・・笑えるか笑えないかと聞かれれば・・・・・とにかく笑いの質が・・・・・・・。
こんな邦題が付けられたのは、あの「ポリアカ」シリーズの新作だと思って借りてくれる人がいるだろうと当て込んだからなんだろうけど・・・・。